2003年11月26日
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今日、テレビゲーム卸し、デジキューブが破産した。

1996年㈱スクウェア(現㈱スクウェアエニックス)の出資で設立された
コンビニ向け流通だ。
当時、PS1の全盛期でスクウェアが続々とミリオンヒットを飛ばしていた頃で、
おいらのとこの直営店(テレビゲーム専門店)より隣のちっぽけな
コンビニのほうがFFなど人気商品が沢山入荷するという珍現象が起きていた。
これもすべて親会社にスクウェアを持つデジキューブの仕業やった!
まだファミコンショップという呼び名が残るテレビゲーム専門店の店長達は
コンビニからそれらの人気商品を購入し、店頭で販売していた。

カードやプリペイドカードを使えば、わずかな金額はバックされるので、
そのわずかな利益と、お店に人気商品があるという「信頼感」を得るために
みんな必死にやっていた。
そのうち、コンビニのオーナーがゲームショップに卸せば儲かるということを
知り、レジを本部にわからないように操作してショップにある程度割り引いて
横流ししていた。(そのうちバレテあんまりできんようになったらしいが)

だいたい、餅は餅屋という言葉があるように、ゲームは専門店で買うのが
常識でしょ?
仕入れ値が異常に高いのでファミコンの時代に比べ、割引率が減ったと言っても
コンビニのように定価+消費税の店はなかなかないし、中古品だって
コンビにでは扱ってない。

結果はやっぱあかんかったんやね。

にっくきコンビニ流通「デジキューブ」が逝ったことで、我らゲーム流通は潤うか!?
いやいやそうとも言いかねない。
「デジキューブのような大手流通が飛んでもうたんやから、ゲーム業界はきっと
悪いんやろう」

おいらんとこはなんもせんでも業界自体の信用ガタ落ちになてまうんよ。

与信とは売り先の会社の資産状況や業績等を見て、売掛金の限度額や支払条件等
を設定することなんやけど、ゲーム業界は昔から売り手市場で、買うより
売る側の方がえらいんよ。
だから、S○NYさんらに「おたくの与信限度額は○○円です。」と言われると、
その限度額までは掛売りで取引してくれるんやけど、1円でもオーバーすると、
商品を出荷してくれへん。
各小売店(お客様)から注文受けてるわけやん?
「与信オーバーで商品が入ってきませんでしたわ」では許されへんから
足らん分は先に金を振り込んで商品送ってもらわなあかん。
もし、支払期日に振込みを忘れたもんなら夕方の4時くらいに電話かかってきて
金の催促をされる。

ユーザーがゲーム買わんようになったから店が商品を仕入れない
=問屋に注文が集まらない=メーカーが儲からない。
すると、掛け率を高く・入金を早くとメーカーが保身のため
する行為が
シワ寄せとなり、問屋及び販売店に波及して次々とゲームの取り扱いを
辞めていった。
結局、取り扱い店が減り生産本数にも影響するという悪循環が起きてるんやね。

いやはや、おいらのとこは業務転換したからゲームの取り扱いを辞めても
食べて行けるが、業界自体はどうなるんやろね!?





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最終更新日  2003年11月27日 00時52分01秒
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