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ここのところ毎日「気がつけば夜」の忙しさです。さすがにトシですから徹夜などしませんが、毎日何をしに自宅に帰っているのかよく分からない日々。一人でメシ食うためにこんな往復運動を毎日する必要があるのか?昨日、快速電車に乗ったら運良く目の前の席が空いて座って目をつぶったらあっという間に睡魔に襲われて。気持ちよく短編の夢まで見てしまいました。どのくらい眠ったのか、目を覚ましたとき、どこにいるのかすぐに分かりませんでした。5秒くらいで電車の中にいるのは分かりましたが、一体今どこを走っているのか。やべ、寝過ごしたか、と窓の外を見ようとしたのですが向いあわせの席の通路側に座っていた上に、窓にはブラインドが下りていたのでよく分からず。「すんません」と手を伸ばし、強引にブラインドを上げさせてもらって、外を見てびっくり。窓外は見覚えのある風景だったので、とりあえず問題はなし。ですが、・・・朝でした。いえ、別に夜通し車輌の中で寝ていたわけではありません。そもそも朝、出勤するために電車に乗っていたんですから。それが、寝ているうちになぜか帰宅途中だと思い込んでいたんです。いかんなあ、かなり疲れてるかも。どんな夢を見たかも忘れてしまいました。
2007年01月31日
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ああ~あ、言っておけばよかった。先週、楽天の管理画面のデザインがいきなり変わってしまってなんだかんだと皆さんブログに不満をぶつけていたでしょう。それを見て思ったんですよ。「もうちょっと待てば直るよ」と。そんなもんなんですよ。Webって。これは別に自嘲しているわけでなくて、客観的な認識として。Web会社というのは良くも悪くもそういう考えなんです。完璧なものをリリースしようという発想はそもそもない。オープンな場に未完成のモノを放り出して、みんなでつっついて悪いところを発見し、改良して良くしていこうという。ブログのようなユーザー参加型のサービスにおいては、とりわけその傾向が強いですね。ワタシも最初は面食らったものです。今の仕事場でいくつか新しいサービスを立ち上げましたが、細かいところが気になって仕事を遅らせがちなワタシに経営者自らかけた言葉が「完璧でなくていいよ」でしたから。大枠で間違っていなければそれでリリースしようと。「じゃあもし不具合が出たらどうします?」と聞くと経営者は「“β版”ってつけとけばいいよ」。β(ベータ)版というのは開発の世界では「試作品」の意味だと思うんですが、Web屋的には「間違いがあったらゴメンネ」と始めから押してある捨て印みたいなものです。ほんと、前にも書きましたが製造業の品質管理の人がワタシたちの「開発の現場」を見たら発狂ものです。逆に、Web業界から何かの間違いで製造業に転職した人は適応に苦労するでしょうね。ただ今回の楽天ブログのリニューアルはかなり意図的にリンクスに誘導しているのが見えて、使い勝手以上にそっちに対する不快感があったのはワタシも同じです。個人情報保護的にもいかがなものか。訴訟モンでしょうこれは。この辺の無神経さが今後はWeb屋の命取りになると思うので、同業者としては他山の石としなければ。(Web会社が個人情報をぞんざいに扱うのは、食品会社が衛生状態に無関心でいるのと同じレベルの重大な問題です)実は今、Web業界は全体的に猫も杓子もSNSに向いておりまして、楽天さんの性急な行動の背景にもそれがあるはずです。無料のブログサイトは近いうちにほぼすべてが「友達管理」の機能を充実させ、SNS化していくことでしょう。これは間違いありません。なぜそういうことをするのかというと、んー、それはまた今度。何にせよ、Webのサービスなり何なりがリリースされて、気に入らなければじゃんじゃんクレームを上げればいいんです。Web屋は最初からそれを織り込んでいるんですから。Webとの接し方というのは、そういうものなんです。(なんて言って、嫌われるかなあ・・・)
2007年01月26日
