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明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024年トッテナム・ホットスパーvsヴィッセル神戸の試合を国立競技場で観戦。3-2でトッテナム・ホットスパーの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈トッテナム・ホットスパー→以下、『スパーズ』という。〉攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチのビスマ、サール、時にトップ下のマディソンや右SBポロと左SBグレイが偽SB的な役割を担って変異にポジションチェンジしながらビルドアップし、右は右WGジョンソン、左は左WGソン・フンミンが両サイドを高く張ったうえ両サイドの基点となり、両SBやマディソン、サールら2-3-2-3または4-1-2-3といったポジションチェンジを頻繁にしつつ、FWクルセフスキらへのテンポを加速するクサビのパスを交えつつ、パス交換からのハーフスペースや両ポケットへの進出を狙う。守備では、4-4-2を基調としたマンマークプレスを積極的にかけていく。(相手CK時はゾーンとマンマークの併用)〈ヴィッセル神戸〉攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ扇原、井手口がビルドアップを展開したうえ、FW大迫がサイドやバイタルエリアに落ちてポストプレーをして攻撃の基点となった上、右シャドー飯野、左シャドー武藤へのサイドチェンジやロングフィードにて、スパーズがプレスをかけたサイド裏のスペースに展開して、手数をかけずに、クロスやハーフスペースへの侵入を多用していく。守備では、4-4-2を基調とした前線からのマンマークプレスをかける。リトリート時も4-4-2システムにて人的/スペース的管理をしていく。(相手CK時はゾーン対応)【得点】 9分 大迫(ヴィッセル神戸)15分ポロ(スパーズ)48分 ソン・フンミン(スパーズ)61分 パトリッキ(ヴィッセル神戸)85分 ムーア(スパーズ)【退場】なし【警告】27分 トゥーレル(ヴィッセル神戸)【試合の流れ】(前半)スパーズは4-2-1-3システム、ヴィッセルは4-2-3-1システムにて、この試合に臨む。まずチャンスを作ったのはヴィッセルで、3分に、右サイドでの展開から、右シャドー飯野が縦に仕掛けながら出したクロスに、フォア側に飛び込んだ左シャドー武藤が右足のボレーで合わせるも、バーを超えてしまい、続く5分にも、カウンターを起点として、FW大迫が左ポケットに進出して出したクロスに、飯野がフォア側で合わせるも、スパーズのディフェンスブロックにより阻まれるが、思わぬ形で先制する。ヴィッセルは、右サイドでの展開から、飯野のクロスに、ペナルティエリアにてディフェンスラインに入っていたボランチのサールがクリアしたボールがゴール前に進出した大迫に渡ってしまい、大迫が難なくゴールに決めて、ヴィッセルが1-0と先制する。しかし、ここから、スパーズがビルドアップから試合の流れを掴んでいく。スパーズは、12分に得たトップ下のマディソンの左CKに、左CBデーヴィスが頭で合わせるも、ヴィッセルGK前川にキャッチされるが、その後のチャンスをモノにする。スパーズは、15分に、右サイドでの展開から、ペナルティエリア付近にいたFWクルセフスキからパスを受けてペナルティエリアに進出した右SBポロが切り返して左足にて冷静にゴール左隅に流し込んで、1-1と追いつく。その後は、スパーズがディフェンスラインとボランチ、SBがポジションチェンジしながら有効なビルドアップを展開してヴィッセルのハイプレスを剥がして、右WGジョンソン、左WGソン・フンミンが高く張った両サイドを基点として、ポジションチェンジからの有効なハーフスペースの進出、バイタルエリアでのクルセフスキへのクサビのパスを狙うのに対して、ヴィッセルは、4-4-2のブロックを敷いて、大迫や飯野、武藤のシャドーを活用して両サイドから攻略するカウンター攻撃を仕掛ける展開となる。