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February 14, 2024
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カテゴリ: アメリカ映画
みなさんこんにちは。ミャンマーから逃れたイスラム教徒の少数派、ロヒンギャの人たちがインドネシアのアチェ州に多数上陸し、国連が保護を急ぐ一方、地元の人たちからは急増するロヒンギャの人たちの受け入れを拒否する声も上がっています。
今日もダシール・ハメット脚本作を紹介します。

ラインの監視​
Watch on the Rhine

出演
ポール・ルーカス アカデミー主演男優賞 ベティ・ディヴィス
ジェラルディン・フィッツジェラルド ジョージ・コーロリス

原作
リリアン・ヘルマン


ダシール・ハメット

音楽
マックス・スタイナー

 1940年4月初旬、ひと組の家族がメキシコからアメリカへ入国した。ドイツ人エンジニアのクルト・ミュラー、その妻のサラと3人の子供だ。サラの実家はワシントンD.C.にある名家で、亡くなった父ジョシュア・ファレリーは最高裁判事を務め、未亡人のファニーは息子のデイヴィッドと多くの使用人を抱えて広大な屋敷に暮らしていた。サラたちが来る少し前から、その屋敷には欧州から戦火を逃れて居候となっていたふたりの人物がいた。ルーマニアの貴族ブランコヴィス伯爵とその妻マーサだ。資産をほとんど失ってしまった伯爵は、ドイツ大使館に入り浸って賭博で生計を立て直すことを考えている自堕落な男であり、デイヴィッドと幼馴染同士であるマーサは愛想を尽かして、離婚とデイヴィッドとの再婚を考えていた。18年ぶりに家族と再会したサラたちにクルトは昔話を語り、その過去に反ファシスト的な疑惑を感じた伯爵は、ワシントン見物に出かけた留守に、鍵がかかっていたクルトの鞄を開けて、23000ドルという大金と拳銃、それにMFの字が刻まれた勲章を見出す。「この頭文字は、レジスタンスの大物であるマックス・フライダイクと関係あるのでは」と判断した伯爵は、ドイツ大使館にいるナチス協力者ブレカーに報告に行く。ファニーとデイヴィッドに、クルトは「自分はレジスタンスのメンバーである」と真相を語り、大使館から戻った伯爵は「フライダイクは強制収容所に入れられているので、助けたいと思ったら1万ドルと引き換えにクルトの身元を明かさない」と語る。ファニーは自分たちがその金を出す、と提案し、それに対してクルトは異議をとなえ、伯爵を銃殺する。その屋敷からひとり立ち去ることにしたクルトは、家族たちに別れを告げ、同志フライダイクを助けるため欧州に戻る。ファニーは「We've been shaken out of the magnolias.モクレンの季節は終わった」とつぶやく。その年の冬、クルトの長男ジョシュアは、父親のたどったであろうシュトットガルトへの道を地図でなぞり、母親に、自分も父と同じ生き方を選びたいと語る。サラはジョシュアを抱きしめて涙を流す。

 これはもう戦時中に撮影された、戦意高揚映画ですな。戦争の行く末がまだ定かでなかったのか、連合軍が劣勢なのは、アメリカ産戦前だから。対岸の火事として呑気に構えていたアメリカ人家庭に、突如降りかかるレジスタンス大物の到来。ドイツ大使館に彼の存在をたれこもとするのは、金に困り、妻からも捨てられようとしている伯爵で、一方命がけでクルトを護ろうとするのは、妻ファニーとその家族たち。戦争は傍観していていいものではないのだ、というメッセージが色濃く出ているプロパガンダ映画。

 ただこの邦訳間違っているのでは。確かに直訳だとWatch=監視なんだろうけど、レジスタンスは呑気に監視しているだけではなく、もっと積極的な活動をしている。だから犠牲も出るのだ。『ラインの守り(防衛)』が正しい。


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最終更新日  February 14, 2024 07:11:34 AM
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