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2025年J1第35節アビスパ福岡vs湘南ベルマーレの試合をベスト電器スタジアムで観戦。1-0でアビスパ福岡の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈アビスパ福岡〉攻撃では、奈良、安藤、池田の3バックディフェンスラインとボランチ松岡、見木との連携したビルドアップから、右WB前嶋と左WB藤本がサイドを高く張りつつ、両サイドへの展開、右サイドは前嶋と右シャドー紺野と右CB奈良が連携し、左サイドは藤本に左シャドー名古と左CB池田に、ボランチが連携しでコンビネーションを駆使して両サイドを攻撃の基点としたうえ、時にFW碓井がバイタルエリアやサイドのスペースに流れてのポストプレーやラインの裏抜けを利用しつつ、パス交換によりハーフスペース、更にはポケットへの進出を狙って攻めていく。守備では、ハイプレス時は碓井、紺野、名古を起点としてマンツーマンプレスをかけ、ミドルプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1を基調としてブロックディフェンス対応していく。(相手CK時はマンツーマン主体で、ゾーンディフェンスを加味)〈湘南ベルマーレ〉攻撃では、松本、館、大野3バックディフェンスラインとアンカー奥野との連携したビルドアップから、両サイドへの展開、右WB鈴木雄と左WB中野がサイドを高く張ったうえ、右サイドは鈴木雄と右MF小野瀬右CB松本に、左サイドは中野と左MF平岡と左CB大野に、FW鈴木章と小田が連携して攻撃の基点となり、時にバイタルエリアに落ちる鈴木章または小田のポストプレーまたは両者のは縦の関係を利用しつつ、時にサイドチェンジを利用しながら、ハーフスペースの利用、更にはポケットへの進出を狙って攻めていく。守備では、ハイプレス時は3-4-3または4-3-3のマンツーマンプレス、ミドルプレス時は5-3-2または5-3-1-1で2トップの一人がアビスパのボランチを監視、リトリート時は5-3-2。(相手CK時はマンツーマン主体でゾーンディフェンスを加味)【得点】90+3分 見木(アビスパ福岡)PK【退場】なし【警告】38分 中野(湘南ベルマーレ)40分 奈良(アビスパ福岡)76分 ゼ・ヒカルド(湘南ベルマーレ)90+6分 松岡(アビスパ福岡)【試合の流れ】(前半)アビスパは3-4-2-1システム、ベルマーレは3-1-4-2システムにて、この試合に臨む。まずシュートチャンスを作ったのはベルマーレで、12分に、敵陣右サイドでの展開から、右ハーフスペースにいた左MF平岡のクロスに、ゴール前に進出したFW鈴木章が頭で合わせるも、バーを超えてしまう。一方、アビスパもまず14分に、敵陣右サイドでの展開から、ボランチ松岡からスルーパスをペナルティエリア付近で受けた右WB前嶋のシュートはゴール左に外れてしまい、続く15分にも、敵陣左サイドでの展開から、左シャドー名古とのコンビネーションにより進出した左WB藤本が左ポケットまで進出して放ったシュートはブロックされ、そのこぼれ球にボランチ見木が反応して出したマイナスのパスに、ペナルティエリア内で反応した松岡のシュートはバーを超えてしまう。しかし、ベルマーレもすぐさま16分に、カウンターからアンカー奥野が右サイドに展開し、右WB鈴木雄からバイタルエリアで横パスを受けたFW小田のシュートはアビスパGK小畑の正面を突いてしまう。これまでは両チームとも積極的に攻め、またプレスをかける展開が続いていたが、アビスパが両サイドからの攻撃によりチャンスを作っていく。アビスパは、まず28分に、敵陣右サイドでの展開から、右シャドー紺野を起点として、名古からパスを受けたFW碓井が右ハーフスペースから中に切れ込みながら放ったシュートはゴール左に外れてしまい、続く29分にも、敵陣左サイドでの展開から、名古とのコンビネーションで受け出した藤本が左ハーフスペースから中に切れ込みながら放った右足のシュートはベルマーレGK真田の好セーブに阻まれて、更には31分に得たCKから、右サイドに流れていた紺野のクロスに、ゴール前にいた中CB安藤が頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまう。