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昨夜は近所で毎年恒例の花火を見た。安倍川花火大会だ。会場では、アナウンサーらしき女性が『スターマイン』という言葉を100万回ぐらい連発していた。どの花火を見ていても『スターマイン』だと紹介される。強いて言うならば、彼女は『スターマイン』と『大スターマイン』と『超大型スターマイン』の3つを微妙に使い分けていた。≪スターマインって何だろう?≫今朝インターネットで検索してみたら、連続花火のことだということがわかった。『連続花火』という日本語を連続して用いるのは、確かに滑稽ではあるけれど、『スターマイン』という英語を立て続けに用いるのも、外人らにとっては滑稽なのではないだろうか?バイリンガル派のガーコとしては、『スターマイン』という単調な雄叫びの連発には虚しさを覚えずにはいられなかった。花火はどれも素晴らしかったんだけどね♪(^^i)
2006/07/30
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ガーコは、一本のボールペンに敢えて一つのこだわりを持っている。それは、一旦使い始めたボールペンを何が何でも使い切る・・・という貧乏臭いこだわりである。何故その一本にこだわるのかと言うと、自分の思考が中途半端に途切れないようにするためであって、その偏屈なこだわりが、ガーコの移り気な性格を多かれ少なかれ穴埋めしてくれているように思う。ガーコにとって、一本のボールペンは、二本のボールペンよりも心強いものなのら・・・旦那も使い切るぞぉ~!!! p(^ン^)q
2006/07/29
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家にいると、浄水器の押し売りやらエステの勧誘やら、執拗なお誘いが絶えなくて困る。【浄水器つけたろかー?の巻】販売員『お宅の水道水は、かなり塩素がキツイですから、一日も早く浄水器を取り付けられた方がいいですょ?薬品を一滴落としてみると、ほらね、黄色に変色しちゃったでしょ?こんなに塩素が入っていると、飲み水には適しませんからねぇ・・・ちなみに弊社では一ヶ月3000円で浄水器をレンタルしていますんで、奥さんもいかがですか?』ガーコ『私は毎日‘お~いお茶’という緑色の液体を飲んでいますから、水道水がピンク色になろうが、茶色になろうが、一向に構わないんです。ガンジス河で沐浴しているインド人なんて、平気で泥水を飲んでいましたょ?』販売員『はっはっはっ、これはまた失礼いたしました!ど、どうも御免下さいませ。m(__)m』【美顔モデルに変身♪の巻】勧誘係『あぁ、もしもし?奥さん?』(←やけに馴れ馴れしいオバサンだった)ガーコ『はい』勧誘係『あのね、奥さんは出張エステってご存知かしら?』ガーコ『えぇ、まぁ・・・知ってますけど。』勧誘係『そしたらね、うちでは今回だけ特別にたったの500円でお宅へ伺って、奥さんをより一層美しくしてさしあげますから、ご住所の方を教えてくださる?』ガーコ『あのぅ、うちは結構です。』勧誘係『あらやだゎ、そ~んなことおっしゃらずに、今回は騙されたと思って500円でお試しになってみて下さらない?ね?お日にちとお時間の方は、いかがなさいます?』ガーコ『私はもとが美顔(←嘘)ですから、本当に結構です。』勧誘係『ホホホホホッ、奥さんはお綺麗でいらっしゃるのねぇ?羨ましいわぁ~。(←やけに懐疑的な相槌)それじゃぁ、代わりに痩身エステなんて、いかがかしら?』ガーコ『私の体重は40キロ以下(←嘘)なので、これ以上は痩せたくありません。』勧誘係『あらまぁ、そうでしたの?ではあの・・・また日を改めてお電話をいたしますわね?ごめんなさいね?ガチャッ。』勧誘の勢いが途絶えると、ガーコは洗面所の鏡の前で顔面に泥パックを施しながら、次回のデタラメ作戦に備えているのだった。嘘をつくのは、案外楽しいものだ。いや、楽しまなくちゃ損なのである。フォッフォッフォッ・・・(^。^)y-。о ○
2006/07/28
