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今日で今年の前半が終了。ロスタイムは5分です。(冗談)6月30日は神社に茅の輪が立てられます。写真は東京新橋の烏森神社の茅の輪。通りかかった人はただくぐっていただけでしたが、本来は八の字を描くように、しかも何度かぐるぐる回るのが正しい作法だそうです。正面からくぐって、左にぐるっと回るもう一回くぐって、右にぐるっと回るもう一回くぐって、左にぐるっと回るそうして本殿に参拝し、今年前半の穢れをはらいます。おつかれさま。さてと、年末までよろしく。なんと烏森神社の宮司さん(?)が楽天にブログを書いていました。→ こちら
2006年06月30日
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携帯に、明らかにワタシ宛でないメールが来ました。「A社未入金の件、倒産の可能性あり。至急法務より確認願います」なんちゅう物騒な内容。送り主はワタシの取引先で、どうやら登録しているアドレスを間違えてワタシに送信してしまった模様。黙っていてもワタシがメールを見てしまったことは送信記録でわかるし、「間違いですよ」と返信してあげました。すると即座に「失礼しました。お手数ですが削除願います」の再返信。情報漏えいのニュースがこれほど相次いでいるのに情けない限りです。携帯の間違いメールといえば、忘れられない思い出があります。初めて携帯を買った日にいきなり意味不明のメールを受け取ったんです。ワタシは携帯を持ったのがかなり遅く、初めて自分用を買ったのが3年ほど前。携帯は当時もう小学生が持っていても珍しくないほど普及していましたが、ワタシはできればそんなものは持ちたくないと頑なに拒み続けてきたのでした。とくに理由があったわけではなく、単にみんなが飛びつくものには背を向けたがる天邪鬼な性格のせいです。しかしながら、当時在籍した会社は出張が多く、移動中に連絡をとらなければならないことも多かったので、ついに携帯電話鎖国を解除したのでした。そういうわけで、ある日曜日に販売店で一番安い機種を買い求め、自宅であれこれ設定していたときのことです。買ったばかりのその携帯がプルプルプルと鳴ったんです。うそっ!まだだれにも携帯を買ったことを言ってないのに!音はすぐに鳴り止みました。電話ではなくメールだったようです。恐る恐る開けてみると、件名は「ケータイデビューおめでとー!」一瞬後に思ったのは「これは電話会社からのメッセージだろう」。Outlook Expressでもウェブメールでも、設定して最初に立ち上げたらすでに運営会社からのメッセージが入っているじゃないですか。あれだろうと。そう思って、届いたばかりの初メッセージを開けてみました。その文面は、3年たった今でもよく覚えています。「ゆりか☆でーす。ともっちもとうとうケータイ買ったんだね! これからじゃんじゃんメールするからよろぴく。 ともっちもメールちょーだいねー。アタシいま生理中。 お昼からお腹がずーっと痛いの(以下略)」・・・女子高生?だれだゆりか☆って?何でワタシがともっちなんだ?それと生理中とか報告されても困るんですけど。間違い?それとも偶然を装った何かの詐欺?携帯販売店の店員がワタシのアドレスを女友達に流したとか?ワケが分からない相手に反応するのも怖いので放置しようかと思いましたが、どうしても気になったので「間違いじゃないですか?」と返信。すると「間違いでした。すみません」の再返信がすぐに来ました。相手が知らない人だと分かるとちゃんとした言葉遣いになったということは、ゆりか☆はそれなりに常識のある女の子だったのでしょう。しかし当時の私のアドレスは「名前の最初の一字」+「苗字」+「生年月日」アットイージーウェブ。直接入力して間違うような組み合わせではないと思うんですが・・・。おそらくともっちとワタシの年齢が同じわけはないですから、生年月日の10の桁以外は同じなのでしょう。苗字も、名前の最初の一字も。しかもそのアドレスの持ち主も今日携帯を買ったばかりとは、一体どれほどの確率で起こり得る偶然なのか。ともあれ「間違い」と言われて「ウソだろ」と突っ込むこともできません。まだ狐につままれたような気分で、ワタシはゆりか☆のメールを削除しました。ワタシの携帯デビューの日は、知らない女の子から間違いメールを受取りしかも生理中であることを報告されるというよく分からない日だったのでした。ゆりか☆&ともっち。もちろんその後、何のやりとりもありません。今頃どこで何をしているのか。ときどき考えたり、・・・しませんけどね別に。
2006年06月29日
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今日も東京。WEB屋なものでいつもは渋谷近辺をうろついているんですが今日はクライアントの都合で有楽町。打合せは夕方6時から始まり、ワタシは「帰りの新幹線混まなきゃいいけどなあ」などと「今日帰りますからね」光線を発していたのに、クライアントは気づいてか気づかずか終始自分のペース。会議室の時計が8時を過ぎたところで日帰りをあきらめました。帰りーたい帰れーないって、それは中森明菜(うわっ)。安さに目が眩んでとったビジネスホテルは、部屋に入ると床面積がベッドとほぼ同じ広さ。つうか、床がほとんど見えないじゃん!寝るまでの数時間ですらこの部屋にいるのは耐えられないと、荷物を置いて一人ぶらぶらと散歩に出かけました。飯食って一杯ひっかけて、あとは寝るだけコース。何も考えず歩いていたらなんとなく晴海通りに出て、ふと思い出しました。この道、ずっと前に歩いたなあと。それはちょうど20年前、大学を卒業したワタシは東京本社の会社に入社し、入社式とその後の研修のために、晴海のホテルに何週間か滞在したのでした。東京に着いたその日、東京駅からホテルまで同期生と相乗りタクシーで行くはずだったのに、ワタシは歩いて晴海まで行ったのでした。一緒に新幹線で東京に行った同期生たちに妙な違和感を感じていたんです。ちょっと前、入社前研修ではまだまだ学生気分で馬鹿を言い合ってたのに入社式を数時間後に控え、彼らは完全に社会人になっているじゃないですか。「オレ○○事業部に行きたいんだよな」「あそこは出世の目ないぜ」「北海道支店だけはぜってーイヤだよな」「海外留学制度って一年目でも対象になる?」タクシー待ちの列に並んで、周囲の同期生はそんな話をしていました。みんなきっちり気持ちを切り替えています。ワタシはすごくとまどいました。自分はまだずっぷり学生気分のまま。会社に入って何がしたいとかどうなりたいとか、全然考えてなかったですから。