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2018年11月刊LUNA文庫著者:深森ゆうかさん幼いころに引き取られたブライトン家でひどい扱いを受けていたリオナを嫁として迎え入れたシオンは、その1年後には第二王子に随行して、北の砦に赴任してしまった。 数年で終わるはずの任務は長引き、ようやく6年ぶりに戻ってきたシオンの前に現れたのは、6年前のやせっぽちな少女からは想像もできないほど美しい乙女だった。 リオナの将来を考え、養子縁組を結び直して父親がわりになってもよい、と考えていたはずのシオンは、すっかりリオナの虜に。度が過ぎるほどの溺愛っぷりに、母のみならず使用人たちまであきれる始末。 そんなラブラブな折、女遊びの派手な第二王太子ヴィクトルから舞踏会の招待状が届く。嫌な予感しかないシオンは、招待状を無視しつづけるのだが……。 ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 リオナ=幼少期に引き取られた伯爵家で使用人扱いされていた少女。 12歳の時にシオンの元に嫁いだ。 シオン=男爵家当主。 ヴィクトルの補佐として北の砦に6年間単身赴任していた。ヴィクトル=クレイテス王国第二王子。不遇ヒロイン+歳の差婚ものですが、結構コメディ寄りかも。婚外子だったせいで義母たちから虐げられ使用人扱いされて育ったリオナは、12歳になったある日、異母兄・トビアスの友人であるシオンに嫁いだ。家族からの虐めで痩せ細り、今にも死にそうだと焦ったトビアスがシオンに相談し、多額の結納金を払うことで成立したものだった。シオンのクリフォード男爵家で暮らし始めたリオナは、姑のアマンダにも可愛がられ、本来の自分と健康を取り戻し、健やかに成長していったのだが、結婚して1年も経たない頃、シオンが任務によって第二王子・ヴィクトルの補佐として北の砦に赴くことが決まり、以降二人は離れ離れに。あれから6年。漸く任期が終わり、王都にシオンが帰って来た。19歳になってすっかり大人になったリオナを見て驚きつつも、年齢のせいで手を出せなかったあの時とは違う。罪悪感もあって葛藤しつつもやっと本当の夫婦になれた二人。アマンダに馬鹿夫婦と内心呆れられるほどのバカップルぶりを周囲に見せつけていた。しかし、そんな夫婦に思わぬ危機が。顔が良いせいで恋多き男、赴任中の砦でも何かと女性関係のトラブルが多かったヴィクトルが舞踏会でリオナを見初め、自らの妻にすべく猛烈なアタックを始め・・・。このヒロイン・リオナは実は大層な美人で、実家で虐められてたのも恐らく妬みからではないかとシオンも思っていました。性格も良く美しい自慢の妻、ヴィクトルに合わせるのは嫌だなーと招待も断り続けていたものの、流石にこれ以上は拙いと渋々出掛けたら予想通りの展開。いくら王子相手でも妻を譲れと言われて素直に渡せるわけはなく。運良く現れた王太子のおかげでその場は助かったが、その様子を見ていたリオナの実家の面々が、あいつは使えると判断。彼女をヴィクトルに献上しようと、娘は誘拐同然で連れて行かれたとでっち上げの訴えを起こされ、シオンはピンチに。枢機卿迄まきこみ、更に騒ぎに乗じて恋に狂ったヴィクトルがリオナを誘拐。結局、騒動を収めるために弟の悪行に堪忍袋の緒が切れた王太子が動いて事なきを得、ヴィクトルとリオナの実家は処罰されます。最期は大団円って感じの〆でした。セリフや、キャラが面白いので実際に読んでもらった方が楽しめるかと。取り敢えずこんな風なお話ですよってことで。それはそうと、あのクソ家族の中で唯一まともそうな異母兄が王子と伝手が出来そうと判った瞬間手のひら返しで、シオンと離婚させるために嘘の訴え起こしてた辺り、まぁ、やっぱりあの母親と親子だなと。この人の唯一で最大の善行はシオンにリオナを嫁がせたことです。評価:★★★★★第二王子がイイ具合に気持ち悪い。
2023.06.30
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8月はそろそろ打ち止めかなと思ってたんですが甘かった。8月4日 オパール文庫 はじめまして、結婚しましょう。 夫の愛が日に日に深まる極甘マリッジライフ! 山内詠さん8月25日 メディアワークス文庫 薬師と魔王2 光芒の縁をつなぐ 優月アカネさん8月末頃 スターツ出版文庫 捨てられた花嫁と山神のいにしえ婚 二 飛野猶さん 虐げられた花嫁は、死神と政略婚を 黒乃梓さん9月9日 TOブックス 婚約破棄された傷物令嬢は、治癒術師に弟子入りします! 1 三角あきせさん薬師と魔王は続編が出ることにびっくり。てっきり、あれで終わりかと(^_^;)
2023.06.29
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2022年5月刊ベリーズ文庫著者:砂川雨路さん互いの兄姉が婚約解消した代わりに、御曹司の瑛理と結婚することになった柊子。愛のない関係に耐えられず、挙式当日に離婚を申し出るが、彼に即却下されてしまう。じつは昔から柊子だけを想っており、初夜に溺愛猛攻を仕掛けるつもりでいた瑛理。さらには、柊子が同窓会で再会した同級生に迫られていると知り、彼の独占欲は限界突破。激情をあふれさせた瑛理に、身も心も熱く揺さぶられ…。 ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 志筑柊子=製薬会社の社長令嬢。幼馴染の瑛理と政略結婚した。 志筑瑛理=大手商社の御曹司で柊子の夫。お互いの祖父たちの取り決めで、産まれた時から許嫁という関係だった瑛理と柊子。瑛理の姉と柊子の兄も婚約者同士だったのだが、数年前二人の婚約は破談となり、ならば瑛理たちが結婚してくれればと多大な期待を寄せられ、25歳になったある日式を挙げ夫婦となったのだった。しかし、柊子はこの結婚に不満があるらしく、初日から離婚を切り出す始末。両家の親が何と言おうと別居婚を貫いていた。こんな二人の歪な結婚生活に、彼らの身内は業を煮やし、志筑家が所有するマンションに同居させたのだが意地っ張りな性格故に大喧嘩。流石に拙いと瑛理が折れて謝罪し、漸く同居生活が始まったものの、彼に妻がいても構わないと果敢にアタックし続ける女子社員の存在に柊子は内心モヤモヤ。反対に瑛理の方も、柊子が高校時代の男友達に何かと相談していると知り、嫉妬していた。実は彼らはお互い両想いなのにもかかわらず、ちょっとした誤解から片想いだと思い込んでいて・・・。幼馴染の両片想いカップルが親の言われるままに結婚したけれど、お互いの気持ちが判らずすれ違ってしまうというお話です。もー、思いが通じるまで読んでて結構イラつきました。特に柊子の言動がダメで個人的に受け付けない。互いの本心が判るそれぞれの目線のおかげで本音が判ったとしても、頭硬すぎぃっ。瑛理の思考の方がまだ理解できるんですよね。本人的には照れ隠しの言葉だったのにしれを額面通りに受け取られるとは思って無かったろう。とはいえ、彼にも当然悪い所も、とにかく柊子にカッコ悪いとこは見せたくないって心情があって、漸く上手く行ったと思いきや、仕事面でのトラブルでイラつき話しかけるなオーラ全開。そのせいで仲が拗れそうになったりめんどくさい一面も。諸々起こりつつも、二人で乗り越え、やがて柊子の妊娠が発覚。最後は怒涛のハッピーエンドで終わっています。巻末には、お邪魔虫だった女子社員目線の番外編と、書き下ろしで5年後の瑛理たちのエピソードが収録されています。評価:★★★★☆
2023.06.28
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前回もしかしてナンバリング間違っていたかも。後で直しておきます(^_^;)今回紹介するのは以下の3作「暴君を手懐けて逃げてしまった」復讐ものです。母の命と引き換えに産まれた公女が、父たちに忌み嫌われながらも、騎士として大成するも、国王の目に留まり恐ろしい実験の結果、魔剣に変貌させられてしまう。それから400年もの間この国の守護のために使われ続けたヒロイン・シャーリーズは自分を剣に変えた王家への復讐を誓うというお話。少女時代に戻った彼女は、自分を顧みない家族に見切りをつけ、第13皇子に目を付ける。この国を破滅に導くため、皇子を自分の駒として操るために策を巡らせます。作戦は程よく上手く行っているものの、想像以上に皇子に執着されて最終的にシャーリーズはどういう決断をするのか、って感じです。一方、シャーリーズの兄たちが今までの妹への扱いを猛省してたり、面白い展開になってます。現在80話にて、第1シーズンが終了して休載中。人気作あるあるです。「もう見て見ぬふりはしない」以前、タイトルだけは紹介したかも。死に戻りものです。伯爵家の一人娘・オピリアが一目惚れして無理を押し通し結婚したのは、貧乏貴族の青年。顔だけ男の夫は伯爵家に来て早々に愛人を作り、オピリアの父が亡くなると愛人を屋敷に呼び寄せやりたい放題。やがて、オピリアは体調を崩し、原因不明の病で20代の若さで亡くなった。しかし、何故か彼女は生き返り、亡くなる3年前に戻っていた。夫が愛人の部屋に入り浸り、オピリアにモラハラし続け蔑ろにしていた頃だ。今思えばどうして自分が我慢しなければならない。そもそも彼は自分の夫と言うだけで何の権限もないのに。オピリアは今度は彼の好きにさせて堪るかと、気付かれない様離婚の準備を始め・・・。この辺りのオピリアの逆襲ぶりが実に爽快で清々しいです。途中、愛人の企みに寄り窮地に陥るも何とか挽回して、無事に離婚に漕ぎ着けます。原因不明の病も実は愛人の呪詛によるものだったと判明し、早死にからの回避も成功。今は新たな恋を謳歌してる最中ですが、展開的にまだ一波乱ありそう。「真実が見える赤ちゃん皇女」死に戻りもの。身に覚えのない罪にて処刑された王女・セルビアン。しかし、気付くと5歳の頃に戻っていた。おまけに人の上に何故か感情がと親密度が表示されるステータスバーが見える様に。当時は気付けなかった親切な者たちの裏の顔や、素っ気ない風を装いながらも本心は優しい者たち。中でも、冷たい父や異母兄はセルビアンを溺愛していたと知り驚愕。反対に何かと気にかけてくれていた皇后が彼女を憎んでいると知った時、以降起こる数々の事件が皇后の企みだったと判明。セルビアンはステータスバーと前世の記憶を頼りに生き残りをかけて奮闘すると言う内容です。今後は皇后との対決が描かれそうだけど、そう易々といくかなぁって感じ。前世に比べて味方が多いと言うのが吉になると良いけど。履歴から、おススメされる場合が多いので似たような傾向の話ばかりになってしまうのは仕方ないか。でも似てるけど皆それぞれ別なテイストも加味されてるのが面白いんですよね。