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最近、テニスコートのあちこちで、巨大な茶褐色の蛾を目にするようになった。よくよく観察してみると、腹部には不気味なベージュ色のまだら模様が描かれていて、それは見るからにしたたかなプライドのようなものを感じさせる。毒々しさの象徴とも言うべき艶やかなファッションと、つけマツゲを思わせる太くて長い触角。≪おぉっ、何たる厚化粧・・・!?≫そのショッキングな映像は、いつまでもガーコの脳裏に焼きついて離れない。私を見てくれと言わんばかりに、堂々とその場にしがみついている。ガーコは全身の毛を逆立てながら、これぞデヴィー夫人の化身だと確信してしまったのだった。(ーーi)
2006/07/27
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Mr.サイホンは、ガーコがかねてから憧れていた渋い味覚のクリエイターである。ポマードを塗ったかのような艶やかな光沢と丸みを帯びたセクシーな体型。ガーコは彼を見た瞬間、ビビビッ!と感電しそうになってしまった。≪こ、これは、運命の出会い!?≫ ガーコは、いつしか彼を強引にレジの方へと引きずっていった。彼は訝しげな表情を浮かべながらも、ガーコの行動を冷静沈着に見守っている。『君は、誰?』という問いたげな眼差しをよそに、ガーコは無言のままお財布から5千円札を抜き取った。彼の頭のてっぺんには、黄色いお買い上げシールが無造作に貼られ、ガーコは憧れのMr.サイホンと二人っきりになった。そのあと足早に自宅へと連れ込むと、彼は何も聞かずにご自慢のコーヒーを淹れてくれた。ん?これは何かが違う・・・香り?それとも色合い?ガーコは期待に胸を膨らませて、最初の一口に身を委ねた。渋くてほろ苦い後味。色合いにも増して深みがある。これぞ本物のコーヒーなのだ。ガーコは驚きと興奮のあまり、口元を緩めずにはいられなかった。ここだけの話だが、禁じられたラブロマンスは、こんな具合に幕を開けたのだった。。。xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxMr.サイホンがこの家に居座るようになって以来、幸福な一日はあっという間に過ぎた。ガーコは朝から晩まで心を浮き立たせながら、彼の両腕にすがりついた。『ねぇ、サイホン・・・美味しいコーヒーを淹れて下さらない?』スターバックスのロゴが入った黄色いマグカップを手に取ると、彼は何も言わずに御自慢のコーヒーを気前よく注いでくれた。真っ白い湯気が立ち上がった瞬間、彼の表情が不鮮明にボヤけて見えなくなった。彼は今、何を考えているのだろう?カップを口元に近づけると、カフェインの香りが鼻腔を大胆に刺激して、原始的な温もりを甦らせた。イソギンチャクに似たピンク色の舌は、何度も膨らんだり縮んだりしながら、黒い液体を脱脂綿のように吸い込んでいく。ガーコはゆっくりと目を閉じて、その変化を心ゆくまで味わった。胃袋の周囲にはポッと明るい豆電球が灯り、窓から差し込む夕日がガーコの頬を黄金色に染めた。真っ白い湯気はいつの間にか空中の何処かに消え去って、サイホン氏の端正な顔立ちを浮き彫りにした。自信に満ちた誇らしげな表情が、ガーコの豆電球をジリジリと焦がしていくかのようにも見えた。xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxあれから何杯のコーヒーを飲み干したことだろう...?家の中は、やけに暑い。コーヒーを飲みすぎたせいだろうか?胃液が喉元にまでこみあげてくる。ガーコの額には、じんわりと大粒の汗が滲んでいた。近くの公園からは無数の蝉の鳴き声が木霊していて、それはどことなく、お寺のお坊さんがお経を読む時のしわがれ声にも似ているような気がした。テーブルの上には、冷たくなったマグカップがひっそりと暗い影を落としている。≪そういえば、ガーコは彼のコーヒーと同様に、熱しやすくて冷めやすかったんだっけ...?≫燃えては冷めて、冷めては燃える、浅はかな現実。これじゃ、まるでアメーバーの細胞分裂みたい...そう考えると、ガーコは突然の虚しさを覚えてしまう。無関心なまでにクールなサイホン氏の横顔は、悲しいくらいに味気なく色褪せて見えた。xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx今日は気だるい水曜日。ガーコは気晴らしに新しいコーヒー豆を買いに行った。普段はコナかトラジャを選ぶのだが、今回は初めてマンデリンを買ってみることにした。