ワタシは「まだ時間あるし、寄ってくとこがあるから」とウソをついて、みんなから離れたました。とりあえず一緒にいたくなかった。といって、そのままどこかへ逃げていく勇気もありませんでしたが。それで、ワタシは研修会場であり入社式会場でもあった晴海のホテルに歩いて行ったんです。歩きながら自分にケジメをつけようと。ホテルに着くまでの何十分かで、気持ちだけでもみんなに追いつこうと。ボストンバッグを提げて有楽町まで線路沿いに歩き、大きな通りを左に曲がればあとはずううっとまっすぐです。とぼとぼ、とぼとぼ歩きました。今夜、あのときと同じ道を歩きました。あのとき、20年後はどうなっているかなんて考えもしませんでした。でも20年前のことは結構よく覚えています。「おどりーつかれたー、ディスコの帰りい」たしか、そんな歌を歌いながら歩いたはずです。「これでー青春もー、ぅ終わりかなと」つぶやきながら歩きました。真っ白にライトアップされた銀座和光の交差点を渡り、歌舞伎座を横目に見ながらずんずん歩きました。築地本願寺あたりにくると、ほとんど人通りはありません。それでもずんずん歩きました。「おーれーたーちは、ただの魚さ」これもあのとき歌った歌。タイトルは何だっけか。柳ジョージの歌。「川の流れーまでーは、変えられなーい」わざわざ切なくなるような歌ばかり歌っていた自分に苦笑。きっと留置場に護送される囚人のような気持ちだったんでしょう。とすれば、20年間ワタシは服役しているわけですが。勝どき橋にたどりつきました。結構足に身が入ってます。特徴的なアーチが、グリーンにライトアップされています。喫茶店の業務用サイダーみたいな光を浴びながら橋を渡りきって月島に上陸しました。そこは完全に20年前とは変わっていました。運河沿いに遊歩道ができています。建物はすべて新しくなっています。少し迷いましたが、研修で滞在したホテルもありました。あの日、一人たどりついてどんなことを思ったか。きっと、大した学生時代でもなかったのに、もう自由とは永遠に訣別するみたいに、過ぎた時間を惜しんでいた気がします。そこで少しだけ風に吹かれて、今日泊まるホテルに帰りました。晴海まで歩いて40分近くかかりましたが、帰りは大江戸線を使ったので約7分。そんな地下鉄、もちろん20年前にはありませんでした。
2006年06月27日
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「TV Bros」の連載コラムで松尾スズキ氏が素敵なことを書いてくれました。大阪に滞在してホテルで原稿を書く話なんですが、無断で抜粋します。「関西のテレビをつけると東京では見られないタレントが多く活躍しており、まるでルールのように一定以上面白いことを言わない」「なんというか、ディオールの店の前で浮浪者が食パンにポン酢をかけて食っているあの感じ」この回のコラムのテーマは「深夜のローカル番組のゆるさ」であって決して大阪のお笑いの批判ではないのですが、あえて都合よく引用して言ってしまいましょう。松尾さん、はっきり言ってやってください。「大阪のお笑いなんか全っ然面白くないね!」と。ワタシは思ってます。大阪のお笑いもなんてもうダメだと。芸にはほど遠い、ほとんど「学校の休み時間ノリ」。それでも女の子ファンはキャーキャー言ってくれる。番組自体「まあこんなもんでしょ」感丸出しのゆるさ。威張れる実態もほとんどないのに、なぜか「大阪」というだけで芸人やテレビ制作者が自信たっぷりなのも不思議です。大阪以外の笑いがどうなのかはよく知りませんがとにかく今の大阪は「お笑いといえば」で持ち上げられるほどのものではありません。先月だったか、クドカン氏が関西のローカル番組にゲストで出ていて、大阪をヨイショする発言をしていたんです。その場で振られてとっさに思いついたようなミエミエのお世辞でしたが、レギュラー出演している大阪芸人一同は「おおーっ!」と大喜び。会場は大拍手。・・・まあその程度なのよ。実際、大阪の人以外で大阪の笑いをけなす人っていないでしょう?とりあえず持ち上げておけば間違いないと思っているのか。「最後の砦」を否定したら可哀相と思っているのか。触れてはいけない聖域と思っているのか。たしかに批判なんかしたら、阪神電車に手を出した村上ファンドみたいに異常なまでの反発を食らう可能性は高いしなあ。だれか発言力のある人、王様が裸であることを暴露してくれないですかね。三谷幸喜氏やリリーフランキー氏なんかどうですか?「大阪のお笑い?東京の二軍でしょ」とか「見ないです。悲しくなるから」とか。一旦ケチョンケチョンにやっつけて欲しいものです。あ、もしかして吉本がそうさせないように圧力をかけているのか。だとしたら、もっともっとダメになるだろうな。けなされないものは間違いなく衰えます。とにかく芸人にもテレビにも、「お笑いなら大阪」という金看板がもはや幻であることを思い知らせて、自分たちのダメっぷりに気づかせたいですね(ダウンタウンは除く)。ただ、「気づいた」人から大阪を出て行ってしまう可能性もなきにしもあらずですが。
2006年06月26日
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「ナイフで切ったように夏が終わる」PARCOのポスターに使われたそのコピーを広告年鑑で知ったのは20代前半、広告制作会社に勤めていた頃でした。当時、大阪にいて東京系企業の広告を目にすることなど、年鑑のような書籍を通じてしかあり得なかったんです。まあそのコピーを思わず連想してしまったわけですよ。あまりの変わり身の鮮やかさに。金曜日の早朝、ワールドカップで日本代表が破れ予選敗退が決定すると、それまで「ガンバレ日本代表」とはしゃぎまくっていたテレビが一気に「普段どおり」に戻りました。とくにCM。ワタシはブラジル戦は見なかったんですが(「見ると負ける」ワタシなりの積極的な応援)その前後テレビを見ていた人がいたら教えてください。試合終了直後から「ワールドカップ仕様CM」は姿を消したのでしょうか?坂口クンとかぐっさんがブルーのユニフォームを着て出てたビールのCMとか。少なくとも一日たった今、CMの中にワールドカップを思わせるものなどただの一本もありません。まさにナイフか何かでスパーンと切ったように、商売の世界は「次」のレースが始まったというわけです。当然といえば当然ですけどね。「終わり」のホイッスルが企業にとっての次のゲームの「始まり」、少しでも早く消費者に「次」を印象付けて、ライバル社を出し抜きたいわけですから。日本の敗退する日を境にCMが模様替えするのは、各社最初から決まっていたスケジュールなんでしょう。でもなあ、ちょっとくらい「余韻」の時間があってもいいんじゃない? 相当稼がせてもらったんだろうし、日本代表に対して「おつかれさま」みたいなCMがあってもいいと思うんですが。そのくらいの余裕のある会社のほうがワタシは好きですけどね。これじゃほんと「使い捨て」じゃないですか。と言いつつ、スーパーではワールドカップ仕様のビールが早速ワゴンセールされていて、それはそれで買い求めたワタシではあります。