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長い出張から帰ってきて一番の恐怖はメールを開けることです。「夏場に生ゴミの処理を忘れて数日間家を空けていた」みたいな心境。意を決してドアを開け、じゃなかった「送受信」ボタンを押すと「2867通のメールを受信しています」。ああああ。ま、そのうち280通くらいはスパムで1500件くらいはCCですけどね。とにかく処理しなければならない案件が山ほど。Web関係の仕事はけっこう新展開を見せていまして、先日コメントの返しでちょこっと書きましたが、今後は芸能事務所との提携がかなり増えそうです。そんなわけで最近のあいさつは夜でも「おはようさんです」。しかしこの一週間はブログに書きたいことだらけでした。なのに忙しかったりPCがなかったりで欲求不満ですわ。ドラマの『華麗なる一族』に突っ込みまくりとか『あるある大辞典』の騒動なんじゃそりゃ?とかブログの管理画面がムチャ使いにくいやんけ!とかこれは楽天リンクスに思いっきり誘導してるな!とか不二家とかそのまんま知事とかバラバラ殺人とかなぎなぎなぎささんが麻木久仁子に似ているとかちょっとヒトコト言わせろ!みたいなネタがいくらでもあるのにそういうときに限って時間かPCかどちらかがないのであります。とかキーを打っていると早速電話だよ!もしもーし。みなさん元気ですか?ワタシは元気です。たぶん。
2007年01月25日
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ちょっと前の話。夕食を食べに入った中華料理屋のテレビを見上げたら、キモロンゲが映っていたんです。なんて言っても去年ドラマの『マイ・ボス☆マイ・ヒーロー』を見ていない人には何のことだかわからないですね。もしかしたら見ていた人でも覚えていないかも知れない。脇役でしたから。長髪で、いつもシニカルな口をきく役柄でした。クラスのみんなが盛り上がっているとき一人だけその輪から離れて冷ややかに見ているタイプ。学園祭の回に美味しい役をもらったことがあって、クラス全員で楽器演奏するんですが、勢い余ってドラムセットを壊してしまったTOKIO長瀬クンを助けるという。驚いたのは、彼が映っていた番組は『さんま御殿』で、その日は「親子特集」だったということです。なんと、キモロンゲって二世俳優だったんですね。本人の名前は広田雅裕、母親は広田レオナ(昔は「玲央名」でした)。広田玲央名といえば、ワタシが高校生くらいの頃に男性向け雑誌のグラビアで水着姿をよく披露していたものでした。今なら熊田曜子みたいな存在?映画『だいじょうぶマイフレンド』も出てたはず。昔、自分が子供だったときはテレビの「親子特集」って嫌いでした。自分自身が親と一緒に道を歩いたりするのを気恥ずかしく思うタイプだったのでテレビで、他人といえど親子が並んで出てくるのを見るのは忍びなかった。「子供、嫌だろうなあ」と勝手に同情していました。それが今、タレント親子を見てほのぼのしてしまうのだから勝手なものです。親タレントが自分と同世代だったりするととくに。さて親子で思い出しましたが、「しょこたん」こと中川翔子が中川勝彦の娘だということも最近知りました。いきなり中川勝彦と言われて一瞬「だれ?」と思った人もいるかも知れませんが、実は故人。ビジュアル系という言葉が浸透するちょっと前に活躍した美形のボーカリストです。娘がいたんだなあ。という以前に、結婚してたんだなあ。ギザオドロキス(使い方ヘン?)あ、それと二世といえばもう一人。最近ちょくちょく見かける関根勤の娘。あれは嫌いですね。何の芸もないのに親の七光りでちやほやしてもらって、全然そのことに気がついていない(ように見える)。スタジオがまるで自分の家であるかのようにリラックスしている(ように見える)のも気に食わない。若手の新人ならもっと苦労しろってんだ。なんて、完全にやっかみですね。すみません。東京都渋谷区の事務所からお送りしました。
2007年01月18日
