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今、「日本人の脳」という本を読んでいる。著者の角田忠信さんは耳鼻科の専門医。聴覚から脳のメカニズムを解明しようとした非常に興味をそそられる本だ。聴覚、つまり対象は“音”となるが、一言で“音”と言っても極めて幅が広い。小川のせせらぎや小鳥のさえずりも音だし、言語も音楽も音である。角田さんはそのなかで、日本語という“音”に注目した。日本語は言語学から見て、非常に独特な存在であるらしい。それは“母音”の使い方にあるという。確かに日本語のようにすべての言葉に母音がついている言語は、おそらく他には見当たらないのであろう。だから英語の発音が下手だったりするわけだ。そして日本人の脳は、その母音を右脳で処理するらしい。右脳とは感性の脳だ。芸術的な感覚やイメージを司る。“音楽脳”とも言う。一方左脳は言語や計算、論理的な思考を司る。“言語脳”と言う。となると母音を特徴とする日本語を話す際に、日本人の脳はどのように働くのか?これが日本人の特性の秘密であると言う。本来論理的であるはずの左脳に右脳の感性が入り込んでしまうから、ビジネスの決断が鈍ったり、外交ベタだったりするらしい。なるほど非常にうなずける説である。つまり日本語を使えば使うほど、優柔不断な日本人になるわけだ。ふん、うなずけるけど。。ちょっとさみしいね。時代の寵児と言われたホリエモンが捕まった。何とも今までの日本では考えられないような事件だ。「法律に触れなければ何をやってもいい。」「お金があれば人の心も買える。」およそ従来の日本人とは程遠い感覚の持ち主なのだろう。中でも私が気になった彼の発言に、「情緒なんて必要ないじゃないですか。」というのがある。う~ん、情緒こそ日本人のアイデンティティだと思うのだが。。彼はもはや日本人ではないのであろう。何が彼のような“モンスター”を生んだのか?そう言えば、元ライブドアの社員とやらがテレビで言っていた。「社内のやりとりはすべてメール。となりの人に連絡するのも顔も見ず、パソコンの画面に向かっている。」言語が脳に与える影響は大きい。我々が日本語を話し聞くことで、日本人の特性が養成されるのだ。だとすると、逆にネットにはまり込んで他人と生身の接触が出来ないでいると、“日本人らしさ”が失われていくのだろうか?最近今までの日本では考えられないような恐ろしい事件が次々と起こっているが、それもこういったことが影響しているような気がしてならない。
2006年01月29日
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光る堂システムダイエットをリニューアルした。 http://www.rakuten.co.jp/hikarudou/536433/今まではカロリーコントロール中心だったが、今回は「アップルフェノン」と「ブラックジンガー」を加えたところがミソだ。ダイエットと言えば体重かBMIをチェックするのが目安だが、アンチエイジングダイエットはちょっと違って「内臓脂肪」に注目している。いわゆる“おなかポッコリ”だ。内臓脂肪の蓄積(腹部肥満)に高血圧・高脂血・高血糖が加わると、動脈硬化を加速的に促進することになる。これが“メタボリックシンドローム”だ。中でも内臓脂肪は直接的にも間接的にも動脈硬化を進める要因となるので、“血管のアンチエイジング”には内臓脂肪を減らすことが重要となる。つづく。。
2006年01月12日
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