2023.06.27
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2023年4月刊エタニティ文庫著者:栢野すばるさん大手メーカー・葛城工業の令嬢だったが、両親の事故死を機に家が没落し、屋敷も財産も失ってしまった真那。そんな彼女に、六歳年上の幼馴染・時生が救いの手を差し伸べてくれた。しかし真那は彼に、あえて酷い言葉を投げかけて立ち去り、憎んで忘れてくれるように仕向けた──その数年後、冷たい表情を湛えた時生がふたたび真那の前に現れ、非情な契約結婚を持ちかけてきた。これは復讐? それとも……没落お嬢様と元使用人の息子の下剋上(!?)ラブ、文庫だけの書き下ろし番外編も収録! ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 成瀬真那=大手メーカーの令嬢。使用人の息子である時生の妻となった。 成瀬時生=真耶の夫。母は名家のお嬢様、父は大手メーカーの社長という家で、大切に育てられた真那だったが、高校生の時に両親が事故死して以来、状況は一変。元々、祖父は両親の結婚を反対しており、結果愛娘である母が亡くなったことで、一人残された孫娘には相応しい相手をと喪も明けぬうちから縁談を強要するように。だが、男性に対して強い潔癖症めいた症状が出る真那には拷問に等しく、いくら怒鳴られようとも祖父の言いつけには従わなかった。ストレスでどうにかなりそうだった彼女は、家政婦の息子・時生に依存。男性が苦手な真那も彼だけは何故か平気で、恋心を抱く存在であった。そして時生もまた真耶に長らく想いを寄せていた。しかし、二人の恋を祖父が許すはずもない。縁談を急いたのも時生から引き離すためもあったろう。いくら反対されようとも将来を約束し合った彼らだったが、不慮の事故にて真那はその日の記憶を失くしてしまっていた。3年後、アメリカに赴き力を付けて帰国した時生が真那を迎えに行くと、彼女から心無い言葉できっぱり断られて衝撃を受けた。実は、祖父からの攻撃を逸らすための真那なりの気遣いだったものの、時生はすっかり誤解してしまい気持ちを弄ばれたと彼女を恨んだ。それから更に時が経ち、逆らい過ぎて祖父と袂を分かった真那が遺産を全て処分し、翻訳家として細々暮らしていた頃、父の会社の役員となった時生が現れ、契約結婚を持ち掛けた。未だ彼女に未練がある時生は、せめて形だけでも真那を側に置くことを望み・・・。誓いの言葉を交わした日の記憶を失くしてしまった事で、ヒーローに恨まれてしまったヒロイン。でも、ヒーローの方は恨みもあるけれど、恋心は消せず真耶に尤もらしい理由を付けて、婚姻届けにサインをさせ入籍。ヒロインの方は、あんな心無い言葉を言って傷つけてしまった上に、祖父の妨害のせいで優秀なのに日本の企業では働けないようされていたことに罪悪感を持っていました。そんなこんなでお互い複雑な心境を抱きながら過ごすんですけど、勝手に入籍したのと相手がヒーローと知って祖父が大激怒。ヒロインを無理矢理別邸に軟禁という暴挙に出て、とことん二人の障害として立ち塞がります。今時、身分違いで猛反対とか古いんだよっ、とは思うものの、愛娘が事故死したってのが大きな原因なんだろうな。反対してた相手に嫁いだ挙句、早死にされたら確かにやるせないかも。でも結局、孫の幸せのために祖母が動いてくれて、軟禁されてる間にあの日の記憶を取り戻したヒロインはそのことを詫び、誤解も解けてハッピーエンド。ヒーローも別に可愛さ余って憎さ百倍みたいな感じじゃなかったでしたからね。文庫用の書下ろし短編では、相変わらず妻LOVEなヒーロー目線の北米での暮らしが描かれています。評価:★★★★☆思ってたよりドロドロしてなくてホッとした。
2023.06.26
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追加分です。7月20日 カラフルハピネスコミックス お父さん、私この結婚イヤです! 58月3日 ヴァニラ文庫 殿下とは契約結婚のはずですがっ! ~婚約破棄は熱愛の始ま~ マチバリさん8月4日 フロースコミックス 今世は当主になります 1 悪役のエンディングは死のみ 4 末っ子皇女殿下 48月12日 富士見L文庫 あなたの代わりはできません。 ズボラ女と潔癖男の編集ノート 深海亮さん 鬼はたまゆら、帝都に酔う 古河樹さん追加分なので少な目です。が、カラフルハピネスとフロースが固まって来たのが・・・。「今世は当主になります」の書籍化は嬉しい。それにしても、悪役のエンディング~は本当に発行ペースが速いなぁ。
2023.06.25
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2022年8月刊密猫文庫著者:すずね凛さん王弟ヴェネディクトのお見合い相手になったフローレンス。初恋を忘れられない彼女は断ろうとするが、一番好きでなくてもかまわないというヴェネディクトの迫力と弟を案じる国王の懇願に押され婚約をOKしてしまう。「そんな色っぽい目で見られたら男はひとたまりもない」強面だが凛々しく真摯なヴェネディクトに熱烈に迫られフローレンスも彼への想いを深めていくがある日ヴェネディクトが盗賊団の討伐に旅立つことになり!? ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 フローレンス=伯爵家の長女。王に頼まれ、断るはずの見合い相手・ヴェネディ クトの婚約者となる。ヴェネディクト=王弟で侯爵。何かと悪評の多い人物。 エヴリーナ=ヴェネディクトの前結婚相手。社交界デビューしてからというもの、その美しさから求婚の申し出が後を絶たない伯爵令嬢・フローレンス。そんな彼女の元に新たな見合いの打診が。お相手は、何かと悪評の多い王弟・ヴェネディクト。横暴な性格故に結婚式当日に花嫁に逃げられたとか、野獣なような外見で邪神と渾名されている人物と聞くが、心優しい彼女は噂を鵜呑みにするつもりは無い。でも、フローレンスには忘れられない初恋の人がいた。とはいえ、兜で顔も判らず探しようもないのだけど、そんな心持では殿下にも失礼だろう。家族に何と言われようとお断りしようと決め、いざ当人と顔合わせしてみると、目の覚めるような美青年。噂なんて本当にアテにならない。思わず見惚れてしまったが、断ると決めたからにはと、碌に話もせずに断りの言葉を告げ逃げ出したら、病気がちな国王から弟を頼むと懇願されてしまい、その必死な様子に人の好い彼女は断り切れず、ついヴェネディクトとの婚約を承諾してしまうのだった。ヴェネディクトは兄の頼みを聞いてくれたことを感謝し、フローレンスを大事にすると宣言。捨てられた動物たちを宮に引き取って世話をしている姿も意外だったが、彼の誠実な人柄は信じられる気がした。初恋の人に未練もあるにはあるが、顔も名も知らぬ相手。いくら懇願されたとはいえ、この人と結婚すると決めたからには自分も誠意をもって尽くそうと決意。そうして一緒に過ごしていくうちに数か月後にはすっかり仲良くなった二人。正式に婚約も発表され、後は結婚式を待つばかり。だが、そんなある日、宮にヴェネディクトの元結婚相手・エヴリーナがやって来て、彼との間に息子がいると言う。彼の話では、エヴリーナは結婚式当日に駆け落ちして、そんな関係になったことはないと話すが、息子と言われるレイフはヴェネディクトにそっくりで・・・。年に差カップルのイチャイチャ話かと思いきや、最後の最後でヒーローの隠し子騒動が。まぁ、元結婚相手(元妻ではない)の話が何度か出てたんで、そっち関連で何かあるとは予想してたものの、満を持してクライマックスに登場。初夜を迎える前にトンズラした相手なので子供なんているはずもなく、当然、その子はヒーローの子ではありませんでした。でも、二人の仲に揺さぶりをかけるには十分で、ちょっとした騒動が起こるんですが、結果誤解も解けて、元結婚相手の企みもパァ。昔のよしみで援助してくれってだけでも図々しいのに、隠し子をでっちあげるとか、ただのアホ女なので、厳しく罰しても良かったような。結局、国王は体調を理由に退位し、ヒーローが王位を継承。エピローグではその名君ぶりが描かれて終わっています。あ、初恋の人は勿論、若かりし頃のヒーローのことでした。この辺の経緯についてお知りになりたい方は読んでみてください。評価:★★★★☆じれじれ度はかなり少なめ。安心して読めます。
2023.06.24
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2023年4月刊密猫文庫著者:七福さゆりさん伯爵令嬢メロディは継母と異母妹に睨まれ、実父にも見捨てられ使用人以下の扱いを受けていた。ある日耐えきれず屋敷を逃げ出した彼女は教会で第一王子エクトルと出会う。彼はメロディを知っていたようだった。彼の持つ不思議なブローチに運命の伴侶だと選ばれ王宮に連れ帰られるメロディ。「そんなに煽られたら自分が抑えられなくなる」エクトルに溺愛され美しく花開く彼女だが、異母妹がなお姉を害そうと陰謀を巡らせていて!? ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 メロディ=モリエール伯爵家の長女。実母亡き後にやって来た継母と異母妹から 使用人以下の扱いを受けていた。 エクトル=エンタナ王国の第一王子。 レリア=メロディの異母妹。不遇ヒロインものです。伯爵家の長女であるメロディは優しい両親に愛され、幸せな日々を過ごしていた。だがそれは10歳までのこと。母が風邪をこじらせて急逝した1ヶ月後のこと、父は早々に後妻を迎え入れた。しかも、その後妻との間に既に娘がいることに驚愕。父は母に良い顔をしながらも外で愛人を作っていたのだ。メロディは大層ショックを受けたものの、後妻・イリスが屋敷を取り仕切るようになると彼女の私物は全て取り上げられ、異母妹のレリアの物とされ、メロディは使用人として扱われるように。あれから8年、メロディに同情的だった使用人はイリスによって全て解雇されており、今は新参の者たちまで彼女をこき使い虐める始末。