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今年で12年、ひとまわりしたわけですね。ということはあの年も亥年だったわけだ。干支の最後の亥年は天災が起こりやすいのだと、後から人に教わりました。今年もあと11ヶ月半、気を引き締めていくべきでしょう。テレビのニュースは、神戸の各地で行われている式典やおごそかに行われているメモリアルイベントを伝えています。震災を知らない子供も増えたんだろうなあ。おそらく被災者だったのだろう女性が、そういう世代に震災を語り継いでいきたいと話していました。ワタシ自身はあの日自宅で激しい揺れを感じましたが、何ら被害には遭っておらず、何も失っていないので家財や家族を失った人の気持ちは正直なところ分かりません。ですが、やはり友人の何人かが被災し、また関西にいればおのずと神戸方面から様々な情報が流れてきて、被災地におらずともそれなりに現地の状況をうかがうことはできます。たとえば大震災が起こってかなり早い時期に神戸にやってきた人ってだれだと思います?マスコミ?いえいえ。新興宗教です。2ヶ月後にテロで日本を大混乱に陥れるあの教団、教祖のイニシアルORをロゴマークにしたところ、仏教系、基督教系、その他ありとあらゆる神々の使いが被災した人を助けにやってきたんです。マニュアルでもあるんですかね?困った人がいちばんのカモだという。だからといって現場はものすごく悲惨かというと、必ずしもそうではないわけで、被災しておきながらけっこう明るい人もいたりするわけです。そういうことをまとめた本がありますので、よろしかったらどうぞ。 「大震災名言録」この本ははっきりいって「ネタ本」。未曾有の大惨事の当事者たちの、つい笑ってしまう現場のエピソードが詰まっています。ワタシはずいぶん前に読んだんですが、覚えているネタはけっこうあります。たとえばこんなの。本当に被災した人は、何日も暗く沈んではいない。実際、どうしようもないのだし、それなりに楽しみを見つけて避難所で暮らしていた。だから神戸に向かう電車で窓外のガレキの山を見て悲壮な顔をしているのはボランティアで、その隣でマンガを読んで笑っているのが被災者ということもあった。とか、自宅が全壊したある女性、実は地震の数日後に出発するハワイ旅行を予約していた。こんな状況になったのでキャンセルしようと思ったがどうせ被災地にいても風呂にも入れないしと旅行に参加。一週間後、その女性は真っ黒に日焼けして帰国。周囲からは「ハワイに風呂に入りにいった女」と呼ばれた。みたいな。ニュースが伝えない話。さてと、明日からまた東京です。
2007年01月17日
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先週の話ですが、東京出張に行ってきました。朝9時半から打合せというので、こちらは5時起き。新幹線に乗ったとき、まだ空は真っ暗でした。今回は重要な話もあるのでワタシのBOSSである社長も同行です。予定通り打合せ場所の先方のビルには予定の5分前に到着。応接コーナーに通されて待っていると女性スタッフが「すみませんが○○(打合せ相手)から電話がありまして、15分ほど遅れそうなんですが・・・」と伝えてくれました。いちおう午前中はミーティングのために空けてあるので15分くらいはどうということはありません。「お待ちします」とにこやかに。しかし、です。15分待っても30分待っても相手は現れません。日にちを間違えた?いやいや「遅れる」という電話があったのですから先方も打合せは今日だと思っているはず。隣を見ると明らかにいらだっているマイボス。何度か先ほどの女性スタッフを呼んで連絡をとってもらうのですが、「15分遅れる」以降の連絡はないようです。40分ほど待って、社長は「じゃあ来たら呼んでくれ」と言い残し出て行ってしまいました。(ワタシの会社の東京オフィスはわりと近くなんです)結局、1時間待っても相手は姿を見せず、ワタシも席を立ったのでした。言っておきますが、ミーティングの相手は「部長」の肩書きです。昨日今日学校を出たガキではありません。責任ある立場の人です。