2006年06月25日
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昭和ブーム。なんだそうですよ。先日見た関西ローカルのテレビ番組で言ってたんですが、いま国内に「昭和」をモチーフにしたテーマパークが53ヶ所もあるそうです。日曜の歌番組では「昭和クイズ」をやってたし、ジャニーズの山下クンの歌のキャッチフレーズは「昭和歌謡ロック」(微笑)だし。そういえば少し前にテレビでやっていたナベプロ社長の一代記も昭和ど真ん中ストライクですよね。韓流の次は昭和ですかあ?電通さん。まあ仕掛けがどうあれ、ブームになれば昭和に少年時代をすごしたワタシはただのオヤジから「時代の生き証人」に昇格するわけです(強引?)。で、平成のワカモノをうらやましがらせる昭和の自慢話って何かあるかなあと思ったんですが、うーん、やっぱ万博ですかねえ。万博で一番印象に残っているのは、太陽の塔。の内部。他のパビリオンはほとんど覚えていませんが、塔の内側はよく覚えています。あれ、入れるんです。自由の女神みたく。裏から入って、エスカレーターで上昇しながら人類の進化の過程を見るというものでした。天から降るように流れていた奇妙な音楽が武満徹作曲だと知ったのは大人になってから。まあ当時は結構退屈でしたけどね、正直言って。早くジェットコースターに乗りたかったです(笑)。まあでも「もう体験できない」と思うとそれなりに貴重な体験だったとは言えるでしょう。あと何かあるかな。思い出したら書きます。
2006年06月23日
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東野圭吾『トキオ』読了。読んでからネットで書評を見て『時生』と改題されていることを知りました。ワタシが図書館で借りたのは単行本の初版。カタカナだとどうしても東京という都市がテーマの小説にように思われるだろうし、それを嫌ったんでしょうか。実際、小説の舞台の半分は大阪だし。途中まで読み進んだところで、あれ?どこかで似たような話があったような気がする・・・と思ったら、そうだ。映画にもなった『今、会いにゆきます』とほとんど、というかまったく同じ着想。どこが同じかというと、うーん、これはどう書いてもネタバレしてしまいます。とくに『今、会いにゆきます』の場合はその部分がキモだし。どうしよう、書いちゃっていいかな。どっちにしても忙しくなってきたので、今日はここまで。続くかどうかは気分次第です。
2006年06月22日
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むしょうに情けない歌が聴きたくなるときがあります。威勢の良い曲を聴いて気持ちを盛り上げるのもいいですが後ろ向きな歌詞や自虐的なボーカルを聴いてため息をつくのも決して嫌いではありません。基本的に男性シンガーがいいですね。女性の「情けなさ」は「可愛げ」に通じていたりして、それはそれでいいんですが「分かる分かる」的な共感度には乏しいので。さて、突然ですがここでワタシが選ぶ「情けない歌」ベスト3を発表します。いま決めました。抗議は受付けません。1位 STAND BY ME(John Lennon) ワタシがこの歌をいかに好きかということは、この日記でも何度か書いたんですが(B・E・キングではダメなのさ)、とにかく何度聴いても飽きない。いつ聴いてもそのときどきの気持ちにすうっと入ってきます。さて、この歌のどこが情けないのかと問われれば、その歌詞。「僕は泣かない」「僕は怖くない」と言いつつ、「君がそばにいてくれたら」とちゃっかり条件(?)をつけたりして。まあ強い男は「泣かない」なんてそもそも言いませんが。何度かプロモーションビデオを見たことがあるんですがジョンは下手すると裏返りそうな危うい声で「Darlin'! Darlin'!」とマイクに向かって叫び続けていました。自分以外のだれかに対してのスタンドバイミー願望。うまく言葉にできないんですが、それこそがきっとロックの正体みたいなものだろうと、ワタシはにらんでいるのですが。2位 ALISON(Elvis Costello) それほど有名じゃないので、知らない人はレンタルして聴いてみて。ベスト盤には必ず入ってます。僕はアリソンという女の子が好きで、彼女に好きな男がいるのかどうかは分からないけど、それが僕じゃないことだけは分かってるんだ。という「男の中島みゆき」ソング。ジョンの情けなさは「強がり」の服を着ているんですが、コステロのはまんま「いじけ」。パーティー会場のすみっこで面白くなさそうな顔をしてつま先で床を蹴っているイメージ。でもいいんです。彼の歌が。歌声が。サビの部分、Alison,you know this world is killing you. なんて(この英語、どう訳したらいいんだろう?)たまらなく切ない。男のワタシでもグッときます。3位 JEALOUS GUY(Bryan Ferry)え? これってジョンの曲のカバーだろうって? まあそうですけどね。でもジョンは1位にしちゃったし、情けなさではフェリーも負けてないぜってことで、本家にはちょっとご遠慮いただきます。この歌も前の2曲に劣らず情けない。「僕は昔のことを夢に見てた」「君を傷つけたくはなかった」「君のこと泣かせてごめん」で、I'm just a jealous guy。jealousの名詞形は「ジェラシー」ですから辞書には「嫉妬深い」とありますが、この歌では「女々しい」のニュアンスが強そうです。詞が終わった後、口笛がメロディをなぞるんですが、これがまた沁みる・・・。フェリーは「くたびれオヤジ風」ルックスもまた情けない。でもワタシ的には今流行の「ちょいワル」よりもカッコイイんですけどね。ちなみに『マカロニほうれん荘』のトシちゃんは、フェリーがモデルという説があります(あまりに時代遅れなトリビア!)ああしかし。こうやって情けないものに感情移入していると、それがカッコイイような気さえしてきます。情けないけどカッコイイ、そういう男が支持される時代が近いうちに来るかも。というか、きっと来る。「エロかわ」の次は「ナサカコ」ですね!(なんだそれ)
2006年06月21日
