1981年に製作されアカデミー賞2部門を獲得した名作のリメイク。 毎夜馬鹿騒ぎと派手な無駄遣いをしているアーサーの朝はいつもこんな風「やあ。ホブソンHello Hobson! 」「おはようございます、アーサー、そして(ベッドにいる女性を見て)お友達もMorning Arthur. And Friend. 」「ティファ二―だTiffany. 」「あら偉いわ、ちゃんと名前を覚えてたのねOhhh, Points for knowing her name and saying it with confidence. 」「ランプにメンテルと名前がついてるからねI made a Mental association with my lamp. 」名前も知らない男女を連れ込み、その場限りの付き合いで惜しげも無く物を与える。物にも人にも執着心のないアーサーは、唯一の肉親である母親との関係がうまくいってない。その代償を幼い頃からいるホブソンに求めている。「ベッドの下の半裸の女性を何とかしてくれる?Could you detach the half-naked business woman from under my bed? 」と言い置いてナオミとのデートに出かけるほどに。またこのホブソンがダメ男のアーサーに尽くす尽くす。普通言わないだろう「自分の愛人にならない?」と言って振られた女性のもとへ彼のかわりに「捨てないで」と言いにいくなんて。イイ人すぎる。
ジョン・ギルグッドが演じた執事をヘレン・ミレンが演じ、二人が疑似母子のような関係に。「なぜ言わなかったの?Why didn't you tell me before? 」「気を悪くさせたくなかったからI didn't want you to feel bad. 」「なぜ今言うの?Why are you telling me now?」「気を悪くさせたいからBecause I want you to feel bad.」アーサーのために生涯ただ一度の恋も諦めたと話すホブソンは、賢く皮肉屋。とんでもない馬鹿男アーサーや、家柄だけが目当てのスーザン、丸のこで彼を脅すその父親など、フツーでない人達があまりにも多く登場する中で、彼女とナオミだけがまともで、ヘレン・ミレンが演じているからこのパロディ色があまりに強いリメイク作を見られたようなものだ。