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♪ 花や木を育てるわれは親なるを土がすべての動かぬ生きもの 新年もやっと如月、朝の陽に力の増してくる気配。いよいよ春のスプリングびょんと弾ける音かしこ。草木は芯を震わせて梅のつぼみも開くめり。 先日の寒さにやられしカランコエ。たっぷりの水を含みし葉を切れば、したたる水にまみえたり。いうなれば水の植物、厚き葉を多肉と呼ぶを訝しむ。 バッサリと葉を切り落してはみたものの、多分ダメになってしまうだろう。 たっぷりの果汁の味を知りたれば、もどかしき花の蜜には戻れざり。今朝も番(つがい)の舞い降りて、甘き蜜柑を啄みぬ。一日繁く通いきて、まるまる一個を食べつくす。真っ白なシールのごとき丸い目を右に左に振りおれば、日差しの中に麗しき。2羽が一緒に食べている。慣れないうちは、1羽が見張りをして交代でくる。 この冬の先を読めざる予報士の、少し辛めの予報には眉をしかめることしばし。寒暖の差の激しき日々にパキラまで、葉を傷めいて今年こそ、珍花咲かせる意気込みに、水を差されて薄氷。春を控えるこの時期に夏を憂いの先回り、いっそ冷夏を願おうか。知らざりし未来にこころ馳せながら、狭庭ながめる阿呆もの。いつもならバッサリと剪定するところだが、今年はせずに様子を見ることに。 トウワタも寒さに挫け、ほぼ枯れている。植える場所などないものを、バッサリ切ってケリつける想定内の手際なり。あまたの種を採りあれば何に迷いのいるものか。スッキリさせしこの場所を、いかにかせんこと楽しまん。心づもりの色重視、多年草にて手を抜かん。種類も知らぬ花々の、好き嫌いだけハッキリと、しているゆえになお困る。先ずは角隅、紫のクレマチスなど植えようか。時期を逃して手に入らず、弥生の苗を待つばかり。地植えの方は、地際から早々と若い芽を出ている。これさえも傷みかけている。 他に数多の花の種、植える場所などないものを、採集してる莫迦なれば、なおの混迷春狂い。実生楽しきものなれば幼苗ばかり増えゆかん。無いものねだりの小市民、ただに狂いの増しゆきて二進も三進もゆかずなり。 ツルを伸ばして垂れ下がるのを活かそうと、斑入りのツルニチニチソウを鉢上げして、ハンギングに。
2023.01.31
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♪ 「長生きはするもんだなあ」と呟きて祖父が見ていた昭和 遥けし もう使っていない懐かしのダイヤル式の電話機。家に置いてあるだけなので、この際メルカリかどこかで売ってやろうかと思い、調てみた。 あるわあるわ、メルカリには1,000円台から2,000円台の値段でたくさん売りに出されている。ほとんどがジャンク品とか昭和レトロのインテリア品としての扱いだ。 そりゃそうだろ。今じゃダイヤル回線のままの家なんてほとんどないだろうから、使おうと思っても使えない。 しかしその一方で、災害等の停電時に通常の光回線等が通話出来なくなるのに対して、アナログ回線は、NTTの局舎からおよそ48v〜53vの電圧が供給されてるので「災害時にも変わらずに通話ができる」ので安心との理由から、人気があるらしい。楽天市場では黒電話が7,000円台から1万円台の値段で出品されている。 まあ、現実的には2,000円で売るのも難しい状況のようです。 我が家も電話に関しては変遷があり、ISDNにしたり、IP電話や光通信にしたりしていた。回線はダイヤル回線のままで・・。プッシュフォンになってもダイヤル回線のままという家は、案外多かったんじゃないだろうか。 今の我が家は、ケーブルテレビ会社のセット割(テレビ+ネット+電話)の光回線だ。 土曜日は孫が来る日なので、この機会に昔の電話の掛け方と仕組みとなどを教える教材にしようと、リビングの机の上に出して置いた。「こうやって回して、ダイヤルが戻る時に信号が送られるんだよ」「ゼロが一番時間かかかるねぇ」孫「おもしろ~い」「110番はと・・」「最初の1と1は早いけど、0は時間がかかるね」「どうしてこうなってると思う?」孫「わかんない」「急いでいて、慌てると間違えるといけないからね。最後はわざと一番遠いところにしてあるの」「孫たしかに!」「自分の家に掛けるときは、どうなる?」(お嫁さんの仕事の関係で、古民家に引っ越した時に固定電話に加入している。)孫「何番か知らない」(ケイタイでやり取りしているので、固定電話の番号なんか知っているわけがないか。) 番号を教えて、掛ける真似をしてみる。孫「じゃぁあ、これ何番か分かる?」(番号によって戻る時間が違うので、それを当てっこしようというわけだ。) 「やるよ~これは、何番?」「4」孫「違う、6番」「じゃあこれは?」「8番」孫「あったり~!」「じゃあ次はこれ、何番?」「ん~と・・・5番」孫「8番」「同じ番号かぁ、わかんないもんだねえ」 そんなことをしているうちに1時間の滞在時間が終了。119番はもちろん、117、177なども教えてやった。公衆電も今はプッシュ式なのでダイヤルを回す機会はもうないだろう。でも古い映画などを観ていると電話のシーンが出て来る。そんな時、この日のことを思い出すだろう。 一度、家の近くの公衆電話ボックスに連れて行っていったことがある。何かあった時のために使えないといけない。見たことも触ったこともない子供が多く、掛け方も分からないらしい。それじゃ、もしもの時に電話が掛けられない。 それで、家にいるばーばに電話を掛けさせた。「先ず受話器を取って」、「おカネを入れてから、番号を押すんだよ」「やってごらん」☆ 公衆電話は1キロ四方に1つ設置することになっている。その設置場所が確認できるようになっている。クリックでサイトへ 公衆電話から携帯電話への通話料金 10円(税込価格)で通話できる時間:「全時間帯」「全域 15.5秒」 因に知多市を表示してみると、こんな感じ。ボックスとそうでないのとが一目瞭然。大体の位置なので実際に場所を確認して頭に入れておくといいと思います。サイトの地図画面を動かすと、エリアによって表示が変化します。この画面には表示が無くても、少し動かすと新たに現れます。同時に反対側にあったものは消えていきます。
2023.01.30
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♪ しらまゆみ春の足音ひびかせてわれを追い越してゆく子どもたち 平年よりも低いかなり寒い日が続きます。電気代、ガス代が高騰していて暖房費も節約する必要に迫られています。我が家はもともと、無駄のない生活を心がけているので今さらどうすることもない。 中電のガスとセットのプランに加入しているので、「カテエネ」から毎月の料金と使用量、前年比や前3か月の増減などが分かるようになっています。使用量は8月以降、前年より減っている。逆に料金は増えつづけていて、特に電気料金が凄く上がっている。 こんな風にグラフで示してくれるのでよくわかる。無理をしている感じは無く、普通に生活している感覚なので苦痛でもなんでもない。電気ガス 似た家族との比較で、今回はガスも電気も100世帯中13位と出た。いつも20位以内に収まっているが、13位というのは初めてだ。自然体でこの順位。世間の皆さんは一体どんな生活をしているのだろうか。無意識のうちに、かなり無駄なことをやっているんじゃないだろうか。☆ 昨年もやっていたのを思い出し、湯の表面から熱が逃げていくのを防ぐために、エアーパック(荷造り用のプチプチ)の厚手(両面平らになっている)のものを浴槽の湯に浮かべている。 最初にカミさんが入り、私が入るまで2時間ほど間が空く。その間にどんどん冷めてしまうのを防ぐためだ。2℃ぐらい違うので追い炊きは半分で済む。まあ大した量じゃないんだけど・・。 昨夜、私が出た後、一晩でどの程度保温できているか(残り湯は洗濯に使う)、調べようと思ってセットしておいた。もちろん蓋はしておく。 「ずいぶん少ないねぇ」という声が聞こえてきそうだが、体をずらせば肩までちゃんと温まれる深さだ。 瘦せ夫婦なので湯の絶対量は少なくて済む。風呂は毎日入るが、頭も体も毎日は洗わない。3日に一回ぐらいのものだ。歳をとると脂気が少なくなるので毎日洗うのは体に良くない。それにそんなに汚れもしない。窓は開けて風を入れるようにしている。 今朝、それを知らないカミさんが無造作に外してしまった。効果のほどを数字で知りたかったのに。 水道管破裂で断水して困っている人は本当に気の毒です。風呂好きな日本人が何日も風呂に入れないのは、一食抜くより辛い事かもしれない。まだまだ寒さは続きそうで、風呂にゆっくり入ってから寝るのが一番の愉しみだからね。 2週間予報を見ていて立春の翌日にようやく、平年の気温となって全国的に足並みがそろいそうだと思ったら、8日以降にはトンデモナイ数字が並んでいる。 何だこりゃ~!! 平年を下回る気温が並んでいるじゃないか。春が来るんじゃなかったのかーい。 当たらないことを願って、19日の「雨水」まで日に日に日足が伸びていくのを楽しみとして・・。
2023.01.29
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♪ HPを手作りしたる老いの自負踏み入りてゆくサイバースペース 最近、ハンドメイド・手作り・クラフト作品の通販・販売サイトである「Creema」に、作品を出品しています。 先日、合わせガラスの大皿を続けて購入された方がいらっしゃいました。特殊な絞り染めを施した薄い布を2枚のガラスで挟み、接着して四方のエッジを漆で固めたうえ、金泥で縁取りしたとても手の込んだ角皿です。 知人のお祝い用に購入され、受け取って見て大変素敵な品で気に入ったので、自分用にもう一枚欲しくなったとのこと。嬉しくてつい悪乗りし、短歌を詠んでコメント欄に書き込んだりしました。♪ 清澄のさやけき空に光あり玻璃に縁(えにし)の蝶まひおりぬ 今のところ在庫があと3枚あります。サイズは、29㎝×29㎝、高さが26㎜~29㎜で、中央が低く、四隅が高くなっています。 1枚¥9,900 送料が1,150円かかり、11,050円とちょっと高額です。 作った当初は、原価や販売経費などが嵩みんで3万円ほどで売っていたものです。1万円ならたくさん売れると言われていて、さすがに少し売れ残ってしまったのです。 炬燵に入ってPCをやるのなら、思っていても手を出せなかった「インスタグラム」にも載せてやろうかと、昨日から準備を始めたところ。試作の段階 取りあえずアカウントを取って載せてみた。勝手がわからず、どんな感じのものが出来るのか、どういう見せ方が一番いいのか、まったく分からない。試行錯誤していくことになるが、動画なんて作れないし、興味を引くにはそれなりの工夫が要るだろう。 まったく売れないシルクオーガンジーの間仕切りを、できるだけ多くの人に見てほしいという願望があり、PRにはもってこいのSNSを使わない手はないしね。
2023.01.28
