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午後、少し時間が空いたので日暮里のいくつかの記念館を訪問。寺町美術館は模様替えのため休館。ファーブル昆虫館も休館。挿絵作家として有名な岩田専太郎コレクションを訪問。江東区には興味深い記念館などがまだまだあることを発見。「東洋大学井上円了記念博物館」「日本女子大成瀬記念館」「東洋文庫」「わだつみのこえ記念館」「礫革浮世絵美術館」「三菱史料館」「東大・健康と医学の博物館」「東大総合研究博物館」「講道館柔道資料館・図書館」「東洋学園大・東洋学園史料室」「東京都水道歴史館」「お茶の水おりがみ会館」「日中友好会館美術館」「旧安田楠雄邸庭園」「2002年FIFAワールドカップ記念日本サッカーミュージアム」「夏目漱石九旧居跡」「八百屋お七墓所」「樋口一葉終焉の地」、、、、。-----16時半:知研の八木哲郎会長と懇談-----17時半:日本作家クラブ主催の小中陽太郎先生の第一回野村胡堂文学賞の受賞祝賀パーティの参加。f:id:k-hisatune:20140131175840j:image日本作家クラブは、野村胡堂(1882-1963年)が初代会長の捕物作家クラブが前身。小説家・挿絵作家・評論家など200数十名が参加している一般社団法人。野村胡堂は「銭形平次」を書いた人気作家。「あらえびす」の名での音楽評論でも名高い。東大中退。報知新聞に入社し調査部長・学芸部長。銭形平次は水戸黄門と並ぶ人気。小中陽太郎先生の「翔べよ!源内」(平原社)が受賞作。以下、私の読後文からピックアップ。[asin:4938391503:detail]----------小中陽太郎「翔べよ源内」(平原社)を毎日少しづつ時間をかけて読んだ。平賀源内(1728年生れ)という異能の持ち主の波乱の人生と彼を取り巻く個性豊かな人々、そして江戸の田沼時代の空気がよくわかる傑作だ。讃州高松藩の最下級の武士の家に生まれた源内は、本草学・薬草に深い関心を持つ藩主と親しくなるが、広い世界を見たいと暇をもらおうとする。藩主の答えは自由は与えるが、他に就職してはならないという「仕官御構い」の宣告を受ける。著者の小中陽太郎は若い頃にNHKから脱藩した経歴を持っており、市民運動、執筆、などの仕事で世の中を渡る人物だが、この源内の人生に関心を寄せている。歴史の中に自らのモデルを求めるといういことだろう。この本を読みながら、小中は源内そのものだと何度も思った。源内という人物を表す言葉。才気の人。諧謔の人。。千里の駒。戯作者。須原市兵衛。夢見人。起業家。天才。奇才。、、。ネットワーカー源内を取り巻く同時代の人々。杉田玄白。前野良沢。田沼意次。青木昆陽。小野田直武。司馬江漢。塙保己一。酒井抱一。太田蜀山人。工藤平助。滝沢馬琴。田沼意次。、、、この源内にして、最晩年の鬱屈があった。翔べなかった己を愧じた言葉である。「ああ、吾、あやまてり。あたら小才と奇智におぼれ、お江戸の風に浮かれだこ」----------------------------審査委員長の奥本大三郎挨拶。「吉田茂首相の愛読書が銭形平次。胡堂は仏文のインテリ。同じ大仏次郎も鞍馬天狗を書いている。小中さんも仏文の教養人。源内は理系と文系の両道の人。源内の無念がよく出ている作品」小中陽太郎先生の挨拶。「子供の頃は、鞍馬天狗、銭形平次、ロビンソン・クルーソーが愛読書。源内は戯作に憂さ晴らした。神田明神に銭形平次の碑がある。胡堂は19歳で新渡戸稲造から受洗したクリスチャン」胡堂の孫の挨拶。「愛妻家。小心者。社会へ還元する人。野村学芸財団の基金2.4億円は1200人の奨学生を生んだが、運用が上手で減らない。」井出孫六「55年前に編集者として胡堂に会ったことがある。「翔べよ!源内」は題材が小中さんにふさわしい。源内のことをシで歩いてよく取材している。交流会は、世志凡太が司会。ベ平連など市民運動のよしみで菅直人元首相も挨拶。懐かしい読書新聞の植田康夫先生(社長)などにもご挨拶。多摩大同僚の樋口先生、八木さん、秋田さん、、。f:id:k-hisatune:20140131175538j:image■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」130131 | 編集 金子さんと打ち合わせ 福中さん:文科省申請書類 金先生 今泉先生から電話で昨日の大学院ビジネスICTコース説明会の盛況の様子を聞く。 徳岡先生と大学院の規約関係と人事についての情報交換。来訪者累計本日昨日
2014/01/31
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第12回日総研フォーラム。テーマは「地域の幸福を考える--幸福とはなにか」。パネリストは、埼玉県の上田清司知事、京都府の山田啓二知事。コーディネーターと総括講演は寺島実郎。山田知事は全国知事会会長、上田知事は全国知事会副会長。f:id:k-hisatune:20140130183737j:image上田埼玉県知事。 大宮は東北・山形新幹線、上越新幹線、長野新幹線が通っている要所。外環道は埼玉県部分は完成済み。海がなく、災害リスクが少ない。 急激な人口増(1960年に230万、現在723万人)。インフラ、治安の問題。緑の喪失。納税率(18万から10万件に)。共助の民間パトロール運動。清流プロジェクト(ゆとり)。チャンスの多い社会。生活保護家庭の高校進学率。 花岡インターから関越を通って新潟、中国・ロシアという日本海ルート。日立那珂から太平洋へのルート。再編が必要。 「2014年版都道府県幸福度ランキング」。立ち位置がわかった。こういう資料を配るだけで改善されていく。考えるきっかけ。山田知事。 ランキングは立ち位置、特徴がわかる。京都指標とは安全・安心の項目が違う。京都もいろいろ。地域力の再生事業600。公共事業の市民応募制1700件。交通事故者が激減。犯罪は半減。非行は毎年25%減少。 日本海国土軸。構造変化に国土軸である高速道路、新幹線などが対応していない。新幹線やリニアが太平洋側というしくみ。いびつな構造とデザイン。 人を不幸にするシステムを直すべきだ。寺島実郎日本総研理事長。 圏央道。中央リニア。日本海港湾へのシフト。物流の変化。環日本海構想が実体化してきた。韓国・中国に極東ロシア(シベリアパイプライン・サハリン)が加わってきた。北極海航路(3分の1短縮)。 日経平均。376円の下落。12年11月16日から1年間で株は55%アップ。マネーゲーム。国内の調整インフレ論者と外人投資家(ヘッジファンド)の連携。ピーク時17兆であった投資は3週連続の売り越しになってきた。日本の機関投資家の売り越しは15.9兆円で横ばい。個人投資家は8.9兆円の売り越し。アベノミクスは株高幻想。大型流動株を持つ外人が売ったら崩壊するという危うい構造。一部株で利益を上げた資産家によるギンザノミクス。 まだ外人が売っていない。BRICS(新興国)への期待がはげ落ちた。ブラジルのデモ・格下げ、ロシアと欧州の緊張、中国の金融引き締め、インドメシアの金利上昇。 アメリカ経済の好調。シェールガス・オイル革命と次世代ICT革命。出口戦略。失業率6.7%と雇用は好調(6.5%になったら引き締め)。2014年度は2.6%成長から2.8%に修正。3%になるのではないか。アメリカにカネが戻ってくるか、日本に置いていたほうがいいかのせめぎあい。 株高幻想を維持するために日本マネーの投入の誘惑。NISA(少額投資)。GPIF(年金)にまで手をつけたら黄色信号。年金資金は国債6割、株11%というルールだったが、積極運用という名目で、もう2%あげてきた。 成長戦略こそ大事。実体経済。ファンダメンタルズを上げていく。ビジョン(スローガン)ではなく、実行計画(目標・予算・責任体系)。プロジェクト。 中央リニアの前倒しなど輪郭のはっきりしたプロジェクト。7000万人ゾーンを1時間でつなぐ。一気に。若者が挑戦するプラットフォームをつくる。 MRJ(中型ジェット旅客機)などポスト自動車産業の展望。 5つのテーマ。ネットワーク型世界観で平成不況を克服。 日本海国土軸と総合交通体系。 移動と交流:観光立国論3000万人。引き付ける力。装置。情報集積力。マルチハビテーション。二地域居住。 資源ポテンシャルとエネルギーコスト:海洋資源大。 広域ブロックとコンパクトシティ:京浜医療特区構想。医療ツーリズム。 次世代ICT。次のステージ。ビッグデータ。クラウド。---------------京橋の国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「小津安二郎の図像学」。--------------細川護煕「若いか年寄りかの分かれ目は、不条理に対して闘う気概があるかどうかということです」(日刊ゲンダイ)■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140130 | 編集 金子さん 豊田先生 試験監督。問題のレベル、監督者の数、粘ること、概要の見直し、、。 ゼミ3年生の兼利、加藤、真下君。就活関係。来訪者累計本日昨日
2014/01/30
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立川のたましん事業支援センター(Winセンター)で開催された「創業支援センターTAMA」連携機関賀詞交換会に出席。最初間違えて、多摩センターのWinプラザに行って初めて場所が違うことに気づき、30分以上遅れて到着。「創業支援センターTAMA」は東京都の補助金事業で採択されたもの。代表事業者が多摩信金、連携事業者が多摩大。多摩信金の八木理事長、多摩大の諸橋副学長、多摩信金の長島部長の挨拶と説明は聞き逃した。最後の、支援企画事例と事務連絡のみ聞けた。このセンターのセンター長は長島さんで、副センター長は多摩大総研の松本先生。2月、3月に創業塾・セミナーを33本実施(826名)。多摩大は「多摩大学創業塾」を開講。参加メンバーは70名ほどで盛況だった。多摩の創業支援のキーマンが集合している。大学は、農工大、首都大、多摩大は5人(諸橋、久恒、梅沢、奥山、松本)。行政は、東大和市役所、日野市役所、小平市役所、武蔵野市役所、小金井市役所、立川市役所、瑞穂町、三鷹市役所、八王子市役所、多摩市役所の担当部課長らが参加。東京都産業労働局商工部から3人。そして、NPO法人の代表者、日本政策金融公庫、東京信用保証協会、エフエム西東京、八王子商工会議所、各種企業、、。その後の交流会では、多摩信金の八木理事長、日本政策金融公庫の益原立川支店長、シニアSOHO普及サロン三鷹の久保代表、好齢ビジネスパートナーの堀池世話人、FM西東京の有賀代表らと名刺交換と懇談。中締めの挨拶を頼まれたので、多摩大を代表してごあいさつ。 多摩とはどこか。多摩大は多摩川と相模川の流域に挟まれた地域と定義。 多摩。タテは今年完成する圏央道。アジア大陸と横浜が多摩に引っ越してくる感じ。ヨコは2027年のリニア新幹線は橋本に止まる。名古屋と東京が多摩に引っ越してくる感じ。今から多摩は大発展。 多摩には二つのインフラがある。多摩信金という優れたネットワークを持つソフトインフラ。その上に優れた人的インフラというヒューマンインフラがある。 1923年の関東大震災で横浜は壊滅した。横浜復興会の原三渓会長は「外形は焼き尽くした。しかし本体は残っている。本体とは市民とその精神だ」と述べ、横浜は一気に復興に向かった。 ここに集まった方々こそ、多摩の本体。大いなる発展に向けて多摩大もお手伝いができることを喜んでいる。終了後は、諸橋先生と奥山先生とコーヒーを飲みながら歓談。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140128 | 編集 今泉先生:教務関係の依頼。 高野課長:地域関係の依頼。総研。 ゼミ4年生の水野君と面談。 4年生の立志人物論の受講生と面談。 矢内事務長:情報交換と打ち合わせ。 立川の多摩信用金庫で開催された「創業支援センターTAMA」連携機関賀詞交換会に参加。詳細は上を参照。来訪者累計本日昨日