レリアは外面は良いが、影で異母姉に嫌がらせを繰り返し、ついには大事に隠し持っていた母との思い出の絵本まで破かれてしまった。その仕打ちについにメロディは耐えきれず、雨の中屋敷を飛び出し、教会に身を寄せた所、雨宿りに寄ったらしい一人の青年と出会った。彼はエクトルと名乗り、虐めにより傷だらけのメロディを気遣ってくれた。その時、エクトルが身に着けていたブローチが輝き、それを見た彼は一人納得した様子。不思議に思いながらも、結局行くあてもないメロディは伯爵家へと戻ったのだが、勝手な真似をと彼女を待ち構えていたイリスが手を上げかけた時、屋敷を訪れ助けてくれたのはエクトルだった。彼がこの国の第一王子だと気付いた伯爵家の面々を無視し、エクトルはブローチが選んだものとしてメロディを妃に迎えると宣言。彼女を王宮へと連れ帰った。そこでメロディの待遇は一変。美味しい食事に豪華なドレス。何よりエクトルの愛情を受けて、段々健康を取り戻す彼女だったが、収まりがつかないのはレリアたちで・・・・。一番クズなのはヒロインの実父で、こいつはもう本当にどうしようもない。いや、妻を失くして豹変したとかなら判るんですけど、元から裏切ってたとなると話は変わる。しかも、犯罪に手を染め、その利益で贅沢三昧って。そりゃ、厳しい処罰を受けますわな。個人的にはあれでも生ぬるいと思うけど、未来の王妃の家族を処刑というのは体裁が悪いのかもしれない。クズは実父として、何か嫉妬メラメラだったのは異母妹。女の妬みは恐ろしい。姉に諭された時点でやめときゃ良かったのに。とはいえ、この子が歪んだのも親のせいな気もします。よく言えば純粋なんでしょう。ブローチが選んだだけで王子がヒロインをあんなに溺愛するなんてと思ってたら、実は二人は以前出会っており、王子にとって彼女は初恋の人だったと言うオチ。元々運命の人で、ブローチが選んで当然ってことだったようです。このレーベルの特徴かやけにラブシーンが多く、内容的には半分のページで終われそう。よくあるシンデレラストーリーとなっております。評価:★★★★☆
2023.06.23
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昨日(6月21日まで)のものです。恋してはいけないエリート御曹司に、契約外の溺愛で抱き満たされました (ベリーズ文庫) [ 未華空央 ]楽天で購入極甘悪魔な御曹司の溺愛は揺るがない【財閥御曹司シリーズ伊達家編】【電子限定SS付き】【電子書籍】[ 滝井みらん ]楽天で購入【ドクター兄弟シリーズ】エリート脳外科医は想い続けた妻と双子に最愛を注ぐ【電子限定SS付き】【電子書籍】[ 佐倉伊織 ]楽天で購入ベリーズ文庫6月刊3点。もう1冊購入予定に入れてたような(^_^;)未華さんは感想記事UPしています。髪結い乙女の嫁入り 迎えに来た旦那様と、神様にお仕えします。 (富士見L文庫) [ しきみ 彰 ]楽天で購入富士見L文庫6月刊まだ斜め読み程度。あと3冊あるんですが、画像リンクに使っている楽天アフィリエイトの調子が悪く何度やってもエラー。ここまでやって記事を取り消すのも悔しいので投稿しました。中途半端な記事ですみません。取り敢えず、記載されている本については早めに感想記事を上げる予定です。
2023.06.22
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2022年8月刊マーマレード文庫著者:西篠六花さんバリスタとしてコーヒー店を営む七瀬は、交通事故で負った醜い傷のせいで恋愛を諦めていた。しかし店に通う公認会計士・拓人から熱く迫られ、頑なな心を溶かされて身体ごと甘く溺愛されるようになる。ところが彼との秘密の因縁を知り、別れを告げて姿を消すものの、諦めずに捜してくれた拓人と再会。彼の一途な深愛と独占欲に抗えなくなり…? ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 小此木七瀬=コーヒー店を営むバリスタ。 桐谷拓人=公認会計士。七瀬の店の常連で彼女に交際を申し込む。コーヒー店を営む七瀬は、子供の頃に負った怪我の痕のせいで失恋をしてからというもの、恋愛から遠のいていた。しかし、そんな彼女にも気になる存在が。近所にある経営コンサルティング会社に勤める公認会計士の桐谷は、繁忙期以外は週に何度も通って来てくれる常連客で、初めての確定申告に頭を悩ませていた時アドバイスをしてくれた人物だった。端正な顔立ちで穏やかな話し方をする彼に好感を持つ七瀬だったが、数年前、信じていた恋人に手酷くフラれたことがトラウマとなり、桐谷からプライベートで誘われても一歩を踏み出せずにいた。先ずは友人から初めて互いを知ろうと食事やジムに誘われ、楽しい時間を過ごすうちに頑なだった七瀬も桐谷に心惹かれて行くように。彼の心が変わらないか、思い切って傷跡を見せた所、桐谷の気持ちは変わることなく、その後二人は正式に交際を始めたのだった。かつてないほどの幸せな時間に七瀬も内心浮かれていたのだが、ある時の会話にて彼女が両親を亡くして叔母の養女となり名字が変わったこと、そして七瀬の旧姓を聞いた桐谷は驚愕した。事故が起きたのは18年前。居眠り運転のトラックに追突された乗用車は炎上。そして被害者家族の名字。それはまさしく、桐谷の父が起こした事故で・・・。事故の加害者家族と被害者家族と言う、どうすることも出来ない壁が二人の間に立ち塞がり、ヒロインは究極の選択を迫られることに。当初、ヒーローは打ち明けると決心したものの、言い難くてズルズル引き摺った結果、妹に知られて交際を猛反対した挙句、ヒロインを逆恨みし数々の嫌がらせを仕掛けます。おかげでヒロインの店は窮地に立たされ、弁護士に相談した所、浮上した犯人はヒーローの妹。理由を聞いたら、あの事故以来、桐谷家も散々だったと言う恨み言。搾り取った賠償金で悠々とこんな店出して暮らしてるなんて、という理不尽な言い分。これには読んでて本当に腹が立ちました。いやいや、こっちは両親亡くなってヒロインは一生消えない傷跡背負って生きてるんやで。妹の言い分に、金より両親に生きててほしかったと言い切ったヒロインの心境は推して知るべし。それより彼女にとって深刻なのはヒーローが加害者家族だということを黙っていたと言うこと。諸々重なって混乱したヒロインは彼に別れを告げ、店も畳み姿を消してしまいます。もうこれどうなっちゃうの~って感じでしたが、最後は再会してハッピーエンドとなったのでホッとしました。ヒーローが諦めないでいてくれて良かった。結局ヒロインも忘れられずにいたことが大きいんでしょうけど、じれじれも極まれりなので、続きが気になってしょうがなく、あっという間に読み終えてしまった本です。評価:★★★★☆
2023.06.21
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拙宅のブログで何気に人気なコンテンツ、今回紹介するのは以下の3タイトルです。「公爵夫人の秘密のクローゼット」死に戻りもの。準男爵家の娘・ルビカは天涯孤独の身。一生独身で終わるのかと思いきや、晩年に差し掛かった頃、難民を預かる施設にてアルマンという盲目の男と知り合い密かに想いを寄せていた。だが、その恋は実ることなく、二人は戦火に巻き込まれ命を落とした。しかし、何故かルビカは目を覚まし、20歳の頃の自分に戻っていた。この頃の彼女はまだアルマンと会えていないが探せばきっと。ルビカは人生のやり直しを決意するが、彼女宛に一度目の時には無かった結婚話がもたらされた。お相手は国を繁栄に導いた大金持ちのクレイモア公爵。私はアルマンを探さなければいけないのに。結婚を躊躇うルビカは形だけの妻で良いと言う公爵の言葉を信じ彼の妻になるが、彼女の言動を気に入り公爵はルビカを溺愛。早々に離婚して欲しいのに、これは拙いと彼に嫌われるためにしたことのない贅沢に励むが、ルビカがいくら使おうとクレイモア家は全く揺るがず・・・。始めて愛した人に会う為奮闘する女性のお話で、コメディー調で面白いです。結局何だかんだ公爵と添い遂げそうな気が。「伯爵家の嫌われ公女が結婚したら」貴族の私生児・ラリットは、引き取られた伯爵家で使用人以下の扱いを受けていた。そんな彼女に思いがけない縁談が。反逆の疑いで没落の憂き目にあった公爵家に嫁げと言う。現在、当主は行方不明で、屋敷と財産は差し押さえとなっており、山奥にある別邸がラリットの新しい住まいとなった。別邸で逞しく一人暮らしていた彼女は、ある日怪我を負った青年を助ける。意識を取り戻した青年の名前はラインハルトと言い、彼女の夫である公爵だった。しかも、彼の話によれば反逆など企んでもおらず、公爵家を疎む皇后派の企みだと言う。汚名を晴らすため、証拠を携え皇宮へ向かった二人は無事に疑いを晴らすことに成功。邸と財産を取り戻した公爵はラリットを正式に公爵夫人として迎え入れ・・・。どちらかと言えばザマァ系になるんですかね?割と早く冤罪が晴れたので少々拍子抜けしましたが、ヒロインが生家で受け続けた扱いや、公爵家が力を取り戻したらヒロインの異母姉を代わりに嫁にさせようとしたことでヒーローが激怒。手痛い仕返しを企みます。おかげで伯爵家は窮地に陥ってるっていう展開です。最期は皇后派との闘いになるのかな。「お求めいただいた、暴君陛下の悪女です」死に戻り+復讐もの王女ラースは稀有な魔力を持ち、王家の誰よりも優秀だったが、王妃の浮気によって出来た子で国王から忌み嫌われていた。彼女はそんな彼らの命じるままに戦争に参加し、多数の功績を挙げたが、ある時敵国に捕まり捕虜として10年も牢に入れられてしまった。捕虜交換で漸く祖国に帰されたラースを待ち受けていたのは戦犯と言う汚名。裁判の末、ラースは火刑となり命を落とすことになったのだが、死の間際に国王たちの心無い言葉と企みを聞いた彼女は強い恨みにより、12年まえに回帰するのだった。ラースは王家の滅亡を図り、前世で敵国だった帝国の皇帝ゼフォンと結婚。だが、彼には有力者の娘たちからなる愛人が何人もおり、先ず手始めにその者たちを蹴落としゼフォンの寵愛を恣にするべく、謀略を巡らせ・・・。ヒロインの家族が作中一番の悪人かな。ヒーローもかなりクセのある人物なれど、多分ヒロインに心底惚れていく展開かと。結構壮絶で回帰前のヒロインがとんでもない目に合ってるため、序盤や回想シーンは痛々しいんですが、でもその分、事が成る度スッキリ。今は一番手強い愛人のボスと交戦中。ヒロインの侍従がそのせいで重傷を負ったので、続きが気になってしょうがない。今回の3タイトルはコミックス化したら絶対に買いたい。けど、人気的に一番可能性高いのは「公爵夫人のクローゼット」かなぁ。