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♪ ジャッカルの鵜の目鷹の目巻き返す蹴り脚速しトヨタイズムの トヨタ自動車は26日、豊田章男社長(66)が4月1日付で会長に就き、佐藤恒治執行役員(53)を社長に昇格させる人事を発表した。レクサスの新型EVに試乗するトヨタ自動車の豊田章男社長㊨と次期社長に決まった佐藤恒治執行役員(YouTubeより)♪ この人が総理にならば何をする豊田章男氏六十六歳♪ 総論は可にして各論不可なるや意地とプライドの全方位戦略 プラグインハイブリッド車、燃料電池車、水素エンジンなど、非EVによる脱炭素開発にも多額の投資を計画し、EVで世界と戦えるだけの強化をするが、脱炭素への道はEVだけではないとしてきた。そのために、シャーシーを共通に使えるようにしてコスト削減を考えていた。 しかし、EVカーの価格がどうしても高くなってしまい価格で太刀打ちできない状態だった。それを解消するために新しいEV専用のシャーシに切り替えると発表したばかり。♪ 車には留まらざらんモビリティー社名を「TOYOTA」と替える日の来ん 自動車産業は「100年に一度」とも言われる大変革期にあり、EVが中国、米国、欧州を中心に急速に普及している。EVの世界販売シェアでは、米テスラをはじめ米中欧のメーカーが上位を独占。トヨタは上位10社に入っていない。 佐藤氏は「新チームのミッションは、モビリティーカンパニーへの変革だ。これからの車はモビリティー(移動)をはじめとする社会システムの一部になっていく。その中で、車を進化させ続けていきたい」と。♪ パラダイムシフトの波が渦巻きてもろもろ塵(ごみ)となりて寄せくる♪ 老害と世襲のるつぼ国会の淀みに落ちろ青き隕石 豊田章男社長:66歳(53歳で創業者系列の社長に返り咲いて以来、14年に創業者系列以外へ再びバトンタッチ)。佐藤恒治次期社長:53歳(チーフブランディングオフィサーと高級車部門レクサスのトップ)。内山田竹志会長:76歳(初代プリウスの開発責任者) かねてから若返りを考えていたらしく、若手を抜擢したりの人事を行ってきたという。それにしてもまだまだ若いトヨタ自動車の豊田章男社長、佐藤恒治次期社長、内山田竹志会長(左から)同社提供(朝日新聞)
2023.01.27
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♪ 足元に猫が寝ている厳寒に炬燵が春の夢をみている 昨日は一日、とにかく寒かった。ウェザーニュース 一週間ほど前の10日間予報では最高気温が-1℃となっていて、まさか真冬日はないだろうと思っていたがその通りになった。19日の10日間予報 ウェザーニュース 気象協会 どちらがよく当たるかは、きちんとデータを比べていないので何とも言えない。 午後には歯医者へ。先週、折れた部分は直ったのに、何度か着脱を繰り返しているうちにその隣の部分が折れてしまった。その折れた部分の修理で、なんとか元通りになった。 それ以降は炬燵にパソコンを持ってきて、普段できない画像の整理とか不要になったブックマークを整理したり、ネット販売のページ編集などをして過ごした。 昨日の朝から左の大腿部の後ろ側が痛だるい。神経痛とまでは言えない程度だが鈍痛が脹脛の方まで走っている。風呂に入ったら治ったところを見ると血行障害的なものか。それが朝起きたら、また同じ症状がでている。しょうがないので、今も炬燵に入ってパソコンに向かっている。 こんなことは初めてだ。二日連続で坂を駆け上がったりしたのがいけなかったのか。単に気温が低いだけのことじゃないのか。いずれにしても経年劣化が影響しているのは否めまい。せっかく寒さも忘れて脚力アップを目論んでいたのに、情けない。 外に出しっぱなしになっていたカランコエ・シンセパラが寒さにやられて、伸びていた子株の茎が折れ曲がっている。本体もダメージを受けているだろう。 雪が積もっていたエサ台のミカンを新しいのに取り換えておいたら、いつの間にか食べてあった。工事関係者の車が出入りしていて、ゆっくりミカンなど啄んでいる雰囲気じゃないが、早朝や夕方にやって来ているらしい。 今では唯一のエサ台の訪問者だ。それも数羽が来るだけの淋しさ。他の鳥はまったく来なくなってしまった。 ここ一週間は最高気温が一桁の日が続く。しかし、来週になればもう2月だ。4日の土曜日は立春、春はすぐそこだ。そうは言っても、まだまだ寒い日はやって来るだろう。 きょうもこんな感じで一日が過ぎるのだろうか。
2023.01.26
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♪ 救急車が二度走りゆく雪の朝老人と猫が耳すましおり まだ雪が降っている、昨夜はさすがに寒かった。 雪は大したことが無かったものの気温が低く、朝方には足元がちょっと寒かった。我が家は羽毛ふとんの上に化繊の毛布を乗せている。起きた7時が一番寒かった。「布団の上に毛布を乗せるのとか、布団の下に毛布を入れるのと、どちらが暖かいか」というのが話題になっていた。結論は「毛布を上にして寝るほうがあたたかい」です。これは羽毛ふとんの場合で、綿のふとんの場合はちがうらしい。「羽毛は体温を感知することで膨らみ、あたたかい空気をたくさん含むことができるので、羽毛ふとんを直接肌に密着させたほうが、保温力を発揮できる」ということらしい。 また、羽毛ふとんは吸放湿性に優れているため、快適な睡眠に必要な湿度も保ってくれる。体と羽毛ふよんの間に毛布を入れてしまうと、その効果が発揮できない。 そして、羽毛ふとんの上に掛けるなら、化学繊維の毛布がいいとか。羽毛ふとんの湿気の吸収率はポリエステルの120倍で、肌との間にムレ感を作るポリエステルの毛布があると、羽毛の良さが出せない。 筋状の雲が日本海から伊吹山を越えて、知多半島につぎつぎと流れ込んで来ている。 今日は午後、歯医者に行く日だが歩いて3分の所にあるので助かる。 昨日は、あの北西の風が吹きまくる中を徒歩で図書館まで行ってきた。前日に書いた通り、坂を駆け上がるのも目的の一つ。さすがにノンストップなんてまだまだ無理で、上り切ると歩き、坂があるとまた走るという具合。 館に着いて、検索モニターで閉架にある本を見ていたら、スタッフの女性が画面を見て「書架からお持ちしましょうか」と声をかけてきた。家のPCでも調べてあって、確認のためと他の本についても調べていたところだった。借りるものをメモをしてきていたのでそれも渡し、2冊を階下の書庫から持ってきてくれた。 以前、何度か閉架の本を借りた。専用の紙に記入して持ってきてもらうシステムだった。目的(閲覧か貸出か)を書く欄があった。それがこの日は、そんな確認はせずすぐに貸し出しの手続き入ってくれた。これでいいのだ。 スタッフがスッと寄ってきて、余分なことを言わずにサッと本を取りに行ってくれる。思いもよらなかったので嬉しかった。やり方が変わったのか、この日だけなのか。 寒がりのアランはだいぶ寒さに慣れたようで、この寒い中を何度も外に出ていく。戻って来ると、キャットピラーに駆け寄ってガガーっと登ったりする。 今日は雪が積もっている。トイレは外でする習慣なのでどうするのか。さっき家のトイレでしてあったのを確認。そりゃそうだよね。雪は止むだろうが、1日の気温は低いままだし風も強い。まるでモノクロ写真 薄日が差してきて、目の前のアスファルトの上の雪が融け始めている。 今日はのんびり加賀乙彦の本でも読んで過ごそうか。
2023.01.25
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♪ 三猿になろうとしても目が開く耳ざわざわと不満がこぼれ 昨日、図書館に行くつもりでウォーキングに出たが、途中で休館日だったことに気が付いた。最近、こういう事が増えた気がする。 坂道を駆けあがっている時、登山のための体力作りにこの坂を利用しない手はないなあと考えた。新知保育園の前の道(旧常滑街道)と後ろを通っている中道を一周すると、けっこう坂を上がり下がりすることになる。国土地理院 道路上の断面図 家から図書館まで3キロほどで、この部分だけ一周すると1.6キロある。昨日は一気に駆け上がったわけではなかったものの、ほぼ一周近く走った。まあ何とかできたので、その気になっている。脚力を付けるには、たくさん歩くよりもこの方がずっと良いに決まっている。 もともと坂を駆け上がるのは好きなので良い目標が出来た。ノンストップで1周出来るようになったら2周を目指す、とまでは言わないでおく。 それにしても岸田総理の慌てぶりはどうだろう。坂道をころがり落ちるばかりで、滑稽ですらある。何をやっても支持率に結び付かず、「異次元の」なんて冠を付けてみたところで、その実行力とリーダーシップのなさを国民は見透かしている。要するに、信用できないのだ。 形勢挽回の奇策も、相撲の立ち合いで咄嗟に出した「猫騙し」みたいなもの。思い付きで何の根拠も準備もないままにガムシャラに突っ込んでいくばかり。どれかは当るだろうと、大砲を目蔵めっぽう撃ちまくるために、無い金を無理やり作って使いまくる。施政方針演説 朝日新聞だから辛口なコメントが多いと思う向きもあるかと思うが、国民全体の意見にそう大きな違いはないと思う。「少子化・子育て」対策にしても、カネをばらまいただけで子供が増えるはずもなく、相当な覚悟を持って各方面で大幅な改革をしなければならない。そのことにはまったく触れず、漠然と大風呂敷を広げるだけでは誰も納得しない。 心理状態は、金正恩と何ら変わらないだろう。追い詰められた恐怖心と四面楚歌の疎外感。虚勢を張って必死で見栄を切ってはみても手ごたえのなさに落胆する。人心遠ざかるばかりで、孤独にさいなまれるばかり。世論を無視し、身内からも見放されて孤立し、ますます焦って墓穴を掘る。 臭いものにふたをして、身内をかばい、一体何を見て政治をしているのだろうか。味方につけるべきは国民だろうに。 名目賃金が上がっても実質賃金は目減りし、物価は上がる一方。年金も実質的には減少していく一方で、国民年金受給者はもう限界を越えている。コロナの影響もあって自殺者が増えている。中高齢者、特に50代が増加している。 難問山積の中で、聞く耳だ、メモ帳だと、パフォーマンスで乗ってしまった総理の椅子。解散総選挙も取りざたされ、まだしがみついて次を目指しているんだろうか。原発再開、軍事費に国債或いは増税の置き土産は、あまりにも無責任だ。
2023.01.24