2014/01/28
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Youtubeで自分の映像がアップされている。授業でも活用しているが、Youtubeは情報の宝庫だ。中には自分の知らないものもある。例えば、こんなものがあった。自分のあずかり知らないうちにできている映像。久恒 啓一(ひさつね けいいち) の名言集。https://www.youtube.com/watch?v=Dc8DYS4DgDo以下、目についたYoutubebの映像をピックアップ。挨拶。図解ウェブ。https://www.youtube.com/watch?v=LP5ZDSwML0c宮城大学時代の総決算。「さよなら講義」~これまでの10年 これからの10年~2008年。https://www.youtube.com/watch?v=FbzJDFMD9C42009年6月17日グランドプリンスホテル赤坂にて開催いたしました 「多摩大学創立20周年記念 寺島実郎 新学長講演会&シンポジウム」の模様。第二部 歴代学長によるパネルディスカッションhttps://www.youtube.com/watch?v=Ib5Du-pEcI0図解と文章を学べる唯一の大学>>多摩大学。「図解教の教祖」と「小論文の神様」の楽しい対話。図解の久恒啓一教授と小論文の樋口裕一教授の対談の様子。「現代の志塾 多摩大チャンネル」第2回 (1/3)https://www.youtube.com/watch?v=M6J1ghQ3z8oNPO法人知的生産の技術研究会編「知の現場」(東洋経済新報社)の取材で行われた久恒啓一氏インタビューの様子を収録した動画ファイル。https://www.youtube.com/watch?v=Ad-KyDJqK1A図解コミュニケーションの提唱者の久恒啓一氏にインタビュー。 東洋経済新報社から発刊された「知の現場」(1680円)では、久恒啓一氏が「現場の知を創造する」方法について詳し く語られている。https://www.youtube.com/watch?v=FC-bem0rvwY&list=PLB40E6B1F424FBCD6知研。人物記念館の旅。110125 hisatune chiken100satsu 01https://www.youtube.com/watch?v=X5fDrKCRsus&list=PL5D1EF006940FDD662010年9月17日(金)多摩大学 経営情報学部後援会 第12回セミナーの様子久恒啓一教授 「多摩大の大いなる戦略」https://www.youtube.com/watch?v=tWyVdsO0t8o2010年10月9日に開催されたインターゼミ第17回講義での ミニ講義。講師は久恒啓一教授、テーマは「遅咲きの偉人達」。https://www.youtube.com/watch?v=EqlBYHyes38現代の志塾・多摩大学の戦略--産業社会の問題解決の最前線に立つ志人材(人物)を育てるために」平成23年度 経営情報学部セミナー 特別講演 久恒啓一教授https://www.youtube.com/watch?v=ufSmQ9Yh4ps2012年度大学紹介DVDに収録された久恒啓一学部長のメッセージです2012年度 経営情報学部長 久恒啓一教授メッセージhttps://www.youtube.com/watch?v=PAUrSCZCrIo来訪者累計本日昨日
2014/01/27
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司馬遼太郎がこのペンネームで最初に書いた短編小説「ペルシャの幻術師」を読んだ。昭和31年の講談社倶楽部賞の受賞作品。蒙古のフラグの第四子ボルトルと幻術師アッサムと王女ナンの幻想的な物語。この蒙古軍のなかに「バートル」という武将がでてくる。次に書いた「伐壁(ゴビ)の匈奴」という短編も読んだ。鉄木真(テムジン)、後のチンギスハンの物語。チンギスとは強大を意味する異称。蒙古人は、性欲と好戦欲と略奪欲の激しい民族。ゴビ砂漠を20日間の日数で越える。6日間の絶食に耐える得意な胃袋。一昼夜騎走千キロ以上。わずか400万人。名はあるが姓はない。最初の作品を選考委員として受賞作として強く押した海音寺潮五郎は、二作目は選考委員であった直木賞の受賞作になると確信したが、舞台と主人公が日本と日本人でなく好まれないと考え推薦を見送っった。海音寺潮五郎が、司馬遼太郎の発見者だった。-------------今日の収穫。「現状維持は後退である」(ディズニー)■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140126 | 編集 サテライト入試の二日目。本部詰め。 新宿、町田、横浜、藤沢、小田原、立川で入試を行う。問題訂正もなく平穏に実施された。 樋口入試委員長、出原副委員長と年内入試の余裕をどこで使うかを議論。 空き時間に「立志人物論」のレポート「ロールモデルの人生鳥瞰図」と「学んだこと」を読破。 今年はスポーツ選手とアーチストを取り上げた学生が多い。サッカーの本田が一番人気、ヤンキースにいく田中も。 こういう人たちの活躍が若い人に勇気を与えていることがよくわかる。 中には私の人生鳥瞰図もあって驚く。f:id:k-hisatune:20140127100928j:image来訪者累計本日昨日
2014/01/26
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「立志人物論の15回の授業を受けて、あなたはどう変わりましたか?」「感情が豊かになった」「視野が広がった」「人をみる目を養った」「大人になった」「目標とすべき人を見つけることができた」「生き方、人生に興味」「人物を注意深くみるようになった」「自分の人生のテーマを考えるようになった「感受性が豊かになった」「自分の言動を考えて過ごすようになった」「失敗を恐れずに挑戦する大切さに気がついた」「努力を惜しまない人間になるという目標を持った」「考える力が向上」「名言に気をつけるようになった」「価値観が変わった」「人の見方が変わった」「価値観が180度変わった」「人物に興味を持つようになた」「新しい自分を発見」「遊んでいる暇はない」「そう少し頑張ってみよう」「ダメなところを直したい」「心に火がついた」「情熱大陸やプロフェッショナルなどジン人物に焦点をあてた番組が好きになった」「新しいことにチャレンジしたくなった」「何かを成し遂げたい」「努力していこう」「生き方をい1から見直す」「続けていく」「歴史に興味」「挑戦、チャレンジ」「偉人の名言をスマホの待ち受けにシ「自分を強化する」「信念」「教養が蓄えられた」「恥じない人生を送る」「ロールモデルが見つかった」「考え方が変わった」、、、、。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140125 | 編集 大学院教授会。 村山先生と面談 金先生と情報交換 神保町の古本屋街 学長:大学院・学生関係の報告。多摩大総研の今後。インターゼミの進行の打ち合わせ。新刊、野田先生、、、、。 インターゼミ:本年度最後のゼミ。今年度で終わる二人の先生の挨拶。 菅野先生:名古屋学院大へ。 長田先生:岡山商科大。 各班の代表者のよる総括 学長「インターゼミとは何か」。多摩大の一つのリジェンドにしたい。人を育てる。達成感が人生。f:id:k-hisatune:20140125170000j:image 課題解決力:文献と現場。時間。グループスタディ。ケーススタディ。心の強さ。 教養:教養を踏み固める。リベラルアーツ。受け手の能力に比例。考える。行動の深まり。多角的教養の基盤。他のチームの研究。点滴のように。 思想・哲学・宗教:少しづつ触れていく。毒食わば皿まで。社会科学。ウェーバーでもマンハイムでも。彼らのメソドロジー(方法論)を学ぶ。 ネットワーク:友人、先生。努力して作ったネットワークしか役に立たない。年収400万以下の親の子供の大学進学率は3割以下。親からもらったチャンスを生かす。折り合い。来訪者累計本日昨日
2014/01/25