2023.06.20
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昨日もホームページも開設されたようです。概要は→コチラ見た所、電子書籍オンリーっぽいですね。第1弾は7月中旬より配信予定で、第2弾は8月、第3弾は9月とのこと。第1弾のラインナップは以下の通り。「閣下がお探しの令嬢は私ですが、見つかるわけにはいきません!」 富樫聖夜さん「愛する人は他にいると言った夫が私を放してくれません」上 春日部こみとさん「最愛の亡き妻がいる魔王(あなた)には、好きっていわれたくありません!」 栢野すばるさんさすが、創刊なだけあってイラストも作家さんもそそられる面子ですね。正式な配信日や配信先等は後日発表だそうなので、公式Twitterもチェックしておかねば。個人的にはamazonが入ってくれると読み易いんですが
2023.06.19
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2023年5月刊スターツ出版文庫著者:蛙田アメコさん大正と昭和の間にあった、とある時代にふたりは出会ったー。養子として義両親に虐げられ育った幸せを知らない少女・唐紅和泉。龍の血を引くことで孤独に暮らす滝ケ原虹月。ふたりは帝の計らいで引き合わされ、お互いの利害一致のため和泉はかりそめの許嫁として、虹月と暮らすことに。でも彼は龍の血にまつわる秘密を抱えていて…!?「虹月さまを怖いと思ったことなど一度もありません」「正式に俺の花嫁になってくれるか?」生贄乙女となった少女が幸せを掴むまでのあやかし和風シンデレラ物語。 ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 唐紅和泉=幼い頃に両親を亡くし、唐紅家の養女となったが使用人以下の扱いを 受けていた。瀧ヶ原虹月=國を守護する龍の末裔。幼い頃、事故で両親を亡くした和泉は、とある集落を取り仕切る唐紅家の養女となった。しかし、そこでの彼女の扱いは使用人以下であり、何かと口実を付けては義両親は和泉を折檻し苛め抜いた。元々、和泉には年の離れた姉がおり、帝都で働いて毎月妹の生活費を送ってくれているのだが、それさえも義両親が着服し、彼女に使われることは一切無かった。そればかりか置いてやってるだけでもありがたく思えとばかりに、政府からの助成金目当てで経営している救児院にいる子供たちの世話まで和泉に押し付ける始末。そんなある日、集落の掲示板に貼られた1枚の張り紙が波紋を呼んだ。内容は花嫁を募るもので、結納金は破格。しかも、破談となっても返金は不要と言う。その夜、和泉は義父に呼び出されると張り紙の主のところへ嫁ぐよう命じられた。どうやら多額の結納金に目がくらんだらしい。内心ショックを受けつつも、拒否できない立場から承諾した和泉はせめて、救児院にいる子供たちに結納金の一部を使って諸々改善してやって欲しいと頼んだ。翌日早々に迎えの籠がやって来て、連れて来られたのは山中に建つ平屋。そこで、初めて夫となる男を見た彼女はその美しさに心底驚いた。瀧ヶ原虹月という青年は、國を守護する龍の末裔だそうで、周囲から結婚をせっつかれ幾度となく縁談をしたものの、皆半月もたずに逃げ出したのだと言う。しかし、守護の血筋が途絶えるのは拙い。苦肉の策の結果があの張り紙だったようだ。なぜあの集落だったのかは、帝自らの占いによるものだったらしい。帝の肝入りの縁談ながら、虹月は結婚に乗り気ではなく、和泉にも帰った方が良いと薦めたが、彼女の身体に残る虐待の痕に気付き、送り返しても酷い折檻を受けるのではと、暫しの滞在を許したのだった。だが、半月後には出て行って欲しいと告げる虹月。それからかつてないほど穏やかな日々を過ごした和泉は、新月の夜、虹月の真の姿と彼を苦しめる触りの存在を知り・・・。虐げられていた少女が龍の末裔に嫁ぎ、幸せになると言う、あらすじにもある通りシンデレラストーリーとなっています。ヒロインのいたぶられっぷりが読んでてもう痛々しい(^_^;)暴言とかもきついけど、焼けた火箸を押し付けられるとか人間のする事じゃないよ。寧ろ拷問の域。お姉さんも結構な額を送ってくれてるのに、それをネコババまでしてたんで、救いようのない一家でした。でもまぁ、一応そこまで非道だったのもケガレに取り憑かれてたからって理由があったものの、どうにももやもやが残る。ヒーローとヒロインは割と早い段階から思い合ってる風ではあって、色々秘密がバレてからはヒーローが完全に落ちてました。そして終盤、稀有な血を持つ一族の存在が仄めかされるんですけど、当然その持ち主は・・・。ってことで、最後は候補ではなく、正式にヒロインはヒーローの許嫁になって終わっています。色々謎だったお姉さんもラストに登場したので、おそらく続編が出ると言うか元々シリーズものみたいですね。評価:★★★★★文章も読み易いし、メイン&サブ共にキャラも良い。
2023.06.18
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今回ちょっとだけ順位が変動。1位不動です。2位こちらも変わらず。リンクはノベルスですが、電子書籍だと400円程お安く読めます。3位上位3位は変わらずのイツメンとなっております。4位相当追い上げましたが、3位に一歩及ばず。でも、もしかして次回は順位が変わるかも。5位ここ最近また伸び始めて5位をキープ。8月にいよいよコミカライズ版の完結巻が発売されますね。6位追い上げてついにランクアップ。小説とコミックスは来月末頃発売。楽しみ。7位さすがに落ち着いてきた感はありますが、拙宅ではまだまだ人気の記事です。死に戻りものがお好きな方はハマるかと。8位おそらくタイトル検索でいらして下さるんでしょうね。こちらも根強い人気記事です。9位こちらもランクアップ。それにしても、1巻を除いて何故か既刊ではこの巻がぶっちぎり。10位すずね凛さん、2冊目です。タイトル的にシークレットベビーものっぽいので、「ロイヤルシンデレラママ」共々気になって見てくださったのかも。前述の通り、10位までだとイツメンランクではあるのですが、10位以降含めて変動してきており、おかげで流行りの傾向も判ってきました。なるほど、それでベリーズもマーマレードもジャンルが偏って来たのか(苦笑)あと、やっぱりコミカライズ化タイトルは強い!
2023.06.17
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2023年6月刊ビーンズ文庫著者:佐崎咲さん伯爵令嬢・ジゼルは突然の王命で、冷酷と噂の公爵・クアンツに嫁がされる。ところが彼女を出迎えたのは、言葉を話す子犬ーーえ、クアンツ様!?呪いで夜だけ犬になってしまうらしく、噂も人避けのための演技。「(かわいいから)人前では笑わないで」って、その本性はただのツンデレです!?かわいすぎる公爵様との新婚生活、呪いを解くため協力し、最高のものにしてみせる! ↑楽天ブックスより、内容紹介文引用登場人物 ジゼル=貧乏貴族の娘。王命にてクァンツとの結婚を命じられる。 クァンツ=王位継承権2位の公爵。 ノアンナ=ジゼルの友人の侯爵令嬢。 マリア=ノアンナの妹。非の打ちどころのない姉に対抗心を持つ。 サーヤ=黒魔女。クァンツに、ある呪いをかける。痩せた領地のせいで実入りが少なく、凡そ伯爵令嬢らしからぬ貧乏生活を強いられているジゼル。しかし、おかげで体力精神共に鍛えられた。とはいえ、友人・ノアンナの名誉を守るために王太子に意見してしまったのは拙かったか。彼女は自分のせいでジゼルにお咎めが行ったらどうしようと心配していたが、その予感は的中。翌日、王宮に呼び出されたジゼルは国王から、甥であるシークランド公爵・クァンツに嫁ぐよう命じられたのだった。貧乏故に社交界とは縁のないジゼルでも、クァンツの噂は耳にしている。人嫌いで滅多に公の場に現れず、縁談も悉く断っていると言う。もし仮に結婚するならばと妥協して彼が提示している条件もとにかく厳しいし、端から妻を迎える気は無いのだろう。そんな相手と自分が結婚とは。しかしながら王命に逆らうのは論外、その足で公爵邸へ向かったジゼルだったが、出迎えたのはモフモフの小型犬。言葉まで話すその犬は、語る内容からしてどうやらクァンツその人らしい。よくよく事情を聞くに、彼は以前魔女に惚れられ、ある呪いを掛けられたのだそうだ。それは、結婚すると犬になってしまうというもの。信じ難い話だが、当の魔女も現れてご丁寧に呪いの解呪法も教えてくれた。彼を真に愛する者からの口づけを受ければ呪いは解ける。そこで命令とはいえ、妻となったジゼルが協力することになり・・・。コメディ寄りのお話ですが、ヒーロー・クァンツが結構チョロくて、ジゼルに落ちるのも早かったw犬の姿になるのは夜のみと判ったものの、魔法で無理矢理変化させられ続けるのは体にも良くない。できれば早い事呪いを解かないと、と奮闘する二人。しかし、真に愛してるって誰が判断するの? 当のジゼルは疑問に思いながらも、クァンツの為人を知るうちに心惹かれて行きます。でも、本人達の知らぬ間に王位継承権に纏わる争いに二人は巻き込まれて行き、な感じで物語は進行。内容自体は面白いんですが、全てが片付き、いざ種明かしってことで語られた国王たちの思惑が少々回りくどくて分かり難かったのが惜しい。勿論、ジゼルの思いがけない言動のせいで色々予定と狂ったってのもあるんでしょうけども。呪いの解呪や、魔女との決着の流れは良かったと思います。評価:★★★★☆
2023.06.16
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1点だけ7月刊も。7月6日 小学館文庫キャラブン! あやかし姫の婚礼 宮野美嘉さん8月1日 ジュエル文庫 チャラい社長でしたが純愛に目覚めてキュンキュンしまくってます 草野來さん ビーンズ文庫 婚約破棄されて捨てられるらしいので、軍人令嬢はじめます 雪さん 無能だと捨てられた錬金術師は敏腕商人の溺愛で開花する もう戻りませんので後悔してください てくてんどんどんさん8月5日 ソーニャ文庫 不屈の貴公子は死神令嬢を逃がさない(仮) 桜井さくやさん 龍帝陛下の指南役(仮) 白ヶ音雪さん8月のTL系はこれでほぼ出そろったかな?