スパーズは、22分に、左サイドでの展開から、マディソンからパスを受けたソン・フンミンが中に切れ込みながら放った右足のシュートはGK前川のパスチングにより阻まれ、30分にも、ソン・フンミンが同じく左ハーフスペースからペナルティエリア中に切れ込みながら放った右足のシュートは、バーを超えてしまう。これに対して、ヴィッセルは、スパーズが攻め上がった両サイドのスペースを有効利用しようとサイドチェンジを多用して攻撃の基点を作ろうとする。ヴィッセルは、38分に、右サイドでの展開から、飯野のクロスに、ペナルティエリアに進出した中シャドー山内がボレーで合わせるも、バーを超えてしまう。その後も、スパーズがボールを支配する時間帯が続くが、前半は1-1で終了。(後半)後半開始早々、スパーズが逆転に成功する。スパーズは、右サイドでのカウンターから、ポロを起点として、右サイド敵陣でパスを受けたジョンソンがグラウンダーのクロスをヴィッセルディフェンスラインとGK前川の間のスペースに出し、ゴール前に飛び込んだソン・フンミンが難なく合わせてゴール中央に決めて、スパーズが2-1と逆転に成功する。その後も、スパーズが有効なビルドアップから、両サイドを基点として有効な攻撃を仕掛けようとし、ヴィッセルは4-4-2のブロックからのカウンターを狙う展開となる。ヴィッセルは、56分に、ボランチ井手口からの右サイドへの展開に、パスを受けた右シャドーのパトリッキ(45分に飯野に替わって投入)のグラウンダーのクロスに、ペナルティエリアに進出した佐々木(45分に大迫に替わって投入)が合わせるも、スパーズGKオースティン(45分にヴィカーリオに替わって投入)の正面を突いてしまうが、その後、有効なカウンター攻撃が機能して同点に追いつく。ヴィッセルは、61分に、中央エリアでのボール奪取によるカウンターから、右ペナルティエリア付近にてパスを受けたパトリッキが中に切れ込みながら放った左足のシュートガチゴール左隅に決まり、ヴィッセルが2-2の同点に追いつく。しかし、その後は、スパーズが有効なビルドアップから、ボール保持率を更に高めていき、ヴィッセルは4-4-2にブロックを敷きながらカウンター攻撃を狙うが、スパーズは両サイドからのハーフスペース、更にはポケットへの進出が増えていき、シュートチャンスを多く作っていくが、ヴィッセルの粘り強いブロックディフェンスに阻まれる。しかし、スパーズは、85分に、左サイドでの展開から、左WGソロモン(64分にソン・フンミンに替わって投入)を起点として、パスを受けた左SBドンリー(45分にデーヴィスに替わって投入)ヴィッセルディフェンスラインの裏を突くグランウダーのクロスに、ゴール前に飛び込んだ右WGムーア(ジョンソンに替わって投入)が難なく合わせてゴールに流し込んで、スパーズが3-2と逆転に成功する。その後、ヴィッセルはパトリッキを左シャドーに配置変更して両サイドから攻撃を仕掛けようとするも、スパーズのディフェンスラインを崩すことができず、スパーズが3-2と勝利。【システム】(スパーズ)4-2-1-3(右から)GK ヴィカーリオ(45分 オースティン)DF ポロ(64分 スペンス)、エメルソン(64分 フィリップス)、デーヴィス(45分 ドンリー)、グレイ(64分 アボット)ボランチ サール(64分 ディヴァイン)、ビスマ(45分 スキップ)トップ下 マディソン(45分 ベリヴァル)FW ジョンソン(58分 ムーア)、クルセフスキ(64分 ランクシャー)、ソン・フンミン(58分 ソロモン)(守備時は4-4-2を基調としたマンマークプレス)(ヴィッセル神戸)4-2-3-1(右から)GK 前川(45分 オビンナ)DF 鍬先(71分 日高)、菊池(86分 寺阪)、トゥーレル(45分 山川)、初瀬(86分 本間)ボランチ 井手口(80分 濱崎)、扇原(45分 本多)シャドー 飯野(45分 パトリッキ)、山内(64分 冨永))、武藤(45分 岩波)FW 大迫(45分 佐々木)(守備時はプレス時、リトリート時とも4-4-2基調)【勝負の分かれ目】自力に勝るスパーズが個々の局面で勝り、ボール保持率を高く維持して、有効なスペースを効果的に突いて圧倒したこと。