本と落語
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熊谷でのW襲名に行ってきました。先日まで、九州地方の巡業をしていた木久扇師匠、旅の疲れも見せず、開演前のロビーで、グッズ販売です。元気です。話題の木久蔵ラーメン、襲名記念で、魚介系と動物系の「Wスープ」そして、「携帯ストラップ」付きで、大人気あっという間に完売です。(ちなみに、この襲名記念ラーメン、数量限定とあるが、限定数万食という噂が)W襲名も地方興行の始まった、大宮公演あたりは、そんなに盛り上がってなかったので、チケットも取りやすかったのが、ここまでくると大盛り上がりで、チケットも早期に完売(ちなみに熊谷では、小朝師匠、小三治師匠でも完売は難しい)口上はひろきの下手な司会で、正蔵、小朝両師匠に続いて、本人挨拶があるという、異例の形は、大宮と一緒。挨拶の内容も一緒。第一席は正蔵師匠の「読書の時間」。襲名してから落語の修行を始めた師匠。初期は人情話で点数を稼ぐのに精一杯で、滑稽話は苦手。そんな師匠が、得意にする滑稽話で、地方会場でよくふる、わかりやすいネタで、客席の反応もまずまず。続いて、小朝師匠、偽装問題をネタに、「目薬」という軽いネタで、適度に客席を暖めます。こういう時の小朝師匠は本当に上手ですね、最後に木久蔵師匠が控えているから、その前で実力全開でやっちゃあ、トリがかすむし、かといって、下手なことはできないし、この辺の微妙な脱力感というか、手の抜き方には感心しました。お中入りでも、木久蔵師匠、グッズ販売で大活躍。襲名で贈られた後ろ幕を前に、ひろきが「動物園」をさわりだけやって、木久扇師匠登場。いつもどおり「新・彦六伝」手慣れたもんです。トリは木久蔵師匠。木久蔵師匠、そろそろマクラの数を増やした方がいいんじゃないでしょうか。演目は「ねずみ」圓生師匠お得意、現在では歌丸師匠の得意ネタという、人情話と滑稽話の両面を持つ難しい噺に挑戦です。大宮では、「唖の釣り」で、噺の中の仕草が、師匠のフラとあっていて、上手ではないが、楽しい高座だったのが、今回はどうなるか、興味を引かれます。噺のなかでの難しい部分を巧みによけて、長い噺をうまくまとめていますが、上手な見本が多い噺はやっぱり大変かなって、感じです。でも、素人が多い地方会場の雰囲気をよく読んで、楽しい会になっていました。
2008年01月27日
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