2023.06.15
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2023年6月刊マーマレード文庫著者:藤谷郁さん転落事故に遭った元看護師の美桜は目覚めると、憧れの医師・良希に、1年前に彼と自分が結婚したと聞かされる。その間の記憶が無い美桜は、甘い日々を思い出させようとする彼に蕩かされるまま新婚生活をリスタートさせる。純真な美桜への愛欲を我慢できなくなった良希は、再度心が通じた新妻に熱情を注ぎ込むと、美桜の恥じらう姿にさらに煽られ…。 ↑amazonより、あらすじ引用登場人物 水元美桜=元看護師。事故により1年間の記憶を失くす。 水元良希=外科医で美桜の夫 吉村結花=美桜の親友の看護師。水元可南子=良希の弟・啓二の妻。発売から1週間ほどのタイトルなのと、ミステリ要素もあるので控えめに。2月の雪の日、美桜はお気に入りの散歩コースである公園の階段から転落して救急搬送された。目覚めると、憧れの外科医・水元良希が付き添っていてびっくりしたが、なんと自分は彼の妻だと言うのだ。結婚どころか交際していたという記憶すらない美桜は混乱するも、どうやら紛うことなき事実で、寄りにも寄って彼との交際から約1年間の記憶をすっぱり失くしていることが判明。部分的な逆行性健忘のようだが、頭を強打したせいかもしれないし、心因性の可能性もある。いきなり思い出すかもしれないので焦らない事。レントゲンも異常なしで一先ず経過観察で問題なしとして、退院となったのだった。二人が暮らす一軒家に戻った美桜は、未だに良希との結婚に半信半疑だったが、結婚式の様子を撮影した録画ディスクを見て漸く納得。それにしたって、どうして彼との思い出だけまるっと忘れてしまったのか。しかも、毎日嵌めていたと言う結婚指輪まで失くしてしまっている。転倒した際に外れてどこかへ落としたのか。不安ともどかしさで焦る彼女を宥め、優しく接する良希。心配してやって来た美桜の親友・結花と話したことで多少は気分も晴れたものの、義理の妹の可南子の訪れと話は一抹の不安を植え付けるのは充分だった。根は悪い子ではないだけに気にしないようにはしていたが、以降、美桜は悪夢に悩まされるように。それは、黒髪黒いコートの魔女のような女性に襲い掛かられるといった内容で・・・。妻を心配した良希がこの事故について調べ始めると、いくつか不審な点が判明し、事故ではなく事件の可能性が出てきます。美桜は誰かに突き落とされたのではと。その間、二人の仲を拗らせようとしたのかSNSで、謂れの無い誹謗中傷めいた書き込みがあったり、痛くもない腹を探られて良希もさすがに本気の措置を取るべく行動。結果、明らかになった真実と、ついに美桜の事件の容疑者が判明。まあ、推理小説ではないので読んでると該当者は割とすぐに判かると思います。何気に言動怪しかったもんな。なまじ、良希が男前なだけに、リップサービスめいたことを言っただけで、誤解されてしまうのはモテ男故の弊害か。妻一筋なのに、周囲には恋多き男みたいなこと言われて、この辺のエピソードは本当に気の毒でした。真犯人のも動機もストーカーのそれと変わらないもんなぁ。それでも、最後には改心してくれて良かった。所謂「記憶喪失もの」な、内容ですが、このジャンルがお好きな方はハマるかと。評価:★★★★☆
2023.06.14
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2023年6月刊ベリーズ文庫著者:未華空央さん恋も仕事も上手くいかず落ち込んでいた地味OLの里穂子。住む場所も失い途方に暮れていた時、大企業の御曹司・彰人に助けられ、住み込み家政婦として雇われることに。さらに彼の提案で離婚前提の契約妻になって…!? 偽りの関係のはずなのに、庇護欲全開の彰人はたっぷりな溺愛で里穂子を囲い込む。「君じゃなきゃダメなんだ」--熱情を露わにした彼に、里穂子は隅々まで愛されていき…! ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 神田里穂子=不動産会社に勤める会社員。 彰人から契約結婚を持ち掛けられる。 筧彰人=大企業の御曹司で社長。 湯島仁=里穂子の恋人。こちらも9日発売の新刊なのでざっくりと。不動産会社の総務部に勤める里穂子は、ここのところ同棲相手である湯島からのモラハラに悩んでいた。付き合い初めは優しかったのに、里穂子がサポートすると仕事が上手く行かないとイラつくようになったのだ。以来、機嫌が悪いとネチネチ彼女を責め立てる。今日も土地売買契約が上手く行かなかったと里穂子に嫌味三昧。エレベーターの中で恥も外聞の無い彼の言い様に、同乗している人達も気不味いだろうと居た堪れない気分を味わった。落ち込む彼女に、同じエレベーターにいたらしい取引先の社長・筧が気にするなと声を掛けてくれたが、気分は晴れない。もうそろそろ本当に湯島とはダメかもしれない。予感は的中、その夜彼から別れを告げられた里穂子は、同棲していた部屋を出た。特に未練も無いし会社も退職するつもりだ。その前に部屋探しでもと不動産店舗でチラシを見ていたら、偶然にも筧と再会。彼はあの後どうなったのか気になっていたようだが、彼女の様子に状況を察したらしい。そして、ある提案をした。それは筧の住む部屋で住み込みの家政婦をしないかと言うもの。聞けば三食付きで給料も破格。一瞬迷ったが里穂子はその好意を受け入れることに。それから3週間。不振に思った湯島から後を付けられ怖い思いもしたが、筧が会社に抗議を入れてくれたことで予定より早く退職することが出来た。これで家政婦に専念できると思いきや、筧から契約結婚してほしいと頼まれた里穂子。なんでも、母を始め周囲からの縁談攻撃に辟易しているらしい。結婚してしまえばそのわずらわしさから解放される。彼に恩義もあり、好意を抱き始めていた彼女は、自分で役に立てるならとその話を受け入れた。里穂子の両親からも承諾を取り、早速入籍したのだけれど、筧の両親には事後承諾で通すつもりのようだ。後日報告すると義父は歓迎ムードだったが、義母の方は猛反対で、既に入籍したと告げても納得が行かない様子であった。不安に感じていると、筧夫人は里穂子に息子と別れるよう手切れ金を出してきて・・・。モラハラ彼氏に傷付つけられていたヒロインが、御曹司に見初められて玉の輿にのるというお話です。元カレがもうクズ過ぎて、読んでてぶん殴ってやりたい心境に。実際、その場で聞いてたヒーローは想い人を貶されたんだからそんな気分だったろうな。唐突な家政婦依頼やプロポーズも、元々ヒロインに好意を抱いてたから。ヒロインは困ってる人を見過ごせない性質で、赤の他人でも親身になって手助けをする。その様子を目にし、ヒーローはヒロインに一目惚れ。アホ男がそんな得難い人と別れてくれたおかげで、彼女に近づけた。偽装と銘打ちながら、本人は本気のプロポーズで、中盤ちゃんと撤回して改めて申し込んでいます。いやぁ、もう元カレがクズだっただけに、ヒーローの良さが際立ちますね。DV男も論外ですが、モラハラ男も同じくらいダメだわ。自分がやられたらイヤな事を他人にしちゃいけません。とは言え、元カレも結構な報いを受けたようだけど、その後の逆恨みとか、とにかく救いようのない奴でした。人助けも周り回って自分に帰って来る、幸せになれたのもヒロインの心根の良さが大きいのかも。評価:★★★★★
2023.06.13
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2023年6月刊ビーンズ文庫著者:まえばる藤乃さん戦争で両親を失って、敵対する侯爵家へ形だけの「白い結婚」で嫁いだクロエ。虜囚同然の五年を終えた彼女を迎えたのは、氷に閉ざされた辺境の主・セオドアだった。幼い頃に慕った「初恋のお兄さま」そのままの優しさに、ぼろぼろのクロエの心は救われていく。そんな時、離縁したはずの侯爵家の手が迫り!?「あの時、駆け出して君を攫いたかった」叶わなかった運命を再び手繰り寄せるためにーー再会シンデレラ・ロマンス! ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 クロエ=とある理由で、敵対する侯爵家の嫡男と5年間の契約で「白い結婚」を した侯爵令嬢。セオドア=辺境伯家当主でクロエの元婚約者。 ノエル=クロエの兄で宮廷魔術師。ディエゴ=クロエの夫。こちらも発売日から日が浅いのでざっくりと。マクルージュ侯爵家の長女・クロエの幸せな生活は、9歳の時に起きた戦争により終わりを告げた。先ず、国境を守る辺境伯領にいる婚約者・セオドアと連絡が取れなくなり、戦争は膠着状態に。2年後、侯爵家では当主夫妻が相次いで亡くなった。兄・ノエルが爵位を継いだものの、この国には兵役ならぬ魔術師役なるものがあり、魔術の才があるものは5年間宮廷に詰め、魔術師として働かなければならない。マクルージュ家は代々優秀な魔術師の家系で、当然ノエルには魔術師役が課せられたのだった。しかも、一人残されるクロエは次代の魔術師を産むための駒として、他の魔術師家門の元へ嫁に出す案が上層部で出ており、ノエルは妹を守るべくとある計画を実行した。それは、マクルージュ家と敵対するストレリッィ家の長男・ディエゴとクロエの婚姻。だが、飽く迄も「白い結婚」であり、形だけの契約妻としての輿入れだった。対価としてマクルージュ家の財産全てを譲るからと。一先ず結婚させてしまえば上層部も手を出せない。その後間もなく、クロエはマクルージュ家の家令・サイモンを連れ、ひっそりとストレリッィ家に嫁いだ。それから5年。前ストレリッィ家当主夫妻の介護や、領地管理などすべての面倒事を引き受けていたクロエは漸く無事、契約期間を終えた。ディエゴには愛人がおり、その間に娘も設けていて、クロエのことは放ったらかし。だが、たまに帰宅すれば暴言や文句ばかりだったし、既に鬼籍に入っている前当主夫妻には相当虐められた。働きづめで慢性的に体調が悪く痩せ細ってしまったが、これでこの家と縁が切れると思うと気持ちも軽やかだ。ノエルが迎えに来てくれて、漸く兄と暮らせると思いきや、彼はクロエにヘイエルダールへ行けと言う。そこはクロエの元婚約者・セオドアが治める地だった。今更自分が世話になっても良いのだろうか。しかし、ノエルの薦めで彼女はサイモン共々、かの地へと向かうことに。ヘイエルダールでは、久しぶりにセオドアと再会。昔から親交のあったマクルージュ家の娘と言うことで領地民達にも歓迎されたクロエは、セオドアの屋敷で過ごすうちに健康と本来の自分を取り戻して行った。それから数か月、セオドアが養子にした子供たちとも打ち解け、穏やかに暮らしていたクロエだったが、その裏でセオドアとノエル、サイモンたちは、ストレリッィ家の前当主が企んだ陰謀を暴くべく奔走していた。それは、マクルージュ家を追い込み、没落の原因となったことで・・・。不遇ヒロインが、元婚約者のヒーローと幸せになる話です。元夫の侯爵家の面々がとにかく酷い。元々不仲でお互い敵認識してた間柄だったのもあるんでしょうが、元当主はそこまでする?って感じで、ヒーロー達でなくともヒロインのことを思うとやりきれない。よく5年も我慢したよ。あのお兄ちゃんも、そんな家に財産まで譲らずともとは思いましたが、実はこれには仕掛けがあって、頭が悪い元夫はそれに気づかず破産の憂き目に。でもそれはヒロインと離婚しなければ回避できると、どの面下げてか彼女を連れ戻しに来るんですけど誰が返すかボケっ(ヒーローたちの心の声)ってことで、彼らに散々これまでのことを糾弾され追詰められていた様は痛快でした。結構なザマァぶり。元夫の愛人も根は悪い人じゃなかったし、ヒロインのモノローグのおかげで大分印象が変わったかも。最期は大団円だったけど、この国の規律みたいなものがどうにも馬鹿らしく、そのおかげでヒロイン達は追い込まれちゃったのを思うと、元は小国だったらしいヒーローの領地独自の法律が今後のヒロインの身の振り方の助けになって良かった。評価:★★★★★セオドアの一途ぶりがイイ。