≪やっぱり、毎日同じ味だと飽きちゃうもんね・・・≫わざとらしい愛想笑いを浮かべた店員さんと軽く目が合うと、彼女は猫なで声でこう尋ねた。『お豆はそのままの方がよろしいですか?それとも、こちらでお挽きいたしましょうか?』そういえば、サイホン氏は一度も豆を挽いてくれたことがない・・・というよりも、彼は豆を挽く術を身に着けていないのだ。コーヒーを淹れる達人は、その味にのみ、こだわっていれば良いのかもしれない。だとすると、豆を挽く時は、豆挽きの達人にお願いした方がよいに決まっている。そんなわけで、ガーコは喜んで店員さんに豆を挽いてもらうことにした。買ったばかりのコーヒーを片手に帰宅すると、ガーコはまたもや、サイホン氏への愛しさをつのらせていた。『ねぇ、サイホン・・・昨日はカフェインのせいで、悪酔いしちゃったみたいなの♪あなたをもう愛していないだなんて、あれは嘘。今日も目の覚めるようなコーヒーを淹れてくださらない?』そう言ってガーコは、サイホン氏の両腕にいっそう情熱的に絡みついた。ベランダの向こうでは、賢そうなカラスが『アホゥー、アホゥー』と甲高い声で鳴いている。彼は、内心の戸惑いを隠すかのように無言で頷くと、熱い湯気の立ち上るコーヒーを満足げに注いでくれた。ガーコは、自らの情熱がすぐさま冷めてしまわないように、それを両手でしっかりと包み込む。嗅いだことのない新鮮な豆の香り。心地よい安堵感が湧いてくる。カフェインを含む黒い液体が体内の奥へ浸透するにつれて、ガーコの目は糸のように細くなった。≪Oh yes...This is the best!≫それは、驚くほど上品で紳士的な“Mr.Siphon”の味がした。
2006/07/26
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今朝テニスをしていたら、『ギィー、ギィー』という妙な音が聞こえてきたので、ふと空を見上げてみると、ツバメが蝉をくわえて飛んでいるのが見えた。そういえば最近、ガーコの家の周りでは、蝉がけたたましく鳴いている。横浜に住んでいた頃は、はた迷惑な暴走族が『パラレラパラレラパラレラ♪』と耳障りなクラクションを鳴らして、嵐の突風のごとくに近くの通りを走り抜けていったものだが、蝉の鳴き声だって似たようなものだ。睡眠の妨げにもなるし、音痴な蝉が一匹消えたぐらいで、オーケストラの音色が一変するとも思えない。ガーコは、これからも“蝉食うツバメ”を応援することに決めた♪
2006/07/22
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キッチンには、地獄にあるべき全てのものがズラリと取り揃えられている。刃物に鉄串、焦げ臭い炎、グツグツと煮えたぎる油、冷たくなった動物の死骸・・・身の毛もよだつ処刑場。ガーコはそこに毎日佇んで、鼻歌を歌いながら、肉や骨を切り刻んでいる。地獄に仕える主婦とは本来、そんなものなのかも知れない・・・なっ、なんというオソロシイ発想!? (((@@i)))
2006/07/21
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昨日は、やたらとタイミングが良かった。朝は珍しく5時半きっかりにピタリと目が覚めたし、外出する際には雨がピタリと止んだ。お気に入りのドラマが始まるのは夜9時からで、9時きっかりにピタリとチャンネルを合わせることだって出来た。さらに、冷蔵庫の一番奥から冷えたビールを手探りで取り出して、凍ったジョッキに勢いよく注いでみたら、溢れる寸前のところで白い泡がピタリと止まった。ガーコはまたもや嬉しくなって、自分だけの『ピタリ日和』に乾杯したのだった。
2006/07/20
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はじめまして、ガーコです。日記とブログの違いが分からないまま、ひとまずご挨拶代わりにカキコしてみました。さてさて、本日はやっとの思いで をUPしましたョ~♪garkochanファンの皆さんも、そうでない皆さんも、雨天時の気晴らしに御覧になってみて下さいね!それではまた・・・(^-)-☆
2006/07/19
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