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社会人大学院「図解コミュニケーション」の今季最終講義。f:id:k-hisatune:20140124213910j:image以下、受講者の感想から。 この講義の図解を通じて、物事を俯瞰し視覚的にダイジェストする手法が自然と身に付いたと思います。先生がまとめで仰っておられましたが、歴史、思想、理念、政治経済、時事問題 etc. とオールラウンドで応用が可能な技術だと思います。まずは、来年度、論文へ取り掛かる際に利用したいところです。私も早速、「図解アルチザン」の一員に加わりたいと思います。自分の論理的な「目」「思考」を成長させられた半年でした。八回にわたり、本当に有難うございました。 図解コミュニケーション最終講義ありがとうございました。この講義は改めてタイムリーな時事問題をトピックに扱うので勉強になります。(今夜は都知事選出馬陣の朝日新聞の記事)最終講義も久恒先生節が炸裂していて面白かったです。最後に各自が行った自分の仕事の図解は不十分で出せませんでしたが、皆様の発表で学ばせていただきました。アドバイスを注視し、最終版を提出します。短い間でしたが有り難うございました。 当初は、パワーポイントでプレゼンするにあたり、図が上手く描ければいいなぁくらいの思いで履修しましたが、授業初日より図解の持つパワーに魅せられ毎回の3時間、そして半年間があっという間に過ぎてしまいました。能動的に図解思考で指で読むこと、また、図を設計図として文章を作るという技術、そして、みんなで図を見せ合って議論する授業は、自身の思考過程の活性においても貴重な財産となりました。もちろん、先生のコメント1つ1つにも毎回笑わせて頂きました。今後も図解の道を精進していきたいと思います。図解アルチザンの方でもよろしくお願いします。 途中からの参加でしたので、図を描いてもなかなか皆様との差が埋まらず、自分へ叱咤の毎日でした。本日もお話し致しましたが、まだ平面的に言葉を括り、線で繋ぐところの二次元域を出ておらず、共通点を見いだして層となし、三次元域に入るところを目指しております。考えを整理する事が苦手であった自分にとって図解は、柔軟で整理し易い引き出しを私の頭の中に与えてくれました。毎回の講義で取り上げられる旬なトピックと皆様の考え抜かれた図に対する先生のコメント、指で読む、設計図を描くという基本はすぐに他のフィールドでも実践する事が出来ました。まだまだ図解については駆け出しですが、この講義をご縁に図解を学び進めようと思います。あらためまして半年間の御礼と、これからも宜しくお願い申し上げます。 半年間どうもありがとうございました。どちらかというと文章を読み書きするのが好きで、図解は苦手分野のため、自分の不出来さにかなり苦しみました。当初は何故この授業に派遣されたのかもよく理解しておりませんでしたが、自分の業務は難解なシステムをクライアントに説明する機会が多々あるため、図解の力が必須であるということを、今ははっきり自覚してます。文章を羅列した、理解困難なプレゼン資料ではなく、誰にでも理解出来る図解資料を作ることに励み、授業で得た事を生かして行きたいと思います。そして一人でも多くの人にリスクマネジメントへの理解を深めて頂き、欧米から遅れている日本のリスクマネジメントへの意識改革のお手伝いをし、ひいてはより良い日本社会の実現に貢献したいと思います。今日で最終回、とても寂しいです。今後もアルチザンで宜しくお願いいたしますm(_ _)m。 授業中にレポート「私の仕事」を発表させていただき、アドバイスをもとに修正した図解を提出でき、今日の授業も有意義に終了しました。パルメザンを食べながら、「図解アルチザン」にこれから申込みます。これからも宜しくお願い致します。 事象を俯瞰すること=痛快なる上から目線=社会科学的フレームを図解によって読み取ることこれらの共通項が秋学期の当講義を通じて、線で繋がりました。題材となる社会事象は、常に変化し続けていることも体感しました。実は先程まで、トレーディングで才能を発揮し、本業以外で数億を稼ぐ旧友と大学院の裏でカクテルを飲んでインタビューしておりました。隣のテーブルで徳岡先生のクラスが打ち上げており、徳岡先生に彼が挨拶していて妙な感じでした。結局私が少々いじられました。彼は大阪在住ですが、東京に進出することも視野に入れているとのことです。彼を当大学院に招き入れた暁には、是非図解コミュニケーションの受講を薦めます。準備中の久恒コンソーシアムには、是非入隊させて頂きます。また、私の修論テーマは、集合知形成プロセスから、社会事象を深堀することが不可欠であります。ということで、2014年春学期の講義に適宜入室していてもバッシングしないで俯瞰的に許容して頂ければ幸いです。皆様、この先は、先生のアソシエーションを通じ、俯瞰力=痛快なる上から目線を、自分のものとしてまいりましょう。 皆さんの図解が百人百様でとても楽しかったです。脳細胞が少しずつ図解仕様にチューンアップされているのを実感した半年間でした。論文を書いていて行き詰っても、図解することで矛盾点や、不足している部分を見つけることができました。これからも続けていきたいです。アルチザンで図解職人の修行を始めようかな。 とうとう最後の授業が終わりました。私の図解の出来は、まだまだですが授業を受けてよかったと思っています。 最後の最後の授業で凄く勉強になりました。ずっとコメントを書いてなかったので、申し訳ないでした。今日の授業で先生が言った立体的な考えがとても共感がありました。沢山の知識とか、物事とか、立体的な視点で変えると、考えと感想が百八十度の転換になるかなと思います。秋学期で先生の授業を選択しまして、素晴らしいスキルを学習して、本当によかったです:)もう一度先生に感謝いたします 全体を理解出来る点、脳への刷り込み具合、レポートの作成しやすいことを実感できた授業でした。が、図解化はやっぱり苦手です。自分の創造性の欠如、理解速度の遅さで、なかなか上手く作れないからです……でも、最初に比べたら良くなったと自分では思ってます。授業終わって図解化止めたら、最初に戻ってしまいそうなので、1週間1図やります。これで終わるの勿体ない。苦手が得意になるように、がんばります。 自分自身で図解の成長を感じたり、先生のアドバイスや皆さまの発表をお聞きして、未熟さを感じたりと成長に向けて本日も意義ある講義になりました!また、図解アルチザンにも参加登録させて頂きましたので、講義が終わっても図解ロードへの矢印は続いています!----------------------学部長日誌「志塾の風」140124 | 編集 立志人物論の15回目の最後の授業。 今泉先生。合同ゼミの件。 九段で、学部長・研究科長会議。 大学運営会議・経営会議の合同会議。 品川で、大学院の最後の授業。 JMAMの池淵さんと軽く飲む。帰りは山手線と京王線ので二度のトラブルあり、自宅到着は深夜となった。来訪者累計本日昨日
2014/01/24
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産経新聞社「新聞記者・司馬遼太郎」(文春文庫)を読了。司馬遼太郎が、直木賞を受賞したときの新聞に載せるプロフィールは自分で書いた。こういった例は初めて。司馬自身が、自分をどうみているかがわかり、そしてユーモアも漂う見事な紹介だ。「小説より歴史がすき、歴史よりも新聞記者がすき、新聞記者よりもあそぶのがすきという新聞記者歴13年で現在産経新聞(大阪本社)文化部長をしている。 少年のころから、万里の長城にあくないピストン侵略を加えつづけてついに砂漠の底に没しさった東洋史上のオアシス国家の運命に執ような興味を持っている。もっとも、ロマンを書くより、ロマンを行動しようと思って、外語蒙古語科のころは本気で馬賊になろうと思っていたそうだ。こうした豪放さは、その後もこの作家の血のなかに息づいている異様な主題のひとつだろう。 仏教的美意識が強く、とくに原始仏教がもっていたダイナミックな空想力と、アクの強い人間探求に執着をもっている。、、「ペルシャの幻術師」(第8回講談社倶楽部賞)、直木賞受賞作の「梟の城」(講談社刊)などの作品のほか「大坂侍」(東方社刊)た「週刊コウロン」連載の「上方武士道」のように江戸時代町人の共和国である「大坂」にすんでいたほんの一つまみの武士の存在におかしみを感じ、かれらが町人に複雑なコンプレックスをいだきつつ市民生活をしたことを支点に、いくつかの人間喜劇も書いている。 青年のころ司馬遷の「史記」をよんではじめて人生を見たという。ちなみにペンネームの由来は「司馬よりも遼(はるかに遠い)」という所からつけた。ただし司馬遷の悲劇的な運命まではあやかりたくないそうだ。本名福田定一。36歳」「一日に5時間の読書を日課にしている」(新聞記者時代)「百科事典を読んでいた。百科事典は戦前のものが断然いい」「小説を書くのは、自宅に帰って、だいたい夜の11時過ぎからであった。寝床に入り、うつ伏せになって原稿用紙に向かう。3枚から4枚ほど書くと、眠気がさしてきて、ペンを置く。翌朝、目を覚まして読み直す。そこで前夜の原稿に手を入れる。、、」「ぼくは人間が好きだし、歴史上の人物なら、その完結した人生を見わたせるんだから、どんな角度からも近づける」「取材とは、ものごとを知りたいということではなくて、自分のイマジネーションに刺激を与えるものである。、、、行くと、何か変なことが起こりますね、心のなかに」。「新聞記者は観念的な事も含めて広く考え、広く耕す、実にいい仕事です。だから頼まれたわけでもないのに、これだけ、いつも公の事を考えている人種は他にいないのではないか。」「地名事典を持ち歩く」司馬遼太郎は、直木賞をとった1年後に産経新聞を退社し、作家生活に入る。新聞記者時代は、司馬遼太郎の孵化期間だった。二足の草鞋の期間の過ごし方も興味深かった。「おっさん、やっぱり内職はあかんぜ」と悪態をつかれると、「それをいうな。これも勉強だ」と、怒ったようにやり返したそうだ。この作家の年譜をみると、大正12年生まれだった。ということは私の父と同い年ということだ。1996年に73歳で没している。そういう時代の人の空気はわかる気がする。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140123 | 編集 大森先生。学生の動き。 出原先生。年明けの入試の数字。 ゼミ4年生のかなちゃんが内定先のIT企業の女性人事担当者を連れて現れる。 今泉先生。来年度非常勤教員。 多摩大総研の松本先生。来年度の総研の計画・人事の相談。 梅沢先生。父母会の企画。 ゼミ生の小林君、吉岡君。多摩エクセレントカンパニーの資料検討。 ゼミ生の鈴木君。進路相談。来訪者累計本日昨日
2014/01/23
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午後は、都内で講演研修。90名。以下、終了後のアンケートから抜粋。「頭をフル回転。文章を図に置き換えた時にはすでにその全体像が頭に入っているという不思議な感覚」「なにか手品を見ているようでした」「今度こそ一週一図」「職業・第一人者。一職・一官・心頭」などの言葉に大変感銘を受けた」「図解文章法はいい」「新たな発想が生まれる」「驚きました」「マニフェストも」「ざっくりと頭に入った」「つながりを発見」「今まで覚えられなかったが1時間ほど図にしただけで覚えられた」「江戸幕府の図は興味深い」「文章は建築物であるという言葉が印象的」「図にして初めて納得して頭に入れることができた」「頭が非常によく整理できた」「引き込まれる内容」、、。---------------都知事選に出馬した宇都宮けんじさんの応援者が配るパンフを新宿でもらった。今回の候補者の公約を題材に、今週の学部と大学院の最後の授業に臨みたい。http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140122-00000715-fnn-pol----------------「久恒ゼミ」紹介動画。http://www.youtube.com/watch?v=_gdQ7xjuCjc------------- 楽天田中投手。ヤンキースと7年160億円で契約。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140122 | 編集午前中は会議をいくつかこなす。 総務の黒瀬さん。3月2日の父母会の相談あり。企画を考える上でのポイントを指摘。方針、方向、、、。進化。 学科再編関係の文科省申請の件で打ち合わせ。事務局から矢内事務長、公平係長、黒瀬係長。教員は来年度教務委員長の金先生。入試・就職も新委員長で対応する。3月中旬の文科省への相談に向けての書類作成。 大学院ビジネスICTコース関係の件で、諸橋副学長と今泉コース長と相談。 バートル先生から「入門・中国の歴史」を受け取る。1263ページという厚い本を入手。来訪者累計本日昨日