2023.06.12
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2023年6月刊マーマレード文庫著者:吉澤紗矢さん天界から降りた龍神が興したという清瀧(せいりゅう)帝国。龍神の末裔である皇帝には唯一の相手である“番”(つがい)がおらず、子をなすべく妃候補が集められた。候補の一人となった翠蓮(すいれん)は、思いがけず龍神皇帝・惺藍(せいらん)に見初められ…! 惺藍の寵愛を受ける翠蓮は、彼への想いを自覚しつつも、自分は彼の番ではない、と切なさを募らせていた。けれど、惺藍の愛欲はますます加速し、翠蓮は永遠に続くかのような熱情で抱かれ…。最愛の彼の子を身ごもったことを知った彼女は、ある決意をする…! ↑amazonより、あらすじ引用登場人物 翠蓮=侯玲国の公主の一人。 姉・珠蘭と共に惺藍の妃候補として清龍帝国へ送られた。 惺藍=清龍帝国の皇帝。 緋洛=惺藍の従兄。 珠蘭=翠蓮の腹違いの姉。発売して間もないので、ざっくりと。このレーベルさんでは珍しく中華風ファンタジーで、後宮+シークレットベビーな内容になってます。姉の珠蘭と共に皇帝の妃候補として清龍帝国へやって来た翠蓮。しかし、彼女はあくまでおまけ扱いみたいなもので、後宮入りしてからも与えられたのは長らく使われていなかったような寂しい宮。ある日、翠蓮は一人の美しい青年と運命的な出会いをした。彼は惺藍と名乗り、以降度々翠蓮の宮を訪れる様に。だが、やがて彼女が皇帝と初顔合わせが叶った際、惺藍が皇帝だと知り衝撃を受けた。今までの様に気楽に接してはいけないと距離を置こうとする翠蓮だったが、惺藍は変わらずの態度でいることを望み、彼女にある悩みを打ち明けたのだった。本来、龍神の血を引く皇帝は「番」となる女性を娶る。どうやら、本能的に相手と出会えばすぐ判るものらしい。そのため、妃になるのは平民の娘の場合もあるそうだ。しかし、惺藍は何者かに呪いを掛けられ、龍神の力も感覚も封じられている状態にあり、番を見つけることは困難。それで各国から妃候補を募ったそうなのだが、力が使えないことにより、彼を皇帝位から退かせようという動きがあるとのこと。おそらく犯人は惺藍の従兄の緋洛。見当はついていても、呪詛の媒体が巧妙に隠されているため、探索が困難であった。事情を聞いた翠蓮は、協力を買って出て、調査に乗り出した。共に行動するうちに惺藍と翠蓮はお互いの気持ちに気付き結ばれ、事件解決と共に、後宮は封じられ集められた姫たちも国元へ帰されることになった。驚くべきことに彼女の姉・珠蘭も緋洛に唆され片棒を担いでいたことが判り、清龍帝国で幽閉され、翠蓮は一人国へ呼び戻されてしまい・・・。先ず、惺藍の呪いを解くのに翠蓮が奔走していたので、そこに結構ページ数を食ってた印象。内容的にはTLっぽさはほとんどありません。翠蓮の冷遇っぷりに読んでて腹が立ちましたが、姉代わりの姫たちが皆彼女を可愛がり庇っていたのでそのやり取りにじんわり。惺藍が力を取り戻したので、彼は番を見つけるに違いないと一人思い込んで失意の末に里帰りしたものの、後に妊娠に気付きって感じの流れです。シークレットベビー部分は本当にクライマックス部分のみなので、その分ページ数的に解決も早かった。いやー、これ状況が状況だけに半分くらいから離れ離れになられるとキツイですもんね。作中では3年以上経ってたけど、早く見つけてくれて良かった。番に関しては、言わずもがな。ですよねー。ジャンル的にはスターツ出版文庫の不遇ヒロインものに近いかも。評価:★★★★☆ファンタジーものとしては良作。
2023.06.11
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2023年4月刊オパール文庫著者:桜しんりさん柚葉に細々と仕事や雑用を頼んでくる年下の有能イケメン上司、九条琥太郎。親の再婚で、まさか彼と義姉弟になるなんて!?苦手だと思っていたのに、家の中では誠実で優しく、可愛いところもある彼に惹かれてゆきー。「振り向いてほしくてしょうがなかった」熱っぽい囁きに執拗な愛撫。何度も絶頂に導かれ、初めての快感に心も身体も蕩けて。義弟の溺愛は止まらない! ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 埜村柚葉=不動産会社に勤める会社員。 母親に再婚により、苦手な上司・九条と義姉弟になる。九条琥太郎=大企業・九条グループの御曹司で柚葉の上司。 九条瞳=柚葉の母。 九条大和=琥太郎の父。 熊谷=柚葉の憧れの人物。柚葉は年下ながら優秀で早々に課長職に就いた九条琥太郎が苦手だった。彼が入社してすぐ、余計なお節介を焼いたのが気に障ったのか、何かと目を付けられている気がする。今日も今日とて終業間際になって九条から残業を頼まれてガッカリ。せっかく憧れの人である熊谷と食事に行くはずだったのに。涙を呑んで熊谷に謝罪メールを送ったが、なぜ毎度毎度九条は自分にばかり頼むのか。学生時代モデルのバイトをしていたと言う九条はその容姿から女性社員達に大人気で、何かと構われている柚葉は羨ましがられていた。有難迷惑な話だが、親会社の会長の息子に文句など言えるはずもない、黙々と仕事をこなして帰宅すると、母から衝撃の一言が。なんと仕事先で知り合った男性と再婚すると言うのだ。今まで女手一つで柚葉を育ててくれた母の幸せの為、素直に賛成したのだが、お相手との初顔合わせの日、優しそうな人でにホッとした。だが、遅れてやって来た彼の息子がまさかの九条琥太郎。母はお相手の名前を大和さんとしか呼んでなかったので、それが名字だと思っていたらどうやらフルネームは九条大和さんと言うらしい。もしかしなくても琥太郎の父ということは九条グループの会長ではないか。母も凄い人を捕まえたものだが、問題はこの4人で九条邸で暮らすことになったことである。色々起こり過ぎて頭が回らない柚子ではあったが、琥太郎の方も内心ではパニくっていた。何故なら、彼は長い事柚葉に片思いしていたから。仕事にかこつけて、徐々に距離を縮めていこうと思っていたのに、同居も決まってこれは最大のチャンス。琥太郎は柚葉と恋人になるべく策を練り始め・・・。義姉弟ものです。ヒロインは真面目で大人しいけど、どこかぽややんとした子で、男慣れしてない分、琥太郎の自分への好意に全く気付かない。おかげでそんな彼女に3年も片思いしていた琥太郎は根気強く機会を伺っていたものの、女癖の悪い熊谷に柚葉が目を付けられているのを知ってヤキモキ。あの残業も柚葉にデートをさせないため。そんな時に降って沸いたのが互いの両親の再婚話。これはイケる、と意気込んではみたけれど、何かと思う通りに行かない。でも、熊谷の本性が柚葉にバレて、漸く琥太郎にもチャンスが。これで二人もトントン拍子に?と思いきや、ちょっとした誤解でせっかく築いた関係にも亀裂が入りかけ、若干じれじれ展開も。義理とは言え姉弟での結婚はアレコレ言われるかと思いきや、作中ではあまりその手の手合いは登場せず。一番の悪人(?)ポジなのは熊谷氏のみでした。こいつも度々柚葉にちょっかい掛けて来て、本性判ってからはキモって感じだったけど、ブチ切れた琥太郎から相応の仕返しを受けてスッキリ。ホント、こういう女の敵みたいな男はマジで滅べと思う。多少のトラブルはありつつも、最後は丸く収まって大団円で終わっています。評価:★★★★★
2023.06.10
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8月の発売予定も出始めましたね。7月19日 ティアラ文庫 堅物軍人伯爵様は若妻を甘やかしたくてたまらない 年の差夫婦の再会蜜愛 八巻ののはさん 妖狐に嫁入り 美しきあやかしの一途過ぎる淫愛 蒼磨奏さん8月3日 ヴァニラ文庫 喪われし王子は執愛に目覚めたようです(仮) 宇奈月香さん8月9日頃 マーマレード文庫 天才外科医はひた隠す禁断の熱情で最愛の義妹を手放さない(仮) 伊月ジュイさん 天敵のはずの完璧御曹司は 記憶喪失の身ごもり花嫁を生涯愛し尽くすと誓う(仮) 麻生ミカリさん8月10日頃 ベリーズ文庫 狡知なパイロットは娶った妻に愛を乞う 葉月りゅうさん 仮面夫婦は愛し合いたい~俺さま海運王の不器用な溺愛~ 皐月なおみさん8月18日 ヴァニラ文庫 腹黒王太子は記憶喪失な幼な妻に愛を乞う(仮) 春日部こみとさん思ったよりベリーズとマーマレードが少なくて助かりました。とはいえ、コミックスとティアラやラノベ系の予定がまだ出ていないので油断は禁物。
2023.06.09
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ちょっと久しぶりのカテゴリです。個人的におススメなSMARTOON作品「邪魔しないで、エンディングを決めるのは私」乙女ゲームの開発スタッフをしていた主人公がある日事故死。目覚めると自らが手掛けたゲームの世界で、ヒロインのライバルキャラ・ベルリタに転生してしまっていた。このベルリタ、ヒロインに嫌がらせをし続けたせいで、どのルートでも最後は4人のヒーローに殺されてしまう運命だった。何としても生き残るために、善意ある行動を繰り返していた彼女は、やがて4人のヒーローから好意を向けられるようになり・・・。悪女ものがお好きな方はハマるかと。「婚約破棄の対価」ザマァ系?初代聖女と同じ、珍しいピンク色の髪色で産まれた公爵令嬢・エルア。神託により、皇太子の婚約者に選ばれ、長らく厳しい妃教育を受けていたというのに、ある日神託が覆され、エルアは婚約破棄されてしまった。選ばれたのは我儘で問題行動の多い侯爵令嬢・ネペア。仲良くやれていると思っていた皇太子にあっさり捨てられた挙句、今までの努力を無にされてエルアはキレた。彼女は自らを蔑ろにした面々に復讐を誓い謀略を巡らす。転生ものなどではなく、あくまでこのふざけた現状が許せないとヒロインが暗躍するお話です。でも、ブチ切れる気持ちも判る。神託が覆った理由も誰かの陰謀っぽいし、結局最後は皇太子と元鞘に戻りそうな気も。「悪女は楽で最高ですか?」転生もの+悪女。人の好さを利用され、いいように扱われ続けた主人公が事故死して生前読んでいた小説の世界に転生。しかし、よりにもよってヒロインのライバルの悪役令嬢だなんて。絶望しかけたものの、あれ?悪役令嬢ってもしかして気兼ねも必要ないし、実家はスーパーセレブで贅沢し放題。なんだか思ってたより悪くないかも。破滅フラグさえ回避すれば天国なのでは。主人公がやり直し人生で幸せを掴むべく奮闘するお話。言われて見れば確かに、生き方さえ誤った方向に行かなければ、悪役令嬢の環境って快適なんですよね。「ロクサナ-悪女がヒロインの兄を守る方法-」生前読んでていたハード系逆ハー小説の悪役家門の令嬢・ロクサナに転生した主人公。彼女はいずれ、兄を死に追いやった仇としてヒロインに家門ごと破滅させられる運命だった。自らの家門の悪行ぶりに思う所があったロクサナは、ヒロインの兄・カシスを助け、逃がすことを決意。大幅にストーリーを変えることが、どう今後に影響するかは不明だがったが、やがてロクサナとカシスは心を通わせるように・・・。かなりハード系の内容で、残酷なシーンもチラホラ。絵が綺麗なだけに、結構キツイですが、お話はピカイチに面白い。なんというかロクサナの覚悟や行動が凄いのです。個人的に現状のおススメ№1 休載中なのが辛い。今回は4作品で。以前紹介した「冷酷大将軍の契約妻」の作画の方が変更になってショック。いやまぁ、新しい方の絵も良いんですが、まだちょっと慣れない(^_^;)