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めったに衝動買いなどしないのに、つい変なものに手が出てしまいました。トマト。です。日曜日の夕方スーパーに行くと、トマトを箱で売っていたんです。ざっと個数を目で勘定すると、一個単価およそ30円。大きさは男のコブシ大、これは勝負時と買いを入れたわけですよ。それいけー、トマトだー、特売だーと。しかし持ち帰ってみると、店頭で見たのとは印象が違います。多すぎる!冷蔵庫に入れたんですが、いっぱいで入りきりません。ドアを開けるとトマトぎっしりでまっかっか。壮観です。いつだったかテレビのクイズ番組で言ってたんですが、世界で一番トマトを食べるのはギリシア人だそうです。そういえば昨日の「寝室事情」でもトップでしたし、なぜかギリシアづいている今日この頃。今日の朝はトマトを焼いていただきました。これでもワタシ、ずっと前ですがお料理教室に通ったこともあるんです。その授業で、トマトを焼くだけのフランス料理もあるんですよと先生が教えてくれたのを思い出したんです。焼きトマトで有名なフランスの名店(名前忘れた)は何時間もかけてトマトを焼くのだそうですが、ワタシはプロでも暇でもありません。そこそこ火を入れたトマトを、焼いたパンの上にチーズをしいて乗せて自家製オープンサンドです。うん!旨いっす。・・・・・・・・・・・・・・・サッカーですが、日本、残って良かったですね。やはりワタシがテレビ観戦しなかったのが良かったのでしょう。次の相手はブラジル? みんな絶望的な予想をしているようですがワタシは大いに勝ち残りの可能性ありと思いますよ。だってブラジルってジーコの母国じゃないですか。そのうえ彼って大臣級の偉人なわけでしょう。ブラジルチームの監督に電話をかけたらいいじゃないですか。「おう、ワイや。ジーコや。次の試合やけどよろしゅう頼むで」みたいな。で、ブラジル、オウンゴール連発とか。ウソウソ!冗談はさておき、がんばれ日本!大黒と巻のオオグロマキ2トップを見せてよ!ジーコ。♪あなただけ見つめてるう~
2006年06月20日
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たばこ業界や消費者金融業界がテレビCMの放送時間を「自粛」しているのに、じゃあこっちはどうなんだと思ってしまうのが「ラララ~バ~○エ~ル」のCM。男性の性的不能にEDなんていう「カッコ悪くない」名称を与えて、「そっちが元気になったら人生はもっと充実しますよ」みたいな広告をもう2、3年前からしつこくやっています。子供などいないワタシですが、そのCMを見るたびに思ってしまいます。子供に「パパ、EDって何?」なんて聞かれたらどうするのかと。「そ、それは映画だよ。宇宙から知的生命体がやってきて・・・」「それはET」冗談はさておき(自分で振っといて)、「照れずに話してみよう」は分かりますが、結局セックスの話題じゃないですか。広告にももうちょっと慎みがあってもいいんじゃないかと。実はこれ、今キャンペーンをやっているようでして、電車内にも結構たくさんポスターが掲示されているんです。ポスターには一般公募のコンテストの告知があって、なんだろうとよく見ると「ふたりの時間」をテーマにした「寝室フォト&エッセイ」募集ですと。なんだなんだそれ!? 一体何を送ってこいっていうんだよ!そんなコンテストの審査員、ワタシならイヤです絶対。と言いつつ、ポスターに記されていたキャンペーンのホームページを見てしまったのはまだ広告業界に片足を残している立場から。です、一応。情報収集。でもサイトが開いてギクッ!思わずいったん閉じてしまいました。エロ画像じゃないですよ。ないですが、サイト中セックスセックスセックスと、あまりに照れも衒いもなさすぎ。コレです。あ、職場で見ないほうがいいですよ。もし後ろから誰かに見られたら、ちょっと職場で浮いてしまうと思います。その「恥ずかしサイト」ですが、「みんなの寝室データ」なんてありましていろんなデータが紹介されているわけです。たとえば年間のセックス回数の国別比較なんてあって、日本は統計をとった国の中で最下位。トップはどこと思います? なぜかギリシアで、年間平均103回。って、思わず何日に一回か計算してしまいましたがな。ワタシはそっち方面のデビューは遅かったんですが、20代で普通の人の一生分のタネを放出してしまったので、今はおとなしいもんです(聞いてないって?)。しかし思うんですが、このキャンペーンって、CMを見ると40代以上くらいの中年がターゲットなわけでしょう。EDが医療で回復するとして、女房はそろそろ子供を生めなくるっていうのに、旦那だけギンギンになってどうするのよ?そもそも生殖を目的としない、快楽のための性交渉が前提ってこと?まさか浮気やフーゾクを奨励しているとか? この辺、もしバ○エル薬品の方がお読みでしたらぜひご教示いただきたいものです。追記 そういえば『新婚さんいらっしゃい』の出場者向けの記念品で「イエスノー枕」なるモノがありました。何が「イエス(or)ノー」なのか、ワタシは高校生くらいまでその意味を知りませんでした。オクテだったなあ・・・。
2006年06月19日
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午後から天気もよくなってきたので図書館にでも行こうと歩いていたら、途中にあるコンビニの前に数人の警官が立っています。最初は駐車場でけんかでもあったのかと思いましたが、コンビニが近づいてくるにつれてかなりシリアスな事態になっていることが分かりました。駐車場に面したコンビニのガラスが一面砕け散って散乱しています。その前には一台の乗用車があって、どうやら車が頭からコンビニに突っ込んでしまった模様。窓の桟はぐにゃりと曲がり、おそらく車と窓の間にあったと思われる立て看板も車の形にへこんでいます。店内は雑誌スタンドが倒れ、他にもチケット発券の端末やファックスが粉々になったガラスをかぶったまま転がっていました。車の側ではジャージ姿の若いカップルが警官に事情を聞かれていました。おそらく突っ込んだ車に乗っていたのでしょう。しかし前から突っ込むとは、よそ見でもしていたのか。お尻からだったら間違ってギアを入れてしまったってこともあるかも知れませんが・・・。よく分かりません。意外なことに、真っ昼間でコンビニの前はけっこう人通りもあるのに、野次馬はほとんどいませんでした。動じない町民だなあ。図書館の帰りにのぞいてみると、割れた窓ガラスの掃除をしながらコンビニは普通に営業しているし。やはり祭りで死者が出る町は違います。まあそれはそれとして、コンビニで駐車場に面しているのはたいてい雑誌コーナー。今後は立ち読みするのは控えようっと。店内にいて交通事故に遭ったりしたらシャレになりませんから。気をつけてくださいよ、悠々先生。