【まとめ】スパーズは、流動的かつ効果的なポジション移動やプレスの強さなど、ヴィッセルを圧倒した。ただ、今日はパスミスやプレスを剥がされた際の対応に課題が残ったので、シーズンまでにはその辺りの精度や強度を高めていきたい。首位戦線をシーズン中継続して踏み止まるためには、サブメンバーの成長が不可欠であり、今日の交代選手の成長がシーズンの出来の鍵を握る。(3強に迫れるか?)ヴィッセルは、前半は大迫を基点として、スパーズのサイドスペースを多数をかけずに攻撃を展開して、また積極的なプレスを仕掛けて対抗した。ただ、個々の能力や戦術的にブロックを剥がされる場面が増えて、逆転を許してしまった。リーグ戦やACLを戦う上で、プレーの精度をより高めていく必要がある。(今日の試合はレベル的、強度的にもいい経験だったのでは?)点差は3-2と僅差ではあるが、全体的にはポジショニングの速さ/精度、攻撃ではパスの受け手と出し手のタイミングの速さ/精度、守備ではプレスの強度/精度といったことは、選手の能力やチーム戦術の理解度の観点からして、プレミアリーグとJリーグとでは大きな差があると感じざるを得なかった。#spurs#スパーズ#トッテナム・ホットスパー#ヴィッセル神戸#vissel#スパーズvsヴィッセル#Jリーグ
2024.07.27

2024年J1第24節サガン鳥栖vsサンフレッチェ広島の試合を駅前不動産スタジアムで観戦。4-1でサンフレッチェ広島の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈サガン鳥栖〉攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ河原、福田との連携したビルドアップから、両サイド、右は右MF中原と右SB原田、左は左MF横山と左SB長沼に、ボランチとFWヒアンが流れて連携してパス交換により攻撃の基点となり、時にFWスリヴカのポストプレーやディフェンスラインからのロングフィードを交えつつ、ハーフスペース、更にはポケットへの進出を狙って攻めていく。時に、右は原田、左は横山がサイドを高く張って3-2-5的システムにより幅を取ってワイドな配置をする。守備では、プレス時はヒアンとスリヴカの前線から圧力をかける4-4-2。リトリート時は4-4-1-1または4-4-2。(相手CK時は主にゾーンとマンマークの併用)〈サンフレッチェ広島〉攻撃では、中野、荒木、イヨハの3バックディフェンスラインとボランチ塩谷、松本泰との連携したビルドアップから両サイドに展開して、右サイドは(時に高く張った)右WB新井、左サイドは(時に高く張った)左WB東が、ボランチと連携して両サイドの基点となり、時にFWヴィエイラ、右シャドー大橋、左シャドーのMジュニオールがポジションチェンジしながらハーフスペースやバイタルエリアへの侵入によりクサビのパスからのチャンスを狙いつつ、効果的にサイドチェンジを交えつつ、ハーフスペースやバイタルエリアでのパス交換やクロス、そしてポケットへの侵入を狙って攻めていく。守備では、3-4-3または3-2-5からの前線からのマンマークプレスを仕掛けてボール奪取を試みる。リトリート時は5-4-1にブロック対応。(相手CK時は主にゾーンとマンマークの併用で、マンマーク重視)【得点】21分 マルコス・ジュニオール(サンフレッチェ広島)46分 ヒアン(サガン鳥栖)73分 松本泰(サンフレッチェ広島)87分 大橋(サンフレッチェ広島)90+5分 満田(サンフレッチェ広島)【退場】なし【警告】 6分 山﨑(サガン鳥栖)41分 福田(サガン鳥栖)【試合の流れ】(前半)サガンは4-4-2システム、サンフレッチェは3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。