2023.06.08
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本日(6月7日)までのものです。あやかし鬼嫁婚姻譚(2) 時を超えた悠久の恋 (アルファポリス文庫) [ 朧月あき ]楽天で購入既刊で、先日記事もUP済です。冷酷公爵に嫁がされたはずが、ツンデレな子犬に溺愛されています(1) (角川ビーンズ文庫) [ 佐崎 咲 ]楽天で購入捨てられ花嫁の再婚 氷の辺境伯は最愛を誓う(1) (角川ビーンズ文庫) [ まえばる 蒔乃 ]楽天で購入ビーンズ文庫6月刊2点。どちらもまだ斜め読み程度。何度生まれ変わっても、君を 執着系御曹司は前世からの愛を貫く (オパール文庫) [ 臣 桜 ]楽天で購入オパール文庫6月刊龍神皇帝と秘密のつがいの寵妃~深愛を注がれ世継ぎを身ごもりました~ (マーマレード文庫 マーマレード文庫 MBL187) [ 吉澤紗矢 ]楽天で購入目覚めたら、極上ドクターの愛され妻になっていました~過保護な旦那様は記憶を失くした彼女を愛し蕩かしたい~ (マーマレード文庫 マーマレード文庫 MBL188) [ 藤谷 郁 ]楽天で購入マーマレード文庫6月刊2点。こちらに記載されているタイトルで以降の記事の目安にしていただければ、と。
2023.06.07
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2022年9月刊マカロン文庫著者:蒼井みなとさん看護師の杏奈は、ひょんなことから憧れのエリート外科医・三条と飲みにいくことに。酔った勢いで熱い夜を過ごしてしまい、後日妊娠が発覚…! しかしそんな矢先、三条がお見合い結婚するという噂が耳に入ってくる。お腹の子が彼の邪魔になることを恐れた杏奈は、ひとりで産み育てることを決意。離れた土地でひっそりと妊娠生活を送っていると、なぜか目の前に三条が現れ独占欲全開で迫ってきて…!? 「もう離さない、必ず幸せにすると誓う」ーー空白の期間を埋めるように情熱的な愛を注がれ、杏奈の心は甘く絆されていき…。 ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 芹沢杏奈=看護師。憧れの人である三条に恋人のフリを頼まれる。 三条宏太=優秀な脳神経外科医。患者の身内に言い寄られて困り果てていた杏奈は、憧れの人・三条に恋人のフリを頼まれた。三条もあちこちから猛アピールされてうんざりしているのだとか。要は虫除けのための交際と聞いて、気持ちが追い付かず思わず断ってしまった杏奈。動機からして諦めるかと思いきや、彼はしつこく迫って来る。どうして三条は杏奈に拘るのだろう。フリなら誰でもいいではないか。そんなある日、出先で偶然会った二人は三条に誘われてバーに。その後、酒の勢いもあって一線を越えてしまったが、杏奈は無かったこととし努めて平静に努めていた。だが、それから暫く経った日のこと、杏奈は自分が妊娠していることに気付き、逡巡の末に産むことを決めた。なのにその矢先、看護師たちの噂話で三条が見合いをしたと耳にして・・・。こんな経緯で、三条に妊娠を打ち明けることなく杏奈は病院を辞め地方に。産婦人科医院で働き、職場やご近所さん達に助けらながら数か月、いよいよ臨月を迎え予定日までわずかとなった所、彼女を探していた三条と出くわします。そこでタイミングよく産気づき、出産後の会話で誤解も解けてめでたしめでたし。杏奈が早とちりしなけりゃ、こんな回り道せずに済んだわけですが、三条も虫除け目的の交際なんて言わずに、最初から以前から好きだったと言っとけば。このヒロインの性格もどうしてそこまで頑ななの?と思わないでもなかったけど、ぶっちゃけ、これはどっちもどっちだと思う。いつまでも平行線っぽいやり取りしてたのを見るに、再会した日に空気を読んで産まれてくれた長女が一番の功労者だった気が。子は鎹とはよく言ったもので。評価:★★★★☆
2023.06.06
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2022年7月刊アルファポリス文庫著者:朧月あきさんあやかしの帝である朱道と結ばれ、幸せな毎日を過ごしていた里穂。だが、ある日、ひとりのあやかしの女性と出会う。そのあやかしは遠い昔に人間の男と結婚し、種族の寿命差によって一人取り残されてしまったのだ。--自分が死んだあと、朱道は、どうなってしまうのだろう。彼の幸せを考えた里穂は、自ら朱道に別れを告げたが、実は二人の別れは、ある人物によって仕組まれたものでーー ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 里穂=あやかしに生贄として捧げられた女子高生。 紆余曲折を経て、朱道の婚約者となる。 朱道=あやかしの帝百々塚涼介=代々あやかしに仕える百々塚家の御曹司。 雪成=朱道の側近。結局気になって1巻を読み終わった後、すぐに2巻も購入。おそらくこれで完結かと。(と言いつつ、3巻以降も出たりして)朱道と婚約を果たし、麗奈が転校してからと言うもの学校も楽しく、正に充実した毎日を送っていた里穂。あと数カ月もすれば婚礼の儀式があり、彼女は正式に妃となる。しかし、ここ最近はどうにも体調不良でしんどい。友だちも増えたし、朱道からは溺愛されて幸せなのに、この不調の原因が判っているだけに気を遣わせてしまいそうで口に出しにくい。里穂は、ある異能力をもっており、人間故にその返りが凄まじい。おかげで寝込むこともままあった。そんなある日、御殿周りの村にてあやかしの子供たちの行方不明事件が頻発。とうとう朱道が出張ることになった。朱道が不在になってすぐ、またしても里穂は体調を崩して昏倒。そんな彼女を介抱したのは、たまたま迎えの任を引き継いだ百々塚家の跡取り・涼介だった。この百々塚家の先祖はあやかしの女を嫁に迎え入れた一族で、直系はその血を引いている。涼介にも異能力があるらしく、里穂は彼に親近感を持つが、彼から百々塚に嫁いだあやかしがまだ存命していること、人間との寿命の違いは互いを傷つけるだけと聞かされ衝撃を受ける。朱道といくら愛し合っていても、いつか自分は彼を置いて死んでしまう。思い悩む里穂を、調査から戻った朱道は気遣っていたが、暫くして昨今の誘拐事件は人間の仕業という噂が流れ、同じく人間である里穂まで悪し様に言われ始めた。仲良くしていた御殿内の使用人たちにまで冷たい態度を取られ、寿命の違いについての悩みも相俟って、彼女は朱道の元から去る決意をして・・・。見るからに怪しいのが、今作から登場した新キャラ。彼にも色々事情があって、燻っていた感情に火をつけたのが1巻のラスボスだったのです。でもその前ラスボスは再び封じられたことから、以降彼は独断で動き、里穂を手に入れるべく策を練ります。里穂も丁度思い悩んでた時だったのでまんまと引っ掛かったという。寿命云々は、異種族同士の恋に立ち塞がる永遠の壁みたいなもので、これに限ってはホント、どうしようもないもんね。とはいえ、里穂の素性もちょっと謎なんですよね。今回若干触れられていた施設に引き取られた経緯とか。そして、転生ネタも仕込まれてたし、もしかして続刊あるのかな。(1年くらい出てないので、2巻で完結だとは思うけど)何があっても二人の仲は引き裂けない、某有名アニメ的な展開の後、誘拐事件も解決。それから暫く経って、ついに朱道と里穂が祝言を挙げて終わっています。大団円って感じのラストだったのもあり、里穂の素性も気になるけれど、続きがあるならまた辛いトラブルが起こりそうなだけに、これで終わっていて欲しい感はあります。評価:★★★★★
2023.06.05
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2023年4月刊夢中文庫セレナイト著者:田崎くるみさん癒しを求めていつものように猫カフェを訪れた葉山波香は、目を奪われるほどイケメンな男性がほとんどの猫たちを魅了しているのに驚く。ついその姿を目で追っていると、男性が会計時にお財布を忘れて困っていて……。また猫たちのためにカフェに通ってくれれば、と波香は彼の分も支払った。すると後日、波香の職場にその男性の姿が。異動してきたエリート課長の生垣一海だった。波香をさりげなくフォローしてくれるし、猫好きでそのほかの好みもとても似ていて。一緒に過ごすと心地よくて、彼のことを知るたびに胸は高鳴って、そしてこの距離感が少し苦しい。けれど気持ちを伝える勇気が持てなくて……。運命的な恋は、重なる偶然から──。 ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 葉山波香=大手食品メーカーに勤める会社員。 生垣一海=波香の新しい上司。 星場薫=波香の先輩社員。大手食品メーカーの販売促進部に勤める波香は、忙しい毎日を送っていた。そんな彼女の癒しは保護猫カフェで、お気に入りの猫・メイと戯れること。その日、久しぶりに店を訪れた波香は、猫たちにモテモテな青年を見て驚いた。おまけに凄いイケメン。猫もイケメン好きなんだろうかとオーナーと談笑しつつ、メイからたっぷり癒しを貰った彼女は、丁度同じく会計に来たあの青年が財布を忘れたのに気付き、難儀しているのを見て思わず立て替えてやっていた。恐縮しきりの青年に、お金は返さなくていいから猫たちの保護費用の為にもできるだけ店に通ってやってほしいと言い置き、店を後にした。だが、翌朝のミーティングにて昨日の青年が新しい課長として赴任して来たからびっくり。まさかこんな偶然があるとは。彼は生垣一海と言い、まだ29歳だそうだ。随分優秀なんだなと考えていると、先輩社員の星場にいきなりの仕事を押し付けられて途方に暮れた。この先輩、1年ほど前にプレゼンで波香に負けたことを根に持っているのか、何かと無理難題を押し付けてくるのでほとほと困っている。おまけに星場は専務の娘ということもあり、口出し出来る者はおらず手助けも期待できそうにない。だが、星場とのやり取りを見ていたのか生垣が協力を買って出てくれて、おかげで何とか無事終えることが出来た。彼は、波香に昨日カフェで助けてくれた人ですよね?