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♪ 物価高コロナ死あまた高齢の自殺者増えて人減りゆきぬ 半年前に出た櫻坂46の「摩擦係数」。Mステか何かでたまたま聴いて、“今の若者はこんな歌を聞いているんだなぁ” と感心してしまった。この齢でこのような若者世代の歌を聴くことはほとんどないが、最近の秋元康がどんな曲を書いているのかちょっと興味が湧いた。 昔(1988年)に胃の手術で入院している時に彼の著作本を読んだことがあり、おニャン子クラブが1980年代のアイドルシーンを席捲していたころだった。構成に参加し、楽曲を手掛け、全楽曲の作詞を担当していた。そんな裏話や自分の思いをつづったものだったと思うが、本のタイトルなどは覚えていない。すげえやつが出て来たもんだと、その説得力と才能に驚いたことを覚えている。 そんな彼が手掛けた、櫻坂46の1stアルバム『As you know?』の中の1曲がこれ。17曲のうち4曲が新曲で、その内の1曲がこれ。他の歌は知らないし、一連のシリーズの楽曲の内容も全く知らない。櫻坂46 As you know「摩擦係数」(クリックでYouTubeへ) 作詞:秋元康 作曲:家原正樹/Giz’Mo (from Jam9) 今の社会、いや日本全体の悪弊に対し、周りを窺い自分を殺し、周りに合わせて擬態し、同調圧力や「個性、個性」と言いながらそれを許さない社会の、「違うという価値を認めない」ことへの苛立ちとレジスタンス。そんな世相を打破せよと、17人のダンスと軽快な曲に乗って歌われる。 しかし、こんな風に派手にテンポよく歌われると、歌詞の中身が薄められてしまって、この歌詞の意味が本当に伝わっているのかどうか、疑わしくなってくる。 古い人間とは感性も価値観も違うのは分かっているつりだが、シャワーの様に浴びることがないと “かったるい” のだとすれば、それは間違いで錯覚だと言わざるを得ない。ガス抜きにはなっているかもしれないが、自己を支える “心の底の重し” にはならない気がする。 脳の能力は1000年前と何ら変わっていない。能力を超えたことで無理を重ねている。どちらかに偏ればその分、別な部分が犠牲になるしかないし、全体のバランスも崩れてしまう。☆ シングルのヒット曲をたくさん世に出している彼。さまざまな分野に手を広げ、睡眠3時間で、詞を書き、企画書を書き、番組構成を考え、シナリを書き、プロジュースをし、著書を出したりしている。八面六腑の活躍ではあるが、時間と脳と身体を浪費しているだけなんじゃないかと思えたりもする。「娯楽」というものに身をささげ、世の中から求められているものに応えているという自負があるのだろう。 命を燃やすように詞を書いた「阿久 悠」からはどう見えていたのだろうか。 秋元康は、2005年に「AKB48」を立ち上げ、総合プロデューサーに就任して以降の彼の活躍は、目を見張るどころか目玉が飛び出るほどのもの。種類株式会社(設立当初はAKS)なんていう会社を運営し「芸能プロダクションの経営、(AKB48グループの運営管理)、音楽・映像ソフトの企画・制作・製造・販売、著作権などの使用許諾・管理、音楽スタジオの経営・運営・提供、放送番組・演奏番組の企画提供、映画の企画・制作・提供、各種SP・イベント・企画制作」などを手掛けている。 国内外にAKB48の姉妹グループを立ち上げ、2011年には乃木坂46を立ち上げ、2015年からは坂道シリーズとして「欅坂46(現・櫻坂46)、けやき坂46(現・日向坂46)」を立ち上げ、現在に至る。それらのほとんどを自身が作詞しているという。 曲先で、1000曲の楽曲の中から選んで詩を付けるというやり方を取っている。2022年の時点で、年に200から300曲の作詞しているというから驚くばかり。
2023.01.23
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♪ 「歳のせい」言って心は安からず理由はほかに有ると知りおり 7時40分。巻雲のような細かい筋雲が、空を覆っている。九州の南に低気圧が発生し、明日の朝から南岸を東に移動してゆく。その前のほんの一時に見せた空が美しい。 明日から寒くなる。その前にいろいろとやっておくことに。 塩ビ管に植えたナニワイバラから塩ビ管を外したように、ミヤギノハギを塩ビ管に植えたのを止めてコンクリの枠を作って、大き目のスペースに植え替えた。 市販のものでちょうどいいのが無かったので自分で作った。大が40×30㎝、小が32×30㎝を2つずつのつもりだったが、木枠の材料が足りなくて3個しかできなかった。 いくら何でも大きくなる株を受け止めるのに、直径25㎝のパイプでは狭すぎる。これでそこそこの大きさになって立派な花を咲かせてくれるだろう。周りにはギボウシとかホトトギスを、ある程度増えていくことを想定して植えてある。植木鉢をじかに置くと下に根を伸ばしてしまうので、丸太を切ったものに乗せた。置く場所はまだ暫定的で、周りの状況によって変わって来る。 南の台所の窓下も植えてあったものを別の場所に移植し、砂気の多い土にバークたい肥や赤玉土を入れ、培養土も混ぜて均して置いた。 ここには蝶豆を育てて、夏の直射を遮るグリーンカーテンを作る予定。ネットに朝顔も混ぜてビッシリと這わせてやろうと思っているが、上手くいくかどうか。その根元に何か花を植えると良いが、取り合わせとしてはオレンジ系の何か。カンカン照りに耐えるものだと、ポーチュラカか短いタイプのガーベラとか・・? ここまでやっておけば、もうしばらくはやることがない。☆ 春に伊吹山に登りたいと思っていて、体力・筋力アップをぼちぼちやって行こうと思っている。ウォーキングの前には体幹のトレーニングとかスクワットなどをいつもより多めにするようにしている。 そうしていたら体が随分軽くなって、疲れも苦にならなくなった。一時期衰えていた体力も戻ってきて、坂を見ると駆け上がりたくなる習性が徐々に戻りつつある。20年前の体調が甦って来ている感じ。一昨日も大外コースを13,800歩ほど歩き、階段はいつも通り駆け上がり、坂も駆け上がっている。ほぼノンストップで休憩などしてないが、それほど草臥れた感じはなかった。 体力が落ちるとすぐに「歳のせいだ」と言いがちだが、こうしてみると決してそんなことはない。歳のせいなどではなく、「使わないことから起こる筋力の低下」だということがハッキリわかる。 三浦雄一郎さんが実践して示しているように、「歳をとっても筋肉は鍛えられる」し、少しの衰えならすぐに元に戻せる。特発性頸髄硬膜外血腫を発症し、手術を受けて数カ月に及ぶ入院生活をおくり、両足麻痺で、ストックをついて歩けるようになった。彼は昨秋に90歳となっている。 今は、麻痺をリハビリで少しずつ良くなっていて、山登りやスキーを次男・豪太さんらのサポートを得て再開している。スキー場でシーズン初滑りを楽しむ三浦雄一郎さん(左) 2022年12月16日(朝日新聞)「今シーズンはスキーを。春になって、もっと良くなっていたら山登りを少しずつ始めて、来年はできれば富士山に登ってみたい」「その調子がよかったら、アコンカグア(南米最高峰、標高6961メートル)に再トライしたい」と話している。 やはり元気の源は「モチベーション」。それが無ければ体は動かない。長友佑都「ブラボー!」 昨日のTV「世界一受けたい授業2時間SP」で、長友佑都がネガティブになりがちな気持ちを前向きにする方法として、「自分を、未来から見よう」。「未来になりたい自分を想像して、そこから見ると、今やるべきことが見えてくる」と言っていたぞ。 未来とは目標のこと。モチベーションの源でもある。
2023.01.22
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♪ 大好きな花海棠をあきらめて植えた薔薇の名はシャーロット嬢 メルカリで薔薇を買ったので、パーゴラの前の嵩上げした花壇に植え付けてやった。 小さな挿し木の苗をどうやって送って来るのか、興味を持って待っていた。なんと郵便の第4種郵便で、ポットのまま中身の見える状態で送られてきた。こんな方法が有ったなんて、考えたこともなかった。 中央でカットしてポット苗入れ込み、テープで止めてあるだけ。土がこぼれないようにし、水気をたっぷり与えてあった。 第四種郵便には、「通信教育用郵便物」「点字郵便物・特定録音物等郵便物」「植物種子等郵便物」「学術刊行物郵便物」の4種類があり、この内「植物種子等郵便物」が、条件さえ満たせばとても安く植物を送ることができるらしい。 ポイントは「栽培目的」であることで、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、切り花、押し花、リースなどは対象外。観葉植物、多肉植物、野菜の苗、水草などは栽培目的なので送れる。 配達員さんが内容物が植物であると確認できるように、常に中が見える状態になっている必要がある。サイズ区分 長辺: 60cm 3辺計: 90cm植物種子等郵便物 料金 50g以内 73円 75g以内 110円 100g以内 130円 150g以内 170円 200g以内 210円 300g以内 240円 400g以内 290円 さらに100gごとに(上限1kg以内)+52円配達日指定 【平日】(+32)【日祝】(+210)時間指定 ×オプション 【速達】250gまで(+290), 1kgまで(+390), 4kgまで(+660)【特定記録】(+160)【代引(代金引換)】(+265) 薔薇の種類は、レディー・オブ・シャーロット。シュラブローズ(半つる性)の四季咲き。病気にとても強く、バラは初めてという方にもお勧めという。デビッド・オースチンのイングリッシュローズコレクションの中で、最も頼れる品種のひとつだそうです。 ここは日当たりのいい風通しの居場所で、通りからも良く見える一等地なので、ちょっと目を引く明るい薔薇が欲しかった。じっくり調べてからと思っていたが、まあ衝動買いというところ。 シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるもの。苗が小さいので、立派に咲くまでは3~4年は掛かるだろう。 若いつぼみは、深みのあるオレンジレッドで、徐々に花びらが緩やかに並んだゴブレット型になりる。花びらの一枚一枚は、表側がサーモンピンクに対して、裏側はコントラストの美しいゴールデンイエローだとか。 あっという間に大きくよく茂る、アーチ状のシュラブになるというのが気に入った。冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引してもいいという。 農林水産省登録品種 登録品種名:「Ausnyson」で、登録品種を登録者(権利者)の許可なく増殖・譲渡(販売)・輸出入することは 損害賠償・刑事罰の対象となると書いてある。 こっそりやっているうちは良いのだろうが、あまり派手にやると捕まる? どうりで販売のページにバラの名前が明記してなかったわけだ。
2023.01.21
