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毎年、社員と協力会社の代表者の総勢50名程度で安全祈願に参拝するのです。
大崎にある我が社から徒歩で20分程度、京急・新馬場駅近くの第一京浜国道沿いにある
神社。
境内。
階段を登ると、左に浅間神社、右に御嶽神社、中央に品川神社神殿、右奥に阿那稲荷が。
能舞台。
社殿の手前には立派な神楽殿も。例大祭の日には能舞台で神楽も舞われるのだろう。
品川神社本殿。
この品川神社は、その昔 源頼朝が海上安全と祈願成就のため勧請した神社。
かの徳川家康も 関ヶ原出陣前に詣で『必勝』を祈願したという、武運にゆかりのある神社。
なるほど宝物殿入り口には、徳川の『三つ葉葵』のご紋の旗が掲げられていた。
この神社で面白いのは、富士塚が昔のままの形で残っているということ。
富士塚とは、富士信仰において富士山を遥拝するためのミニチュアの富士山のことで、
ここ品川神社の富士塚は、明治初めに北品川の講中約三百人によって造られた後、
大正末に第一京浜国道の建設のため一部が削られて石垣となってしまっているが、
江戸時代からの富士信仰の形をそのまま伝えるものであるとのこと。
すなわち江戸の頃は、富士山に登りたくても登れない人たちの為に、関東各地に造られ
たもので、富士山を信仰する富士講によるものとのことだが、地元にミニチュアの富士山が
出来たことで、多くの人が登山でき、大流行したとのこと。
富士塚の入口は、本殿へ続く石段の途中にある。
途中の「五合目」と書かれたところから、石段が急で狭くなってくる。
八合目付近。
山全体は火成岩の一種の凝灰岩で覆われている。富士山から運んできたものであろうか?
慎重に上って行くと、富士塚の頂上に出る。頂上は3メートル弱四方であって、けっこう広い。
ここからの眺めはなかなかである。
品川駅港南口のビル群の間にレインボーブリッジの一部が見えた。
そして西には樹木越しに沈み行く太陽が。
この日はこの後、品川パシフィックホテル22階で行われた賀詞交換会に参加したのであった。
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