2005/02/17
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 必ず最初の2月7日「マメオトコプロローグ1」から読みなはれ!切に願う!


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「コラッ!!・・・・ボらっ!!・・・・ゴルラッ!コラッ!!・・・・ボらっ!!・・・・ゴルラッ!」

おれ達は、口調だけは強気で、恐る恐るその2人に近づいていった。







そこには、最悪の光景があった。






「土谷・・・・安木・・・・」

バビシャがうなだれてつぶやく。


そう、そこには土谷と安木らしい人間らしきモノがあった。



何故なら、2人は完全にミイラのように干からびていたからだ。



どうやら仲の良かったバビシャにだけは、

ミイラのこの2人が分かるらしい。

「な・・・なぜ・・・・こんな事に・・・・」

バビシャは2人を抱きしめ、大粒の涙を流す。

さっきの血の海を見てから大体こんな結末を予想はしていた。

しかし、実際にこんなことが起こるとは。





おれ自身驚いたのだが、この光景を目にしてもそこまで動揺することはなかった。

この2体の死体が、あまりに現実離れしているからなのか・・・・・

それとも、この暗闇の異様な空間の中にいるせいで、おかしくなってしまったのか・・・・・・・・





なんだか初めからこうなることは分かっていたような気がする。



くそっ。

しかし、何故こんなミイラのようになってるんだ?

あまりにおかしすぎる。

「これは普通の殺人じゃないな。」

モコトが当たり前のことをもっともらしくつぶやく。こいつは意外と冷静だ。







モーテルが頭を抱えている。



「あぐぱぁいやぁー!!!あぐぱぁいやぁぁーー!!」

タックが狂って椅子を蹴飛ばしながら、床に突っ伏す。



「だぁて・・・・だ・・だ・・だぁて・・・・だぁて・・・・ぇ・・・」

リョウが蚊のようなか細い声をだしながら、泣いている。

そうか・・・・リョウはこの二人と仲が良かったっけ・・・・・・



ヒロは怯えて机の下でガタガタと震えている。



「ぼぉお・・くわ・・・・なんにも・・・してません・・・うぅぅうっうっ・・・・・」

神戸は神に助けを請いながら赤子のように泣きじゃくっている。






ふぅ。どうやら今、この中で一番落ち着いているのはおれのようだ。





おれには、やらねばならんことがある。

そう、ここで何が起こったのか、一刻も早く突き止めることだ。






おれは土谷と安木の死体をくまなく調べることにした。

一通り調べると、二人に共通する点が2つ浮き上がってきた。






まず一つ目は、二人とも顔がこの世のものとは思えない形相で朽ち果てているのだ。

よほどの苦痛に耐えたに違いない。

この顔を見る限り想像を絶するものだろう。

二つ目に二人とも限界までウチマタだということだ。

土谷の方は元々ウチマタだったから分からないが、安木のウチマタ具合は相当なものだ。

つま先とつま先がくっついた状態で180度に開いている。

どういうことだ?どうしてウチマタなんかに・・・・




結局何も分からなかったが、取りあえずおれは、

この場の雰囲気を和ませる効果も期待して、昔から一度だけでいいから言いたかったセリフを言った。




「皆の者落ち着きたまえ!!・・・・

おれはわかってしまったんだ・・・・・・犯人はこの中にいる!!!!」




・・・・・・・・

あたりはシーンとしている。

誰もが白い目でおれを見てきた。





「ハジメ・・・・・・マシ・・・・・・テ。」






その時、どこからともなく不気味な声が聞こえてきた。

ん?誰だ?

俺たちは一斉に身構える。

振り返ると、目の前の机の上に小さなコブシくらいのサイズの丸っこい変な形の人形が置いてあった。

あれ?こんなもんあったっけ?

おれはその人形に、近づいた。





「ハジメ・・・・・・マシ・・・・・・タ。」





「うをぁ!!!」

さすがにこれにはオドロキを隠せなかった。

その人形・・・いや、生き物がしゃべったのだ!!!

それは、丸くて、口が裂け、目は一つ、

胴も頭もなく、そこから唐突に手足が生えているバケモノだったのだ。

でも、よく見ると思ったよりそんなに恐くない。

むしろカワイイくらいだ。

「ジコ・・・・・・ショウカイ・・・・・・ガオクレマシ・・・・タ。

ワタシハ・・・・マメオトコ・・・・トモウシマ・・ス。」

以外と紳士的にその生き物は自己紹介した。





マメオトコ?

なんじゃそりゃ。





あまりに弱そうな名前だ。見た目もヘボそうだし。

しかし、このしゃべり口調。

どこかで聞いた気がする・・・・・・

「おーおー!マメオトコとやら!!!土谷と安木をこんなんにしたのは貴様か!!」

弱そうな外見を見るやいなや、モコトがマメオトコに対して指を指しながら大声でタンカを切った。

「コレハ・・・コレハ・・・モコト・・サマ。ソノトオリデゴザイ・・・・・マス。

オフタリニハ・・・コチラノ・・・ヨウボウヲ・・・キイテモラエマセン・・・・デシ・・・タ・・・カラ」

マメオトコが途切れ途切れゆっくりとしゃべる。

そうだ!!

このしゃべり。

おれは、あの招待状に書いてあった、

「ゼヒ・・・・・オコシ・・・・・クダサイマ・・・・セ」

という文字を思い出した。

こいつか。こいつがあの招待状を送ったんだ。

「こいつがこの悪夢の同窓会の主催者だ!!!!」

そう思うやいなやおれは叫んでいた!

「テンメー!!!!殺す!!!」

その言葉に背中を押されたかのように、バビシャが飛びかかった。

そしてその巨体に似合わずものすごいスピードでマメオトコに近寄ると懇親のパンチを振り下ろす。



「ぬおおおおおお!!!!これは土谷の分!!!!!」



「バキキッ!!!」



強烈な音と共にマメオトコと机が粉々に砕け散る。

なんて破壊力だ、バビシャ。

バビシャの怒りの鉄拳は、

土谷の分だけで終わってしまったようだ。

安木の分は後で無理矢理つけたすしかないようだ。

いわゆる一つの後づけだ。





これでは、もはやマメオトコは生きていまい。

いろいろと聞きたかったんだがな。








とりあえず俺たちはマメオトコの残骸を捜すことにした。




つづく。











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Last updated  2005/02/18 03:35:09 PM
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