2014/01/22
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飯島勲「政治の急所」(文春新書)を読了。2006年に出た「小泉官邸秘録」(飯島勲・日本経済新聞社)を読んだことがある。5年5ヶ月という歴史的な長期政権だった小泉政権の首席総理秘書官の回顧録だ。その本の中では、「総論でタガをはめ、大臣を押さえ、官僚組織のトップを押さえることで各論での「骨抜き」「逃げ」を許さない」やり方で政策を推進したというところが印象に残っている。今は安倍政権の参与という立場。こういう玄人が官邸にいるのは心強い。この本でも政治のカンドコロ、急所を押さえているので、読み応えがある。今後の政局を占う発言をみてみよう。 実務の頂点の官房長官は危険だから、強くなってきたらすぐさま代えるべきだ。 東京五輪のトップはトヨタ自動車の豊田章男社長がベスト。 日本に在日米軍基地はいらない。地上軍を送る前にミサイル攻撃になるから基地を置く必要は薄い。 維新の会は東京と大阪に分裂する。 安倍政権は長期政権になる。 日朝間の実務者協議は終わっている。米朝が進めば時間はかからない。横田めぐみさんと有本恵子さんは生きている。 日露関係は、1855年の択捉島とウルップ島の間に国境線を引いた日露通交条約に戻る。返還の前に四島が日本固有の領土だという帰属の確認をとる。これで100点満点。 習近平体勢になって、中国最高指導部から靖国に行くなという発言は出ていない。だから大丈夫。 韓国との関係は心配ない。製品の6割の部品は日本製。放っておけば向こうから頭を下げてくる。 アメリカの次期大統領はヒラリー・クリントン。 時代に流れは多党化。 日本が抱える諸問題は2020年頃に一気に顕在化してくる。 政治家の仕事は、決断すること、その決断に責任を持つこと。官僚に目標を示すこと。来訪者累計本日昨日
2014/01/21
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岡崎嘉平太「中国問題への道」(春秋社)を読了。発刊は1971年3月。1969年に書いた文章も入っている。これから45年後が、2014年だ。岡崎嘉平太(1886年-1989年)は、日銀を経て、大東亜省参事官、上海在勤日本大使館参事官。戦後、池谷鉄工、丸善石油、全日空の社長を歴任。日中覚書貿易事務所代表。81歳勲一等瑞宝章。92歳、戦後100回目の訪中、没。「これからの外交の行き方は、隣国とともに生きるということにあると思う」「アヘン戦争以来、中国が苦しんだもろもろの何代を、孫文、黄興、蒋介石と三代を経て共産党政権がこれを一挙に解決した」「8月15日に蒋介石がだした布告文「仇に報いるに徳をもってせよ」。憎い日本ではあるけれども、アジアの守り神であっったといえるよ」「気宇が大きい、、」「だれも中共に行き、あるいは人と交わって身をもって研究している様子がない」「実に遠大な計画です。それがいちばんよくわかるのが植林、治水です。黄河ひとつみましても、五千年来の念願だった治水をついやってしまった。」「周恩来。わが国は大変な損害を受けている。しかし、八十年は、日中二千年の交わりに比べれば僅かな時間だ。」------1969年といえば、私の大学入学の年になる。そのときに、以下の考えを発表していたのには驚いた。中国の今日あるを予測し、日本への米軍駐留への警鐘、日本の安全保障も柔軟に考えていることに感銘を受けた。 あと30年たったら、世界における今の中国というののは、えらいものになる。おそらく、ソ連は追い越し、アメリカにも追いつくだろう。、、そういうときが来たときに、もし、日本民族と中国民族との間に、不信感があったとしたら、息苦しいのは日本じゃなかろうかと思います。 基地については、外国の軍隊が今後二十年、三十年、五十年にわたって日本に駐留し、日本が実際の自己防衛を行わないという状態がつづけば、日本民族はおそらく骨抜きになるだろうと私は心配する。そこで、日本民族が生きるバックボーンをもつために、基地は漸次、できるだけ早く撤去しなければならない 日米安保条約だけに固執せず、より広い視野からアジアの安全を考える必要があると思う。また、日本の安全は日本人自らが守るのだという気概をつくりあげてゆくことが必要なのではないだろうか。郷里の岡山県に岡崎嘉平太記念館がある。ここには訪問したい。http://www.okazaki-kaheita.jp/index.html来訪者累計本日昨日
2014/01/20
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中津城公園内に、本日19日に黒田官兵衛資料館が開館した。次の帰省時には訪問したい。休憩施設を改築し、1階部分140平方メートルを「大河ドラマ「軍師官兵衛」推進協議会」http://www.nakatsu-kanbee.com/が借りて設営。来年3月まで期間限定で営業する。改築費用約2800万円は県、市、千雅(城の保有者)で折半した。観光客は例年の4倍に増えている。「室内を囲む5面の壁いっぱいに、パネルを設置。官兵衛が豊前6郡の領主となった経緯をはじめ、宇都宮一族との戦い、中津城の築城、現在の別府市で展開された「石垣原の戦い」などを写真や図、詳しい説明をつけて紹介している。また、官兵衛が愛用した「合子形兜(ごうすなりかぶと)」を模した赤色のかぶとやドラマで使われた「圧切(へしきり)の名刀」、台本なども見ることが出来る。さらに、新しく制作したDVD(18分)を65型モニターで上映している。」(朝日新聞)「展示品として、「如水の赤合子」で有名な官兵衛の兜のレプリカや大河ドラマ「軍師官兵衛」で実際に使われた小道具、ドラマを紹介するパネルなどが展示されています。さらには、ドラマ仕立ての映像も放映するコーナーもあり、豊前国での官兵衛を存分に堪能できます。」 天下に最も多きは人なり。最も少なきは人なり。-------------------------小栗上野介の資料館(高崎市)も訪問する予定。 一言で国を滅ぼす言葉は「どうにかなろう」の一言なり。幕府が滅亡したのはこの一言なり。 幕府の運命に限りがあるとも、日本の運命には限りがない。-----------------------学部長日誌「志塾の風」130119 | 編集センター入試二日目。本部詰め。予備出の担当として出動の可能性があったが、実際にはなかった。昨日に続き、問題なく進行。最後の回答冊子の見送りを終えてすべて終了。来訪者累計本日昨日
2014/01/19
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ふたつなき道にこの身を捨て小舟波立たばとて風吹けばとて(西郷隆盛)天地をくつがえさむとはらう人世にいづるまで我ながらへぬ(山縣有朋)うつし絵に口づけしつつ幾たびか千代子とよびてけふも暮しつ(山本五十六)人皆われを迎へて祝ひけるを喜びをわかつ妻は今なし(石坂泰三)ああナイフ紅き林檎の皮と実のあひだをさっと音たててゆく(佐藤春夫)何ごともかはらぬ日々のあけくれは汝が居ぬのみぞ汝は逝きにけり(海音寺潮五郎)アイゼンの氷踏む音さやけくも尾根白々と明けてゆくなり(新田次郎)喘鳴が漸く収まりし君の胸に三十秒ほど抱かれ別れ来りぬ(三浦あやこ仰向ける君の睫に雪降りて新しき愛いまはじまりぬ(渡辺淳一)スイートピーポピーアネモネヒヤシンス窓辺けだるき春の葬列(栗本薫)移り行く世は皆我を忘れたり我もまた忘るわが生き死にを(徳富蘇峰)ひはくれてみち遠けれどともかくもけふはけふだけのなりはひはしつ(西田幾多郎)ひい孫にやさしく書いてやる文句じつにむつかしそのかなづかひ(新村頽好きなものいちご コーヒー 花 美人 ふところ手して宇宙見物(寺田寅彦)辿りつつふりかへりみれば山川を越えては越えてきつるものかな(河上肇)パンゼーの花に目があり、口があり、寂しき部屋に我と対える。(村岡花子)わが胸にリンチに死にし友らいて雪折れの枝叫び居るなり(坂口弘)------------------今日の収穫(宮崎駿) 自分が望んでいるような精鋭は存在しない。今ここにいる人間でやるしかないんです。 自分の能力がどんどん剥げ落ちてきたから、規則正しい生活を送っていないと、仕事のペースが維持できない。-----------------------------資料と組立。 1.ビジネスマン時代 毎年の計画と総括 「30歳からの人生リセット術」「30代からの人生戦略は図で考える!」「図解で考える40歳からのライフデザイン」 2.転身前後 日記「1996.2--1997.3」。日記「97.4--97.9」 3.宮城大時代 毎年の計画と総括「1997年--2007年」 「宮城大時代の総決算」 日記「1997.4--1997.9」 メルマガ「2000.5.8--」 ブログ「2004.9.28--2008.03.31」 4.多摩大時代 毎年の計画と総括 ブログ「2008.04.01--」 学部長日誌「2012.04.01--」--------------------------------------------------学部長日誌「志塾の風」140118 | 編集センター試験初日。本部詰め。今年も駒沢女子大と組む。英語リスニングも無事終了。志願者数56万人。参加大学841校。本日:地理歴史。公民。国語。外国語。来訪者累計本日昨日
2014/01/18