どうしても来られないなら電話をすればいいわけで、その程度のことが分からない人が部長なんかやっていていいのか。アポの時間や日にちを間違えたという話はたまに聞きますが、「遅れる」と連絡を入れておいて来なかった人というのは、社会に出て20年ちょっと働いてきて始めての経験です。結局夕方になって先方からメールが届き「体調不良のため云々」と。半日電話もできないほどの体調不良ってどんなのよ?車にはねられて病院に担ぎ込まれていたとか?結局真相は事故などではなく、その部長は「そういう人」だったという。そう言われてみれば、ワタシがしびれをきらせて席を立ったとき、その会社のスタッフはとくに慌てているふうでもなかったような。すごいねなんか。なめられちゃったね。そんな感じで出鼻をくじかれたせいか、なんだか最後までピリッとしない今年最初の東京出張でした。
2007年01月16日
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『SHALL WE ダンス?』のハリウッド版を見ました。テレビで。面白い作品は劇場だろうとテレビだろうと面白いものですね。ストーリーも設定もほとんど原作と同じで、セリフすら同じという場面が少なくないんですが、決して原作を「なぞっている」感じがしないんです。味わいも微妙に違いました。むしろカラッと明るいリメーク版を見た後では、原作版の主人公夫婦がどうにも暗いように思えて、ということはワタシはリメークのほうを気に入ったということかも知れません。前に原作版のことを日記で触れたことがあって、この映画がハリウッドでリメークされると聞いたワタシは(以下ネタバレあり)「ラストで主人公がパーティーに行くかどうかでウジウジ迷う場面は外国人に共感できるか」と書いたのですが、やはりそこは米国的な解釈がなされていたように感じました。要するに「分かりやすい」。「言わなくても分かる」日本人と違い、米国人は大事なことをちゃんと言葉や行動に表すということでしょう。妻が探偵に「夫婦の意味」を説くところも原作にはありませんが、良かったです。なかなかの名セリフでした。(そうか、夫は妻の、妻は夫の人生の「証人」なのか)この場面も映画をぐっと「分かりやすく」していると思います。というか、妻役の印象の違いがハリウッド版のキモかも。妻の職場に主人公が現れたときは「原作と違う結末なのか」と一瞬緊張しましたが、結局夫婦でパーティー会場に行くとは。うーんなんだかとも思いましたが、作品に押し切られた感じです。それもありか。ハッピーエンドにはパワーがありますね。しかし、ダンス教室に通っていることが家族にばれた夫が「もう教室にはいかない」とすねるところ、分かるなあ。(ということを原作版のレビューでも書いた)別に悪いことをしているわけでなくても、大事なものを自分だけの心のひきだしにしまっておきたいという気持ち。あれって男だけのものでしょうか。女性は楽しいものなら共有したがりますよね? 男は必ずしもそうではないんです。でもまあ、一緒に住んでいれば隠し事なんてできないものです。できているとしたら相方が「知らないふりをしてくれている」か、「完全に興味がなくなっている」かどちらかでしょう。なんて、映画から話がそれてしまいました。とりあえず、既婚者は夫婦で見るべし。ワタシは一人で見ましたが。
2007年01月14日
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年末年始のテレビ映画評、年が明けてからの分です。マイ・ボス☆マイ・ヒーローもちろん昨秋一番人気だったドラマの原作。韓流映画です。ドラマは人物設定などかなり原作に忠実だったんだなあと、妙なところで感心。シーンも入学初日の遅刻とか最後の雨中の決闘などドラマと同じでした。大きく違っていたのは入学する学校がヤクザがらみの悪徳高校だったというところでしょうか。あ、あと担任の先生が男でした。しかし韓国映画のバイオレンス描写はすごい。主人公のクラスメイトの女の子(ドラマでは新垣結衣の役どころ)が先生に体罰を受けるシーン、顔が歪んで血まみれになるまで殴られるんだもんなあ。そこまでやるか。