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戦略的コストカット 金融危機による恐慌まで懸念される経営環境の急変のもと、次期中期経営計画を策定中の企業はここへ来てどんな緊急対策を追加すべきか、お悩みだと思われる。そこで、この変化を機会として生かす大胆な「戦略的コストカット」をご紹介したい。「戦略的コストカット」とは、ブランド価値やCSの向上とコストカットを両立する手法である。 1. 超・新発想商品:ブルーオーシャン戦略による大胆なカット型の革新商品ブルーオーシャン戦略の基本は 、『コストを引き下げると同時に価値を向上させていく』こと。すでに飽和しつつある過去の競争ポイントに固執せず、より広いお客様が求めるより合目的な競争ポイントを発見し、そのニーズから求められる機能要素に絞り込むこと。 2.超・アイテムカット:ブランドアイデンティティーを彫り込む商品アイテムカット単に下位商品をカットするだけでは、商品ラインアップ全体が魅力の乏しい歯抜け状態となる。そこで、この機会にブランドアイデンティティーが明確に伝わるかという基準により大胆に取捨選択する。 3.超・品質管理:品質レベルを向上しながら管理コストをカットする法品質管理は日本企業の生命線だが、その管理コストには実は無駄が多い。それを統合化、システム化し、さらに世界展開することでグローバルな品質管理の効率を極大化する。 4.超・戦略的撤退: 収益があがっている事業でも戦略的な観点から早期撤退収益があがらなければ、撤退は当たり前。しかし、収益があがっていても将来の戦略的事業ポートフォリオの基準から事業売却も含めて、撤退を早期に決断し、経営資源を中心事業に集中する。
Nov 23, 2008
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「世界が変わる」 オバマ新大統領が誕生した。 彼のひとつのアメリカという呼びかけは、アメリカにとどまらない。人類にこそ、呼びかけて欲しい言葉だ。 金融の錬金術も終わりだ。 他国への軍事介入も徐々に収束に向かうだろう。 いずれも旧来の、20世紀型の勝利の方程式をなぞったものだからだ。 ・・・それでは、人類は生き延びられない。 いま人類が真に戦うべき相手は、違うものだ。それを今回の大統領選挙は教えてくれていると思う。
Nov 5, 2008
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「日本は次の社会へ」 金融危機に端を発する円高が進む。いまは一服しているが、金融機関の救済が一段落すれば、米欧の巨額の財政赤字が問題となるだろう。打ち出の小槌は実在しないからだ。 そうなると円高は進む。円高が進んで日本経済はダメになると騒いでいる。 しかし、それ自体がおかしい。 自国の通貨が強くなって、滅んだ国はない。通信簿の成績があがって、泣いているようなものだ。 1985年のプラザ合意のときも半年間は、大不況が来るといって騒いでいた。しかし、実際は円高で原材料は下落し、利益が大幅にあがるようになった。 しかも、半年すぎたら、世界中のお金が集まって、準備もビジョンもなかった日本は不動産バブルに走ることになった。海外からのお金と自国の利益は行き場を失ったからだ。日経平均も3.9万円までいき、怪しいリゾート計画もたくさんでき、回収の見込みのない投資も多く行われた。その先の苦節10数年間については、説明不要だろう。 今回も、世界不況による原材料価格の下落と円高のダブル効果で、11月からの値下げがどんどん発表されている。新日鉄も利益を大幅に上方修正した。パナソニックもしかり。 考えてみれば、そもそも円高で泣かなければならないような構造になっていること自体がおかしいのだ。 日本の優良輸出企業は、世界で稼いでいるが、実は日本では利益が出ていない。同質化競争の日本では稼げないので、そこで鍛えた品質で世界で稼ぐという構図だ。 なので、日本では利益が出ないという理由で、日本の働き手は貧しい生活のままだ。世界の実業、とりわけ製造業を支えているのは日本であるにもかかわらず。 米国の大企業の係長は、クルーザーを共同所有している。課長はクルーザーを持っている。部長はセスナを持っている。日本の部長はよくてトヨタのクラウンだ。 もう一度言う。 誰が世界の実業を支えているのか。実業を支えている人たちが幸せになれない日本の産業とはいったい何なのか。このゆがんだ構造こそが問題なのではないか。 非正規雇用者が、「内なる外国人」として虐げられている、いわゆる格差問題も同根なのではないか。 国内市場が儲かるようになれば、このような問題は解決する。 そのための条件は、差別化による棲み分けだ。 まさにそのためにブランドマネジメントが必要な時代がやってくる。 今度こそ、次の日本社会へのビジョンを持って円高に臨もうではないか!今度こそ、金融や不動産バブルではなく、世界の実業を支える日本の働き手の実際の生活が向上するような構造改革を実現しよう。
Nov 1, 2008
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