2006年06月18日
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もうそろそろ認めなければいけない時期にきたようです。かつてできていたことが今はできない、できるとしても時間がかかる。頭の「瞬発力」みたいなものがはっきり鈍くなっている。「今日は調子が悪い」なんて言って自分を誤魔化すのはもうヤメ。とにかく、そういう年齢になったのだと。とくにIT業界みたいなところに身を置いていると、社員の大半は20代のワカモノなので、自分の衰えを嫌というほど見せつけられます。スポーツ選手が30代前半で引退を考える気持ちが理解できたような気がしますね。分かるよ新庄(何様?)。とはいえ、一般企業に勤める仕事人はスポーツマンではありませんから、引退して別の世界で「第二の人生」を送ることなどできません。「第一の人生」をまっとうするしか道はないわけで。おそらく従来型の企業ならば、一線を退いた後は管理者として組織全体のことを見たり、後進の育成にあたるのが「道」でしょう。体力が衰えた分は知恵とか経験で貢献するという。でもねえ、・・・ワタシのいる業界はそうでもないんですよ。経験というものがさほど役に立たない(全然とは言いません)。年々新しいビジネス形態が生まれますし、その都度最新のものを吸収していかねばなりません。「以前はこうだったから」みたいな発想をしたら、その時点で負けですからWeb 2.0の世界は(出たーッ)。「人」に関することだってそうです。今学校を卒業して社会に出てくる若者たちは、働く理由やライフスタイルがワタシたちとは全然違います。「自分」を基準にして彼らを動かそうとしたら、たいてい失敗しますから。そんなですから、人事部でもなければ彼らを「育てよう」なんて思わないことですね。むしろ不遜です。あるIT経営者の受け売りですが、ワタシたちの業界は常に「最新」と「最高」が求められます。逆に言えば、それができる人ならば経験がなくても経営者になれるわけです。もっとも、人間的に未熟なままで大きな影響力を持ってしまうと、いろいろ問題が出てくる可能性もあるわけですが。ホリエモンの例をひくまでもなく。こういう傾向って、多分IT業界が顕著なんでしょうけど、今後は普通の業界にも広まっていくような気がします。他人事じゃないですよ、安定大企業に勤める皆さんも(もうすでにそうかも)。それとオヤジを「パソコンもできない」と馬鹿にしているワカモノ諸君も、パソコンに代わるものが出てきたら後輩から「パソコンしかできないのかよ」と笑われるかも知れません。そのときになって「年長者に敬意を払え」とか言わないようにね。なんかちょっと話がそれてきた。とにかく、年をとろうが衰えようが、現実に食らいついていくしかありません。かといって、昔と同じようなやり方ではダメ。速球派から技巧派への転向は避けられません(と言いつつワタシは若い頃からさほど速球派ではなかったですが)。戦略は、どうしたってワカモノのほうが優れている部分で勝負するのは避けて、自分にしかないモノを磨くこと。ですか。「できない自分」を認めて、その上でできることを探す。なあに、ベテランにしかできない仕事ってのもあります。何にせよ、これからの社会は年を食ったからといって、ゆっくり落ち着かせてはもらえません。それだけはもう、間違いなく。あ、仕事に「勝負」なんて言葉使ってら(赤面)。
2006年06月14日
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そりゃあワタシは野球ファンですからね。WBCは大いに興奮しましたが、サッカーはワールドカップと言われてもいまひとつ乗り切れないのが本音。日本代表メンバーだってたぶん半分も知りませんから。WBCのドミニカ代表だったら控え選手の嫁さんの実家の商売まで知ってますけど(ウソ)。とはいえスポーツが等しく持つ「今見ているこのゲームが、後々語り継がれる『伝説の一戦』になるかもしれない」という魅力には抗いがたいもの。馬鹿騒ぎの輪に入るのは気が進みませんが、歴史の証人になる権利をフイにすることはあるまいと、昨夜は早めに帰宅したのでした。けれども、ちょっと早すぎました。用事を済ませてテレビの前にスタンバイしたとき、時計の針はまだ9時過ぎ。あれこれザッピングしていると、映画『突入せよ!あさま山荘事件』をやっています。まあいいや10時まで見ていようとチャンネルをそのままにしていたら、これが面白い。結局最後まで見てしまいました。映画では犯人の描写はまったくなく、徹底して警察の視点から事件が描かれます。犯人に同情的な視点を与えないため?とも思いましたが、そうじゃないかも。錯綜する命令系統、危機感のない部下、面子ばかり気にする管理職、そして指揮官気取りで警察を批評するマスコミや一般市民。「こちら側」にネタがありすぎるくらいあるので、中途半端に犯人を描くのをやめたんじゃないかと。邪推ですけど。劇中、意外にも指揮官の(そして小説版の原作者の)佐々警視正がそれほど強力なリーダーではありません。けっこう迷ったり、弱気になったり、部下を管理しきれていないシーンがありました。(2月29日に突入しなかった理由を聞かれ「もし殉職者が出たら命日が4年に一度しか来ないじゃないですか!」と裏声で叫ぶのは最高)。人が死ぬかもしれない(死んでるし)非常事態で「上位者の顔を立てる」気配りをする「踊る大捜査線」的な描写もあって奇妙にリアル。あ、県警が本庁を「本店」とは呼んでなかったですけどね。思い切り入り込んでしまったせいで、映画が終わった後サッカーにチャンネルを変えるのをてっきり忘れていました。コンビニに買い物など行ってしまい(痴呆かワシは)、帰って気がついたら11時半近く。こりゃいかんとテレビをつけてNHKにするとなんと日本は1対0で勝っているじゃないですか!おおこりゃすごい!逃げ切れ日本!と思ったら、テレビを見始めてわずか10分ほどの間に立て続けに3失点。ありゃりゃりゃ。ワタシがオーストラリア人なら最高に効率の良い観戦だったんですが。そういえば前回のワールドカップのときは仕事が忙しくて、ほとんどワタシはテレビを見られなかったんですよ。それで日本はめでたく予選突破。要するに、ワタシがテレビ観戦してはいけないということですね。サッカーファンの皆さん、大変申し訳ありませんでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・(お願い)楽天広場リンクスに参加している方、どなたか招待状をいただけませんか?