一応韓国ではコメディの部類だそうなんですが、冗談めいたセリフも何が面白いんだかよく分かりません。アメリカのコメディは笑えるのに、すぐ近くの国の感性のほうが遠いのだなあと、また妙なところで感心。ブエノスアイレスくっついたり離れたりする中国人の「どうしようもないカップル」がアルゼンチンまで行ってやっぱりくっついたり離れたりする話。ただしその二人は男同士という。ストーリーは「ウダウダ系」、でもとにかく映像が美しい。こういう映画を撮る監督はおそらくホモ的因子があるのでしょうが、ホモの美意識恐るべし。恋に疲れて(男同士ですが)「地の果て」アルゼンチンまで行く心情もセリフではなく映像が納得させてくれます。ただしオープニングでいきなり男同士の激しいベッドシーンを見せられるのにはたまげますが。おそらくあれは「この作品を見るべき観客」を選別する試験なのだと勝手に解釈しています。生々しいものから目を背けていては、美しいシーンを見ることはできないという。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブキューバの「伝説の」ミュージシャンのコンサート風景やステージ裏のドキュメンタリー。いいなあ、の一言。彼らにとって音楽は生活の一部、というか体の一部ですね。なんて、そんな陳腐な表現では全然言い足りない。もどかしい。演奏する側はもちろんですが、オーディエンスもまたリズムの申し子。もちろん日本だって生活のところどころに音楽はあるんですが、それってほとんど音楽産業に「与えられた」ものじゃないですか。キューバの人はそうではなくて、音楽が完全に自分たちのものなんですよ。そういうのを見ると、裕福ではなくとも豊かだなあと思います。ベッカムに恋して侮りがたしKBS京都。このUHF局は他局ではやらないニッチな映画を人知れず深夜に流していたりするんです。地味~な英国映画とか、日本のヤクザ映画とか。この作品は去年ちゃと姉さんが紹介していましたが、ベッカムの映画ではありません。英国に住むインド人家庭の女の子がサッカー選手になる話。海外の文化やエスニックに関心のある方には面白い映画。のはず。映像としては、色彩感覚に独特のものを感じました。ラブ・アクチュアリー 見終わって『THE有頂天ホテル』に似ていることに気付きました。群集劇である点、出てくる人に悪人がいない点、そして結末がさほど意外でない点。どちらが面白いかと問われたら答えるのは難しいですが、見終わった後にどちらがハッピーな気分になれたかというと、間違いなくこっちです。いくつものエピソードが重なっているんですが、個人的に好きなのは「結婚式のビデオ」ですね。片思いの女の子が自分の親友と結婚して、結果的に失恋したかたちの冴えない男が、二人の結婚式をビデオで撮影するんです。数日後にその女の子から電話がかかってきて、自分たちで撮ったビデオがうまく撮れていなかったのであなたのを見せてほしいと。喜んでOKするかと思ったら、なぜか素っ気なく断る男。ところが女の子は引き下がらず、男の家まで押しかけてテープを見つけ強引にデッキにかけると・・・、これ以上はネタバレなのでストップ。ちょっとじわーんときます。ワタシが感情移入するタイプって結局こういうキャラクターなんですわ。恋人同士、デートで観にいくにはオススメの作品。と思ったんですが、キョーレツなシモネタがありますので相手は選ぶべき。ということで。・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。見たかったのに見逃したのは『グラディエーター』と『福耳』。前者は『ラブ・アクチュアリー』の裏だったんです。こういうとき、ビデオデッキがないのは痛い。『福耳』はテレビ雑誌でチェックしながら完全に忘れていました。がっくし。
2007年01月08日
