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リーガ旧市街の観光をスタート。
ラトヴィア・ライフル部隊の彫像。
高さは10メートルはあろうか。ソ連によって建てられたという軍服外套を着た3人の立像。
リーガ市庁舎を横から。
ブラックヘッドの会館と左に聖ペテロ教会の尖塔。
このアングルもリーガでは有名な人気の景色。
リーガで最も華やかと言われるブラックヘッドの会館(ギルド)はリーガ建国800年祭を
記念して再建された。
ブラックヘッドとは未婚の貿易商人の友愛会で、将来グレートギルド(職業組合)を目指す
若い貿易商人たちが親睦を図るための会館であった。
14世紀の中ごろ創建され、その後何回か改築。
1941年のドイツ軍の空襲で破壊され2001年に往年の華やかな全容が蘇ったと。
時計の下にある4つの都市の紋章は4大ハンザ同盟都市で、
左からリーガ、ハンブルグ、リューベック、ブレーメン。
ブラックヘッド会館屋根の風見鶏
ファザードには彫金細工の大きな青い色の時計。
大時計は、月、日、時間、月齢を現していると。
製作した時計職人は、2度と同じものを作れないように目をくりぬかれたと。
紋章の下に飾られているのは、ギリシャ神話の神々。
最高神ゼウスの代わりにポセイドンがいるのは、海上交易都市であるためであろう。
ギリシャ神話の神々などの装飾(右)
「ブラックヘッド」の命名のもととなった黒人の守護神、聖マウリティウスの像。
ギリシャ神話の神々などの装飾(左)
ブラックヘッドの会館の左側部分、
左側屋根の風見鶏。
ブラックヘッドの会館前にはリガの守護神であるローランドの像が。
ローラント像は、中世文学「ローランの歌」に登場する、イスラム勢力と勇敢に闘って
その後伝説化された英雄ローラントを現したもの。石像は自由都市としての尊厳を象徴。
昨年訪ねたクロアチアのドブログニクにもあったことを思い出した。
再建されたリーガ市庁舎正面。
市庁舎の風見鶏には最初に建立の1756年と。
その後1941年の大戦で焼失し、2003年に再建されたのだ。
聖ペテロ教会。
リガのランドマークともなっている聖ペトロ教会の尖塔は、1690年に創建。
この塔も何度も落雷による火災などで焼け落ち、その度に修復、改築を行ってきた。
ロシアの支配下にあった1721年には、ピョートル大帝自ら消火活動にあたったと。
現在の姿となったのは、第二次世界大戦後のことで、塔の高さは123.25m。
塔にはエレベーターで昇ることができ、塔からは、リガの街を一望することができると。
尖塔の時計は動いていないようであった。
教会入り口。
聖ヨハネ教会はレンガ色の外壁の教会。
聖ヨハネ教会の前にあるブレーメンの音楽隊の像。
一番下にロバ、その上に犬、そして猫、一番上にニワトリ
なぜドイツでなくラトビアにもあるのかと思ったらリーガがブレーメンの姉妹都市だからと。
ロバの前足を撫でながら願い事をすると願いがかなうと信じられているそうですが
皆はなぜか鼻先を触っている!?そしてピカピカに。
聖ヨハネ側の門、そして向こうがヤーネスの中庭。
ヤーニスの中庭の城壁。
ヤーネスの中庭出口門。
そして再びKalēju通りからの入口門から出て振り返る。
聖ヨハネ教会の近くにあるショッピングモール「ガレリヤ・ツェントゥルス」を利用して
トイレ休憩。
Kaļķu通りからの自由記念碑。
ラトビア独立戦争(1918-1920)で殺された兵士に捧げられている記念碑。
完成は1935年11月18日、高さ42メートル、石灰岩、石灰華、銅で作られている。
記念碑の周囲の彫刻やレリーフは、13のグループに分かれており、それぞれラトビアの
文化や歴史を表している。 記念碑の中心部分は上へ行くに従って細くなる四角柱型で、
その上の銅像『自由の女神』の手には、金色の星が3つ掲げられている。
3つの星はラトビアが独立したときの3つの地域を表しているのだと。
さらに観光は続く。
小ギルド・コンサートホール。
右手に大ギルド・コンサートホール。
屋根の上に猫(のオブジェ)がいる「猫の家」。
昔リーガはハンザ同盟の都市として発展したが、その為ドイツ人の地位が高く、
この家のかつての主人は、全て条件を満たしているにもかかわらず、ラトヴィア人という
理由だけで、ギルドへ加盟を拒否されたことに抗議の意思を表すため、ギルドのあった場所に
背を向けた猫を屋根の上にとりつけたのだとか。
現在はそのギルドのあった場所はコンサートホールになっており、その音楽に誘われて、
猫は向きを変えたと。
トンガリ屋根にちょこんと乗っている猫が一対。
リーヴ広場で奇妙な石の彫刻。
ガイドからの説明もなく、ガイドブックにも載っていないので、正確なところは不明。
そしてリーガ大聖堂。
1211年、アルベルト司教によってダウガヴァ川の近くに建てられた。
その後、増改築が何度も行われ、ロマネスク建築、バロック建築などの建築様式が
混在するようになった。現在の建築物は18世紀後半のもの。
建設開始からの長い年月に地盤沈下した跡が判る。
大聖堂内部に入る。
墓碑銘や司祭やギルドの墓石などが数多く展示されていた。
リガ大聖堂の見どころの一つが、聖堂内を彩る美しいステンドグラス。
見所として、聖堂北側側面にあるリーガの歴史を映した4枚のステンドグラス。
「ティゼンハウゼン一家や聖母マリア」。
ズームで。
「アルベルト司教による大聖堂の創設」。
ズームで。
「1621年、スウェーデン王クスタフ?アドルフを迎える大聖堂前のセレモニー」。
ズームで。
「1525年、リガ市長に信仰の自由の宣告所を渡すリヴォニア騎士団長プレッテンベルグ」 。
ズームで。
更にステンドグラスの感動は止まらなかったのであった。
中央にはキリストが。
ズームで。
赤が美しいバラ窓。
大聖堂内の見所のもうひとつとして、パイプオルガンがある。
このパイプオルガンは6718本のパイプ,124本のストップを持つもので、
1882年から1883年にかけて製作され、1884年1月31日に設置されたと。
最も長いパイプは10mにも及び、建造当時、世界最大級のものであったが
現在では世界で4番目に大きなパイプオルガンとのこと。
残念ながら、行ったときは修復中?だったが、時間によっては生の演奏が聴けると。
たくさんの人物の彫刻が見守ってくれていた。
大聖堂南側には、以前の修道院の回廊があり、大砲や大聖堂を飾っていた
装飾品等が展示されていた。
塔の上で町を見守ってきた古い黄金の風見鶏。
大砲?
大砲の弾。
回廊から内庭を。
回廊から尖塔を。
中庭内の最初の司教像。