JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.04.21
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『旧東海道を歩く』ブログ 目次

富士市吉原一丁目にある『吉原本町駅』。
1949年(昭和24年)11月18日 - 岳南鉄道の駅として開業。
2013年(平成25年)4月1日 - 経営移管に伴い、岳南電車の駅となる。



単線のホーム。
駅には日中のみ駅員が配置されているようであった。



吉原本通りの商店街を歩いて行ったが、人の数はほとんど無くこれぞ「シャッター通り」。
時間は14時前であったが。



右手に『天神社参道』、奥に石鳥居が見えた。



日本国旗が掲げられた石鳥居。
東海道の宿場町、吉原。その鬼門を護る天神社は、宿が鈴川にあって「見付」と
呼ばれたころからの産土神だ。
社記は、建久4年(1193)源頼朝が富士の巻狩のおりに、天正18年(1590)豊臣秀吉が
小田原攻めの途路に参拝したと伝え、明治19年の『神社明細書』は『駿河国神名帳』に
列する「正五位下 富士河天神」にあてていると。



『天満宮』と書かれた扁額。



「当社は往昔吉原宿見附産土神総社にして天の香久山(香久山浅間宮)の高処(み)に
在りましたが度度砂を押し上げられ、所を迫られ鎮座なり難く元吉原今井・鈴川の地に
引き移りました。しかし延宝八(1680)年八月の台風津波にてまたも鎮座成り難く、
天和ニ(1682)年現在の地に引き移りました。宝永五(1708)年回祿の災で宮殿灰燼となり、
現今のご本殿は寛政元(1789)年のご造営であります。 
御祭神は元来右記の二神が奉祀されており寛永四(1627)年現在の菅原道真公の神霊が
相殿に合祀されたもので、計三神であられます。 
社名に関わる御祭神の菅公につきましては平安前期の公卿、学者、三書聖の一人で世に学問
文道の神として知られ、入学進学等の御祈願参拝者数多く、通称 天神様 と呼ばれ
尊崇されております。 」



『吉原祇園祭 天神社』。
「毎年六月第二週頃の二日間、吉原の六つの神社の氏子町内が合同で行う祭りである。
「吉原のお天王さん(おてんのさん)」と呼んで、夏の邪鬼祓いをしている。
各神社の天王神輿は二日間に担ぎ出され、山車は二日間曳き回され、お囃子が演奏される。
山車同士のすれ違いでは競り合いとなり、お囃子の腕比べが祭を盛り上げる。
吉原祇園祭の六社は
①天神社 ②木之元神社 ③山神社 ④八坂神社 ⑤八幡宮 ⑥和田八幡宮」であると。
主な会場となる吉原商店街には、約1kmにわたって200軒を越す露店が立ち並び、
人出は二日間で20万人を超えるのだと。



天満宮の牛さん。
興味の在る方は​ 天満宮と牛の関係 ​⬅リンクを参照下さい。



手水舎。



ここにもウッシーが。



『拝殿』。
昔はかなり大きな神社だったようで、源頼朝が富士の巻狩のおりに、
天正18年(1590)豊臣秀吉が小田原攻めの途路に参拝したと。



境内に咲く紅梅であろうか?



『菅原道真公の石像』。



色彩も豊かな見事な拝殿の彫刻。



拝殿を正面から。



そして天満宮を後にすると、富士市の汚水マンホールの蓋がこれも色彩豊かに。
富士山と白波のデザイン。「ふじし」「うすい」の文字。
「蓋に描かれいる富士山の「山頂方向」に水が流れる設計になっているのだと。
富士山に使われている赤色から、葛飾北斎の「富嶽三十六景」の朝焼けに染まる
富士山を描いた 「凱風快晴」から?。



『旅籠 鯛屋』
創業1682(天和2)年、吉原で唯一江戸時代から経営を続けている旅館。
幕末には清水次郎長や山岡鉄舟が常宿としたと。



江戸から14番目も宿場『吉原宿』。
原から吉原まで東西13km、南北2kmの広大な沼地があったので「葦の茂った原」から
吉原と名付けたと伝わる。吉原宿は開設から約80年の間に、度重なる津波や高潮の
被害に遭い、二度所替えをした。そのため東海道は大きく北へ迂回することになり、
右手に見えていた富士山が、左手に見えるようになり「左富士」と呼ばれる景勝地と
なった。移転後の吉原宿の町並み長さは東西1町10間(約1.3km)。