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「寺島文庫だより」第36号が届いた。「寺島文庫に於ける中核的活動や連携祭の活動を紹介し、それぞれの活動のダイナミズムとシナジーを生み出すためのメディア」と銘打ったこのメディアも、もう36号になっている。今号は6P建てで、内容も充実している。この号に11月21日に行った私のリレー講座のまとめを寄稿した。-------日本型グローバル人材の条件 (久恒啓一)グローバル人材とは、多国籍人材で取り組むプロジェクトを適切にマネジメントし成功に導く人材である。そして、「日本型」グローバル人材の条件は、(1)アジア・ユーラシアダイナミズムに関する深い理解、(2)図解コミュニケーションという日本独自の国際言語の駆使、そして(3)日本人の生き方への再評価だ。これを日本型のグローバル人材像の一つの答えとして提案したい。グローバリズムとはアメリカ流と同義であったが、陸と海のネットワークで発展している中国、ASEAN諸国の勃興、、。こういったアジア・ユーラシアのダイナミックな動きを実感し、深く理解することが必要だ。日本企業の人事担当者は常に「我社には考える社員がいない」と嘆いている。その元凶は、「文章と箇条書き」というスタイルにある。ごまかしのきく文章への盲目的信仰と、各項目の重要度や各項目間の関係を考えない箇条書きの横行。これらの欠点を解消し、全体の構造と部分同士の関係を明らかにし、企画力・構想力を刺激するのが図解だ。図解を構成するキーワードを英語や他の言語に翻訳さえすれば相手には伝わる。指導しているJICA(国際協力機構)では図解を用いて自らのミッションを明らかにし、海外の赴任地で成果を挙げている。 そして、日本人の築いてきた生き方を再認識することである。この10年ほど600館近い全国の人物記念館で日本の偉人の人生に向き合ってきた。この過程で本物の人物の条件がわかった。「仰ぎ見る師匠の存在」、「敵との切磋、友との琢磨」、「持続する志」、「怒涛の仕事量」、「修養・鍛錬・研鑽」、「飛翔する構想力」「日本への回帰」の7つだ。日本人の生き方と勤勉の哲学は海外に輸出できる。 この考え方で日本能率協会マネジメントセンターの通信教育を開講したところ、運輸業界最大手や自動車部品大手メーカーの幹部社員など多くの受講者を得ている。以上、読者の日本型グローバル人材育成の参考になれば幸いだ。------------------------------------------------------以下、36号のコンテンツ。 第3期 寺島実郎戦略経営塾開催報告。第一部は関満博先生。第二部は寺島塾長。 第1期みねるばの森ゼミナール開催報告。(株)コバヤシの小林社長とオタフクソースの佐々木専務。 特集1:グローバル人材育成・若者支援。 日本型グローバル人材の条件 久恒啓一(多摩大経営情報学部長) 第1期みねるばの森ゼミナール総括。中小企業ウオッチング連続セミナー。 アジア次世代経営人材交流プラットフォームキックオフセミナー。佐伯康考。 長崎大学リレー講座2013--明日を想像する人材ノン条件 フォーラム参加留学生からの感想。 留学生の就職事情。ナジック学生情報センターグループ。 特集2: 幸福度研究。 海外の幸福度研究と日本への示唆:松岡日本総研所長 フォーラム開催のお知らせ。第12回日総研フォーラム「地域の幸福を考える」 「全47都道府県幸福度ランキング2104年版」 第4期みねるばの森寺間文庫リレー熟。「2014年への視座」 JFN月刊寺島実郎の世界ダイジェスト「オランダ商館長の江戸参府」 第27回 アジアユーラシア研究会 「リベラル再生の基軸--脳力のレッスン?」 寺島文庫の収蔵品紹介:カント「永遠平和のために」(1795年初版初刷本) 今月のエリゼ 寺島実郎の主な最新論考。主なメディア出演予鈴。------------------------------------■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140117 | 編集 多摩市の阿部市長と飯高市民生活部長が新年のご挨拶に見えた。諸橋副学長と対応。先日の地域発表祭の話題と25周年の新ファシリティ建設の説明がメインテーマとなった。多摩市と多摩大とは多面的な接点があり、いい関係が構築できている。この関係をさらに深めていくことを確認した。f:id:k-hisatune:20140117102322j:imagef:id:k-hisatune:20140117101141j:image 今日は、明日からのセンター入試に備えて制限があり、教職員にはあまり会わなかった。 聖蹟桜ヶ丘で用事があったので歩いてみた。45分。6千歩。来訪者累計本日昨日
2014/01/17
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話題の3Dプリンターを彩藤T先生から見せてもらう。メディアで話題の3Dprinter。身近なところにあった。f:id:k-hisatune:20140116132911j:image上から樹脂材料を注入し、プログラムに沿って基盤が動き、形ができあがってくる。ろくろや、自動織機の現代版というイメージ。スミソニアン博物館が提供している恐竜のプログラムをダウンロードすると恐竜のミニ版ができあがる。それを見せてもらった。その他、小物だが鏡餅セット、置物など。材料の制約があり、品質はイマイチだが、今後の可能性を実感することができた。このプリンターは12万円。フロンティアに触れるため買ってみてもいい。年末にイケダハヤトさんから聞いた3Dプリンター関係の注目企業・株式会社鳥人間の久川真吾社長のインタビューを発見。オープンソースハードウェア。ソフトとハードの連携。遺伝子増幅器。10万円。アメリカ、中国深セン、墨田区、シンガポール、などとの連携・協力。ミニ企業でもやれる。問題解決。http://www.ustream.tv/recorded/41354854最近では3Dプリンターのレベルもあがってきて、銃などは殺傷能力のレベルも向上してきたという話も聞いた。臓器モデルを使った医療、、ものづくりのコストダウン、教育現場などでの活用など、、応用範囲が広い政府の成長戦略にも取り上げられている。要注目だ。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140116 | 編集 矢内事務長と定例ミーティング:大学院、人事関係、、、、。 金子さんと研究室の配置状況を確認:退職者、新規採用等。 彩藤先生のゼミ室で話題の3Dプリンターの現物を見せてもらう。 ゼミ:3年生の面談をキャリアの平田さんと行う。 高野課長 学長室発行のメルマガのアイデアを確認。フェイスブック、学内メディア等とのリンク。来訪者累計本日昨日
2014/01/16
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午前は、多摩で新ファシリティの地鎮祭。午後は、都内で講演・研修。99名。終了後は、懇親パーティにも顔をだした。f:id:k-hisatune:20140115161955j:image以下、アンケートから。「頭を使った」「楽しんだ」「自分の仕事を真正面から考えた」「もっと話を聞きたい」「大きな武器」「専門用語を使わずに説明するのは難しかった」「明日から実践できる」「先生がとても楽しそうで聞いていてもとても楽しかった」「講師一人でこれだけの人数をフォローすることは不可能なため、研究室の学生に各班をフォローしてもらってはどうか」「外的世界と内的世界、の言葉が好きになった」「考えるのが楽しくなった」「今の仕事に誇りとやりがいを感じていることに気づいた」「-------------------------------------学部長日誌「志塾の風」140115 | 編集多摩大開学25周年を記念してつくる新ファシリティの地鎮祭が執り行なわれた。f:id:k-hisatune:20140115120502j:imagef:id:k-hisatune:20140115120614j:image地鎮祭に参列するという経験は初めてなので式の進行を興味深く観察。f:id:k-hisatune:20140115111937j:image参列者は、建築主(田村学園)は田村常務理事・寺島学長以下17名。近隣からは自治会前会長。設計監理(東畑建築事務所)は佐伯常務以下5名。施工(北野建設)は北野社長以下9名。神主は地元の春日神社から。地鎮祭とは、土木・建築などで基礎工事の前に、その土地の神を祀って工事の無事を祈願する祭儀だ。修祓の儀。降神の儀。献饌の儀。祝詞奏上。四方祓い。鍬入れの儀(斎鎌。斎鍬。斎鋤)。玉串奏尊。撤饌の儀。昇神の儀。閉式。神酒拝戴。という順番で式が執り行われた。斎場は斎竹(いみだけ)という葉付きの青竹を四方に立て清浄な神域とし、祭壇はお神酒、大根・茄子・人参などの野菜類、紅白のお餅、など素朴なつくろいで、土地の神様の恵みに感謝していることをあらわしている。土地の神様が降りるときと昇るときは、神主が「ウオー」という声を発する。「鍬入れ」は、まず盛砂に対する斎鎌(いみかま)から始まり、3回ほど掛け声とともに設計者が「エイ、エイ、エイ」の3回の掛け声で木製の鎌で刈り取る。次に斎鍬(いみくわ)で施主が鍬を同じく掛け声をかけて木製の鍬を入れる。次に施工者が同じく鋤(すき)を入れる。玉串は、榊の枝に紙垂を結んだもので、神さまの御霊と参拝者の魂を結ぶもの。二礼・二拍手・一礼。撤饌は、お供え物の撤収。昇神は、神を元の御座にお送りする儀式。最後は、神酒を飲み交わし、喜び合い、互いに助け合うことを誓う。終了後は、役員室で直会。f:id:k-hisatune:20140115115358j:imagef:id:k-hisatune:20140115115441j:image来訪者累計本日昨日
2014/01/15
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今日は予定がなかったので、原稿書きに没頭。 4月発刊予定の本の原稿書き。歴史ものなので、事実関係の確認がなかなか大変。日本の教科書。中国の教科書。韓国の教科書。それぞれの記述がどのようになっているかを調べている。資料として関係の本を集めだした。------------------------- 会員制有料ブログB.L.Gの2回目のブログの記事を書く。businessblg.jp/ 初回「30歳という転機」で原稿用紙4枚ほど。 2回目「二つのライフワークから見える世界:図解コミュニケーションと人物記念館の旅」。少し気合が入って、原稿用紙7枚ほどの量になった。 今からは週に1本か、2本書いていくことになる。-------------------------ここしばらくは「2030年」をキーワードとした本を読む予定。その第一弾。 三浦展「データでわかる2030年の日本」を読了。 データでわかる2030年の日本データでわかる2030年の日本 作者: 三浦展 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2013/05/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 2040年まで東京都と神奈川県の人口はあまり減らない。地方の人口は2割から3割減る。 2030年の高齢化率は31.6%。(21%以上は超高齢社会) 日本の出生数は100万台。2030年は75万人 大型高等教育機関の25歳以上の割合は日本2.0%。OECD平均21.1%。30%台は、アイスランド、ポルトガル、ニュージーランド、スウエーデン。 社会保障給付費は2012年は109.5兆円(年金54兆、医療35兆、介護福祉21兆)。2025年に151兆円。来訪者累計本日昨日