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年末年始の楽しみのひとつは映画です。といっても劇場に見に行く余裕はなく、レンタルしようと思ってもビデオデッキは一昨年に壊れたまま、DVDなど別世界のものという当家において、映画といえば地上アナログ電波の受信しかありません。それだけに、話題作が数多く放送されるこの時期をワタシはテレビ雑誌に赤丸を付けて心待ちにしていたわけですよ。そういうわけで、年末年始に見た映画の寸評など。年末というにはちょっと早い時期のもの、関西でしか放送されなかったであろうものもありますが、その辺は大目に見てください。私の頭の中の消しゴム韓流映画のテンポは「乗る」までにちょっと時間がかかります(ワタシだけ?)。おそらく時間の飛躍のさせ方やセリフのやりとりが日本ほど親切ではないからでしょう。ということは韓国の観客のほうが映画作品を鑑賞する能力が高いのか?そうかも。この作品、ラストの「コンビニ」でグッときた人が多いようですが、ワタシは「そう?」。彼女の記憶を呼びさまそうとするなら、「関係者総動員」よりも二人の出会いの日を再現したほうがいいように思うんですが。その日の店員やお客を呼んで同じシーンを再現するとか。って、見てない人には分からないですね。スミマセン。そういうわけで、やはり最後まで「乗り」切れませんでした。関係ないですが、翌日職場で同僚にこんなことを言われました。「昨日映画見た?『私の頭の中のゴム消し』」何でもひっくり返すのは大阪人の悪い癖です。ラスト・サムライようやく見たんですが、見終わって、これがアカデミー賞候補だったという当時の映画評に思い切り不信感。もしマジなら賞とらなくて良かった。結局外人視点の「勘違い日本(人)像」の再生産じゃないですか。もっとも、その分野ではかなり上位には入ると思いますけど。「映画(作り話)として面白ければいい」という考えもあるでしょうが、歴史モノというのは考証も含めての作品でしょう。渡辺謙は一体何藩の人間なんだ?真田広之と一緒に山の頂上みたいなところで会話するシーンがありましたが、山岳民族か?オーストラリアでロケしたとは聞きましたが、風景が雄大すぎ。もっと水戸黄門とか大河ドラマを見て勉強してよ。それと「勝てない戦」で突撃するのが武士道か?その辺はワタシも本当のところは分かりませんが、ちょっと「カミカゼ」的な価値観を美化しすぎじゃないの?(そういえば渡辺謙って『硫黄島からの手紙』でも圧倒的多数の敵軍に抵抗する役なんですねえ。偶然?)ただ合戦シーンの迫力はさすがハリウッド。トム・クルーズが撃たれたり斬られたりしながら数分後に回復しているのが気になりましたが。コレリ少佐のマンドリン音楽映画と思っていたんですが、マンドリンがストーリーのキーというわけでもないので、ちょいと肩透かしではありました。婚約者を捨てるくせに、結局島を出ていかない(いけない)ペネロペ・クルスの心情がいまいち伝わってこなかったのが残念。「島と住人」の軸を基本にしてくれたらワタシ的には分かりやすかったと思います。その上での戦争とか、音楽とか、三角関係ならば。『素晴らしきかな人生』の監督がこの映画を撮ったらどうなるだろうとも考えました。THE有頂天ホテル年末年始にいちばん期待していた本作。ですが、うーん、なんだか。それぞれの客が別々に紡いでいるストーリが最後にぐわーっと収斂して「思いもよらなかった」結末になるんじゃないかと期待していたのに盛り上げるだけ盛り上げて「だいたい予想通り」のラスト。面白い。っちゃあ面白いんですが、3時間弱かけてこれかあ?みたいな。役者のはじけ方が中途半端?製作者がそれぞれの顔を立てようとしすぎ?ワタシの好きなYouちゃんももうひとつ魅力的に見えないし。「テレビならでは」のサービスで、CMごとに次の展開を教えてくれるミニ予告編があったんですが、こういうのが面白みを殺ぐ一因でしょう。映画館で見た人、面白かったですか?昨年末に見たのはこんな感じです。年明け後のは明日。
2007年01月07日