2006年06月13日
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ようやく図書館に入ったので読みました。三浦展『下流社会』。まずまず面白いじゃないですか。消費者の分類など、なかなか的を射ていると思いましたよ。「SPA!世代型」には笑ったし、「自分らしさ」にこだわるのは下流の傾向だなんて、強引と思いつつ「そうかも」と思いましたね。だとすれば、CMや広告でやたら「あなたらしく」というコピーを目にするのも合点がいきます(SMAPも唄ってるし)。あれは下流の大衆に向けたメッセージだったんだと。いろんな方面から批判が多いと聞いていたので、どんな偏見に満ちた本なのかと思ったら、どうってことないです。新書だし、「読み物」じゃん。別に総理府が「統計資料」として発表したわけじゃないんですから、ねえ。読後、この本への批判って一体どんなのだろうと、ネット書店の読者評をいくつか読んでみました。そして思ったのは、おそらくこの本が嫌いな人は、人を「下流」と決め付ける考えに同意できないのだろうと。「人はみな平等、上も下もない」という。「下流と決め付けられた層の中にも立派な人はいる」とか、あるいは「人を下流呼ばわりしてお前は何様だ」ということでしょうか。それを言うのが照れくさいものだから、統計の取り方の甘さや仮説の強引さをあげつらっているのではないかな。ワタシだって人間に上下なんてないと思いますよ。そもそものあり方においては、ですが。でも泣いても喚いても、今、社会においてはっきりと「下流」はあるんですから、否定しても始まらない。「上下」が嫌なら別の呼び方をすればいい。けれども、向上心も向学心もなく、常に楽なほうを選択し、生きることすら面倒くさがる「だらだら生きている」層は、どんなに否定したって現実に存在するんですよ。ほんとです。ワタシの身内にいますから(笑)。むしろこの本は「下流」の説明に手ぬるさを感じますね。というか、作者もあまり本当のことを書いちゃイカンという道徳心が働いたのかな。たとえば「下流」の人たちは狼のような人種からすれば絶好のカモなんです。新興宗教、ネットワークビジネス、デート詐欺、そして悪徳金融業者ははっきりと「下流社会」にターゲットを絞って営業をかけてきます。「下流」とは社会のお荷物というよりも、むしろ「むしられる」人たちなんですよ。そんな実例をワタシは嫌というほど見ています。『下流社会』はそこまでは書いていませんけど。もうやめとこ・・・。つらくなってきた。どうでもいいですが、「下流」よばわりされて本当に怒るべき人たちは、本なんて読まないんですよね。
2006年06月12日
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死亡事故を起こした外資系エレベータ会社関連のニュースを見て、こんなことを考えました(それほどユニークな連想ではないので、言い訳っぽいタイトルにしています)。その会社のビルのエレベータって自社製なのか?事故はないのか?事故後、その会社から国内で納入したすべてのエレベータのリストが提示されたというニュースを聞いたとき、思わず頭に浮かびました。「シ○ドラーのリストか!」あったら怖い。元一級建築士A氏が設計、ゼネコンK建設が建築し、そのエレベータ会社の製品が納入されている建物。なんとなく似てる。そのエレベータ会社のシンボルマークとプロ野球セ・リーグのマーク。県や市のマーク、校章にも似たのがありそうそれと、あの外人社長は平井堅に似てる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・冗談はさておき、その会社が早晩日本を撤退するのは間違いないでしょう。「裁判で負けるまで謝らない」は欧米のスタンダードかも知れませんが、この国で商売をするならこの国のメンタリティを理解しなければ。だいたい日本企業が外国で(悪意はなくとも)日本流の仕事をして現地で総スカンを食らうことだってあるのに、なんで日本で自国流を押し通す外資に寛容になってやる必要があるのか。「欧米のスタンダード」を理解する必要はありますが、合わせる必要などないと思いますね。少なくともこの国においては。外国通の人たちは二言目には「自己責任」ですが、命がけで乗らねばならないエレベータってどんなんやねん!?