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♪ 雲上の皇居、皇族、松の間に長鳴き鳥の歌ひびくなり 天皇、皇后両陛下と皇族方が出席されて行われた「歌会始の儀」が、18日午前10時、皇居・宮殿「松の間」で執り行われました。 お題は「友」で、一般応募の1万5005首(選考対象)の中から入選した10人の歌などが古式ゆかしい節回しで披露されました。「歌会始の儀」=18日午前10時40分、皇居・宮殿「松の間」(代表撮影)天皇陛下 コロナ禍に友と楽器を奏でうる喜び語る生徒らの笑み皇后陛下 皇室に君と歩みし半生を見守りくれし親しき友ら秋篠宮さま 彼方此方(をちこち)を友らと共に行巡(ゆきめぐ)り聞き初(そ)めしことに喜びありぬ秋篠宮妃紀子さま 春楡(はるにれ)の卓の木目を囲みつつ友らと語る旅の思ひ出敬宮(としのみや)愛子さま もみぢ葉の散り敷く道を歩みきて浮かぶ横顔友との家路秋篠宮家次女佳子さま 卒業式に友と撮りたる記念写真裏に書かれし想ひは今に常陸宮妃華子さま 友よりの封書に貼られし海外の風土の切手をルーペに見入る寬仁親王妃信子さま 老犬を悼(いた)む思ひが友からの賜(た)びし子犬の声(こゑ)に救はる三笠宮家彬子さま 器からこぼれてしまつた言の葉を静かにつむぐ友の横顔高円宮妃久子さま 紅葉(もみぢ)する木より聞こゆる鳥のこゑ黒姫の森を友と歩めば高円宮家長女承子さま 厳かに巫女の舞ひたる倭舞ひ外つ国の友と我ながめをり【召人】小島ゆかりさん 旧友のごとくなつかしあかねさす夕陽の丘に犬とゐる人【選者】三枝昂之(さいぐさたかゆき)さん 月蝕ののちの望月くまもなき地上にわれが友垣がゐる永田和宏さん 悪友と呼びたき友のいくたりを思ひ浮かべてゐる月の食今野寿美さん 「みづの上」につらつらしるす一葉の友といへるもなくとぞあるを内藤明さん 海越えて柔らかき声まだ逢はぬ友といつしか卓を囲まむ宮内庁庁舎=東京都千代田区(産経新聞)【入選者】(年齢順)岡山県 藤井正子さん(73) 温もりの残る手袋渡されて君は友より夫(をつと)となりぬ熊本県 三浦清美さん(63) 卒論は梶井だつたね君だけが四十二歳(しじふにさい)のままなる友よ東京都 久和(きゅうわ)鏡子さん(62) キスゲ咲く尾瀬の木道友の背のリズムで歩くすこし離れて新潟県 相川澄子さん(61) 友だちはゐないんだよと言ふ君の瞳の中にわたしを探す神奈川県 岩田真治さん(55) つくるでもできるでもなくそこにゐたあなたをわたしは友とよんでる茨城県 芳山三喜雄さん(50) ともだちを友人と呼ぶやうになり子は就活をほどなく終へる島根県 㯃(うるし)松友香さん(40) 「母さんも友だちできた?」と小一の吾子(あこ)に問はれし仕事の初日京都府 丹羽紗矢香さん(36) 友といふ言葉を知らぬ一歳が泣いてゐる子の頭を撫(な)でる東京都 吉田直子さん(26) みづいろの絵の具ばかりを借りにきた友の見てゐた空を知りたい山梨県 小宮山碧生(あおい)さん(14) 友の呼ぶ僕のあだ名はわるくない他のやつには呼ばせないけど 私ももちろん応募しました。毛筆で書くのが必須条件なので、年に一度、この為だけに筆をとるというのも良いものです。 また、あて先が、「〒100-8111 宮内庁」だけでいいというのも、何だか別の世界へ足を踏み入れる儀式の様で、厳粛な気持ちにもなります。 最近の若者の短歌愛好者が増えたわりには、古典的な和歌への反発もあってか、前応募数があまり増えていないのは残念です。口語体ではなく、旧仮名遣いで、となればそりゃあ縁遠いのでしょう。ましてや毛筆必須ともなれば、もう別世界過ぎて歯牙にも掛からない? そういう時代だと言ってしまえばそれまですが・・・。 後日に、入選歌の考察をしてみようと思っています。 来年の歌会始のお題は、「和(わ)」 応募は未発表の自作で1人1首。「和」の文字が入っていれば、「平和」「和服」のような熟語や、「和らぐ」「和む」のように訓読みで使っても差し支えない。 締め切りは9月30日(当日消印有効)。宛先は「〒100-8111 宮内庁」
2023.01.20
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♪ 巻紙の清書もなしの毛筆の手紙をだれか寄こしてはくれぬか 季節外れの暖かい陽気は去っていき、当初の予想が少し後ろにずれて、25日にこの冬一番の寒波がやって来るらしい。気温の予報を見てビックリしてしまった。日中はほとんど気温が上がらず、日本列島が異常な寒さにすっぽりと覆われる。気象協会ウェザーニュース 海に囲まれ、暖流の対馬海流と黒潮が流れる見本列島。寒さの谷に落ち込んだようなかつない寒さ。こんな気温、過去に有っただろうか。外出などする気など起こりそうにない。 異常な高温だったヨーロッパも(海流のお陰で免れているイギリスを除いて)、日本ほどではないが平年の寒さに戻るようだ。Windy(等圧線入り)地上の気温 わが知多市の10日間予報を見れば、ウェザーニュースは25日は真冬日(一日の最高気温が0度未満)の予報となっている。そんな日は今までの記憶にない。ウェザーニュース気象協会 気象協会は全体的に高めで、25日の最高気温が0度となっていて、真冬日までにはならないと踏んでいる。果たしてどうだろう。 6日と今日を「earth」比較してみると、ユーラシアとヨーロッパの変化がよくわかる。ライブの情報だけで先の予報は出ていないので、25日の様子は当日にならないと分からない。 こんな寒い日は、炬燵に丸くなって本を読んで過ごすのが良さそうだ。合間にパズルでもやってみるのも悪くない。 朝日新聞・先週の土曜日「be」紙面に、熟語を埋める問題が出ていた。 今回のは難易度が★★★★★で、かなり難しかったのでやりがいがあると思い、ご紹介しますす。 知っている熟語を入れても、他が合わなかったり、全く思いつかないのがあったりでかなり難儀しました。出来るだけ辞書は引かないようにするものの、今回は幾つか辞書の世話になり、なんとか全部埋めることが出来ました。 下のチェック欄の「1と2に入る言葉は何か?」というのが問題となっています。我が家の複合プリンターはA4までしかスキャンできないのではみ出てしまった。興味のある方、拡大できますのでチャレンジしてみてください。回答をお知りりになりたい方はコメント欄へ。
2023.01.19
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♪ あの人にこの人にもとおすそ分けキムチ鍋にと漬汁も添えて 昨日、3件目の棟上げがあった。最近は「建前」の儀式はほとんど行われない。施主も若く、仕事があるので休んでやることもないらしい。都合のいい別の日に、棟木に幣串(へいぐし)と呼ばれる飾り物をつけることはあるらしい。 上棟式は上棟後の縁起のいい日に行うのが一般的。冠婚葬祭などの場合は六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)を参考に日取りを決めることが多いが、建築の場合は十二直という暦注を元に選定した建築吉日(建、満、平、定、成、開)から日取りを決めるらしい。 大安であっても、十二直の三隣亡に当たる日などは避けた方がいいなど、独特の慣例があるという。日曜日でないとダメとなると難しくなる。 先の日曜日、丁度出かけるところに施主夫妻があいさつ回りをしていたようだった。留守になったので、棟上げのこの日には顔を出すだろうと思っていたが、来れなかったようだ。歪みを補正して暫定的に固定するための筋交いがビッシリ入っている。補強のボルト締めだらけ。耐震のためにしても “こうなるか” って思う。複雑な切込みがしてある。これじゃあボルトで締めないと持たないわな。 10時にはもうここまでいっている。2時間しかかかっていない。けっこう風が冷たくて寒い朝で、そばでじっと眺めているのもつらい。たまに2階から眺めるだけだったので、あっという間にこうなっていたという感じ。 この後、屋根下地を打ち付け、防水シートを張るなどして5時前には終了していた。本来なら、ここから上棟式が行われる(※地域によって異なる)。(簡易な上棟式) 1.棟梁が棟木に幣串(へいぐし)と呼ばれる飾り物をつける 2.祭壇に神饌(しんせん)を供え、飾り物を飾る 3.棟梁が建物の四隅の柱に、水、塩、米、酒をまいて建物を清める 4.棟梁の祈願 5.施主・関係者の祈願 上棟式には施主の家族のほかに工事関係者が出席します。棟梁、現場監督、担当者、設計者、職人3~4人など、家族以外の参加者は7~8人程度。神主を呼べば玉串料、ご祝儀や引き出物、直会(なおらい)があればその費用と、結構出費がかさむ。 地元の風習に倣う必要がある場合を除き、新家や分家ともなればそんな風習にはとらわれないで、全く何もしないというのが現実のようだ。☆ 今日は屋根ふきをするようだ。総2階ではないので屋根は小さい。1階は玄関部分と裏側に屋根があるが、すぐに終わりそうだ。 向かいの、なかなか売れないモデルハウス。どうやらダンピングに入ったようだ。 4180万円税込が3980万円に、200万円値下げされている。☆ 早めに漬けたキムチが食べごろになっている。1カ月経っていない。暖かい日が間にあったので、発行が進んだようだ。
2023.01.18
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♪ 先勝の無風快晴気温4度8時に上棟工事始まる 昨年の暮れから工事が始まっていた3軒目の住宅の棟上げの日がやって来ました。7時にたくさんの建築関係者が集ってきました。例のごとく暇人がここまでを定点観察しているので載せておきます。 今日一日で家の骨格が出来上がる。8時に作業開始だ。大工や作業員は12人ほど来ている。 これからその模様をじっくり観察させてもらいます。2階の寝室からは目の前なので撮影するにも好都合。家がどんどん出来上がっていく様子を見るのは楽しいものです。図面を見て切り刻んで、現場で一発勝負で組み立てられる。機械もな大昔、日本の大工の技術は凄かったが、それからすれば今は規格の揃った材料を機械で削って組み立てるだけ。まあそうだとしても、いつも感心しながら眺めている。 良い天気となった今日、せいぜい楽しませてもらいましょう。
2023.01.17