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市場調査を兼ねて会社帰りにデパートを視察。って、何をエラソーな。どんな商品がどんな人に買われているのか、リアルの現場を見に行っただけのことです。それはいいんですが、・・・なんだなんだなんだこの人ごみは!考えてみれば、今は冬のバーゲンまっさかり。そんなことに気付かずにのこのこやってくるとは、ワタシも老いぼれたものです。ワタシ的には、バーゲンのデパートに入るなんてもう10年ぶりくらいですか。あの頃は不況でデパートなど空いていたものですが今年はすごい。ラッシュの電車並み。うーん、DCブランドの全盛期を思い出します。ワタシが東京にいた20代前半は空前のDCブームで、新宿丸井の前には徹夜でDCブランドのバーゲン目当てで並ぶ若者がいて、テレビなどで(多分に揶揄されつつ)取り上げられていたものです。ワタシでもバーゲンのときには(行列などはしませんでしたが)好きなブランドの店を会社帰りにのぞいたりすることはありましたね。トキオクマガイとかヘンリー・コットンズとか。うわわ、ワタシがファッションブランドの話なんかするのって思いっきり違和感がありますね。今は全身安物ですからハイ。それで、デパートの中で人ごみに流されて変わっていくワタシをときどき叱ってくれとかいう話ではなくて、ちょっと気になったことがあったんです。ベビーカーを押して来店している若い女性が、すごく目についたという。通勤ラッシュ並みの人ですから、関係ない客からはにらまれたり赤ん坊だって怖いでしょうに。それでも構わずずんずん進んで行く若い母親のたくましいこと。ベビーカーを押していなければ、服装だけなら全然子持ちになんて見えませんし。こうなると、服装とトータルでキメるオシャレなベビーカーがあってもいいなと。どこかのファッションブランドが、そのうちベビーカーを出すんじゃないでしょうか。もう出てるか?それと、双子用のベビーカーもなんだか目につきました。不妊治療すると双子が多いと言いますが、そういう事情でしょうか。まあとにかく疲れました。へとへとです。くたばって~いるからね~(三日月のメロディで)。
2007年01月05日
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あけましておめでとうございます。正月3が日も過ぎていまさらではありますが、まあ今年最初ですから。ワタシのお正月は基本的にいつも同じ。元日は何もしません。PCにも触れず、仕事のことは考えもしない。これは「元日は何もしない日」と親にしつけられてきたからです。受験生だった年も「勉強をしろ」と言われませんでした。と言うより「勉強するな」と念を押されましたから、元旦だけは。(言われなくてもしませんけどね)風呂すら入ってはいけません。作業的なことは全部NG。食べて寝て、あとは本を読んだりテレビを見たり、あ、それと携帯から皆さんのブログを拝見したり。まるで謹慎しているかのような静かな一日を過ごすというのが、ワタシんちの「元日のしきたり」なのであります。(うちだけ?)で、2日はPCを開けて簡単に初仕事。休みが明けてスムーズに仕事に入れるようにと、準備運動のようなもの。それと、自分なりの今年の目標を考えてみました。職場での目標は強制的に提出させられるので、それとは別に自分自身で今年成し遂げたい、成し遂げねばならないことをいくつか。今年は、「自分の名前」で取る仕事をもっと増やそうと。そのために「頑張ります」とかではなくて、やらねばならない項目のみ簡潔にリストアップ。仕事的には、おそらく来年以降の大きな仕掛けのための準備の一年になりそうです。3日は初詣。おみくじは吉。夜は知人の新年会に呼ばれました。飲んで食って、早くも胃は弱り気味。というわけで、7日を待たずに今日の朝食は粥。ふと気がついて始めたことがあって、1月の天気を毎日記録しようと。以前「1月の天候はその年の天候を象徴する」と聞いたことがあるんですが、年末にあるテレビで気象予報士が「それは科学的根拠があって気象庁も1月のデータを基礎にしている」と言ってたんです。ならば、ちょっと記録してみようじゃないかと。1月だけ。そんな感じです。あ、初夢見ました。ものすごく不吉な夢でした。逆夢でないとこれはしゃれにならんぞ、という。どうなるやら2007年。
2007年01月04日
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