2006年06月11日
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古本屋チェーンでパートタイマー出身の役員が誕生したと思ったら、今度はクレジット会社でも。いまや企業経営のトレンドは「パートのおばさん」の重役登用なんでしょうか。今後は「お掃除おばちゃん」「警備のおじさん」「社長付運転手」の役員が誕生しないか楽しみです。「ヤクルトおばさん」がヤクルト本社の経営陣に名を連ねる日も遠くないかも。反対に「社長出身のパート」も生まれたりして。こっちを想像するのは痛々しいのでやめときます。
2006年06月09日
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仕事の代金を前金でもらえるのはありがたいものです。けれども、前金のもらい過ぎもそれはそれでツライものです。そのことを初めて思い知ったのは、ワタシにとっての2つめの会社になる広告デザイン会社に勤めていたときでした。その会社は主に日本企業が海外の雑誌に掲載する広告を作っていたんですが、ワタシが担当したあるクライアントが「経理上の都合」で、まだ仕事が終わっていないのにお金を払いたいというんです。しかもその仕事の見積り額の5倍近く、たしか約700万円もの大金を。当時、まだ社会に出てさほどの経験もなく、何も知らないワタシは天にも昇る気持ちでした。一度にそんな大きな受注をしたのは始めてでしたし、何より相手がワタシを信頼してくれていると思いましたから。そんなわけで、ワタシは「いいですよ!」と即答。支払い延期なら上司に相談もしますが、早くもらえるなら何の問題もないだろうと。そうして、理由のない金を振り込まれてしまったわけです。その判断が軽率であったことには、すぐ気づきました。とりあえず最初に収めた広告の仕事は終わったんですが、反応が良くなかったんです。クライアントは大枚はたいて有名雑誌に広告を打ったものの、あまり売上に結びつかなかった。その翌月、もう一度仕事をもらいました。料金は前金で預かっている金額から取り崩すということで。で、この広告もあまり成果が出なかったんです。まだワタシの会社の口座には400万円以上のお金が残っています。こうなると悪い予感が漂ってくるものです。「カネを返せって言われるんじゃないか」そして、実際にクライアントはその言葉をしばしばちらつかせて、自分の優位を誇示しました。夜中でもしょっちゅう呼びつけられ、入稿直前に原稿を差し替えろと言われたり、いろいろと無理難題を押し付けられました。「お客を切る」なんてよほどでなければ考えませんが、その選択肢がそもそも奪われているというのは心理的にキツいものです。ワタシの会社は預かったお金の売りを立ててしまっていますから、返金など絶対に応じる気はありません。上司に助けを求めても「早く使い切ってもらえ」。大型の広告に懲りたクライアントは、その後小さな仕事しか出してくれません。そして思い出したように「お金を戻してもらいたいなあ」と。客から「カネ返せ」、会社は「返せん」。若かった私は間に入って参ってしまいました。結局、少し後にこの「前金事件」とは別の理由でその会社を離れることになったんですが、その後ワタシの会社とクライアントの関係はどうなったのか・・・。なぜそんなことを思い出したかというと、今の職場で同じようなトラブル案件を引き継ぐことになってしまったんです。大金を預かったものの停滞している仕事があって、お客はやはり「金返せ」と怒っており、前任者は退職してしまっています。それを何とかしろというのがワタシのミッション。なんだかずっと前に結末を見損ねた映画のリバイバルを見ているようです。まあ何とかしますけどね。しかしクライアントの悪口を言うのもアレですが、料金を払わない会社は論外として、早く払いたがる会社もロクな会社ではありません。入金は一件ずつ確実に。多すぎても少なすぎてもいけません。経験の浅い社会人諸君は肝に銘じておきましょう。
2006年06月07日
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逮捕される直前に演説をぶったと聞いて、まずワタシの頭に浮かんだのは三島由紀夫。なんでも「この国はおかしな国になりつつある」とか言ったそうだし。もしかして東証の屋上に立って全国の投資家に決起を促したのか。拳を振り上げて、「諸君!」と呼びかけたりしたのか。そういえば三島もその男も小さかったよなあ。その男を逮捕しようとする大勢の警察官は、すでに男を包囲していながら迫力に気おされてなかなか手が出せない。しかし、1時間以上にわたった演説に一区切りつくと、警察幹部が突撃を命じる。言うべきことを言い尽くして抜け殻のように立つ無抵抗のその男を、何人もの警察官が乱暴に取り押さえ、身の自由を奪う。数分後、東証の正門を、手錠をかけられた男が警察官に囲まれて出てくる。荷物のように警察車両に押し込まれ、無表情でシートに座る男。車が走り出す。♪シュプレヒコールの~波~通り~すーぎて~ゆく~BGMは中島みゆきの『世情』。みたいなシーンを思い描いてたんですが、違ってましたね。全然。
2006年06月06日
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決して不幸な目に遭った子供たちを揶揄するつもりはないですが、子供が犠牲になる事件や事故のニュースを見るといつも思うことがあります。マスコミが「どんな子でしたか?」と子供の通っていた学校の校長に聞くのはなぜだろうかと。校長も校長で、「○○君は絵を描くのが好きで、将来は漫画家になりたいという夢を持っていました」とか、答えるのも不思議。生徒数が全校で10人とかいうような過疎地の学校でもなければ、校長が知っている生徒なんてよほどの有名人でしょう。せめて「・・・と担任から聞いています」と付け加えるならば分かりますが、自分の目で見たかのように「○○君はどうのこうの」なんて言うの、白々しくないですか? 校長って、全校生徒のことを知っていないといけないという建前でもあるんでしょうか。もうひとつ。犠牲になった子供の印象を近隣の人たちに聞くと、必ず「道で会っても挨拶してくれました」というのが返ってくるなあと。なんとなく気になって、同じようなインタビューがあるたびに注意して聞いているんですが、やはり必ず一人は「挨拶」のことを口にします。それにも違和感を持ってしまうんですワタシは。ウソだろうとは言いませんが、どこか「言わされてる」ように思えて仕方がない。もしかして、「いい子」であることを具体的に説明できるエピソードがない人には「挨拶されたことくらいあるでしょう」と記者が誘導しているのでは?なんてどうでもいいですか。事件の「救いのなさ」にくらべればそんなことは大した問題ではありません。ワタシもとりあえず、道で知っている人に会ったら挨拶はしておこうと思うくらいです。
2006年06月05日
