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--------------------37話のつづき--------------------しかしキョミは何事もなかったの用にスックと起き上がってリョウの元に駆け寄る。「リョウ!!!!」キョミが叫ぶ。なんやリョウを気遣っているのか?いいところあるやんか、キョミ!!!と思った瞬間、「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」キョミは低い雄たけびと共にリョウを遥かかなたへと放り投げた。「だだだだ・・・だぁてぁぁぁ!!!」リョウは涙を流しながら暗い廊下の遥かかなたへと飛んでいった。さ・・・・さらばリョウ・・・・「あいつはもういらん。お前代わりやれ。」キョミが呼んだのは・・・・・モコトだった。「いやじゃ」モコトは開口一番きっぱりと断った。な・・・なんちゅうやっちゃ!!!沈黙が続く。「なんだと?もう一回いってみろ。きさま」「いやなんじゃ!!あばやばや!!!」モコトの意思は堅いようだ。なんだか変わったなモコト。いつも逃げてばかりいた男が・・・・しかし、ここで反抗するのはあまりに無謀すぎる。無謀・・・・それは死に直結する布石なのだよモコト君!!!「なんだとーー!!テメーやれよっ!!!ばか!ざこ!!」キョミの子分のチナツがモコトに詰め寄る。「うるへーブス!!!」そう言うと、モコトはチナツをブチ殴った!!!「ゴブッ!!!」血反吐を吐きながらチナツが吹っ飛ぶ。「きさまぁーー!!ゆるさんんぞ!!!ぐごぉぉぉぉぉぉぉもももももん!!」キョミの目つきが一気に変わる。そして金色に光り輝きだす。やばい!!このままではモコトもあの世行きだ!!!「君やめなさいっ!!!」その時キョミの前に立ちはだかった男がいた。
2005/09/11
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--------------------36話のつづき--------------------そこには何もなかった。真っ暗なだだっぴろい部屋・・・・しかしよく見ると、その中央に何か物体があった。恐る恐る近寄るとそこには人が倒れていた。「ぬおおおおぉおぉおおおおおん!!!!どうしたんだ!!貴様!!!!」バビシャが駆け寄る!!「ま・・・まってバビシャ君!!!」僕はバビシャを止めようとした。しかし、バビシャはそんな僕を跳ね除けた。そしてその倒れている人物に駆け寄る。「きさまぁぁあぁあ!!起きよ!!!!!!」バビシャがそいつの顔面をシバきあげる。恐る恐る僕も近寄ってみた。そこには・・・・・・・男が一人倒れていた。しかし、なんだか違和感を感じた。耳はとんがり、普通の人より耳の位置が高い気がした。目は閉じてはいるが切れ長の目だ。デコが少し広い。う~ん。これでは普通の人だな。なんだかいい表現方法はないものだろうか?う~ん。はっ!!!!!!そうだ!!昔やっていた「妖怪人間」ってアニメ、みんな知っているだろうか?その中のオヤジ・・・・ベムだっけか?あれにクリソツだっ!!!「妖怪人間ベム!!!!!」思わず僕は叫んでいた!!!その瞬間・・・・・・・ベム似のその男の目が開いた。「ぬぼんわぁぁぁ!!!起きたのか!!!!きさまぉぉ!大丈夫かいやぁぁぁ!!」バビシャが興奮する。一言一言に力が入りすぎではないか?疲れないのだろうか?その男は、そんなバビシャをよそに、静かにあたりを見回すと、口を開いた。「起こしてくれて・・・・・・・ありがとう・・・・・・・・・ゴザイ・・・・・・・マす。」なんだかどこかで聞いた口調だった・・・・。「私の・・・名前は・・・・ナビアン・ローズ・・・と・・申します・・・よろ・・・しく・・・・」
2005/09/08
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--------------------35話のつづき--------------------(神戸高広の場合)みんなと別れて1時間は経つだろう。いわゆるひとつの残るマメオトコとの戦いをするために、池土大(バビシャ)と、長い廊下をひたすら大声を出しながら歩きまわった。バビシャの目的は中学校の親友でもあった八杉と土谷のカタキをとるためだった。僕は・・・・嫌だった・・・・でも、バビシャに無理やり連れてこられたのだ。だけど、バビシャの話は魅力的だった・・・バビシャはまだみんなといる時にこそっとこう言った。「おぬし、モコト様のモテる話しを聞きたくはないか?おれはさっきモコト様への手紙をかぁぁぁいたぞ!!それを渡せば確実にモコト様のお話が聞けるのだ!おれと一緒について来るなら、そこにお前の名前も書いてやろう。」みんなと別れることの不安もあったが、僕の答えはイエスだった。