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♪ 50分かけて歩いて訪ねたる知人は留守なり電車で戻りき 昨日、いつも自家栽培の野菜を持ってきてくれる友達に、食べごろとなったキムチを持って行った。5キロちょっとの距離なのでウォーキングを兼ねて歩いて行くことに。市役所の裏の水路沿いからスタート。 いきなり川鵜の集団が飛び立った。かなりの数が次々と。この場所で夜を過ごし、これからどこかの餌場となるところへ移動するのだろう。7時半という、まるで出勤の時間と同じタイミングだ。 旧堤防道路を行く。 途中、長浦駅を過ぎて産業道路をまたぐ歩道橋まで来るとこんな看板が。どこをどう工事しているのか分からないが、長浦インターの南行の未完部分を作ることになっているので、そのための工事かも知れない。 将来の計画道路がこの道と名鉄の線路をまたぐ形で図面が引かれている。そのための地盤調査が行われていた。去年の10月16日のブログに書いている。間違いなくこの陸橋のある辺りだ。 朝のうちなら誰かいるだろうと思っていたが、着いてみると車は2台停めてあるものの誰も出ない。日曜日なので家族全員でどこかへ出掛けたか。いつも乗っているワンボックスカーが見当たらないので、それで行ったのだろうか。 ちょっとばかりショックだったが、居ないものはしょうがない。玄関に置いておくことも出来ずそのまま持ち帰ることに。帰りも歩くつもりだったが何だか拍子抜けして、歩く気が失せてしまった。 駅までは近い。日長川では川鵜が一羽、ぱたぱたと扇ぐようにして濡れた羽根を乾かしていた。 駅に着く前に嫌な予感。やっぱり、ちょうど電車が出るところだった。無人駅で普通電車しか停まらないので、30分待たなければならない。歩けば50分は掛かるので、途中で追い越される。♪ 3本の通過電車を見送りてたった3駅を鈍行に乗る☆ この日は74歳の誕生日。次男が来たので昼は「魚魚丸」へ。 最近の回転ずしはタブレットで注文して握りたてを食べるので、レーンの上にはほとんど何も乗っていない。注文品がレーンに乗って流れて来るところもあるが、ここは直に手渡してくれるので、それもない。 何も回っていない回転ずし。 昔、大きなホールのような中にいくつかの島があり、たくさんの板前が客の注文を聞いて握ってくれる大衆寿司店があった。安くてうまかったのに、いつの間にかなくなってしまった。いっそのことそんな店にしてしまった方が活気があって良いと思うが、どうなんだろう。 安い回転ずしがいくつかあるが、ここはちょっと高めだがネタは良いし、どれも美味しい。家族揃って小食なので、3人でこれだけでもう十分。7,100円ほどで済んでしまった。夕食なんか餅1個の雑煮で済ませたぐらい。大食漢には信じられないようなエコ家族だ。
2023.01.16
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♪ 制約を楽しむことを知りながら狭庭に何をどうするべしや ときじくの陽気にうかれ土いじり。浪花茨の先々を思いめぐらしその挙句、塩ビの管を掘り起こす。砂多き、カチンコチンノの岩盤のごとき土掘る、難儀なり。根っこの先は伸び伸びて、径21丈38センチの下までに伸びて元気なり。伸びたる枝をそのまま、管だけ上から抜いてやる。これなら根っこは傷まない。 穴を広げて根を伸ばす。それとて勝手にさせはせず、両のサイドにブロックを埋めて限界知らしめる。掘った穴にはたっぷりの、25ℓの培養土1袋ぜんぶ入れやる。これで文句は言わすまい。 こんな感じにしてみれば、きっと喜びこの春は、枝を太らせ嬉々として気品の花を付けるらん。純白の花と緑の往来の窓下映える日を思う。 斑入りススキや紫宝花や宮城野萩を移植せり。狭庭にぎわすそれぞれの、根を抑制のたくらみにこれまた塩ビの管に生く。どんどん増えるホトトギス、ギボウシなどの株もあり、どこへ植えるか悩むなり。 まだまだ変わる気が変わる、思案投げ首春までの長くも短い時を止め、自由にならぬ制約を短歌のごとく楽しまん。
2023.01.15
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♪ 正月は仕事で来られずさりとても明けても来ない次男 独身 暖かい日が続き、楽ちんですね。カラカラで火事が相次いでいるので、いいお湿りでもあります。20日(金)が「大寒」。その翌日から気温は急降下する予報が出ています。ポカポカ陽気で気が緩んでいるところへ、いきなりですから大変だ。 この暖かい間は、シャツを一枚脱いで体温の調整をした方が良さそうです。知多市の天気予報 24・25日は信頼性が低いですが、かなり下がる予報。21日の全国の予想気温 まあ驚くまでもなく、これが一年で一番寒さの厳しい「大寒」の寒さなのでしょう。ずっと寒かった昔と比べたら大したもんじゃない。昔はよく水道が凍ったりしてましたからね。 今年はまだメダカの鉢に氷が張ったことがない。しかし、25日は水道が凍る目安の-4℃一歩手前で、名古屋などはそのおそれありだね。☆ いつも年の初めごろに新聞に入って来る「高島暦」が、何故か今年は来ていない。それで販売店に電話すると、「ありますよ~、あした新聞と一緒に入れておきます。」と素っ気ない。まあ届けばそれでいい。 農家の人は農作業の時期を確認したりするのでしょうが、私にその必要は無い。「方位吉凶」、「家相」とか「六輝(六曜)-(大安・仏滅など)」、「生まれ年の運勢」とかにも興味はない。 一番重宝しているのが「年齢早見表」。ネットでも調べられるが、それも面倒だ。冊子としての存在がいいの。西暦、元号が併記され、満年齢が一覧になっている。 西暦で考える癖がついているので、元号で書かれるとよく分からない。明治は45年、大正は15年まで、昭和が64年までで平成が31年まで、なんていうのが時々分からなくなる。 役所の書類などほとんどが元号だから困ってしまう。全部西暦で通してほしいと思うが、天皇の「一世一元の制」に基づいている、国の根幹部分だけに変えるわけにはいかないのだろう。 西暦が良いというものの、明治元年が1868年だということは頭に入っているが、昭和元年が1926年、平成元年が1989年、令和元年が2019年なんてことまでは覚えていない。 一覧表があれば一目瞭然で、いちいち変換計算をする必要もない。スッキリより グローバル化して海外のニュースや情報がふんだんに入って来る時代に、江戸の鎖国時代のようなローカルな元号を使っている。「日本会議」というものが存在する限り、ゼッタイに無くならないのだろう。
2023.01.14
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♪ 春が来たごとき陽射しのふんふんとわれを狂わす大寒まだき パーゴラの前のスペースを花壇らしい雰囲気になるように一段高くした。挿し木で育てて植えてあった白のモッコウバラは、一度根を切ってブロックで囲ってあった。それをまた掘り返したのでせっかく出ていたひげ根を傷めてしまった。 でもしかし、ここには白以外のつる薔薇を植えた方が良いかなあとも思っていて、処分することになるのかも。 柱のある位置の周囲は昔の井戸があってコンクリートで大きく覆ってあるので浅くなっている。何かを植えるにも都合が悪いということもあって、嵩上げする必要もあった。花海棠を植えるか、つる薔薇や他の何かを植えるか、まだ未定。☆ 名古屋千種区に「ローズセクション」とういバラ苗の専門店があるようなので、そこで色々聞いてこようと思う。 「きれいで、丈夫で、育てやすい、四季咲きのつる薔薇。どれがお勧めですか?」店内では、春になるとこんな情景が見られるらしい。 HPには顧客の庭の薔薇も紹介してあり、バラに狂った人たちによる華麗なる薔薇の様子が載っている。つる薔薇も色々あって見とれてしまう。K様邸 イングリッシュローズやオールドローズをメインにした庭。Y様邸 ピンク系のバラをメインに黒のアイアンフェンスとの相性ピッタリのコーディ。O様邸 イングリッシュ系~フレンチのギヨーなどその他のシュラブやつるバラが多数生育中のオープンスタイルの庭。T様邸 オベリスクやフェンス~カーポートの屋根まで、それぞれ元気に咲いていて、道行く人が思わず立ち止まってしまう。 こういうものはあまり見ない方がいいかな。広いお屋敷に、一年中手を入れている薔薇の館のイメージは、わが狭庭とあまりにも落差があって・・・。 お気に入りの絶対的な1本を見つけて、パーゴラを飾れればそれでいいのだ。
2023.01.13
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♪ 足元に忍ぶ「戦前」細菌が意志のないまま溶かし始める あのクイズの帝王・カズレーザーがブレークしている。あの真っ赤ないでたちでいろんな番組に出るようになった。NHK高校講座の一環で高校生の問題を5問、アナウンサーと対面で答える番組がある。「カズレーザーvsNKH高校講座」Eテレ土曜日の午後9:30~10:00 今週は1月14日(土)で、今回は【物理】【国語】【地理】などからのクイズ。カズレーザーはなぜクイズが好きなのかを語る場面もあるらしい。 その博識と読み解く力はさすがで、5問のほとんどの問題を正解に導いてしまう。前回は最初の「地理総合」からの国連の旗についての問題で、「平和を象徴するものとしてオリーブが描かれていいますが、その他に平和を象徴するものが表されています。それは何でしょう?」 この問題はほぼ推理が当たっていたものの、惜しくも不正解。しかし、その後の4問はバッチリ正解した。前回の放送でも確か全問正解したんじゃなかったかな。「NHK+」の画面はスクリーンショットが出来ないので、スマホで撮った。☆ NHKは独自の優れた番組が多く、NHKならではの幅広い密度の濃いものへの評価は高い。それが妖しくなってきた。24日に退任する前田会長が大ナタを振り下ろして、人事制度や営業方針を抜本的に変え、コストを削って受信料値下げまでやってしまった。 10月から受信料が約1割安くなる。その一方で、事業規模を現在の年7千億円弱を、17年度をめどに6千億円弱に縮小する。総務省の要求に応えたもの。銀行出身ゆえの合理主義なのか、外部のコンサルタント会社に大胆に業務委託し、事業支出を大幅に削減している。 訪問営業を止めたため、契約件数は今年度上半期で約19万8千件減となち、想定の4倍のペースで急減している。ある幹部は、年40万件減どころか100万件くらい減るんじゃないかと危惧しているとか。寺田総務大臣 人事制度を変え、記者やディレクター、技術といった職種別の採用を廃止し、2年間は各職種を経験する研修制度にした。NHK関係者は「メガバンクみたいな採用と新人教育。優秀な人材がNHKにやって来なくなる」と。37%いた管理職を25%まで減らす方針。管理職試験を導入し、能力評価制度で若手や中堅が登用される一方で、取材現場しか経験してこなかったベテランたちは置いてきぼりになる恐れがある。 受信料収入が減る中で事業規模も減らすという。どう考えたって今より良い番組が出来るようになるとは思えない。そうでなくてもNHKは給料が民放よりも少ないと言われ、出演者のギャラだってかなり少ない。NHKという、矜持と技術力をもった優良な番組を制作する放送局だからこそ、人材が集まるし質の高い番組制作が続けてこられた。 政府の圧力に負け、本来の独立した企業理念を無くしつつある中で、異を唱えても受け入れられるどころか不満分子としてオミットされるのがオチだろう。そう思えば、優秀な人材ほどそんなところは避けるはずだ。 CMのないテレビはそれだけでも価値がある。NHKしか観ないという知人もいるぐらいで、今後ますますTVを見る人が減っていくだろう。受信料を下げたぐらいでは追い付かない。そうなると坂を転げ落ちるように、急速に没落していかざるを得ない。次期会長の稲葉氏は日銀理事で同じ体質と価値観を持った人だけに心配になる。文化なんて言う数字に出ないものへの理解と愛着などなく、コスパを重要視した経営をするだろうと、嫌な予感がしてしょうがない。 NHKの作業部会は現在は「補完業務」扱いのネット配信をNHKの「本来業務」に位置づけたうえで、受信料の対象をネット視聴にも広げる可能性を検討するという。NHKは無料アプリなどで放送用以外の文字情報やデータの表示などをなし崩し的に始めている。年間7千億円という巨額の受信料収入を採算を気にせずに使えるNHKが事業範囲を広げれば、民間のメディアやネット企業との公正な競争が成り立たない。それでは情報の多元性が崩れかねない。 作業部会は、国民が納得できる必要十分なNHKの業務範囲と費用負担のあり方を、正面から議論してもらいたい。(日本経済新聞)
