2005/03/10
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●●●●●●●●●●●●●●●●● 注意 ●●●●●●●●●●●●●●●●●


 必ず一番下の「日記一覧」の「マメオトコプロローグ1」から読みなはれ!

          一番下はかなり遠いよ! ヘイ!


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「あびゃびゃばびゃびゃばばばばばっばっばっばっば!!!」

おれは奇声を発する。






だが、これは驚いて出た奇声ではなかった。この奇声は拓飛への合図なのだ。

これを合図に拓飛がこの場所まで気配を消して来る手はずになっていた。






拓飛のいる場所まで多分もう少しある。






マメオトコはじっとこちらを見たまま微動だにしない。

「なんだっ!!マメオトコ!!!おら!こっち見んな!」

おれは威勢良く虚勢をはった。

だが、マメオトコ微動だにせず、意外に澄んだ目でじっとこちらを見据えている。

なっ・・・なんやねん!・・・おれはさっきのリョウを思いだした・・・・

マメオとおれの睨み合いが続く。

だが、おれはその吸い込まれそうな瞳に威圧され目をそらす。

あ、あかんっ!

なんやねんこいつ!!

ま、ま、ま、まさかっ!

この作戦バレているのかっ!!



もうダメだ・・・こいつには全て見透かされている。
















単純ってやだね・・・ぁぁ。














マメオトコの鋭く冷たい眼光はまだこちらに注がれている。

ちくしょう!!

こんな浅知恵ではマメオトコに通用しなかったか!!!
















「サッ・・・・・・・・ノ・・・ヲ・・・・・・・マ・・・セ・・・・・・」













声が小さくて聞き取れない。

な・・なんなんだ?

なんて言ってらっしゃるんだ?

さっぱり聞き取れなかったが、マメオの目は本気だ・・・ついに、おれは殺されるのか・・・・ここで。

おかんの顔だけが走馬燈のよう頭の中を駆けめぐる。

お・・おかん・・・だらけ・・・

あぁ・・・それにしても・・・あまりにはかない人生だったぜ。

おれはゆっくりと目を閉じる・・・・

さらば・・みんな・・・・・・

そう言えば、今日なんも食ってねーな・・・腹減った・・・な・・・

結局、彼女も出来ない人生だったぜ・・・

全ての思いをかけて今日のこの同窓会に来たのによ・・・

おれってやっぱりモテないのか?・・・

いやいや・・・そんなバカな話はない・・

おれは高嶺の花・・・女達はおれの存在が上すぎて手の届かずあきらめているんだ・・・・

そうだ・・・そうに違いない・・・

おれはモテる・・・そう・・・おれは本当はモテモテの人生なのだ・・・・・

そう思うとなんだか虚しさが込み上げ、閉じた目から熱いものがこぼれそうになった・・・

あかんあかん!泣いたらあかん!

だって・・・おれ人間じゃないもの・・・・

そう思うとまた泣けてきた。

そんな不安定な気持ちのまま時間だけが過ぎる。

しかしおせーな・・・・いつになったら殺されるんだ?・・・

ここにきておれを殺すことをマメオがためらっているとでもいうのか?

・・・・ふっ・・・あのヒロを無惨に殺したマメオが、おれごときでためらうはずがないか・・・





おれは閉じていた目を少し開く。

マメオが少しずつおれに近づいてくるのが見えた。





おれはまた目を閉じる。

この目はもはや開くことはないだろう。

では・・・・こんどこそ本当にさらばだ・・・みんな・・・・







・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・









おい!

まだかよ!!!

そんなにおれを苦しめたいのか!!!バカマメオトコ!!!あほ!しねっ!



そう思った時、マメオの声がおれの耳に届く。























「サキホドノ・・・モテルハナシ・・・ヲ・・オシエテ・・・クダ・・・・サイ・・マ・・セ」























おおおおっ!!!

マジかよっ!!食いついてきやがった!!!

こいついっちょ前に食いついてきやがった!!!

マメのくせにっ!!ばかがっ!!ばかがっ!!ばかがっ!!








そしておれは、マメオにおれの興奮状態を悟られないように、ゆっくりと目を開いた。

マメオはおれの目の前で、前よりもさらに小さくなってモジモジしていた。

どうやらこいつ、マメオも超×100モテない組みのようだ。

少し親近感を覚えたおれだったが、こいつは倒さなければならぬ相手。

悪く思うなマメオ。

















おれは、おれ以外のモテない奴には容赦しねーんだ。



















おれはやっとこさ作戦の続きを実行した。

「さっきの話?・・・・・なんのことだ?」

おれはとぼけて見せた。なんだか余裕が出てきたぞ。

やっぱり単純っていいっ!!

マメオはさらにモジモジしながら言った。

「サキホドノ・・・・・・・オンナニ・・・・・・モテル・・・・ハナシ・・・デ・・・・・・・ゴザイ・・マス」

「あぁ。あの3人の女を落としたって話か?まさか・・・お前も聞きたいのか?」

「ハ・・・・・イ・・・・」

あらま。なんて素直な奴だろう。

やはりこいつは相当女にモテないんだろうな。

「ん?でもおかしいぞ。どうしてその秘訣をそんなに知りたがる?ん?どうしてだ?他の奴に聞けばいいじゃないか?ん?ん?ん?」

おれはクドクドとマメオに質問してやった。

さっきのお返しだぜ!

「早く答えろや!!!ざこめ!!」

おれにせかされ、マメオが少し困惑しながら答える。











「モコトサマノヨウナ・・・・オカタガ・・・・サンニンモノ・・・オンナヲ・・オトスナンテ・・・キセキニチカイカラ・・デ・・ス・・・ソンナニヘボイノニ・・・ナゼ・・・ナゼ・・・・・」










・・・・・・・

よしっ!

こいつ地獄行き決定だぜ!!

マジで殺る!!おら!おら!ぼんらぁぁぁっ!!!

モコト様をなめとったらあかんでぇ!!

作戦さらに実行じゃ!!





そろそろ拓飛も到着している頃だろう。

おれはチラリと後ろの暗闇を見た。








暗闇にギラギラと獲物を狙う光る目が二つ。

この輝き・・・まちがいねぇ!スクリュー拓飛だ!!







おれはしっかりとそれが拓飛であることを確認し、マメオに向かってこう述べた。

「そうか・・・・マメオよ・・・・そんなに女にモテたいのか。ならばこのモテモテシックスナインコインを君に授けよう。」

おれはポケットから、スロットのメダルをゆっくりと取り出してマメオに放り投げた。






このメダル、おれが先週大負けしたパチンコ屋のものだ。

この不吉なメダルよ・・・さらばっ!!!






コインはクルクルと回転しながらマメオの頭上を超えて落ちる。

「ア・・・・アアア・・・モテモテシックスナインコイン・・・モテモテシックスナインコイン・・・ガ・・・アア・・・・・・」

マメオは床でクルクル回るコインを必死に追いかける。

こいつもこんなに必死になる事があるんだな。

マメオはおれの作り話を完全に信用している。

思った以上の効果だ!!へへへっ。

ここまでくればもう簡単よ!

んじゃ、ラストの仕上げと行くぜ!!カモーンナウ!!




マメオはまだコインを追いかけている。

そんなマメオに、おれは最後の仕上げの言葉を言った。
















つづく。















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Last updated  2005/03/11 02:33:36 PM
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