まずシュートを打ったのはサンフレッチェで、キックオフを利用してボランチ塩谷がロングシュートを放つも、サガンGK朴一圭の正面を突き、更に5分にも、バイタルエリアでのパス交換から左シャドーのMジュニオールからパスを受けたFWヴィエイラの右足のシュートはまたもやGK朴一圭の正面を突いてしまう。しかし、サガンはビルドアップから、右は右MF中原が、左は左MF横山や左SB長沼がサンフレッチェの前線3人の背後でボランチ脇の両ハーフスペースに進出してサンフレッチェのディフェンスを押し込んでチャンスをうかがう。サガンは、9分に、左サイドを基点として、長沼からパスを受けた横山がペナルティエリア中に切れ込みながら放った右足のシュートはサンフレッチェGK大迫の好セーブに阻まれてしまい、続く14分にも、左サイドでの展開から、長沼からパスを受けた横山がペナルティエリア中に切れ込みながら放った右足のシュートはまたもやGK大迫の好セーブに阻まれてしまい、19分にも、左サイドでの展開から、横山からパスを受けた長沼がペナルティエリア付近にてシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう。サンフレッチェは、サガンのサイドやハーフスペースを使った有効な攻撃に対して、前線からのプレスガチ剥がされ、5-4-1のリトリート対応を余儀なくされ、ヴィエイラ、大橋、ジュニオールの前線3人への縦パスによるカウンター攻撃により活路を見出そうとし、先制に成功する。サンフレッチェは、21分に、中央エリアからのスルーパスに反応してペナルティエリアに進出したMジュニオールが抜け出してGK朴一圭との1対1からゴール中央に冷静に流し込んで、サンフレッチェが1-0と先制する。先制されたサガンは、その後も両ハーフスペースに進出するなど攻撃を仕掛けるも、サンフレッチェの固い5バックディフェンスを崩せず、右は右SB原田、左は横浜が両サイドを高く張ったうえ、ヒアン、スリヴカ、中原が前線に入る3-2-5的システムによりサンフレッチェの5バックディフェンスに対抗して攻撃の機会をうかがう。これに対して、サンフレッチェも、ビルドアップから両サイドを基点として、サイドチェンジを交えつつ、スペースをワイドに使った攻撃を仕掛けようとする。サンフレッチェは、38分に、バイタルエリアでの大橋のポストプレーを受けた右WB新井がペナルティエリア中に切れ込みながら放ったシュートは、GK朴一圭の正面を突いてしまう。前半は、そのままサンフレッチェが1-0とリードして終了。(後半) サガン、サンフレッチェともシステム変更や選手交代なく、後半が開始される。開始直後、サガンが自陣右サイドで原田が出したロングフィードに、ディフェンスライン裏に走り込んで反応したFWヒアンがサンフレッチェ右CBイヨハの裏を抜け出して、冷静にゴール右下に流し込んで、サガンが1-1と同点に追いつく。その後も、サガンの攻勢が続き、54分に、左サイドでの展開から、ヒアンが左ポケット掴んでサンフレッチェディフェンスを交わして出したグラウンダーのクロスのこぼれ球に、ペナルティエリアに進出したボランチ福田が反応して放ったシュートはGK大迫の好セーブに阻まれてしまい、続いて得た中原の右CKに、CBキム・テヒョンが頭で合わせるも、バーを超えてしまう。サガンの攻撃を何とか防いだサンフレッチェは、試合の流れを変えるために、ディフェンスラインとボランチのパス交換により落ち着かせるとともに、数的優位を作ってサガンのプレスを剥がして、サイド奥へのロングフィードやサイドチェンジにより攻撃の基点を作って行くことになる。サンフレッチェは、57分に得た左WB東の左CKに、ヴィエイラが頭で合わせるも、GK朴一圭の好セーブに阻まれるが、徐々に試合の流れを引き寄せていく。