2023.01.12
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♪ また一つ歴史を残し新玉の年輪でーんと光をあびる 昨日、今シーズン初めてエサ台にメジロがやって来た。ずいぶん遅かった。そう思いつつ去年はどうだったか確認すると、1月17日に初めてやって来たことが、この日記ブログに書かれている。そうだったのだ。最近は来るのが遅いのも確かだろうが、環境がまったく変わってしまったので戸惑っているのだろう。 周辺もどんどん変わっているし、自然がどんどん減っている。順応する間もなくかわってしまうのでどこへ行ったらいいのか分からなくなってる? 最初は1羽が、数日前に置いて表面が乾いてしまったミカンを啄んでいた。飛び去ったあと、新しいのと交換してやったらすぐに、今度は2羽が一緒にやって来た。たぶん番だろう。 この殺風景な庭の唯一の楽しい来客だ。他の鳥も来てほしいが、来たくなる要素がまったく無いので期待は薄い。パーゴラの上部に蔓性の植物を這わせ、それなりの緑が覆ってくれば多少はイメージが変わるだろうか。 こんな何気ないことが日常の愉しみになる。 あの「よしもと・ばななさん」も最近の本(「私と街たち(ほぼ自伝)」)に「毎日が蜜だ。生きているだけで丸儲けだ。今日が来るのが嬉しい、目を覚ませるのが楽しい。だいたいの人がみな愛おしい」と書いていて、結局、幸せって、生活の中にあるんだと。掃除したり、ごはんをつくったり、洗濯したり。そのことじたいが、幸せなことだったということに気づく。みんな年を取っていき、いつかだんだん生活が出来なくなってくる。 自分で着替えられ、瓶の二が開けられて。もうそれだけで幸せなことなんだと。きちんと、生活することがいちばんだって。 小説は売れなくなってきている。連載を本にしたいと出版社に相談して、断られたこともある。いくら文学賞をとっても、海外で翻訳が出て評価されても、そうだと。書く場所は必ずあるので、本当に書きたいことだけを書いていくつもりとか。 家族がよりどころって、昔ははなしたけど、いまは趣味で、毎日会ってるという。 おカネは、勿論全くないのは困るけれど・・。最近の若者を見ていると、それぞれのコミュニティーをよりどころにして、上手に暮らしている。そういう時代なんだと。 あくせくしない。自分に合ったスタンスで地に足を着けて、じっくりと生きていく。個人が消費されて、疲弊してゆく風潮に異を唱え、成長を目指すん「じゃない」株式会社が立ち上ったり。新しい方向性と価値観、手法も手順も今までにないアプローチで肩ひじ張らずに、ふわっと実現していく。 今朝も早速やって来たので、窓越しに。猫ガードを設置してあるので、アランが飛びつくのは避けられると思うが・・・。
2023.01.11
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♪ 十八が成人となり二十歳(はたち)という晴れ晴れとしたことば消えゆく 暖かかった昨日と一転して、今日は冷たい北風が吹き、名古屋では8度に届くかどうかの寒い一日。 かと思えば、週末に向けて(北海道以外)天気が下り坂になるのに伴い、春のような気温になる。そして週が明けるとまた真冬に逆戻り。シーソーみたいで調子が狂う。 因に、2022年の平均気温の平年との差をグラフにしたものを、気象庁が1月4日に発表している。春から秋にかけて全国的に気温の高い状態が続き、年平均気温は全国的に高く、特に北日本でかなり高かったことが分かる。今思っても異常な天気の年だった。 夏の平均気温は、西日本では平年差+0.9℃と、1946年の統計開始以降1位タイの高温を記録。盛夏期と比べても強い太平洋高気圧に覆われた6月下旬から7月上旬の高温が顕著で、6月下旬には東・西日本、7月上旬には北日本で、1946年の統計開始以降、当該旬として1位の記録的な高温となった。 確かに、熱帯地方になったかと思うような暑さだった。 今年はどんな天候になるのだろうか。3か月予報ではランーニャは終息し、ほぼ平年並みに推移するらしい。しかしその先のことはまだ分からない。庭の植物をあのカンカン照りから多少でもも持ってやろうとパーゴラを作り、植えてあった位置も変えている。 平年並みが一番いいのだが、夏がどんどん前倒ししていき、秋がどんどん遅くなっていくのがますます顕著になって行くのだろうか。 翻って、直近のわが市を見れば、明後日からの1週間はかなり暖かい。ウェザーニュースと気象協会とではかなり違い、土・日などずいぶん違う予報になっている。まあ、足して2で割れば大方近い数字になるのだろう。 早く春にならないかなあと、赤い鼻緒のじょじょ履いたミーちゃんみたいな気分のじじいです。
2023.01.10
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♪ 細菌は見えざる神のごくなりあまねく腹をつと撫でてやる NHKスペシャル 「超・進化論③ ダーウィンのその先へ」が面白かった。 最先端の科学で“新しい進化の物語”に迫るシリーズ「超・進化論」の最終回。主役は「微生物」。取るに足らない存在にも思える微生物だが、実はそのシンプルさゆえにどんどん分裂して世代を重ね、高速で進化するスーパー生物なのだ。そんな微生物は、腸内細菌をはじめ、他の生き物にも大きな影響を与えている。さらに、微生物のパワーは、地球環境をも支えていることが明らかになってきている。知られざる微生物の本当の姿に迫る。 超・進化論 (1)「植物からのメッセージ 〜地球を彩る驚異の世界〜」 超・進化論 (2)「愛(いと)しき昆虫たち 〜最強の適応力〜」 に続くシリーズもの。「NHK+」で、今日から1週間観られます。(登録は無料)再放送が、1月12日(木)午前1:10 ~2:00にあります。 これはもう目から鱗が落ちっぱなしです。地球上の生物すべてが微生物によって大なり小なり、依存して成り立っているという事実。人体など微生物によって生かされているようなものだし、地球そのものも微生物無しでは成り立たない。つぎつぎと新しい発見があり、未だ未知の多い世界の、そのほんの一部が分かっているに過ぎない。 目に見えないものすべてを微生物という。20億年前に「アーキア」という微生物が生まれた。その時はまだ酸素はなかった。その後、光合成細菌が生まれ、光合成細菌のお陰で急速に酸素が増えていった。そして「好気性細菌」が生まれる。 日本の深海で「アーキア」が発見され、その培養に成功。観察を続けると紐のようなものを伸ばしている。かつてそんな細菌は無かった。考察を重ねた結果、この紐のようなものを使って「好気性細菌」を捕まえたのではないかとの仮説にたどり着いた。未知の解明のスタートは仮説から始まる。 ついには「好気性細菌」を抱き込んで、自分と一体化していく。 「すべての能力を自分で進化させなくても、誰かの能力を借りて組み合わせればいい」というものへと進化していった。そしてこれが動物の根幹に重要な役目をするミトコンドリアとなったのだろうと結論付ける。 そして4億年前、海から陸に上がる動物が生まれる。その過程で必要だったのが陸の食物を消化するため、繊維を分解する細菌の存在。それらの細菌が腸に取り込めるように進化することで多くの腸内細菌を持つようになって行った。現在の人の腸内細菌は数百種類、約100兆個あると言われている。 進化の過程で新しい細菌が生まれ、次々に変容・進化し続けている。それは動物だけではなく地球上の様々なものに影響を与え、形作っている基になっている。いわば、微生物でこの世界は成り立っていると言っても過言ではないらしい。 単純にただ生きている微生物が、生存し続けるためのシステムが自然淘汰に関係があり、生物の進化に関わっているという事実。すべてがこれらの細菌と繋がって存在しているという事実。 人体も地球も、微生物で出来ていると言ってもいいくらいのもので、微生物がなければ生きてはいけない。まだまだ未知の微生物が存在している。 ごくごく一部が紹介されているに過ぎない。 この砂粒の分解をする細菌にも驚かされる。中国からやって来る黄砂に乗って日本にやって来るわけだが、このバクテリアが砂粒からミネラルを取り出す役目をしているという。黄砂が動植物の活動に大きな役割をしているというわけだ。「文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの」ジャレド・ダイアモンド著 楡井浩一訳 によると、太平洋上の81の島々を調査し、環境を完全に破壊しつくした島から、今でも十分に自然環境と社会を維持している島まですべての例があるという。調査研究から導き出した、自然環境と社会生活を維持する条件が9つあって、それは、 1、湿潤 2、温暖 3、新しい火山活動 4、火山灰の降下 5、黄砂の飛来 6、標高 7、さんご礁 8、近隣との関係 9、大きさ だと 5番目に黄砂の飛来というのがある。3と4の火山にしても、おそらくバクテリアのもたらす何か有益な物が関係しているのだろう。 地球の歴史と共に始まっている細菌の大いなるロマンでもあるし、人間にとって欠くことのできない、ゼッタイに無視できない偉大なる存在。それを得意のCGをふんだんに織り込んで、分かりやすく50分にまとめてある。その内容を書き記すことなど到底できない。番組を見ていただくしかない。 再放送:1月12日1:10~2:00
2023.01.09