2014/01/14
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サイバーエージント(藤田晋社長)の会員制有料ブログサービス「B.L.G」(Business Leaders Guide)が近日オープンする。http://businessblg.jp/ 有料でブログ記事を配信するプラットフォーム。 次世代ビジネスリーダー向け。 サービスの概要は「ビジネスパースンが抱える様々な問題。その課題に対する姿勢や解決法、新しい視点の持ち方などを、各分野で活躍するビジネスパースン、起業家の方から学ぶことができます」とある。実践的なナレッジや教養が学べる。 月額735円(税込)で著名人ビジネスブログがぜんぶ読み放題。この金額はビジネス雑誌一冊分、有料メルマガ1人分。 会員限定イベントへの招待という特典あり。 初期ブロガー15-20名を厳選。 1月中旬にオープン。初期参加ブロガーのリストから 渡邊 大介 株式会社サイバーエージェント ビジネス事業部 事業部長 金田博之 SAPジャパン 最年少部長 若いうちから成長し続けるための初速思考 小杉 俊哉 マッキンゼー、アップルの元人事トップ キャリア作りに必要なリーダーシップ 吉田 浩一郎 クラウドワークスCEO 個人が活躍する時代に必要なスキルセット 俣野 成敏 プロフェッショナルサラリーマン(プレジデント社)シリーズ著者 吉越 浩一郎 トリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長 結果を出し続ける仕事術 横石 崇 新しい働き方の旗手 TOKYO WORK DESIGN WEEK代表/株式会社ベンチ取締役 熊本 浩志 amadanaを展開するREALFLEETの社長 FROM JAPAN, GO GLOBAL 西任 暁子 歌手・スピーチコンサルタント・ラジオDJ エグゼクティブの「ひらがな」会話術 松岡正剛 久恒啓一 多摩大学経営情報学部長 このサービスに参加を要請されたので、「フロンティア度」が高く面白そうなのでやることにした。若い起業家や若者に人気のある書き手が中心だが、吉越浩一郎さんや松岡正剛さんも参加することになっている。このリストの中では私は高齢者グループだ。私が書くブログのテーマとして、図解を中心にいろいろの案がでたが、最終的に「日本型のグローバルリーダーに必要な素養とは?」という大きなテーマに挑戦することにした。毎週一つのブログ記事をアップするのがノルマになっているが、2本にしてテーマ以外の面白そうな話題も提供してみるのもいいかもしれない。何はともあれ、Ameba事業・インターネット広告事業・ソーシャルゲーム事業・投資育成事業などで急成長するサイバーエージェントという会社と新しいビジネスモデルについて学ぶいい機会になるだろうから、楽しみだ。来訪者累計本日昨日
2014/01/13
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郷里・中津の同人誌「邪馬台」(季刊)に長い期間にわたって連載をしている。テーマは「人物記念館の旅」で、ファンも多いようだ。今年は「フロンティア度」の高いものに挑戦するという方針なので、テーマを変えてみようということで、読書関係にしようと思っている。このブログには、10年にわたって読んだ本の感想、抜き書き、評価などを書いてきている。テーマごとに組み合わせれば、読者の参考になると思う。太平洋戦争。大統領・首相経験者。青春記。俳人たちの生涯。中津ゆかりの人々。寺島。梅棹。福澤諭吉。ウェブ時代。IT。、、、。連載のタイトルは「読書悠々」。最初は「中津ゆかりの人物編」。吉村昭「冬の鷹」。百田尚樹「海賊と呼ばれた男」。浅田次郎「日輪の遺産」。佐藤卓己「天下無双のメディア人間」。以上の本の中に、中津ゆかりの人物が脇役や主役で登場している。----------------------------------------主人公は豊前中津藩の藩医・前野良沢。もう1人は杉田玄白。そして平賀源内と高山彦九郎が脇役として登場する。、、、、、、、、、、、中津でも取材をしていて、市立小畑記念図書館や、郷土史家嶋道夫先生の名前もある。(吉村昭「冬の鷹」)----------さて、この本の中で神戸高商(現・神戸大学)の初代校長をつとめた水島てつ也に商人としての生き方を学んでいる。水島は中津出身である。今でも中津の金谷に水島公園がある。水島の父・均は豊前中津藩士で福沢諭吉の縁戚にあたる。1864年生まれのてつ也は東京高商を出て横浜正金銀行に入行。38歳で神戸高商の設立を聞き、実業から教育へ転身する。中津には、慶応義塾の創立者・福沢諭吉(1835年生)、麗澤大学(千葉県柏市)の創立者・広池千九郎(1866年生)、神戸大学の初代校長・水島てつ也(1864年生)と3人の教育者がいる。(百田尚樹「海賊と呼ばれた男」)-----------登場する陸軍幹部のうち、阿南惟幾陸軍大臣は竹田、梅津美治郎参謀総長は中津、そして、1945年の米艦ミズーリでの降伏文書に梅津と一緒に調印した日本代表が重光葵外務大臣も豊後高田の出身である。(浅田次郎「日輪の遺産」)---------------中津出身の野依秀市(1885--1968年)の全貌を描いた「天下無敵のメディア人間」(佐藤卓巳)を読み終わった。サブタイトルが、喧嘩ジャーナリスト野依秀市とあるようにあらゆる権威を敵にまわして大立ち回りを演じ続けた桁外れの人物が野依だ。、、、野依は中津近郊出身の大横綱・双葉山の結婚の媒酌人であり、身長四尺八寸七分というから147.6センチの単躯だった。(佐藤卓己「天下無双のメディア人間」)----------------------------------------------------来訪者累計本日昨日
2014/01/12
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寒波襲来。多摩キャンパスと九段サテライト。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140111 | 編集 学部運営委員会で教授会進行の打ち合わせ。 10時40分から1月の教授会:来年度運営方針(委員会人事)を提示。来年度事業計画に向けての学部長コメントを説明。 センター入試関係説明会 学生寮に関するプロジェクトチーム会合を傍聴:2015年に向けてプロジェクトが走り出した。 高野課長の車に便乗して九段へ。 16時20分からインターゼミ(社会工学研究会)。 ミニスピーチ:菅野先生(名古屋学院大の件)、奥山先生(今年の抱負)、木村先生(スポーツトレーナーの資格取得)。 学長講話f:id:k-hisatune:20140111163832j:image 昨年の香港は一人あたりGDP3.8万ドル。シンガポール(IT・バイオ・医療)は5.2万ドル。台湾は3万ドルに乗せてきた。日本は5.9万ドルで世界23位に落ちた。デンマークは5.8万ドル(ITと農業) 1月3日は飛鳥の岡寺詣で。空海の寺。運気を変える日本一の厄除け寺。仏教伝来の寺。百済聖明王(倭王の藩臣たる百済王の明という意味の臣明)が仏教を伝えた。三韓時代(高句麗・百済・新羅)。斉明天皇は、中臣・物部らの土着神派の反対もあり蘇我氏の仏教とした。大化の改新で蘇我氏滅亡を契機に仏教は天皇家の宗教となり、国家仏教である奈良仏教となる。神仏融合で八百万の神。日本の歴史は土着神と新手の髪との対立と融合の歴史だ。 靖国神社。アメリカは千鳥ケ淵の戦没者慰霊碑に2長官が参拝。靖国は認めないというメッセージ。今回の安倍首相参拝は欧州、米国で驚く程の反応があった。日本は戦後秩序をひっくり返すつもりなのではないかという疑念。国のトップとしてしかりと説明していない。ケジメが必要。14人のA級戦犯は責任者たち。無名戦士たちとは違う。4.9万人の台湾と朝鮮の日本兵が靖国に祀られている。台湾は蒋介石が賠償を放棄、遺族年金・戦後補償もない。挑戦は1965年の日韓条約で賠償を放棄。けじめが必要だ。靖国参拝はドイツ首相がヒットラーのお墓にまいるのと同じようにとらえられている。一方では原爆を落としたアメリカの責任は問わないで沈黙している。重いテーマだ。果たして大人の英知を傾けた行動なのか。世界を敵にまわす愚かさ。 グループ作業:年末に提出した論文草稿への先生たちのコメントの反映と修正作業に入る。 長田先生 19時半から新宿で懇親会:菅野、奥山、木村。荻野、私。都知事選、朝日新聞、、、、。来訪者累計本日昨日
2014/01/11
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多摩キャンパスで学部授業。品川サテライトで大学院授業。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140110 | 編集 授業「立志人物論」の14日目。時間をとって最終課題の作成。 モデルとして選んだ人たちは以下のようだ。クリント・イーストウッド。ハンターハンターのゴン。ハワード・シュルツ。フーバー長官。本田圭佑。エドワード・バン・ハレン。松下幸之助。手塚治虫。魯迅。森三中の大島。東方神起のユノ。内田篤人。ザッカーバーグ。金本知憲。イチロー。田中正造。所ジョージ。中村俊輔。松任谷由美。杉原千畝。水木しげる。イチロー。中村俊輔。田中将大。安室奈美恵。土方歳三。 定番の偉人のほかは、サッカー選手。野球選手。芸能人。外国人など。レポートとしている人生鳥瞰図が楽しみだ。 今泉先生 菅野、樋口、趙、諸橋の4先生と雑談。 ゼミの4年生(加奈ちゃん)、3年生(理恵ちゃん)。 夜は品川で大学院の7回目の講義。文藝春秋「日本の論点」をテーマに図解に挑む。15人が出席。f:id:k-hisatune:20140110203156j:image 集団的自衛権。3Dプリンター。沖縄独立論。東京オリンピック。ビッグデータ。国際教養大。アベノミクス。大介護時代。統計学。TPP。安倍政権。原発再稼働。個別的自衛権。辺野古固定化。 終了後のフェイスブックへの書き込みから。「新年一発目、頭フル回転でした」「黙読、要点アンダーライン、キーワードチェックと進めました」「「「私」を中心にした図解に仕上げます」「この緊張感!」「恐るべし図解……」「介護と仕事が両立できる社会の実現は、成熟国家が再浮上するきっかけにもなりうる」「文章の前後を入れ換えて整理すると、構成ができる」「本講の合言葉)『迷った時の図解思考』『久恒式確信的仮説思考』『図解による脳内健全化』」「図と文章を往復する作業の重要性を改めて認識」、、。来訪者累計本日昨日