アビスパは、両サイドでのWB、シャドー、CB、ボランチ間の連動性がよく、両サイドを基点としてハーフスペースを有効活用してポケットへの進出を狙う攻撃を仕掛ける一方で、ベルマーレは前線からのプレスがハマらず、5-3-2のリトリート対応により凌ぐ場面が続いていく。その後も、アビスパが44分に、敵陣右サイドでの展開から、右CB奈良を起点として、右ハーフスペースにいた紺野のスルーパスに、ペナルティエリア内に進出した名古のシュートはGK真田の好セーブに阻まれてしまう。両サイドを基点として攻撃の機会をうかがいたいペナルティは、リトリート対応からのカウンターにより活路を見出そうとし、ロスタイムに入って45+3分に、右サイドからのカウンターから、鈴木章のクロスのクリアボールに、バイタルエリアで反応した左WB中野のシュートはゴール左に外れてしまい、前半は0-0で終了。(後半) 試合の流れを変えたいベルマーレは、開始早々から、左MF平岡から石井に、FW小田から二田に替えて後半に臨む。(アビスパはこの時点で選手交代などはなし)まずシュートチャンスを作ったのはベルマーレで、55分に、敵陣右サイドでの展開から、右CB松本のクロスに、ペナルティエリア中で反応した鈴木章が頭で合わせるも、GK小畑の好セーブに阻まれてしまう。ベルマーレは、鈴木章がバイタルエリアに落ちてクサビのパスを受けた後、二田がアビスパのディフェンスライン裏やサイドに流れて鈴木章からのリターンパスを受けようとする2トップの縦の関係を活用することで、局面を打開しようとする。これに対して、アビスパは、まず56分に、敵陣右サイドでの展開から、ペナルティエリア付近で紺野からパスを受けて名古のシュートはゴール左に外れてしまい、続く57分にも、また敵陣右サイドでの展開から、前嶋からパスを受けた紺野が右ポケットまで進出して放ったシュートはブロックされ、そのこぼれ球に反応した見木のシュートもブロックされてしまう。先制したいアビスパは、59分に、紺野から重見に、名古からウェリントンに替えて、ウェリントンの1トップ、(右から)重見と碓井の2シャドーにして、ウェリントンのポストプレーを活用して、前半と同様、連動性のよい両サイドからハーフスペースの有効活用とポケットへの進出を狙う攻撃を仕掛けていく。これに対して、ベルマーレも、同じく59分に、アンカー奥野からゼ・ヒカルドに替えて、ビルドアップからのボール保持を高めようとする。ベルマーレは、69分に、敵陣左サイドでの展開から、中野からペナルティエリア左でクサビのパスを受けて石井が左ポケットまで進出しながら放ったシュートは、バーを超えてしまう。しかし、ベルマーレは、試合の流れを変えることができず、アビスパのペースで試合が流れていく。アビスパは、72分に、右サイドでの展開から、重見を起点として前嶋からパスを受けた見木のシュートは、GK真田の正面を突いてしまう。その後、アビスパは、79分に、右CB池田から上島に、左WB藤本から橋本に替えて攻勢を加えるか、ペナルティの松本、館、大野のディフェンスラインを中心に粘り強いディフェンス対応を継続していく。そして、ロスタイム間際になった89分に得た橋本の左CKに、安藤が頭で合わせるも、バーを超えてしまったように見えたが、その際、GK真田のファールと判定され、アビスパにPKが与えられる。アビスパのキッカー見木が冷静に左隅に流し込んで、アビスパが待望の先制点をあげて、1-0とリードする。これに対して、ベルマーレは、中CB館から大岩に替えて、4-3-3にシステム変更したうえ鈴木章、二田、大岩の3トップとして、前線3枚への縦パスやフィードを多用するが、アビスパのディフェンスラインがことごとく跳ね返し、アビスパが1-0で勝利。