オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年08月28日
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8月28日(金)名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(愛知県芸術劇場 コンサートホール)。

・ベートーヴェン:交響曲第4番、交響曲第3番「英雄」

川瀬デビュー戦で完全ノックアウトです。
川瀬はタクトを持たず体全体を使って時には跳ねながらダイナミックに表現していきますが、造りは丁寧かつ緻密です。あまり響かせないシャープな印象で管は柔らかめで品格を感じさせ洗練されていました。
4番は随所に抑揚を利かせながらスケール感を出していて聴き応えがあったのですが、今日の主役は何と言ってもエロイカでした。
全体を通して細かな強弱やうねり、テンポの揺れ、パートの強調等々が網羅されていて「普通」な箇所を見つけられないほどの忙しさでしたが、音楽の完成度の高さが際立っていて『凄い』エロイカでした。確かに振幅が激しくやや独特なアプローチも見られたことから違和感が無かった訳ではないのですが、前後の繋がりや全体感から見ると意図が浮き上がって来て、やがて違和感も無くなり川瀬ワールドにいつの間にか引きずり込まれていました。
オケも極めてハイレヴェルで恐らく面倒臭い川瀬の要求の多さに疲労困憊だと思われるのですが、特にフルートを中心として木管が抜群でした。
先日ノット&東京響の映像ながらの超名演に接したばかりでエロイカは当面厳しいなと思っていた矢先に、体の硬直が起きるような体験が得られるとは思っても見ませんでした。





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最終更新日  2020年08月28日 17時18分50秒
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