2014/01/10
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インターネット大手企業から1月から始める有料ブログサイトへの参加についての提案を受ける。f:id:k-hisatune:20140109111850j:imageテーマについてのディスカッション。図解・人物・格言・グローバル人材、、、、、。私にとっての「フロンティア度」が高い案件なので引き受けることにした。本日のリレー講座は寺島学長f:id:k-hisatune:20140109145641j:image 2014年をどう見るか。 遭遇した二つの質問にどう答えるか。 靖国参拝。どうして近隣の絹から異論が出るかのか? (青山学院) こんな時代に役立たずの人間は生きていてはいけないのか? (金沢) 2013年は米中関係。2014年はロシアという存在。 靖国:東京裁判。復讐裁判。A級戦犯。1951年のサンフランシスコ平和条約で受け入れて国際社会に復帰した。UNを日本人は国際連合と訳したが実際は戦勝国連合。この戦後秩序に挑戦しようとしているのではないかという疑心暗鬼に真正面から答えなければならない。世界の不安に対し説明しきる必要がある。 靖国:靖国には4万9千人の台湾人・朝鮮人の日本軍兵士たちが眠っている。賠償も含め口を閉ざしているが、どうするか。 アベノミクス:株価上昇で浮かれているが、実態は外人買による上昇。日本人は売り抜いて儲けている。日本人はアベノミクスを信用していない。キンザノミクス。結果的に外人投資家の比率が高まった。彼らは物言う株主だから配当性向が高くなり人件費には回らない。売り抜く資本手具。マネーゲーム。外資系コンサルタントらはこの相場で大儲けしてボーナス1億円などの声もある。 生活保護支給の給付水準の6・5%カット。連動して住民税も払うようになった。 生活扶助は210万だが、住宅扶助・医療費無料などで実際は300万水準。同様に住民税も20万ほど請求。 格差の拡大。分配の問題が大きくなってきている。 輸入インフレで物価は上昇。しかし所得は増えない。4月の消費税増税あり。 産業と経済の成長戦略が必要。 1億総保守化の中でリベラルの再生が必要だ。健全な市民、、。 射界深度を長くとって深く、空間軸を広く取って相関を。f:id:k-hisatune:20140109160718j:image皆勤賞は71名。代表の埼玉からの参加者と握手。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140109 | 編集昨日と本日で来年度委員会関係の担当の調整が終了。 梅澤先生 諸橋先生 中村その子先生 金子先生 趙先生 菅野先生 来年度のリレー講座の打ち合わせ。来年度も私に指名があったので「図で読み解く! 東アジアと日本」というテーマを仮登録。フロンティアに挑戦。 学長にいくつか報告。 リレー講座 ゼミ:キャリアの平田さんと3年生の面談。来訪者累計本日昨日
2014/01/09
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14時から都内で企業の講演研修。f:id:k-hisatune:20140108155447j:image冒頭は司馬遼太郎の「播磨灘物語」の黒田官兵衛と「故郷忘じがたく候」の「沈寿官」家を話題にした。なぜ司馬遼太郎は小説を書いたのか、、。アンケートには反応もあった。f:id:k-hisatune:20140108164237j:image夜は調布でNPO法人知的生産の技術研会の八木会長と新年の懇親。会食(竹下さん)。寺島コーナー。東京新聞。孫崎さん。芦田さん。宣教師東漸。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」130108 | 編集 奥山先生 志賀先生 杉田先生 10時から学部運営委員会。 来年度の委員会運営について。 人事方針:人材育成と重厚な布陣の両立。委員会同士の連携の強化。多能人材の育成。 編成方針:旧委員長を新委員長にして新風を吹き込む。旧委員長は副委員長として新委員長を支える。全員が二つの委員会に所属、旧所属委員会と新委員会。入試委員会と地域委員会を厚くする。 以上に基づき、委員長と副委員長を指名。11日の教授会で委員を発表。 多摩大フットサル部は1部で3位。優勝を狙える位置。 来年度の各委員会の事業計画について学部長コメント。委員会、新委員長の意見も。修正は24日締切。来訪者累計本日昨日
2014/01/08
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仕事始めの日。 秘書の近藤さんとスケジュール確認を中心に打ち合わせ。 大学幹部を集めての学長の念頭訓示。 幾人かの先生たちと明後日の学部運営委員会関係で面談。帰りはウオーキングで、本日は1万歩を達成。■CommentsAdd Star学部長日誌「志塾の風」140106 | 編集学長念頭訓示から。f:id:k-hisatune:20140106134309j:image 多摩大は、実学志向、手作り感。学生と真正面から向き合う、育てる教育をやってきた。 学生の質への失望感を語る人があるが、これは偏差値教育の名残り。人間をみるとき偏差値は100分の1しかない。この4年半で教育に関して手応えも感じている。学生自身の「ホドホド感」の自己認識に自信と希望を与えよう。 教授陣の課題。真面目で誠実であるが、聖ケ丘や湘南に立てこもっているのではないか。現実から隔離してタコツボになっていないか。研究者、教育者、社会活動など、ホドホト感で過ごしていないか。社会科学ををやっている我々は現実の課題に立ち向かわなければならない。課題解決力こそが実学だ。(問題解決学。実学。アジアユーラシアダイナミズム) 学生には、知性とはつながりであること、知識同士のつながった体系的知性を身につけてもらいたい。歴史の脈絡の中でいまどこにいるのか。人類史、日本史、グローバルヒストリー。時間軸と空間軸。こういうことを気づくチャンスを与える。(問題発見。教養) 社会的人間であることを自覚させる。人間としての基軸。ゼミのようなしくみ。個性とまとまり、人へ配慮しながらまとめていく。こういう感覚を磨かせる。(ゼミの多摩大。志教育) 専門性の入口に近づけさせる。 教育の質の向上。手作り感、育てるゼミ中心。基礎力を叩き込む。外に目をむけさせる。アジア。 教員は社会参画や学外活動に連れ出して欲しい。教員としての教育力・研究力・社会活動の力を向上してもらいたい。 大学のビジネスモデル。25周年を機にできるファシリティは多摩市、地域にとって意味のあるものにしたい。シンボリックマネジメント。リ・バイタル。ここに付加価値をつけていく。リレー講座受講者6万人という実績を踏まえ、社会人教育センターという方向感。健康、未病化。知的拠点として再設計。(新ファシリティの名称・内容) 多摩学の進化。リニアと圏央道で多摩は変わる。相模原が焦点になる。多摩大総研を含め相模原をケーススタディ。目玉を洗い出す。フットサルの躍進。多摩のDNAとしての天然理心流をテーマとしたサークルなど。魂の軸、アイデンティティ。(多摩学:インターゼミ。ホームゼミ。プロジェクトゼミ) 数年前の赤字から黒字へ転換し一定の経営基盤ができた。いよいよ攻めの時代へ。個性化がカギ。輪郭をどうつけていくか。学生へのサポート体制、1万人にならんとするOBの引き込み、父母の後援会の充実。こういうものを活かしきる総力体制。しつこく、深めていく。(現代の志塾。大学院・同窓会会。同窓会。後援会、、)この方針は来年度の事業計画に反映していきたい。--------------------------------------------- 学長と相談(人事・給与・大学院) 矢内事務長 高野課長 杉田先生(フットサル部) 安田グローバルスタディーズ学部長と懇談。 出原先生 金子先生 金先生(リレー講座) 金先生(来訪者累計本日昨日
2014/01/06
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午後と夜は原稿書きに没頭する。最近買った電子辞書に助けられてだいぶ進んだ。明日からの仕事に備えて、来年度事業計画関係の書類を作成。朝の散歩と、昼のウオーキングで、本日は8700歩。18時からBS1でNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」が始まる。すでに司馬遼太郎の「播磨灘物語」を読んでいるので筋をつかめるのがいい。岡田准一の演技が楽しみ。一話目からもう信長と秀吉が登場し、官兵衛も子どもから一気に青年になった。夜、学長と電話で打ち合わせ。田母神俊雄「田母神塾--これが誇りある日本の教科書だ」(双葉社)を読了。
2014/01/05
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「知研フォーラム324号」が届く。 3月11日は、寺島実郎さんの講演。「リベラル再生の基軸--平成第二四半期のあるべき改革とは」。 5つの課題:1:対米関係の再設計と進化。2:グローバリズムの中での公正な分配の実現。3:平和国家精神の再起動--憲法9条の実体化。4:原子力再考、東芝・日立が深く関与した日米原子力共同体の実現をどうすつか。5:代議制民主主義の鍛え直し、税金で食べている人をいかにして減らすか。 申し込み:tiken.org@nifty.com 久恒啓一「電子出版体験記」。アマゾンkindleストアの圧勝。 久恒啓一「日本型グローバル人材の条件」。アジア・ユーラシアを主たる対象とするグローバル・リーダー論。図解思考による日本独自の新しい国際言語のグローバルな舞台での活用。真の日本人になるべきである。 池淵竜太郎「新しい通信教育「グローバル・リーダーコース」の反響について。 企業トップや幹部層、管理職層が痛感している問題式や危機感に、本コースの主張が一つの解決策を提示しており、「こういう教材を待っていました」という声が多数あった。 先進的なグローバル化への対応に取り組んでいる企業に受け入れてもらえるようになった。中部地方の大手自動車部品メーカーのリーダー候補者対象教材に採用。 「横路孝弘民主党最高顧問に聞く」(八木哲郎) 安倍政権は集団的自衛権を行使できるようにしている。機密保護法とNSC。NSCは暗殺、盗聴、住居侵入、逮捕、監禁などができる組織。 特定秘密の範囲の拡大にチェックは働かない。何が秘密であるか、それ自体が秘密。憲法の罪刑法定主義に違反。総理大臣には憲法尊重擁護義務があるのに違反。警備、原発情報は特定秘密になるから取材や反対運動も安全保障の範囲となる。表現の自由についても解釈いかんでも規制や処罰ができるようになる。 集団的自衛権の行使。海外派兵、先制攻撃、敵地攻撃が解禁になる。武器輸出の禁止を解禁し経済の活性化をはかる。相互防衛条約を結ぶ必要がある。中国とフィリピンが軍事衝突したら日本は中国と全面戦争する可能性がある。戦死者がでるから自衛隊にいく人が減る。徴兵制度につながる。国のために死ぬことを教えなければならない。教科書検定や教育委員会のあり方に政治の意見が貫徹していく。 来年度予算は社会保障費をカットし、国民負担を増やす。高襟者は介護負担増、後期高齢者の医療負担は2割、難病や小児がん、小児結核は倍の負担になる。年金は今年度支給から3年で2・5%カット。 アベノミクスは公共事業の拡大と金融緩和に過ぎない。年金や給与、最低賃金を引き上げれば消費に回る。自動車、住宅、介護などが波及効果が高い。 安倍政権はそんなに長続きはしない。その通りだと思うが、そういうことになったのは民主党のていたらくのせいだ。民主党の罪は重い。--------------------------------------- 年明けから始まる仕事に備えて、いくつかの懸案の課題を考え、整理する。 原稿整理。来訪者累計本日昨日
