オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年09月01日
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9月1日(火)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲op.61a、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(田部京子)

絶品『皇帝』!
前半田部は届いて来ませんでした。ヴァイオリン協奏曲をベートーヴェン自身が編曲したコンチェルトですが、いつも聴きている原曲とどうしても比較してしまい物足りなさを感じてしまいました。田部のピアノはさっぱりしていることもありオケに埋没気味で合奏曲的になってしまい、ソロの妙味を見いだせずインパクトが不足していました。加えて聴かせどころでのミスも見られやや精彩を欠いていました。
「皇帝」は一見するとサラリと流れていて聴き流してしまいそうな演奏なのですが、タッチ、テンポ、間等々が絶妙なバランスで配合されていて、時として「そこまで軽やかでなくても良いのでは?」と感じさせる部分もありましたが、終始軸が振れることはなく極めて上質なパフォーマンスが繰り出されました。オケの出来はほぼ完璧でソロとのマッチ感も申し分なく、今まで聴いた中でも最高の「皇帝」でした。
過去何度となく聴いてきた曲ですが正直心に残っている演奏はほぼ無くこの曲の難しさを強く感じていたのですが、さり気なく曲の機微を表した名演に接することが出来て田部の音楽性の高さを十分に感じ取ることができました。





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最終更新日  2020年09月01日 23時00分31秒
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