【システム】(アビスパ福岡)3-4-2-1(右から)GK 小畑DF 奈良、安藤、池田(79分 上島)MF 前嶋、松岡、見木、藤本(79分 橋本)シャドー 紺野(59分 重見)、名古(59分 ウェリントン)FW 碓井(90+8分 湯澤)(守備時は前半はハイプレス時は3-4-3または4-3-3、ミドルプレス5-2-3、リトリート時は5-4-1)(湘南ベルマーレ)3-1-4-2(右から)GK 真田DF 松本、館(90+1分 大岩)、大野アンカー 奥野(59分 ゼ・ヒカルド)MF 鈴木雄、小野瀬(85分 田村)、平岡(45分 石井)、中野FW 鈴木章、小田(45分 二田)(守備時はハイプレス時は3-4-3または4-3-3、ミドルプレス時は5-3-2または5-3-1-1、リトリート時は5-3-2)【勝負の分かれ目】アビスパか前後半を通じて、連動性のある両サイド攻撃によりペナルティのディフェンスラインを下げさせて、試合を優位に進めたことと、3CBがベルマーレの2トップに仕事をさせなかったこと。ら【まとめ】 アビスパは、両サイドでの連動性でベルマーレに優位に立ち、有効なハーフスペースやポケットに進出でき、何度も決定機を作ることができたが、ベルマーレのディフェンスラインの踏ん張りもあり、何とかPK獲得で勝利をモノにした。ただ、得点力のアップをどのように図るかは今シーズンを通じての課題。ベルマーレは、序盤から、前線から積極的にプレスをかけていったものの、両サイドでの攻防でアビスパに劣勢を強いられたことが最後まで響いた。ディフェンスラインが踏ん張ったものの、鈴木章らへの有効なパスが少なく、決定機を作らなかった。ロスタイム間際でのPK献上はあまりにも痛く、降格が決定してしまった。#avispa#bellmare#湘南ベルマーレ#アビスパ福岡#アビスパvsベルマーレ#Jリーグ 石井)
2025.10.26

2025年J2第34節V・ファーレン長崎vsFC今治の試合をピーススタジアムで観戦。1-1のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈V・ファーレン長崎〉攻撃では、照山、新井、江川の3CBとボランチ山口、ビドゥカとの連携したビルドアップから、両サイドへの展開、そして右WB翁長、左WB笠柳がサイドを高く張ったうえ、右サイドは翁長と右シャドーのジェズス、照山、左サイドは笠柳、左シャドー澤田、江川にボランチが連携して攻撃の基点としつつ、時にハーフスペースやバイタルエリアに流れるFWEジュニオへのクサビのはパスを使ってサイドとの連動性を高めながら、サイド→中→サイドのパスを使って、ハーフスペース、更には両ポケットへの進出を狙って攻めていく。守備では、ハイプレス時は前線3枚を起点とする3-4-3または4-3-3、ミドルプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1のブロックディフェンス対応。(相手CK時はゾーン主体でマンマークを加味)〈FC今治〉攻撃では、大森、ダニーロ、加藤の3CBとアンカー梶浦との連携したビルドアップから、両サイドへの展開、そして右WB梅木、左WB弓場がサイドを高く張ったうえ、右サイドは梅木、右MF新井、右CB大森、左サイドは弓場、左MF安井、左CB加藤に、FW持井とビニシウスが連携して攻撃の基点として、時にハーフスペースやバイタルに流れるビニシウスや持井へのクサビのパスまたは、ビニシウスと持井の2トップの関係に基づくディフェンス裏のスペースを狙う動きを使ったフィードや両サイドからのクロスを使いつつ、ハーフスペースやポケットへの進出を狙って攻めていく。後半は3-1-4-2⇨3-4-2-1⇨3-1-4-2へのシステム変更守備では、プレス時は5-3-2基調、ミドルブロックまたはリトリート時は持井が左中盤に降りる5-4-1のブロックディフェンス対応。(相手CK時はゾーンとマンツーマンを併用)【得点】 9分 Eジュニオ(V・ファーレン長崎)80分 ダニーロ(FC今治)【退場】なし【警告】89分 三門(FC今治)90+3分 チグロン(V・ファーレン長崎)【試合の流れ】(前半)V・ファーレンは3-4-2-1システム、今治は3-1-4-2システムにて、この試合にて臨む。