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♪ グーグルに地球をズームアップする荒野に並ぶ仙人掌の棘 時代は変わったと思う事しきりですが、こういう記事を読むとその変容振りには驚かされるばかりです。 朝日新聞の「灯 わたしのよりどころ」という連載記事より「職業」と言っていいのか、有料で依頼を受けて、ただその依頼者に寄り添うだけで文字通り何もしない、「レンタル何もしない人」という存在が注目されている。2018年6月から始めていて、これまでに4千超の依頼を受けてきたという。必要とされ、感謝されていて、ツイッターのフォロワーは40万人を越えているという。「レンタルさん」の森本祥司さん(39)1983年生まれ。大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻修了。 利用者の一人、九州から状況した女性(32)は発達障害があって、地図を読むのが苦手で、集中力も続かない。2時間かかってようやく目的地にたどり着いた。そこに寄り添っていたのが「レンタル何もしない人」の彼。困っていても手を貸さず、何もしないで見守っているだけ。 この日、彼女は1万円を支払って彼を依頼したのだという。「家族や友達が一緒だったら絶対に甘えていた」。でも「レンタルさん」はただいるだけ。気を使う必要はなかった。彼女は、高校卒業後に就職した先で理不尽な扱いを受け、うつ状態になり退社。 日常生活でホームヘルパーが世話を焼いてくれるが、彼女はそういう手助けが「しんどく、つらい」と感じてしまう。「レンタルさん」に依頼し始めてから、一人で物事をこなす自信が付いた。鬱の状態も快方に向かっている。「レンタルさん」がいるから将来に絶望せず、強く生きていける気がする」収入なし、ストレスゼロ。“レンタルなんもしない人”やってます。(婦人公論インタビュー記事) この発想は普通の人には絶対には浮かばないでしょう。森本さん自身、学生時代から共同作業が苦手で、かいしゃでも組織の駒になりきれない。生きづらさを感じていた時、人から無料で食事と寝床を提供してもらう「プロ奢ラレヤー」という存在を知った。それで、「協調性のなさというコンプレックスを逆に売りにした活動をするという発想が浮かんだという。「依頼者がポジティブな効果を得ているかなんてわからないし、興味もない」と言う。 このスタンスが長続きしている所以だろう。真面目に考えすぎて相手の心の中に入り込むようなことになるのを避けている。それでは本末転倒になる。付かず離れず、そばにいて見守っているだけ。まるで神さまのような存在だ。 固定化したコミュニティーの中の息苦しさを抱えている人は多いと感じている。依存先はたくさんあった方が良い。自分はその中の一つの隠れ家なのかもという。 1時間1千円でレンタルされる「おっさん」もいる。45~55歳を中心に約70人が稼働している「おっさんれんたる」というのがある。登録料5,000円を支払ってレンタルされる権利を買う。「おっさん」の東海林大介さん(55)「時給千円ではペイできないので、お金目的ではない。人に感謝されることに喜びを感じるんです」 依頼者はお金を払い「話を聞いて」「同行して」と、身近ではない人に心を許す。SNSが普及して、いつでも誰とでも繋がれるようになった反面、強く、深い人間関係を作るのが苦手な人が増えているという。情報過多、人間関係の積み重なりで、息苦しくなっている。SNS世代は案外孤立してしまっているというのが現状のようだ。 自分の存在を認めてほしい、話を聞いてほしいと心の発露を求めている人がたくさんいる。ただ想像出来るような答えしか返って来なかったり、分別臭い意見や常識的なものに囚われた話など聞きたくもない。憂さ晴らしに愚痴を聞いてくれる人、黙って心に寄り添ってくれる人を求めている。 生活の個人化が進み、3人に1人が孤独を感じ、特に20~40歳代でその程度が強いという調査結果がある。初めて会う人やたまたま居合わせた人との交わりを「弱い紐帯(ちゅうたい)」と言う。強ければいいわけではなく、弱いからこそ愚痴が言えたり、要望を聞いてもらえたりする。 緩やかにかすかにつながっていて、何か困ったことが起った拍子につながりがオンになるような関係を作っておいた方がいいらしい。
2023.01.08
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♪ 公園に子どもの声のなき日々に野鳥の声さえ聞けぬさびしさ 先日行ったイタリアンの店は古い日本家屋を改装した、ちょっと変わった今風の店。入り口からして和そのもの。 そこそこ立派なお庭があって、夜はライトを灯して雰囲気を出しているらしい。敷地内には華翠とかいうジュエリーの店とか学習塾かなんかも併設しているようだが、そんな余分なものはない方が良い。 和風の部屋にじゅうたんを敷きつめ、靴のまま上がれるようになっている。明治の初めに西洋かぶれした政府の面々が、会合などをしている場面を想像する。トイレに立ったついでに廊下を歩いてみた。 天井の設えが我が家のものによく似ている。天井はいわゆる「踏み天井」で太い梁がむき出しになっている。スタッフに聞いてみた。「この天井は我が家のものとよく似ているのですが、昭和初期の建物ですか?」「踏み天井になっているようですが」「そうです、その通りです。この場所は天井を上げてあります」「そうか、やっぱりね」現代のもの(国産材の家づくりより) 1階の天井と2階の床を兼ねている「踏み天井」は、天井がシンプルになり建物の高さを低くすることが出来る。最近はこの「踏み天井」の家を希望する人が増えてきているとか。2階の音が下に漏れるので嫌われてきたが、例えば子供の声が聞こえたりする方が自然だし安全だという考えに変わってきている。 新しい建築基準が、気密性や省エネなどを優先する本来の人間の持つ感受性とか感性を蔑ろにしてしまっている。 風の音や雨音、外を通る人の気配、雪の積もった日の静寂、野鳥のさえずり、汽笛の音、さまざまな情緒的な音をすべて遮断した生活なんて牢獄と同じじゃないか。工夫と耐えることがセットになってようやく手に入れられるものだけに、生まれた時から防音と気密性の完備した家に育てばそんな情感を味わうことも、その意味も分からない。 ぎすぎすした疑似的なものに囲まれ、本当のものを知らない無気質な生活が豊かな人間性をはぐくめるはずがない。 8畳が4部屋、いわゆる「田の字」になっていて、今回はその2部屋を使っての正月恒例の食事会。床の間とその横には(多分元は押し入れだったのだろう)1間の空間に豪華な生け花が飾られている。 見取り図を見ると、個室が2部屋、カウンターまである。右半分が大きく改造され洋風になっている。天井を上げ、高くすることで部屋を広く見せている。 今回で3度目になるが、諸物価値上がりのためかかなり値段が上がっている。ランチメニューは3,850円と5,500円があり、大人は5,500円のもの、子供はその半分のものがあったのでそれにした。たっぷり時間をかけて出て来るので小さい子供は間が持たない。それでもみんな大人しく、楽しく食べていた。 どこぞの一族は、めいめいが今年の目標とか抱負を発表したりするのでしょうが、そんな堅苦しいことは一切無しの2時間半ほどの美味しいイタリアンを楽しんだ。今回は量がちょっと物足りなかった。以前は夜だったせいか、十分に満腹した記憶があるのだが・・。 今年も元気に頑張りましょう!
2023.01.07
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♪ 好き嫌いだけがすべてのお前さん私は猫を叱れぬ亭主 1月6日は二十四節気の「小寒(しょうかん)」。寒さが厳しくなっていくころ。この日が「寒の入り」で、立春の前日である節分までが「寒の内」となる。 午前6時までの最低気温は、北海道十勝地方の陸別町でマイナス25.1℃(午前5時58分)で、きのうのマイナス30.4℃に比べると高い。長野県野辺山高原はマイナス16.1℃(午前5時22分)と、今シーズン一番の冷え込みになっている。 じゃあ全国的に寒くなるのかと思いきや、この先1か月は寒気の影響を受けにくく、高温傾向が予想されている。気温は東・西日本と沖縄・奄美で高く、特に、全国的に1月中旬にかけて気温がかなり高くなる見込みらしい。 現在、ドイツなどヨーロッパでは記録的な暖冬となっており、この異常な高温をもたらしている暖気の波動が、日本にもやってくるらしい。ヨーロッパには青い色が無くなっている。 3連休になる成人の日はかなり暖かそうで、過去に何回か雪のチラつくことがあったことを思うと、今年の成人は震えることもなくほっこりできそうだ。北国もちょっとは楽をできそうだね。 日中は3月並みの陽気となる所もあるようで、知多市の予想気温もビックリするような数字が出ている。誕生日の15日など、最低が15度、最高が17度と、トンデモナイ数字が出ている。 しかし、この暖かさは長続きはせず徐々に戻って行って、1月21日~2月3日になると高温傾向は解消し、気温は全国的に平年並みに戻るらしい。梅のつぼみが一気に膨らむでしょうが、暑くても寒くても、生き物にとっては “平年並みというのが一番良い” 。 寒暖が一定しないと体調の管理も難しくなる。寒い日とまったく同じ格好でウォーキングしている高齢者を見かけるが、着るものも加減しないと。インフルエンザが流行期に入ったらしいので、こういう時こそ気を付ける必要がある。NHKニュース マスクなど外して咽頭を冷気に晒して鍛えないといけないのに、世間の目ばかりを気にして無意味にマスクを掛けるのは愚か者のすることだ。 1医療機関当たりの1週間の患者数が、全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされており、現時点で「1.24人」となり、「1人」を上回っている。流行期に入るのは新型コロナが感染拡大して以降初めてで、W感染する患者もいるらしい。万が一同時に感染すると重症化することが分かっている。 外出から帰ったら「先ず手洗い」。ウガイは、しないよりはしたほうがいい程度のもの。とに角、手洗いを絶対にすること。マスクをしているから安全なんて思ってはいけない。
2023.01.06
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♪ 冷え締まり空を映せる佐布里池梅のつぼみがふんふんと啼く 昨夜は冷えた。マイナスになったかと思い確認するとそこまでは行っていなかった。 昨夜も前日に続き、私のベッドにアランが潜り込んできた。外から帰り車のルーフにあがり、2階の屋根伝いにやって来て、前脚でガラス戸を引っ掻くようにして音を立てる。開けてくれとの合図をするわかだが、昨夜は寝入っていてまったく気づかなかった。寝場所が変わったカミさんがその音を聞いていたらしい。何分か経って諦めたらしく、1階へ下り、猫マドから入ってやって来たらしい。最初からそうすればいいものを、何故か屋根を伝ってやって来る。 場所が変わったカミさんのベッド。家の中ならカミさんのベッドに入るのに、2階からはルートが決まっていてそっちへ行く発想がないらしい。教えてやらないといけない。車からは近いしこっちもその方が都合がいい。寝返りがちょっとばかりやりにくいし窮屈だ。 左側に寝る癖があって、ベッドから降りるのに邪魔になって困る。それで、昨夜は右側から入れてやったのに途中で左に移動してしまった。その内どんどん足元の方に移動して、最後にはど真ん中で寝ている。腰のあたりにいる時はそのまま寝返りできるが、足元のど真ん中となると、脚を持ち上げないといけない。 2日連続だ。カミさんは猫と寝ることを喜んでいるが私は違う。しっかり教え込んで、もう私のベッドには来ないようにしないと。もしかして、カミさんより私の方が好きなのかもしれない。 今日は晴れているのに7℃ほどまでしか気温が上がらず、寒い一日だ。 昼前に出かけて留守にするので炬燵はナシだ。猫用の家があるのに何が気に入らないのか、絶対に入ろうとしない。 亡くなっピピは大きな図体で無理やり入って、パンパンにふらませていたことがあった。日が当たる場所に置いてあるが、見るからに安物なので入る気にならないのか?