吉原の町並みは近代化され昔の面影は残っていないのであった。



『東海道 吉原宿』。
蒲原宿(三里:12km)、京都(九十里:354km)であると。



『長さん小路』と書かれたプレートが柱に。
ザ・ドリフターズのリーダーとして活躍し、「踊る大捜査線 THE MOVIE」など映画や
ドラマで存在感のある俳優として活躍されたいかりや長介(本名・碇矢長一)は、
1931年東京都墨田区に生まれ、1944年小学校卒業と同時に富士市に疎開し、青春時代の
16年間を富士市で過ごし、富士市にゆかりのある人物であると。
勤務先の製紙工場の仲間とバンド活動を始め、吉原のダンスホールなどでの演奏を経て
1959年に28歳で上京し、ミュージシャンからザ・ドリフターズのリーダーとして活躍の場を
広げ、テレビ「8時だヨ!全員集合」は最高50.5%の視聴率を記録するなど国民的人気を
集めたのであった。
しかし14時過ぎであったが、この路にも人影は少なく。



旧東海道を中央駅交差点で左折して進むと交差点の角に『かりん糖 和田屋』が。
2012年開店。旭製菓の「隠れ河原のかりん糖」専門店。
ここを右折して進む。



そして更に旧東海道(県道22号線・三島富士線)を進んでいくと、
左手に曲がった場所にあった『曹洞宗 芙蓉山 立安寺(りゅうあんじ)』を訪ねた。



境内左手に『六地蔵』。



美しい仏像の姿が刻まれた石碑。
「福聚海無量、是故應頂禮」の文字も。
『妙法蓮華経』観世音菩薩普門品第二十五よりの言葉であり
福の聚(あつま)れる海は無量なり この故に応(まさ)に頂礼すべし と。



『本堂』
「当寺の由緒書きによりますと、保泉寺の第二世護峰吟守和尚は、寛永の頃、ささやかな
隠居所を作って住んでいました。


帰り道に寺のある吉原宿に泊まったところ、夜中に夢の中で悪龍に悩まされましたので、
その龍霊を供養しようと考え、近くの庵居に住んでいた吟守和尚と協力し、一寺を建立して、
山寺号を芙蓉山龍安寺としたのが、立安寺の始まりです。
創建当時のこの辺りは、まだ富士川の川原に広がる葦原でした。
以前、この寺の境内には、太子堂と観音堂とがありましたが、今では古くなった為取り払われ、
そこにお祀りしてあった聖徳太子像と石造の聖観音像は、現在本堂に移されて安置されています。」



本堂前の白き仏像。



次に『浄土宗 称念寺』を訪ねた。
富士市中央町、旧東海道吉原宿の西外れにある浄土宗鎮西派の寺。
捨世派の祖称念によって建立された「宝樹院」が前身とされ、「前富山宝樹院称念寺」と号する。
本尊は阿弥陀如来。



境内に入ると、まず山門が目に入った。
鉄筋コンクリート製の2層建築で、下層は仁王門、上層は法隆寺夢殿風の八角円堂となり、
「庚申山門」の扁額を掛けていた。界隈に類例のない奇抜なレイアウトで、漬物石をのせた
樽のように重々しく、頑丈な造り。上層に祀る青面金剛(廃寺となった末寺・庚申院の本尊)が




『本堂』。
山門を抜けると、和順霊堂が南向き、本堂が北向きで正対するように建っていた。
現本堂は昭和8年再建されたと。



本堂蟇股の透かし彫りが見事であった。



和順霊堂の内部であっただろうか?



『六地蔵』。



円空仏風の木彫り仏像。



稱念寺の前を流れる小潤井川に架かる錦橋から。



青葉通りを錦町交差点に向かって歩く。



正面に見えた富士山の山頂は完全に雲に隠れてしまった。



錦町交差点を横切ると、『(新)吉原宿・西木戸跡』。

青葉通りのここを左折して旧東海道を更に進む。



ここは市役所南東。
この付近にはQRコード付きの案内図が。



『青嶋八幡宮神社』の駐車場にあった漫画絵。

これらの絵は、八幡宮神社中興に際し、富士市吉原出身のマンガ家、望月あきらさんから
寄進いただいた絵馬及び紙芝居の原画から写したのだと。



石鳥居と社殿。



『青嶋八幡宮神社中興の碑』。
徳川綱吉の時代に、高潮などの被害で苦しめられているにもかかわらず検知の労役が
村人に課せられ、これに異を唱えた名主・川口市郎兵衛は、処刑されてしまいました。
村人は市郎兵衛に感謝し、密かにこの青嶋八幡宮に祀ったと。



境内の川口市郎兵衛の碑や石碑群。



『道祖神』。





                  ・・・つづく・・・





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Last updated  2020.04.28 14:43:24
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