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「ブランド企業は、本当の姿を」 前回、著名ブランド企業の創業期の苦労を書いた。企業が大きくなることは簡単ではない。 特に時代のさきがけとして新しい産業を牽引して成長した企業の苦労は並大抵のものではない。だが、昨今のブランドばやりで企業はうわべの良いイメージだけを発信しようとしている傾向はないだろうか。 もちろん、顧客志向でこれからの環境問題を考えて、新しい技術開発に挑戦する、また企業活動を統制していくことは必要であるし、大いに訴求して欲しい。しかし、本当に顧客に感動を呼ぶのは企業が汗水たらし、大きな失敗にもめげずに苦労して新しい商品や産業を生み出してきた自らのストーリーではないか。 そんなストーリーをそのまま公開してくれたら、企業にする親近感も湧くというものだ。本当のブランド創りに成功している企業には、そんなストーリーをてらいなく発信している企業が多いように思う。
Feb 24, 2008
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「良い会社の今昔物語」 いまや世界一の自動車メーカー、トヨタはかつて取引先の部品メーカーに増資引き受けを依頼したときに提案価格が額面を割っていたことがあるという。 同様に世界一のタイヤメーカー、ブリヂストンはかつて創業間もない頃、品質問題から債務超過に陥ったことがある。 教育産業のトップ企業、ベネッセはかつて通信教育を14年間に6回も挑戦してようやく進研ゼミを事業として成功させた。 良い会社とは何か? いつも同じ会社が良い会社ではない。 武田信玄に敗れた徳川家康は、そのときの恐怖に怯える自画像を絵師に描かせ、それを見ては二度とそうならないためにどうすべきか、考えたという。 誰しも陥る創業時の苦難を未来に向けてどう生かすか、それこそが良い会社を創るのではないだろうか。
Feb 17, 2008
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「良い会社の条件とは何か」 皆さんは「良い会社」と聞いてどんな企業をイメージするだろうか。だいぶ以前であるが、大規模な統計調査結果がある。 その結論は、経営者がビジョンと戦略を明確に示し、それを受けて現場が自律的に考え、積極的に行動する組織だ。それを「ビジョンリード経営」と呼んでいる。 社風はモーレツ。現場は自主的な空気にあふれている。当然ながら、業績は良い。 そして、不思議なことに非常に忙しいのに病気の人が少ないのが特徴だ。 人間というものは、目標があり、結果が出る忙しさは、あまり苦にならないらしい。
Feb 9, 2008
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「コアコンピタンス経営はどうすれば実現できるか?」 前回、あえて内製化を選択するものが独自のコアコンピタンス(中核能力)であり、それを効果的、効率的、継続的に創り出す本質的方法が「ウエイ」だと書いた。 さて、コアコンピタンスを強化育成する経営スタイルをコアコンピタンス経営と呼ぶことがある。本業において、「ウエイ」を構築し、それを徹底することが競争力の強化につながる。 しかし、新規事業ではどうか。実は、コアコンピタンスによって新規事業を創ろうとするとうまくいかないことが多い。 企業はコアコンピタンスを複数持っているので、新規事業では、どのコアコンピタンスを選択し、どんな外部能力と組み合わせてどんな顧客価値を提供するか、が複雑な連立方程式になってしまうからだ。 新規事業を企画する段階では、コアコンピタンス経営は無用だ。まず、提供したいコアベネフィット(顧客価値)を明確化し、必要なコアコンピタンスは、自社が持っていなければ外部調達するか、自分で新たに創り出せばよいからだ。
Feb 2, 2008
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