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今週はほぼずっと東京に詰めていたんですが、宿泊先が無料で映画専門チャンネルが見られるホテルだったので、期せずして「映画見まくり週間」になってしまいました。夜中に部屋に帰って、番組表も見ずに適当にスイッチを入れて、途中から(たいてい途中ですが)最初はどうだったんだろうと想像しながら見る。画面に集中するのでなく、電話をかけたり仕事の書類をまとめたりしながらついでに見る。そういうのも悪くありません。で、意外にそういうときの作品が印象に残ったりするんです。今回、結構ワタシ的にツボにはまった映画が、えーと・・・最初から見てないのでタイトルが分かりません(笑)。ニコラス・ケイジとブリジット・フォンダが出てました。ニューヨークに住む警察官チャーリー(ケイジ)が宝くじを当てて、その半分をイボンヌ(フォンダ)にあげちゃうという話。実はチャーリーには女房がおり、イボンヌも旦那がいる身。ふとしたきっかけから互いに好意を寄せあっていた二人ですが、チャーリーは強欲女房にカネをよこせと裁判を起こされ、まあいろいろあって結局せっかく得た大金を奪われてしまう。すべてを失ったチャーリーとイボンヌ。それでも二人で新しい生活を始めようと旅立つ決心をするんですが、夢みたいな幸運が訪れて・・・。うーん、奇跡の街ニューヨーク。って感じ。もし自宅でこの映画を見たら、けっこう突っ込みまくりじゃないかと思います。ニューヨークって言ったらなんでもアリかよ!とか。なのになぜか旅先で見るとぐっとくるんですよ。「金なんかじゃない、必要なのは君なんだ」とか、めっちゃくちゃクサイ台詞に涙ぐんだりなんかして。旅先って、どこか精神が不安定になっているところがあるんでしょうか。そういうのって私だけですかね。
2006年06月03日
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昨夜のこと。大きな仕事がひと段落し、ちゃちゃっと飲んでさっさと寝ようと、ワタシと同僚はホテルをとっていた蒲田で居酒屋を探しました。メンバー全員大阪からの出張ですので、周囲の土地勘など全然ありません。ホテルから適当に歩いて一番最初にあった居酒屋に入ろうと、ワタシを含めて3人のメンバーは飲み屋街に足を向けたのでした。すると、前方の暗がりから女性の大声が聞こえました。キャーというような悲鳴ではなく、何かを訴えているような声。ただし何を言っているのかはよく分かりません。ろれつが回っておらず、明らかに酔っ払った人間の声でした。「らーかーらー、もうらいじょーぶーって、いってんじゃーん」なんかまんがみたいですが、ほんとにそんな感じだったんです。女性は20代?暗かったのでよく分かりませんが、路上にへたりこんでいます。服装は普通で、とくに街角に立っているようなタイプではありません。そばに一人男性がいて、おそらく女性がぶちまけたのであろうハンドバッグの中身を拾っていました。男性のほうはスーツを着ていて、女性よりももう少し年上のよう。仕事帰りでしょうか、ということは女性は同僚?男性は拾い集めた口紅やら何やらの小物をハンドバッグに押し込むと女性に持たせ、「さ、早く、行くよ」と立たせようとします。恥ずかしいので早く立ち去りたいという気持ちがものっすごく感じられます。二人で飲み屋に入ったものの、酒を飲んだ女性が荒れて手をつけられなくなり、男性はあわてて勘定を済ませて店の外に引っ張り出した・・・。ワタシは瞬時にそんなドラマを頭に描いていました。すると女性は強引に立たせようとする男性の腕を「やーだー!いたーいー!」とバシバシ叩き、男性の力がゆるんだところで、持たせてもらったばかりのハンドバッグを力まかせに投げつけました。バッグは近くにあったバーのドアに当り、中から顔をのぞかせたのはマスターふうのおじさん。「おいおい、お姉ちゃん大丈夫かよ」「もう、らからー、あたしーいってんじゃーんさっきからー」こいつは話しても無駄だとマスターは一瞬でさとり、男性に向き直りました。「あんたの連れ?警察呼ぶ?」「いいいえいえ、大丈夫です。すぐ連れていきますから」男性が放り投げられたバッグを拾おうと女性から手を離すと、女性はあろうことか、路上に寝転んだまま履いていたジーパンのボタンに手をかけました。「あついー、もう脱ぐー」「何やってんの!ダメだって!」もう男性のほうも半狂乱です。するとだれかが呼んだのでしょう、タクシーが近くに止まり、男性はあたりの野次馬にでたらめに何度も頭を下げて女性を押し込むと去っていきました。野次馬から失望のため息が聞こえたように感じましたが、きっと気のせいでしょう。その後、「ちゃっちゃと飲んでさっさと寝よう」という当初の誓いはどこへやら、居酒屋でワタシたち出張者一行は「今のアベックは何であったのか」というテーマについて数時間にわたり激論を交わしてしまったのでした。いやしかし、ワタシは女性の酒乱というのは初めて見ました。こういうの東京では日常茶飯事なんでしょうか。
2006年06月02日
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今日もまだ東京にいます。実は今日はワタシの会社にとってけっこう重要な日だったんです。新しくスタートするASPサービスが一件。インターネットですから、当然そのサービスのためのウェブサイトも同時にオープンします。そして前からある会員サービスのひとつがリニューアル。これは動画がらみで、会員様によりお楽しみいただくためのものです。さらには某大手ポータルサイトとの提携が今日から始まりました。一般のネットユーザーには分からないでしょうが、ポータルサイトが自前で作っている記事なんてないんです。たとえば家電会社系ポータル「B」のニュースは夕刊FとかJJ通信が提供していたりするんですが、そんな感じですね。ワタシの会社も某ポータルにコンテンツを流していくわけです。こうやっていくつものサービスが同時に始まったり新しくなったりするのってぞくぞくしますね。なんかこう、オセロで終盤に一気に形勢逆転するのと似ています。ずっと前からこっそり仕込んできた爆弾を一気に爆発させるというか。同時多発テロというか(不謹慎)。もっとも、何の問題もないってわけじゃないんです。でもとにかくリリースして、走りながら直していくというのがネット業界。工業製品みたいに徹底的に検査した結果「満を持して世に問う」みたいな世界じゃないんです。スタート前に悩んでも仕方がない、とにかく走らせてから調整しよう、みたいな。自動車メーカーの品質保証担当者がワタシたちの仕事を見たらきっと発狂しますね。いやだからって自分の仕事を卑下しているわけではありません。ココはそういうトコだってことです。オープンしてからちょろちょろ出てきた問題は明日直すとして、今日はささやかに祝杯。そして3日分ぐうううっすり寝ます。たぶん夢はみないでしょう。ではまた。
2006年06月01日
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