2014/01/04
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1月3日が誕生日というのは、なかなか微妙である。子供の頃は、元旦、書き初めと過ごし、やや倦怠感が出てきたときに、「そういえば、お前の誕生日だったね」と言われ、正月料理の余った食べもので、ついでのように祝ってもらっていた記憶がある。社会に出てからは、年末に帰省し、4日からの仕事初めに備えて大分県中津市から東京に戻るのが3日となった。だから3日は、朝早く起きて急いでしたくをして、汽車に飛び乗り、福岡空港から飛行機で帰る。ようやく自宅に戻るともう夕刻で、疲れて寝てしまう。翌日、「そういえば、昨日は誕生日だったなあ」と想い出すということがずっと続いた。最近は、東京で家族一緒に祝ってもらうというパターンになった。正月には家族が揃うことが多いのだが、本日も妻と娘と息子から祝ってもらった。以前に比べると、祝われ方は増えているという感じはある。いずれにしても、正月が来るたびに思い出してはくれるので、忘れられることはないから、良かったのかもしれない。ところが九州の母が毎年、行事にかまけて忘れることが多いようで、4日に電話をもらうことがある。今回もそうだった。--------------------思いたって、同じ誕生日の人を調べてみた。古いところでは、坂本龍馬(幕末の志士)、小林一三(阪急創業者)、鶴見祐輔(政治家)、河上丈太郎(政治家)、田中伊三次(政治家)、安藤太郎(住友不動産社長)。近いところでは、山本学(俳優)、入交昭一郎(ホンダ副社長)、稲越功一(写真家)、岩下志麻(女優)、横路孝弘(政治家)、尾木直樹(教育評論家)、中村晃子(歌手)。そして最も若いところでは、内村航平(体操)がいる。共通項があるわけではないだろうが、こういう人たちの生き方は気になる。特に、坂本龍馬と小林一三には関心が深くなる。小林一三は1月3日生まれだから、一三になったのだ。----鶴見祐輔明治18年1月3日生まれ。後藤新平の娘婿。鶴見和子・俊輔の父。鉄道省の官僚をへて,昭和3年衆議院議員(当選4回)。民政党などに所属。戦後は日本進歩党初代幹事長。のち改進党,自民党にうつる。28年参議院議員,第1次鳩山内閣の厚相。昭和48年11月1日死去。88歳。岡山県出身。東京帝大卒。著作に「母」「子」など。--河上丈太郎明治22年1月3日生まれ。少年時にキリスト教に入信。関西学院教授などを歴任して昭和2年弁護士を開業,日本労農党にはいる。翌年第1回普通選挙で衆議院議員(当選10回),日本大衆党,社会大衆党などをへて社会党結成に参加。27年右派社会党委員長。36年社会党委員長。昭和40年12月3日死去。76歳。東京出身。東京帝大卒。--------------田中伊三次明治39年1月3日生まれ。京都府会議員から昭和17年衆議院議員(当選15回)。戦後自治庁長官,衆議院副議長,法相などを歴任。51年のロッキード事件では衆議院調査特別委員長となり,灰色高官5人の氏名を公開した。自民党代議士会長などをつとめ,のち無所属。昭和62年4月11日死去。81歳。兵庫県出身。立命館大卒。--------------安藤太郎明治43年1月3日生まれ。昭和9年住友銀行にはいる。渉外関係を担当し,47年副頭取。49年住友不動産に転じて社長,60年会長。オフィスビルへの集中投資で業績をのばし,住宅流通分野への進出をはかった。52年日本高層住宅協会理事長。平成22年5月9日死去。100歳。宮城県出身。東京帝大卒。----------------------司馬遼太郎の短編を読む。 「惨殺」:新政府奥州派遣軍参謀・長州の世良修蔵が惨殺された物語。 「胡桃に酒」:細川ガラシャの薄幸の生涯を描いた物語。来訪者累計本日昨日
2014/01/03
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必要があって、ブログに書いた読書記録をピックアップしている。思いのほか量が多いのに自分でも驚いている。本のテーマを巡ってみると、太平洋戦争・東京裁判に関する論考、外国の大統領や首相の自伝、日本の首相周辺の回顧録、出身地の偉人の関連本、すぐれた女性の自伝、新時代のあけぼの論、青春小説、対談集、特定の人物の評論集、俳人たちの伝記、古典の現代語訳、ベストセラー本、、、などである。読書記録がブログに記されているのは、多摩大に転籍した2008年あたりからがほとんどだった。どうも、宮城大時代は本を書くことにエネルギーと時間を取られていたが、このあたりから本を読むようになったらしい。読書の記録として、自分の勉強のプロセスとして、学んだことの集大成として、貴重な資料となっていくだろう。これを整理して一冊の本として手元に置きたいと思う。どういう方法があるだろうか。研究してみたい。はてなダイヤリーでの印刷か、アマゾンのKDPか、PODか、、。テーマごとに整理するか、時系列で並べるか、、。----------------------------------本日は仕事始めになった。今取り組んでいる本の執筆を始めてみた。先はまだ遠いが少しすすんだ。とにかく一歩でも進まなければ終わらない。--------------------------司馬遼太郎「故郷忘じがたく候」(文春文庫)を読了。故郷忘じがたく候 (文春文庫)故郷忘じがたく候 (文春文庫) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2004/10/10 メディア: 文庫 クリック: 7回 この商品を含むブログ (17件) を見る16世紀末の秀吉の朝鮮出兵で、薩摩軍によって日本へ拉致された数十人の朝鮮の民があった。その後、400年にわたって望郷の念を抱きながら、朝鮮の苗字を維持したまま作陶の技術をもって異国の薩摩に旧士族として暮らし続けた「沈寿官」家の生き方を綴った物語。朝鮮の特色である白を使って進化させた磁器は、白薩摩と呼ばれ、国内はもちろん海外でも貴重品として扱われた。大日本帝国最後の外務大臣・東郷茂徳が、この村の出身で朝鮮姓は朴である。ソウル大学での講演で、「これは申し上げていいかどうか」と前置きして次のように言っている。この言葉が日本人によって語られるとすれば徴収は黙っていなかったかもしれない。「それを言い過ぎることは若い韓国にとってどうであろう。言うことはよくても言いすぎるとなると、そのときの心情はすでに後ろむきである。あたらしい国家は前へ前へと進まなければならないというのに、この心情はどうであろう」最後に、「あなた方が36年をいうなら」「私は370年をいわねばならない」と結んだ。重い言葉である。このエッセイのようなミニ小説のような不思議な書物について、司馬遼太郎は次のよう語って、書き始めている。「このことをまがりなりにも整理するには小説に書いてしずめてしまうよりほかはないが、しかしいま小説に書くには気持ちの酵熟が足らず、気持ちのなかから沸き立ってくるあわつぶがすこし多すぎるようにおもわれる。以下、なにをどこから書くべきであろう。」興奮、疑問、感銘、、、こういったものを鎮めるために、司馬遼太郎は小説を書いていたということがわかった。整理して自分なりに納得できるようにする手段が小説という表現手段だったのだ。来訪者累計本日昨日
2014/01/02
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近所の日枝神社で初詣。私と妻と娘は大吉、息子は吉を引いた。上々のおみくじだった。特に「お産」の項は、全員が安産となっており、娘の初産は大丈夫だと安心をする。私は昨年に続き大吉。しかし、「後は必ずよし、あせりてはわるし、おそけれど来る、努力すれば必吉、、」などと満開の吉ではない模様。慎重に物事を進めていけという思し召しだろう。 ときくれば かれきと みえし やまかげの さくらも 花のさきにほひつつ (初めは冬の枯木の葉、おちて花もなく淋しく此末如何ならんと気遣うも其内に春となりて花咲く如く末よき運なり何事も慎め退屈せず時をまてば必ずよし)----------------------家族構成も変化する。その変化をどう受け止めるか。新しい体験。変化こそが本質。起承転転。------------------------------五木寛之「下山の思想」(幻冬舎新書)を読了。下山の思想 (幻冬舎新書)------------------------------------------2014年 「フロンティアに挑む!」 公人(大学管理者) 多摩大経営情報学部長として一期を終え4月からは二期目に入る。成果が出始めてきた段階なので、この勢いを持続させてこの2年で大いなる発展を遂げたい。 学部運営については、人材育成と重厚な布陣の両立をはかると同時に、各分野の連携の強化と多能人材の育成を心がける。 従来からあるインフラ的な問題はこの2年ですべて解決する。 他学部、大学院、研究所、OB会などとのコミュニケーションを強化し、オール多摩大として戦える態勢を整える。 個人(作家) 「図解・日本史」(PHP)を完成させる。 「図説力コース」(JMAM)を執筆・監修。 人物記念館の旅・本物の条件・日本近代史・一日一言、、、。 KDP元年:「青春記」「ライフプランの実際」、、、。 私人 国内旅行(人物記念館の旅)600館を突破。圏央道の活用。中国(岡山・広島)・日本海(富山・新潟・福井)。東京の企画展、、。 海外旅行(大中華圏の旅)。中国・香港・台湾、、。 ウオーキングとスイミング来訪者累計本日昨日
2014/01/01
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