サンフレッチェは、61分に、ヴィエイラから加藤に、Mジュニオールから満田に替えて、大橋の1トップ、満田、加藤の2シャドーにする一方、サガンもFWスリヴカから富樫に替えて2トップの一角に配置するが、サンフレッチェが交代を利用して前線からの厳しいマンマークプレスを仕掛けていき、サガンのディフェンスラインに混乱を生じさせることに成功する。サンフレッチェは、68分に、右ポケットに進出した満田のシュートは、GK朴一圭にセーブされるが、71分に、逆転に成功する。サンフレッチェは、左サイドからのクロスの流れ球を右ポケット付近で新井が収めたうえ、右ペナルティエリアに進出したボランチ松本泰にパスし、松本泰が中に切れ込みながら放ったシュートがゴール左隅に決まって、サンフレッチェが2-1と逆転する。その後も、サンフレッチェが大橋がサイドに流れるなどしてサイドを基点としながら、加藤や満田らが連動して、有効なハーフスペースやポケットに進出してチャンスを作っていく。サンフレッチェは、85分に、中央エリアでのボランチ塩谷からのスルーパスに反応してペナルティエリア付近に進出した満田のシュートはGK朴一圭の好セーブに阻まれてしまうが、87分には、右サイドでの展開から、加藤のクロスに、ペナルティエリアにて反応した大橋が合わせてゴール右下に流し込んで、サンフレッチェが3-1と突き放す。これに対して、サガンは86分に、横山から清武に、福田から手塚に替えて試合の流れを引き寄せようとするが、サンフレッチェの固いディフェンス網に跳ね返されてしまい、サンフレッチェが更に攻勢を加えていく。ロスタイムに入って、サンフレッチェは、90+5分に、左サイドからのクロスのこぼれ球を、ペナルティエリア付近で反応した満田がそのままドリブルにて仕掛けながら放ったシュートがゴール左隅に決まって、サンフレッチェが4-1と更に突き放して勝利。【システム】 (サガン鳥栖)4-4-2(右から)GK 朴一圭DF 原田、山崎、キム・テヒョン、長沼ボランチ 福田(86分 清武)、河原、MF 中原、横山(86分 手塚)FW ヒアン、スリヴカ(64分 富樫)(守備時はプレス時は4-4-2。リトリート時は4-4-2または4-4-1-1)(サンフレッチェ広島)3-4-2-1(右から)GK 大迫DF 中野、荒木、イヨハMF 新井(90+6分 茶島)、塩谷、松本泰(90+6分 青山)、東(90分 志知)シャドー 大橋、Mジュニオール(61分 満田)FW ヴィエイラ(61分 加藤)(守備時はプレス時は3-4-3または3-2-5からのマンマークプレス。リトリート時は5-4-1)【勝負の分かれ目】サンフレッチェが後半、ディフェンスラインで数的優位を作ってサガンのプレスを剥がした上、有効にサイドに展開して攻撃の基点を作ってボール保持率を高め、更に大橋ら前線と両WBが連携してハーフスペースやポケットへの有効な進出により、サガンのディフェンスラインを疲労させたこと。【まとめ】 サンフレッチェは、前半は、サガンに前線の裏となる、ボランチ脇の両ハーフスペースを有効に利用されて、ディフェンスラインが下がって対応せざるを得なかったが、後半はディフェンスラインからの両サイドへのフィードによる攻撃の基点作りや加藤、満田の選手交代により連動性が増して、ハーフスペース、ポケットへの有効な進出により大量得点することができた。危なげない勝利で、首位戦線に残った。 サガンは前半、両ハーフスペースを利用して有効な攻撃を展開したが、思わぬ展開で先制を許したうえ、後半も同点には追いついたものの、プレスが緩くなってサンフレッチェにサイドを攻められて攻撃の基点を作られてしまい、ディフェンスラインが後手後手になってしまった。攻撃の形は十分に作れているが、決定力や精度をより高めていく必要があるとともに、攻守とも如何に組織的に戦っていくかが降格権脱出の鍵になると思われる。#sanfrecce#サンフレッチェ広島#sagantosu#サガン鳥栖#サガンvsサンフレッチェ#jleague#Jリーグ
2024.07.21
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