だって、モコト様の話をききたいんだもの!!!!そしてモテモテの人生を送りたいんだもの!!!・・・だけど今は不安でいっぱいだった。マメオトコとの戦いで死んでしまったら元も子もないのだ。バビシャを見ている限り・・・・策は・・・・・無い。「マメオトこぉぉぉぉぉおおおおんんん!!!!!!でてこいやぁぁあっぁ!!!」何度叫んだだろうか?もはや喉も限界にきている。しかし・・・・・・マメオトコたちは一向に現れない。「バビシャくぅぅぅん。こりゃ他のマメオトコはもういないんじゃなぁいの?実はマメオが嘘をついていたんじゃなぁいの?」僕は叫び続けているバビシャに向かって言った。これだけ挑発しても出てこないのは、本当に残りのマメオトコが存在しないか・・・、マメオの嘘だったのか・・・・・そんな不信感を抱き始めだしたその時だった・・・・歩く廊下の先に一つの扉が見えてきた。ん?これは・・・・・・扉の前まで来ると・・・そこは明らかに他とは違う空間だった。いわゆる一つの、行き止まりだったのである。あぁ・・・どうやらバビシャ君のしゃべり口調がうつってしまったようだね。たはは。しかし・・・これだけ歩いて初めてたどり着いた「行き止まり」・・・・・ぼぉくは何かある気がした。そう・・・とんでもない事が起こる予感・・・今までは延々と続く廊下しか見ていなかった僕たちにとって、行き止まりは初めての体験だった。「ぬわぁに!!!この扉を開けたらどこにつづいているんであろうかぁぁぁぁ!!!」バビシャはそう言うとその扉をおもいっきり蹴り飛ばした!!アチャチャ!!!考える暇もないじゃない!!!バタンッ!!勢いよく扉が開く・・・・・・そこには・・・・・・・・
2005/09/07
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--------------------34話のつづき--------------------(日下茂誇斗の場合つづき)ふぅ。気分も落ち着いたし、そろそろ行くか!!おれはこんなことでくよくよする様なアホなネガティブ思考の男ではない!!!今までも、持ち前のプラス思考で数々の苦難を乗り越えてきたのだ!!!俺の心にもはや迷いはなかった。なんとしてでもキョミの虐待に耐え抜いてやる。そしてこの忌まわしい世界から抜け出してみせる!!ヨシッ!!!気合を入れようと体に力を入れた瞬間!!・・・あつっ!!あつつつっいやぁぁぁぁぁ!!!!!腹に急激な痛みが走る。チクショウ!さっきのこすった傷かね!!!うんばぁぁばば!!!シット!!あまりに熱い。鏡の中の俺の腹に目を落とす。!!!!!!!ハブッぁ!!!!!!!とんでもねー事がおれの腹上に起きていた。な・・・なんちゅうこっちゃヴぁばば!!!!!「アホモコトさんじょう」とキョミに書かれた文字が、こすったせいで・・・・・・・・・・・「ホモコトさん」に変わっていた!!!!「ぐぉぉぉっぉぉっぉぉおぉぉぉぉおっぉぉぉぉんんんん!!!!」怒りのあまり、自分の腹をブチ殴った!!「げびぃっぃぃいおおおおおおお!!!!」その瞬間胃液が泡となって口から飛び出す。「これではぁぁ!礼儀正しいホモやないかぁぁぁぁ!!!!!ぐぼぼぼぼぼ!!!!」痛みとにのた打ち回りながら、またもやとめどない涙が溢れてくる。「うごぉぉぉうっうぅつっうううううううううううううう・・・・・・礼儀正しいホモやない・・・かぁ・・・・・ううううっ」泣くな・・・・泣くな・・・おれ・・・・これはただのお遊び・・・そう・・・そうなんだ・・・・・そう思わなければ、あまりに惨めだった。おれは必死にポジティブシンキングに切り替えようとした。そうだ!「裸踊りで見せた俺の斬新な動き!そしてでかいイチモツ・・・・・あれは今後の自慢になるに違いないぜ!!!がははは!!!」思い切り笑ってみた。だがそれとは裏腹に涙は溢れる一方だった。だめだ・・・・・おれを見るあのみんなの白い目がどうしても頭から離れない。特に、女性たちの目・・・・・これからいい所を見せようと希望に満ち溢れていた数時間前が懐かしい。もはや取り返すことは不可能だろう。キョミのせいでおれは、身も心も犯されたのだ・・・キョミ・・・・殺してやる!!そして・・・・あの惨劇を見ながら見てみぬ振りをしていやがった・・・あいつら全員も!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!あびゃびゃ!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!殺してやる!!ほももモモ!!殺してやる!!俺の中の様々な思いが、ひとつの感情へと統合されていく・・・・・・・・・・・・・・・・それは・・・・・・・・・・・激しいまでの憎悪に変わった。
2005/09/06
