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綿のブルゾンの染め替えを依頼される。アメリカ製のビッグな防寒用。知人の画家が屋外で制作する時に着用している物。余りに派手で何とかならないかと言うので、染めてみることに。ちょっとボケた中途半端なショッキングピンクで、日本人にはなかなか着こなせないシロモノ。 なんでも娘むこのお下がりで、暫らく使っていたがどうにも落ち着かないということだった。 縫製の糸は染まらないことを承知してもらう。他にどの部分に化繊が使ってあるか分からないので、染めて見てのお楽しみと言うことで納得してもらう。 スレン染料で染色。何と、地色の赤が抜けてしまった。ハイドロで抜けるということは、直接染料か反応性染料で染めてあったらしい。堅牢度を考えるとチョット疑問が残るが、まあ良くあることなので納得する。 赤が染め色と混色されて予定の色に染まるはずだったが、赤味の無い色になった。 鹿の角(プラスチック)形のボタンとそれを止めるループも化繊のため染まらないし、幾つか付いている丸く赤いボタンもそのままで残った。ピンクの濃い色のループ・ボタンにエンジの配色では気持ち悪い。急遽、配色を濃い茶系でほんの少し緑がかった色に変更。 更に染色を重ねることで深みが出て、なかなか渋いいい色に染まった。縫製の赤い糸、ループとボタンの赤が絶妙なアクセントにいる。 元のものより数段オシャレな高級感のあるブルゾンになった。配色の勝利だな。 市販の縫製品を染めるのはなかなか勇気がいる。しかし配色を上手くコントロールしてツボに嵌ると、元のものよりいい物になるといういい事例。 本人も大喜びで、「着易かったので捨てるのは勿体ないと思っていた」と大満足の様子。 良かった!お駄賃は3,000円。安いもんだ。買えば1万はするんだから。
2006.02.13
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右の写真は「ギャラリー木屋」での個展時のスナップ 鈴木太さんの「アトリエ夢Hasshin(発心)」がきのうオープンしました。ファン待望のオープンだ。 ある正月の夢枕でお告げが有って以来、様々な出会いと感動を与えて多くのファンを持つ鈴木さん。 今年の1月に突然滋賀県堅田市に転勤の辞令。毎日お通夜だ、と赴任早々に感じて「変えてやろう!」と決心。まだ一ヶ月というのに社員の心をつかんで、雰囲気も変わってきたとか。 バトンタッチする現所長の送別会には秘策があり、感動を演出するという。茶目っ気と大胆さと実行力のあるすごい人だ。 キラキラ輝く目で「好きなことやろうよ」と熱っぽく語る。鬱病で休職していた社員を、僅かな期間に見事に復帰させる手腕はさすがと言う他無い。 もしあなたが心に問題を抱えているか何かに迷っていたら、是非「夢Hasshin(発心)」を訪問してみて下さい。必ず解決の糸口を見つけられると思います。勇気がもらえます。 私も2年前に出会って以来、鬱状態から脱出できた。早朝のウォーキング&ジョギングで、誰にでも「おはよう」の挨拶をするようになり、心を開放することの気持ちよさを実感しています。そんな気にさせてくれるのが鈴木さんなんです。 3月は11日(土)が今度のアトリエに来る予定日になっています。アトリエには月一回しか来れないが素適な奥さんが対応してくれます。場所 犬山市栗栖寺前777-12 TEL 0568-61-2036 犬山遊園の駅から木曽川沿いに北へ5キロほど行き、川から少し離れた 畑の中にある。 窓からは対岸の岩山が借景となり、それぞれの季節が楽しめそう。 一度見て気に入って即決した会心の場所。日時 火、木、土曜日 10:00~15:00一昨年にコラボレーションしたときの模様
2006.02.12
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先週の土曜日「TENKIの会」という隔月のチョットした講演会があった。自由参加で、メンバーの中から毎回一人のユニークな人生経験者の講演がある。今回で久々の三回目の参加。日本商工リサーチという探偵事務所を主宰している、素晴らしくガッツのある谷口さんの講演会。波乱万丈の人生を送り、優に1000冊以上を読破し独学で探偵のノウハウを獲得した人。車のポケットにには何時も本が入っていて、寸暇を惜しんで読んだとの事。企業のコンサルタントもしており、「100年後の自分は何をしているか」というテーマのセミナーで講演されたりしている。今回は「あなたは本当に何をしたいのか」「あなたは何者なのか」という問いかけの、重いが意義の或る講演だった。本当のことを言うのは結構難しいもので、見栄を張ったり、いい格好をしたりでなかなか本当の自分を表に出せないものだ。自分が本当にやりたいこと、本当になりたいものがハッキリしていれば、100年後の自分の姿が描けるという。そうであれば必然的に何をすべきか、どうあるべきかは見えてくるのだという。今やるべきこと、明日やるべきこと、来年やるべきこと、10年後やるべきこと、50年後・・・・、100年後・・・・、全てが繋がっていると。また、自分の存在、自分の仕事・業績などを認めて欲しいと人は切実に思う。無視されること、認められないことが人間にとって最も辛く悲しいことだ。しかし、「認められたい」ということが目的では、その人は絶対それ以上進歩しないと言う。俺が俺がの自己主張をする人は御山の大将になって、それで終りだと。そうではなく、「本当にやりたいこと」「本当になりたいもの」があれば、永遠に輝き続けられるはずなのだと彼は言う。「継続なくして成功なし」「成功なくして信頼なし」「信頼なくして尊敬なし」だ、ともいう。心の奥にずしんと響く。これらの講義を伺った後、テーブルごとに分けられたグループで簡単なディスカッションをします。まとめ役が進行・取り纏めを行い、最終的にグループごとに一人が代表して全員の前で、ディスカッションの纏めを発表します。これは勉強会的なニュアンスではなく案外気楽な話し合いだ。纏めて発表する内容も単なる本人の感想だったり参加した感想だったり、思ったことを素直に伝える気楽でアットホームな雰囲気のもの。しかし結構皆さん話好きで、タイムキーパーが制止してもなお話し続けようとする人もいたりする。参加する動機も様々で、起業した人や新しく事業を始めようとしている人など前向きに何でも吸収してやろうという人が多い。毎回全く違う話が聞けて、横のつながりが持て、お互いに刺激を受けて情報交換が出来るという「TENKIの会」は、参加費はたったの500円。メンバーのボランティアで成り立っている。講演会の後に二次会があり、そちらがメインと思ってもいいぐらいだ。参加者の住所も広範囲で、一緒のグループだったのは岐阜市、知多市、弥富町、安城市、扶桑町となかなか面白い。興味がある人はHPからメールでご連絡ください。次回は四月1日の第一土曜日です。会場は中小企業センターから、次回から中日ビルに変わる。
2006.02.07
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