2023.01.05
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♪ 川と雲の流れる様にあこがれて自由きままにふわりふわりと 帰省のUターンで道路は渋滞しているものの事故もなく、何とか無事に新しい年がスタートしていくようです。暇な爺さんは、どんな1年が始っているのか世界の気候の様子を鵜の目鷹の目で眺めながら、思いをはせているのであります。「earth」の風と気温大陸はとにかく寒い。海が気温の低下を防いでくれる。アメリカ北部はこの季節、大寒波に襲われる。イギリスは南から暖かい空気が流れ込み、暖流もあってかなり得している。夏のオーストラリアは、南風で涼しいが、北部は暑く内陸部の大半は猛暑になっている。 4日(水)も、日本海側は断続的に雪。北海道から北陸は大雪による交通障害に注意。今夜から明日にかけて、北陸から近畿では局地的に雪の降り方が強まり、平地でも大雪となるおそれ。太平洋側は広い範囲で乾燥した晴天が続くようです。 1月は新鮮な気分であり緊張感もあって、毎日が充実して過ぎていく。目標を立てたり、今年こそはと誓いを立てて、そりゃもうウキウキ昇り龍。2月は逃げるように去りゆきて、3月は変化が多くて落ち着かず、気温の上がるに脳内のホルモンバランス崩れがち。 こんなはずではなかったと周章狼狽オロオロと、思案投げ首せぬようにふんどしの紐を締め直す。年度初めを迎える頃にはあの立派な誓いもどこへやら、雲散霧消し影もなし。季節と共に前倒しの4月病なる新語あり・・・。 1日を振り返る時、マイナスのイメージを一切忘れて、たった一つの「良かったこと」を思い出して寝るという人がいる。 後ろにあるのは過ぎ去った過去。前には、未知の未来しかない。 子どもが元気はつらつしているのは、過去を持たず未来に生きているからだ。
2023.01.04
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♪ 逆転の順序に脳を刺激して抗ってみる令和5年を 今年は年末年始、美味しい酒を何時になくよく飲んだ。昨日は恒例の手巻き寿司だったがピノ・ノワールの赤ワイン。お嫁さんもグラス2杯とちょっと飲んでほろ酔い気分。ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2019 エティエンヌ・ド・ヴォロザック 赤フランス ミディアムボディ、ピノ・ノワール100% AOC ブルゴーニュKURADASHIで、3本セット4,400円(税込) 1本あたり 1,466円ワインショップドラジェ、ヤフー(酒のやまいち)で3,278円(税込)、楽天(ECHIGOYA)でなんと1,880円(税込)「カベルネ・ソーヴィニヨン」と双璧といわれる品種『ピノ・ノワール』。栽培が困難で相性の良い産地以外では本領を発揮することが難しいため、ピノノワールは最も気まぐれで気難しいブドウ品種として知られている。「ブドウ樹のおてんば娘」とか、「神はカベルネ・ソーヴィニヨンをつくり、悪魔はピノ・ノワールをつくった」なって言われたりする。 ワインの王様『ロマネ・コンティ』はピノ・ノワールが100%使用されている。果皮が薄いことで色素やタンニンの含有量が少ないため、 ワインの色も明るく透明度がある。味わいでは渋みよりも果実由来の酸味・ミネラル感が表に出てくる。大まかに言えば「カベルネは力強い渋み系、ピノ・ノワールは繊細な酸味系」。 飲んでみた感想は、軽くてちょっと酸味があるもののミディアムボディだけあって口当たりは柔らかい。ラズベリーやチェリーなどの赤い果実の香り、シルキーなタンニンが特徴というのは当たっているかな。 アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどでピノ・ノワールの高級ワインが作られている。1万円以上の『ピノ・ノワール』のワインを飲んでみたい。「芸能人格付けテスト」のような、5千円のワインと100万円のワインの違いなんか分かるとは思えないが、3千円のワインと1万円のワインの違いは分かると思う。 1本空けていい気分で恒例の家族麻雀へ。 孫はママの実家で従兄弟たちとやったらしく、一人でやれると自信満々。とりあえずはバーバが抜けてやってみる。バーバに手助けしてもらって半チャンを終えたところで交代。お嫁さんもだいぶ上手くなってきて、きれいな手牌で何度か上がっていた。来年が楽しみだ。☆ 今日は午前中、座りっぱなしと言うわけでもないが、アッとという間に中5日となってしまったウォーキングへ。どのコースを取ってもあまり人には会わないだろうから、いつもと違うコースへ行ってみる。田園地帯は空がいっぱい。天気のいい日はとても気分がいい。 スプリンクラーが回っている畑があって、何を栽培しているのかと近寄って見ると葱だった。スプリンクラーが回っているのも珍しいが、葱をこうして栽培しているのを見るのも初めて。冬にみる虹はなんだか嬉しい。 歩いている人は1人だったが、ランニングですれ違った人が3人いた。確かにこういうところを走るのは気持ちがいいだろう。天気が良くて雲がまったく無いというのも味気ない。 カーブするようにジェット機が飛んでいくというのも珍しい。こんなアクセントがあればもうけもの。曇天でも雲のない快晴でもつまらないので、この日はまあまあだったかな。 何てことないこんな風景が好きだ。年月をかけて自然が作り出す無作為の調和は、視覚からエモーションへと伝わっていく「f分の1ゆらぎ」が心地いい。 東の空はピーカンで、西の空には雲が張り出してきている。確か天気は下り坂で、午後からは曇って来るのだろうと思っていたらその通りになった。 野鳥の姿はあまり見なかった。胸が白くて背が黒っぽいやや大きめの鳥が数羽、畑に下りていたぐらい。空には表れない地球の異変が、じわじわと忍び寄って来ているような気がしている。
2023.01.03
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♪ 未知の道ゆくあらたまの年はじめ見るものすべて未来なるべし 穏やかに新年がスタートしました。 世の中には奇特な人がいるもので、尼崎市の中村菜花群(なかむら)さん(59)はほぼ毎日「いろは歌」を詠んでいるという。あのすべての仮名を旧仮名遣いで1度だけ使うというもの。(天声人語より)「黒豆蓮根(はすね) 海老昆布 青菜添へけり さて御節 太陽(たいやう)燃える 良き年に 笑顔(ゑがほ)の我ら 睦(むつ)みゐぬ」 あまりに良くできているので、1語が1度で全部使われているなんて信じがたい。確認してみよう。「くろまめはすね えびこんぶ あおなそへけり さておせち たいやうもえる よきとしに ゑがほのわれら むつみゐぬ」 こんなのを毎日のように詠んで楽しんでいるという中村さん。「て」や「に」は助詞にもなれてどこにでも当てはまる優等生だが、「ろ」は使い道が限られている個性派だとか。 明治時代に、新聞が募って1万を超える投稿から選ばれたというのが紹介されている。「鳥啼く声(こゑ)す夢覚ませ 見よ明けわたる東(ひんがし)を 空色映えて沖つ辺(べ)に 帆船(ほぶね)むれゐぬ靄(もや)のうち」 言葉を知らないと、とてもじゃないが出来るものじゃない。韻を踏んだり七五調をも意識する、かなり高度な言葉遊び。 どうです、皆さんも試してみては? 短歌を詠む人なら多少は有利かもしれない・・。*「いろは歌」について『国語学大辞典』では(空海作ということを)”否定する説が多”いとあり、また、”「いろは」の歌詞は今様の形式である”が、今様が盛んになった時代と空海の時代とは合致しないとある。『国語学研究事典』でも”空海の時代はア行のエとヤ行のエとの区別をしていた時代”であり、いろは歌にはその区別がないため、空海作者説は否定されているとのこと。 息子一家が電車で帰省したので、留守番の犬を散歩をさせるために9時頃に出かけた。散歩のついでに近くの神社へお参り。時間が遅いので年越しで参拝客を出迎えていたテントも撤収され、人出はそれほどでもなかった。 海椙と書いて「うすき」と読む。ちょっと珍しい名前の神社だ。 当神社の始まりは、大同元年(806)と伝えられ(神社遷宮史による)その後延喜3年(903)、疫病が大流行した折に「山城国祇園の牛頭天王(須佐之男命)を祀らば悪疫収まらん」との神のご託宣が降り、古字池田山の地に新殿を建立。 その後は、海の守り神としてまた、災害の守り神として住民から深く崇敬され、現在は本殿に建速須佐之男命を、相殿に皇大神宮と蛭子神と高龗(たかお)神を合祀している。 社歴も千二百年と古く、また社格も旧「郷社」であり、社名も古くは「海洲鬼神社」と称していたが、文政14年(1831)許可を得て、海椙神社と改称したとある。 平成19年10月8日、常滑多屋土地区画整理事業により、長年鎮座した森西町の地より現在地に遷座している。 去年は雪が降った後で風も冷たい散歩だったが、今年はとても穏やか。小次郎も2歳半になってだいぶ落ち着いて、吠えたりすることもなく、とてもいい子ちゃんになった。 庭が広いので繋がれることもなく走り回って遊べるのは、小次郎にとっても飼い主にとってもとての良い。草が伸びていて大外周りが出来なくなっていたので、きれいにして走り回れるようにやった。しばらく走り回っていなかったせいか、大して喜びもせず走り回る様子もないので、棒きれを投げて無理やり走らせたり・・・。 留守番して寂しかったのだろう。行くと全身で嬉しさを表現し、飛びついて、抱き着いて、長餅になったり丸餅になったり、可笑しいほどにすり寄って来る。最近はよく言うことを聞くようになってきて、そうなると可愛さが倍増する感じだね。 ウララちゃんは家の中でノンビリと日向ぼっこ。ガラス越しのご対面。撫でてれやればしきりに喉を鳴らして喜んでくれるが、この日は家の中には入らず。もう一匹の若猫ココちゃんは、二階にでも上がっているのか姿が見えなかった。 夜には家族が返って来る。
2023.01.02
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♪ レンブラント光線の射すグランドに少年ポンとグラブを叩く 本年もどうぞよろしくお願いします。 孫が少年野球チームに入って楽しんでいます。 3月のWBCには大谷翔平も参加するし、日本の実力は格段に上がっています。アメリカも本気を出して強力な選手を揃えてくるようなので、とても楽しみですね。
2023.01.01
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