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立川談志 立川談春 親子会 in 歌舞伎座 ~伝承というドキュメンタリー~作夏の歌舞伎座での親子会のDVD。ちけっとはいつもの即時完売でとれなかったので、せめてDVDでと思い購入した物。暮れの休みに入って、鑑賞。当日の公演を納めたディスク1とその裏事情をドキュメントしたディスク2の二枚組。家元の体調が悪く、大変な会だったとは報道でも知っていたが、これほどまでだったとは。それでも、家元と談春。なにがあっても客を満足させて帰してやるという心意気の感じられる公演で、実際に見た人がうらやましくなってしまう。特に談春の慶安太平記がよかった。単なるメーキングかと思って見た2枚目が出色のドキュメント。談春・堀井の解説を背景に当日のドキュメントや、舞台裏の貴重なエピソード。家元以外全員緊張の楽屋。当日訪れた、花緑・三三師匠のコメント。家元・吉川先生の対談で語られる家元の談春への評価。こう言っちゃなんだが、T書房もやればできるじゃないですか。落語としてもドキュメントとしても、平成の芸能史の上でも貴重な一組
2008年12月28日
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年末の平日の演芸ホール10時30分到着。二名並び、そのあと、すぐに10名ほどの行列。後ろに並んだのは、寄席経験のない前期高齢者。なまじ、一部招待券をもってるもんだから、この列に並んだ方がいいのか、とか、小朝はでないのかとか、一階は団体でいっぱいらしいとか、かまびすしい。呼び込みの海原はるか師匠似のおじさんの説明は相変わらず不親切だし。テケツのおばさんも相変わらず動作の遅いこと。当日の演目ち太郎 動物園 遊喜 転失気 遊馬 家ほめ 遊之介 雛つば 圓丸 宗論夢太郎 酔っぱらい 笑三 異母兄弟 鯉昇 素人鰻 遊三 ぱぴぷぺぽ遊史郎 宮戸川 可楽 親子酒 小遊三 蜘蛛駕籠の前半 トリは春馬 風呂敷13時頃にはほぼ満席。年寄りが多いのは浅草ならではか。反応は良くみな良く笑う。前座のち太郎が意外に達者なのでびっくり。鯉昇師匠のマクラはいつも通り、大爆笑。噺の落ちも師匠らしい落ちでよかった。小遊三師匠の蜘蛛駕籠 よっぱらいのくだりが絶品笑三師匠 相変わらずお元気で楽しそうに高座を演じる姿がよい。トリの春馬師匠 寄席事情のまくらから風呂敷熱演。とても楽しい高座でした。それにしても演芸ホールはシートとゴキブリを何とかしなくちゃね。
2008年12月26日
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もう一度学びたい落語のすべて噺家には今一歩実感がないと言われる落語ブームの中であまたの入門書が出版され、まさに玉石混淆のなか、玉の一冊。三部構成で、落語の歴史を稲田さんがコンパクトにそれでいて丁寧にまとめ、噺家については、市馬師匠の聞き書きを編集部がまとめ、最後に演目紹介を大友浩さんが行い、全体を大友さんが監修。さらに、権太楼師匠の「くしゃみ講釈」白酒師匠の「転宅」のDVDまで付いている。キャッチコピーもDVDだけでも元が取れる。だが、本文もきちんとしていて、初心者に目配りをきっちりしていて、それでいて、落語好きにもきちんと最後まで読ませるないよう。特に第二部の噺家に関する記述がとても楽しい。多少重量があるが、寄席に行くときは必ずもっていきたい一冊。落語に関心のある人、落語のよい入門書がほしい人 落語通にもお勧めの一冊。
2008年12月12日
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芸協新真打ち、百栄師匠の真打ち披露公演。国立演芸場は、池袋でお見かけする顔ぶれと、喬太郎師匠の追っかけとおぼしく若い女性で、七分の入り。永田町で、平日18時30分はつらいかな。前座は小ぞうで、初天神をじっくり聞かせて、客席ほぼ沈黙。続いて百栄師匠。いつもの「早く人間国宝になりたあい」のフレーズ、マクラに続いて、素人義太夫に。よい高座だと思いましたが、やはり、新作目当てだったのか、客席の笑いは少しうすいかな。しびれた足を引きずって、師匠が下がり、ゲストの喬太郎師匠。一発で客席をつかみ、粗忽の使者へ。やっぱり喬太郎師匠はよいです。粗忽の使者がこんなにおもしろい噺だとは思わなかった。特に留めっこと三太夫さんの掛け合いは最高。客席も大爆笑。短い中入りを挟んで、幕が上がると板付きで両師匠。今日のお楽しみの「対談」いきなり百栄師匠の「真打ちになったんだけど、真打ちとしての正月の過ごし方がわからない。なんか、師匠のところへ行くんですか。」という、衝撃の発言。「喬太郎師匠もお前素人。」とびっくり。聞けば栄枝師匠のところでは、師匠のご都合で、一門が新年に集まる習慣がないとのこと。そこから、柳家一門の正月の風習今昔という貴重な噺が聞け、とても楽しい対談。続いては、百栄師匠の本領発揮「リアクションの家元」はちゃめちゃにはじける展開と講座での暴れ型は、若かりし頃の筒井康隆のはちゃめちゃSFが眼前に展開するよう。客席も大爆笑。大満足の公演。パート2はまだ券があるみたい。
2008年12月09日
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【CD】柳家喬太郎落語集 アナザーサイド vol.2/柳家喬太郎今一番勢いのある、喬太郎師匠の新作。「落語の大学」は日大落研時代の友人作を師匠が改作。落語協会が落語ブームの時に立ち上げた大学を舞台とした、爆笑の新作落語。落語通でなくても楽しめます。まちがっても電車の中で聞いちゃいけません。もう一作は、夢枕獏の書き下ろし「鬼背参り」(おにのせまいり)夢枕獏が古典落語を作ってやろうと思って、今昔物語を材料に書き上げた新作。こんどは一転、怪談話、因縁話の要素をふくみ、じっくりきかせる。一作。作者の人物造形、ストーリーテリングの巧みさもさることながら、師匠の話芸の力のすごさをまざまざと見せつける一作。涙無しにはいられない下げも秀逸。ほんとに古典として残る作品。書籍の方は新宿末広亭のネタ帳 で、かつて、末廣亭365日の定点観測という、暴挙をなしとげた筆者の新作。末廣亭のネタ帳をかり出し、さまざまな分析を加えた、ホリイの調査隊のような前半と、現在の大看板と呼ばれる師匠達へのインタビューからなる一冊。ネタ帳の写真が興味深いのはもちろん、後半のインタビュー集が拾い物。出版されたのは知ってたけど、しばらく買わないでいたのは失敗。もっと早く買っておけばよかった。
2008年12月05日
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