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--------------------33話のつづき--------------------(日下茂誇斗の場合)キョミに戦いの前の宴と称されやらされた裸踊りがやっとのこと終了した。おれはキョミにしばしの休憩をもらうと、一人別室へときた。張り詰めていた緊張と恐怖から開放される。俺は鼻に刺していた割り箸をそっと抜いた。割り箸はおれの涙と鼻水で光っていた。くっそーーー!!!!くっそ!!!!くっそ!!怒りと惨めさで頭がおかしくなりそうだ。腹にマジックで書かれた「アホモコトさんじょう」の文字を消すため、タオルで必死にこする。涙と鼻水は俺の腹まで達していた。だが油性マジックで書かれた「アホモコトさんじょう」の文字は一向に消えることはなかった。おれはがむしゃらに何かに取り付かれたかのごとく腹をこする。「あっつ!!!!!つつつっ!!!」摩擦で焼けるように腹が痛い。腹を見ると、さっきこすった箇所が、赤く滲んでいる。・・・・・血だ。く・・・くっそーーーー!!!!!!!!!怒りがこみ上げる。しかしなんとかキョミの仕打ちに耐えなければならない。あのサンダーを一撃で殺すキョミの力は強大だ。俺は怒りを静めるためシャワーを浴びた。シャワーといっても洞窟内の湧き水を、サンダーがシャワーとして使えるようにした簡単なものだった。蛇口をひねると冷たい水がおれの体を包み込む。こすった腹の傷口が痛い。だが・・・・・・・心地よかった・・・キョミに犯された体と心の汚れを洗い落としてくれるようだった。ふぅ。さっぱりしたおれは、タオルで体を拭きながらシャワー室から出て鏡の前に立つ。顔はゲッソリやつれて目の周りが赤く腫れている。ふっ・・・・泣きすぎだよおれ・・・あまりに変わり果てた自分の顔を見て、変におかしくなってきた。とにかく今はキョミの仕打ちに耐えてマメオトコから逃げることが先決だったな。ふっ。シャワーを浴びたおかげで、おれは落ち着きを取り戻していた。キョミの嫌がらせに一々腹を立てていては実が持たないぜ。ふっ。大人な俺。ふふふふふふ。笑うことで汚された心が癒されていく。不思議なものよ・・・人間ってのはよ・・・・心の持ち方しだいでこんなにも感情が左右されるなんてな。あぁ、神よ、あなたはこの世に、なんて不完全な生き物をお創りになったのでしょうか。おれは胸の前で手を組み、神に祈りをささげた。あぁ。心が落ち着いていく。おれは神の御心にふれた気分だった。絶対に耐え抜いてやる・・・・キョミごときには屈しないぜ。おれは心にそう誓った。
2005/09/04
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--------------------32話のつづき--------------------おれの人間椅子地獄はまだまだ続いていた。キョミは女以外の男性に特に厳しかった。ただ一人例外がいた。それは・・・・・・・・・・・・・・・・・タックだ!タックはなぜかキョミに気に入られていた。かつて恋人だったからだろうか?とにかくラブラブだった。「キョミ・・・・あんまりわがままをいっちゃだめでちゅよ~っ。」タックがキョミのおでこを指でツンツンとつっつく。「はぁ~~いタックン」しぶしぶキョミは重い腰を上げた。人間椅子から解放された俺はその場にへたり込んだ。くっそータックの言うことだけは聞きやがる!!おもいんじゃぼけくそぶす女!!!!タックはキョミの虜になってしまっている。筋肉ムキムキで赤ちゃん言葉とは・・・もはや正気の沙汰ではなかった。タックに目で合図を送ったが、タックの目はもはや焦点さえあっていないようだった。こいつぁ完全にキョミの虜だ!!キョミに何か飲まされたのだろうか?それとも本当にキョミの支配下に置かれてしまったのか・・・怒りでキョミの顔を見上げた。タックと抱き合いラブラブちゅっちゅしていたキョミと目が合う。キョミは急に冷めた目になると・・・・・・・・・・・「ペッ」と俺の顔めがけ唾を吐いた。そしてタックに悟られないようにしながら、俺に向かって中指を立て口パクでこう言った。(この・・・・カスやろう・・・・・しねや・・・)そして抱き合っているタックに視線を戻すとまたラブラブし始めた。その視界の向こうでは、モコトがチナツに裸踊りをさせられている。おれはその場に頭を抱えた。もういやだこんなの!!!今は早く時間が過ぎるのを待った。現在時刻は5時50分。作戦開始まで残り40分・・・・果たして生き残れるか・・・このキョミ地獄の中で・・・・俺達の恐怖の対象は、マメオトコから別のものへと移りつつあった・・・・・もはやマメオトコなんてどうでも良い・・・そんな気すらしてきた・・・
2005/09/03
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