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ノアの箱舟は洪水の上を漂い、「アララト山」に漂着したと書かれていますが、これは史実でしょうか。
え~と、
聖書を疑うとは良い根性をしているな 、と思われますか?
さる教理解説書によれば、現代人は科学的な教えでなければ信じられなくなっている、といいます。
空中再臨や処女懐胎を否定している統一教会の「原理講論」という経典ですが、なるほど、 史実でなくても信じる人こそ好い根性をしている 、と思います。
まず、アララト山ですが、実際にアララト山と呼ばれているトルコ東端の高山は、「12世紀以降にヨーロッパ人により命名」されたといいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%88%E5%B1%B1 和文
http://en.wikipedia.org/wiki/Mount_Ararat 英文
ご覧の通り、創世記では複数形の「山々」であって、ウラルトゥ地方のどこかの山であるとのご指摘があります。標高5,137mではなく、どこか別のあまり高くない山を指しているのかもしれません。
中国古代史 において、その平野が水没しなかったことは明白ですから、中国大陸の中原には影響しない局地的な洪水だったか、または東洋文明発祥以前の超古代の事だったといえます。
局地洪水説
大きな湖やカスピ海、アラル海のような内海の沿岸が洪水になるというケースはあるでしょう。そのような局地的な洪水であれば想定可能です。
アフリカのどこかで木から降りて暮らしていた 猿人の群れ が洪水に襲われて絶滅するのは、ありそうなことですから、全人類がほとんど出口の無い盆地の底で、一つの湖の周りに住んでいた時代に遡ればよいのではないでしょうか。
ただし、そのような原始人に600歳などという大きな数を扱う知能はなかったでしょう。
もっとも、旧約では、ソロモン王の宮殿を描いた部分を見ても、円周率を知っていた形跡がありませんから、書かれた数字にも正確さを期待できません。
全世界水没説
中国の有史以前、全世界で平地が水没したのであれば、大きな洪水というだけでなく、もっと壮大な 海面上昇 を意味します。
現在の地表上の水の量であれば、海水が蒸発して南極大陸、シベリアなどに雪として降り積もることによって海面が下がり、また、それらの陸上の氷などが溶けることによって海面が上がることが知られています。つまり、 温暖化 による海面上昇、寒冷化による海面低下です。
しかし、ウラルトゥの 高原地帯 が水没 するような極端な海面上昇となると、そうはいきません。おなじく南極大陸も海水に没しており、現在とは比較にならない多くの水が陸海を含めた地表に存在していたことになります。
そうすると、その水源はもともとどこにあったのか、そのときの洪水の水はどこへ隠れたのか、深刻な疑問があります。たとえば、地殻より深く浸み込むと、マントルと接触して爆発してしまいます。海水/水は地殻よりも上の地層の間にもありますが、 短期間で 海底から噴出したり吸い込まれたりするような現象がありうるのか、まったく想像を絶します。
そんなことが想定できるならば、空中再臨や 処女懐胎をあえて 疑わなくてもよい ように思います。
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