2005/07/19
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--------------------26話のつづき--------------------






モコトの話によると、この洞窟はサンダー杉山の隠れ家らしい。

キョミとチナツは俺たちがここに来る少し前にここに着いたようだ。

トモとザットン21はその一日前にここにたどり着いたようだ。2組ともマメオトコにはあっていないらしい。

これといった危険もなく、サンダー杉山に保護されたようだ。

竹彦は無口で良く考え事をしているような人だった。

眉間に深く刻まれたしわがそれを物語っている。

少しばかり顎がしゃくれていて、どことなく・・・・・・・・・・・・・ジャッキー・チェンに似ていた。

竹彦は半年前にこの世界に足を踏み入れサンダー杉山と共にマメオトコと戦ってきたようだ。



サンダーは元々こちらの世界の住人らしい。

以前いた仲間たちも殺されたが一人戦い続けてきたのだという。

話によるとここは俺たちの住んでいた所とは全く別の世界のようだ。

この国は正真正銘の日本のようなのだが、完全にマメオトコの支配している世界だった。

俺たちがここに導かれた理由は不明だが、サンダーの話によればマメオトコたちを率いる悪の化身ナビアンローズが、復活するためのエネルギーを俺たちの住んでいる現代に求めたからではないかと言う。

要は黒幕はそのナビアンローズという奴だ。

アホくさい三流漫画のような話だったが、ここまでいろんな目にあってきた俺たちには理解できた。

だが裏を返せば、俺たちのいた世界に戻るのが困難だということだ。

この調子では運良くこの学校から抜け出せても、ここは違う世界ということなのだ。

普通なら取り乱すところだが、数々の修羅場で俺たちの精神は相当に鍛えられていた。

そして次に俺たちの自己紹介と今日一日の出来事を話す。



サンダー杉山が細くなっていた目を見開いた。

「なにっ!!!!マメオトコを倒しただとなぁ~っ!!!!」

どうやらモコトは俺たちのことは全然話していなかったようだ。

「そうなんですよ。俺が倒しました。」

モコトが自信満々にに胸を張る。



しかも全く悪びれた様子が全くない。凄い度胸のアホだ。

「なんだと!!ってことはあんた覚醒したんか!?!?」

サンダー杉山がモコトに詰め寄る。モコトはニヤニヤしながら頷いている。

・・・覚醒?なんだそりゃ?

「まあ、覚醒したんでしょうね。おれの頭脳がね。あひゃひゃひゃ!!!」

モコトは馬鹿っぽい高笑いした。

「どうやって倒したんだ?教えてくれ!!」

今まで無口だった竹彦が目の色を変えている。

俺たちはマメオとの対決を事細かに説明した。

もちろんモコトには説明はさせなかった。モコトのむちゃくちゃ武勇伝になってしまうから。

話が終わると、驚きに満ち期待に溢れる目が・・・・・・・スクリュー拓飛に注がれた。














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Last updated  2005/07/19 12:15:06 PM
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