と確認を取り、改めてお礼を言われ、金を返したいからと仕事終わりに店で待ち合わせることに。そこでの会話で同じく動物好きなこと、おまけに趣味や好きなバンドなど共通点も多く、随分と盛り上がった。しかも、ご近所さん住まいとは。後日、友人の麻美に事の次第を話すと、これはかつてないチャンスだと後押ししてくれているものの、あんなハイスペ男子に自分など相手にされるはずがない。後から聞いた話だが、先日の仕事の押し付けについて、生垣と部長から星場はきつく叱責されたらしい。以降、嫌がらせめいたことはされていないので相当堪えたのだろう。プライドも傷付いたのではと思っていたら、あの日から星場は生垣に付き纏っており、カフェで会った際、彼も困っていると溢していた。同じく付き纏われるにしても葉山さんなら困るどころか嬉しいのにと、何やら意味深な事を呟いていたが、聞き直す勇気も無くてつい聞こえないふりをしてしまった。でも、都合よく解釈しても良いのだろうか?繁忙期が終り、漸く行われた生垣の歓迎会の夜、波香は生垣が星場と二人で繁華街に消えていく姿を目にし・・・。この後に、生垣目線のエピソードが入るので、完全に彼の本心及び、その後に起こったことなどが語られます。まあ当然星場と交際する、なんてことはなく。本人的には割と分かり易いアプローチをしていたにもかかわらず、恋愛経験ゼロの波香にスルーされ、どうにも要領を得ない。なのに、まさか星場との仲を疑われてたとは思わず、波香には距離を置かれる始末。なんだか読んでて気の毒になりました。でもその後、あるトラブルがきっかけで誤解も解け、お互いの想いを打ち明け合った二人は恋人同士に。順調に交際後、結婚して終わっています。保護猫のメイちゃんも、波香たちに引き取られることになって良かった。ヒーロー側の心境も判ったのでじれじれも特に無く、ほっこりした気分になれるお話でした。ページ数もさらっと読むには丁度良い内容かと。評価:★★★★★私は好きな話です。
2023.06.04
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2023年6月刊こはく文庫著者:臣桜さん伯爵令嬢であるアリスは侯爵令嬢のユーフィミアのもと、行儀見習いを兼ねて侍女として働いている。ユーフィミアは心優しく見眼麗しい令嬢で、アリスは彼女に心酔していた。ユーフィミアの誕生日が近づいた冬の日、親族が集まり誕生日パーティーが開催された。そこでアリスは、ユーフィミアと彼女の従弟であるクライブの二人が恋仲であることを確信する。「氷の元帥」と呼ばれているクライブは容姿端麗で、ユーフィミアともお似合いだ。そんな二人の恋路を応援しようと決意したアリスは、クライブからの「ユーフィミアの誕生日プレゼント選びを手伝ってほしい」という誘いにも喜んで同行する。プレゼントを選びながら、クライブとたわいのない会話を交わしたアリスは「こんな優しくてかっこいい人なら、ユーフィミア様とお似合いだわ!」とますます二人の仲を応援する気持ちを強めていく。しかしその夜、事態は急変する。なんとアリスは、クライブと一夜の過ちを犯してしまって……。 ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 アリス=貧乏貴族の娘。 行儀見習いを兼ねてユーフィミアの侍女として働いている。 クライヴ=ユーフィミアの従兄で公爵。ユーフィミア=侯爵令嬢。 エリク=皇太子。6月1日発売の作品なのでざっくりと。顔良し、性格良し、家柄良しというパーフェクトなお嬢様・ユーフィミアに惚れこむヒロイン・アリス。お嬢様の方もアリスを気に入り、何かと良くしてくれていた。貧乏であることを馬鹿にされ続け、信じられるのは家族とユーフェミアの侯爵家の人達のみ。軽い人間不信に陥っていたアリスはすっかりユーフェミア至上主義になってしまっていた。そんな彼女の前に現れたのは、ユーフェミアの年の離れた従兄・クライヴだった。アリスの見立てでは、お嬢様の想い人ではないかと踏んでいる彼は、何故かアリスと距離を縮めて来る。これは、もしかしてお嬢様との仲を深めるために側仕えの自分にリサーチしているのでは?勝手に思い込んだアリスは、彼に請われるまま買い物に付き合い、会話した。冷たい容貌で取っつき難い印象もあったけでれど、話て見ると気さくで良い人だと判り、彼女の中でクライヴの株は爆上がり。彼の様な人ならお嬢様に相応しい。私が後押しして差し上げなければ。だが、ユーフェミアの誕生日パーティーの夜、お祝い気分でそう強くもない酒を飲み過ぎたアリスはクライヴと話しているうちに雰囲気に流され、一線を越えてしまった。翌朝目覚めた彼女は正気に戻り蒼白。お嬢様の想い人を寝取ってしまったなんて合わせる顔が無いと、家族が寝込んだと嘘をつき実家へと逃げ込んだ。落ち着きを取り戻し、ふと思い返してみるとクライヴから「愛してる」と言われた気がする。単に一夜の過ちだと思っていたけれど、彼の本心が判らない。悶々と過ごしていると、クライヴから切実な想いを綴った手紙が届き・・・。お話自体は非常にシンプル。ヒロインの勝手な思い込みで、一人で思い悩む羽目に陥るわけですが、当然、ヒーローはヒロインに惚れてたから関係を持ったわけで。従兄の恋路に協力すべく、お嬢様も裏で手を貸していたりと知らぬは本人ばかりなり。お嬢様の方も実は秘密裏に付き合っているお相手がいて、って感じで読んでいると、早々におおよその展開は予想が付きます。ヒーローがヒロインに惚れた理由も後に明かされ、確かにこれは惚れちゃうよな、と。でもまぁ、ちょっと突っ走りすぎたよね、クライヴさん。それはさておき、作中彼らを貶めた心無い悪口、根も葉もない噂や悪評など、あんたらそれ本当に見たのかよ、的なことは現実にも多いですし、それらに対しての心構えなど考えさせられる面もありました。評価:★★★★★
2023.06.03
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2023年5月刊蜜猫novels著者:すずね凛さん王女アポロニアは祖国を滅ぼした国の王から弟の命と引き替えに、新興国クルーガー帝国の皇帝ラインハルトの暗殺を命じられた。捧げ物として寝室に上がったアポロニアだったが計画は失敗に終わり死を覚悟する。しかしラインハルトは彼女を許す「気に入った。あなたの色香に溺れそうだ」彼はそのままアポロニアの体を求め、情熱的で甘い初夜を迎えた。美貌で一途なラインハルトからの寵愛は止まらず彼女も彼を愛するようになり!? ↑楽天ブックスより、あらすじ引用登場人物 アポロニア=亡国の王女。捕虜として囚われ、弟の命と引き換えに間諜としてラ インハルトの元へ送られる。ラインハルト=最果ての国・グルーガー帝国の皇帝。 エリク=アポロニアの弟 ガルバン=ラインハルトの侍従。 ヨハンナ=アポロニアに付いて来たネッケ王国の侍女。軍事大国であるネッケ王国から突然の侵略を受けて、アポロニア達の祖国ダーベルクは滅びた。その祭、国王夫妻は国と運命を共にしたのだが、騎士に護られ脱出したアポロニアと弟のエリクは道中追っ手に見つかり囚われ捕虜となったのだった。その後、アポロニアは王女・マリエの小間使いとして働いており、美しい彼女に嫉妬した王女からは嫌がらせや腹いせによる折檻を受け続けていた。そんなある日、最果てにある国・グルーガー帝国の躍進を恐れたネッケ国王は、謀略を巡らせた。当初はマリエを嫁がせ同盟を結ぶと見せかけ安心した隙に、戦争に持ち込もうと考えたものの、王女の我儘により却下。だが、丁度良い駒がいるではないか。元王女で教養もありそして美しい娘が。ネッケ国王はエリクの命を盾に取り、アポロニアに皇帝暗殺か、それが無理なら皇宮に留まり間諜として内情を探れと命じ、彼女を貢物として帝国へと送り出した。当のアポロニアは、勿論そんな役目は死んでも御免ではあったものの、エリクを人質に取られている以上従うしかない。条件として、事を成した暁には姉弟共に解放してくれるという言葉を信じ、侍女のヨハンナと二人遥々帝国にやって来た。ラインハルトは当初、貢物など突っぱねるつもりではあったが、雪の女神のようなアポロニアに一目惚れ。初夜からナイフを振りかざし襲って来た彼女にのっぴきならない状況を察したラインハルトは、アポロニアから事情を聞き、エリク奪還に力を貸すと約束。トラウマから戦争を嫌がる彼女のために、それ以外の方法を考えるから1年時間をくれと告げるのだった。ラインハルトはアポロニアを溺愛し、彼女を皇妃にすると宣言し方々に触れを出した。これでネッケ側は、アポロニアが皇帝に上手く取り入ったと思うはず。その間にエリクを救う手筈を整えることに。荒々しい彼に翻弄されながらも、段々とラインハルトに惹かれて行くアポロニアだったが、この結婚は1年間だけのかりそめのことと思い込んでおり・・・。多数の魔獣が登場するファンタジー色の濃い内容でしたが、ザ・王道なお話でした。不遇ヒロインが悲壮な決心の元、表向きは貢物として敵国に行かされるも、その美貌と性格の良さでヒーローに溺愛されて皇妃に迎えられます。ただ、自分のことは二の次な性格の彼女に、ヒーローがヤキモキしたりするものの、こと恋愛に関してはじれじれ展開は一切無しで、さくさく読めます。ホント、変なライバルとか出て来なくてよかった。一応あの性悪王女がそれに当たるんでしょうけど、しょうもない奴だったし、父親共々結構なザマァされてたからスッキリ。戦争せずにどうやって屈服させるの?と不思議だったんですが、なるほどそう来たか。秘密裏に弟も救出されており、無事に姉弟は再会。祖国も復興して大団円で終わっています。あとがきにて作者さんも触れていましたが、今作はとにかく脇役が光ってました。その辺の活躍を書くと長くなるので敢えて記載していませんが、みんな個性豊かで良いキャラしてる。個人的にはヒーローの使い魔・アーマがお気に入り。評価:★★★★★
2023.06.02
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忘れないうちにメモ。結界師の一輪華3 (角川文庫) [ クレハ ]楽天で購入発売してたんかーーいっ。5月下旬発売だったそうで。ソーニャ文庫の新刊と一緒に買ってきます。角川文庫が一般文芸なせいか、ライトノベルとは置いている棚が違うお店が多いので見逃しがちなんですよね。6月10日頃 マーマレード文庫 偽装結婚のはずが、愛に飢えたエリート社長に美味しくいただかれそうです 高田ちさきさん7月5日 オパール文庫 社長のスパダリレベルが高すぎる! 玉紀直さん7月14日 ビーズログ文庫 捨てられ悪役令嬢、邪神に拾われる 1 すずきこふるさん7月28日 noicomi COMICS 鬼の花嫁 3 富樫じゅんさん8月21日 ヴァニラ文庫 屋根裏部屋は天国です! 私を追い出す予定だった旦那様に何故か溺愛されています(仮) クレインさんほぼ追加分って感じですが、やっぱり「鬼の花嫁」はコミックスと文庫同日発売でしたね。それはそうと玉紀さん、ホント多いなー。ほぼ毎月新刊出ているような。10日過ぎればベリーズ文庫の8月期の予定が出るのでラインナップが楽しみです。
2023.06.01
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