最初にシュートチャンスを作ったのは今治で、6分に、左ハーフスペースに進出したFWビニシウスが左足でミドルシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう。しかし、今治の最初のシュートからまもなく、V・ファーレンが先制に成功する。V・ファーレンは、9分に、ビルドアップでディフェンスライン右に落ちていたボランチ山口の敵陣右サイド奥へのロングフィードに右WB翁長が反応してすぐさま出した右足のクロスに、ゴール前に飛び込んだFWEジュニオが左足でゴール右隅に流し込んで、V・ファーレンが1ー0と先制する。今治も、11分に、左ハーフスペースに進出したビニシウスのミドルシュートはバーを超えてしまう。その後は、V・ファーレンは、ビルドアップから両サイドへの展開やEジュニオへのクサビのパス、シャドーのジェズスのフリーマン的な動きなどにより、試合の流れを引き寄せていく。これに対して、今治は、前線からのプレスが掛からなくなり、5-4-1のミドルブロックやリトリート対応で凌ぐ一方で、ビニシウスや持井らを使ったカウンター攻撃により反撃の機会をうかがう展開となる。今治は、22分に、右サイドでの展開から、敵陣右サイドに流れていたビニシウスからバイタルエリアで横パスを受けた持井の右足のシュートは、V・ファーレンGK後藤の好セーブに阻まれてしまい、続く左WB弓場の右CKに、左CB加藤が頭で合わせるも、ゴール右に外れてしまう。しかし、今治に試合の流れは引き寄せられず、V・ファーレンが決定機を作る。V・ファーレンは、34分に、敵陣右サイドでの展開から、翁長から右ハーフスペースでパスを受けたボランチのピドゥカのクロスに、ゴール前にフリーで飛び込んだ左シャドー澤田が頭で合わせるも、ゴール右ポストを叩いてしまい、決定機を外してしまい、39分に得たピドゥカの左FKに、ジェズスが頭で合わせるも、バーを超えてしまう。今治は、試合の流れを変えるために、ディフェンスラインから、ビニシウスや持井への裏のスペースを狙ったフィードやビニシウスと持井が縦の関係を使ったパス交換を使ってV・ファーレンのディフェンスラインを崩そうとするが、V・ファーレンの照山、新井、江川の3CBが適切に対応して、今治にチャンスを作らせず、前半はV・ファーレンが1-0とリードして終了。(後半)試合の流れを変えたい今治は、開始早々、左MF安井から横山に替えて、前線を(右から)持井、ビニシウス、横山の3枚、梶浦と新井のボランチとする3-4-2-1システムに変更して後半に臨む。(V・ファーレンはこの時点で選手交代などはなし)後半、まずチャンスを作ったのは今治で、まず48分に、敵陣右サイドでの展開から、右WB梅木のクロスのクリアボールに反応した新井からバイタルエリアでパスを受けた梶浦のシュートはゴール左に外れてしまい、続く50分にも、またもや右サイドでの展開から、梅木クロスのこぼれ球にペナルティエリア中央で反応した新井のシュートは、V・ファーレンGK後藤の好セーブに阻まれてしまい、更に56分にも、敵陣左サイドからドリブルでペナルティエリア内に進出したビニシウスのシュートはまたもや後藤の好セーブに阻まれてしまう。今治は、梅木、弓場の両WBと持井、横山の両シャドーとの関係や連動性がよくなり、両サイドから攻撃を仕掛けて、試合の流れを引き寄せていく。これに対して、V・ファーレンは、ビルドアップからの組み立てにより、Eジュニオらへの縦パスを試みるが、パスミスを多発し、今治にボール奪取される展開が多くなる。そこで、V・ファーレンは、56分に、FWのEジュニオから山﨑に、左シャドー澤田から松本に替えて、山﨑へのクサビのパスなどでボール保持を高めようとする。一方で、今治も60分に、持井からウェズレイに、新井からビニシウス・ディニスに替えて、ビニシウスとウェズレイの2トップ、MF(IH)を(右から)ビニシウス・ディニスと横山、アンカーを梶浦で構成する3-1-4-2システムに戻して、両サイドからの攻撃に加えて、2トップへのクサビのパスを交えて、攻勢を加えようとする。今治は、65分にも、敵陣右サイドでの展開から、ビニシウスからパスを受けた梶浦のクロスがV・ファーレンにクリアされるも、そのこぼれ球に、ペナルティエリア付近でフリーで反応したビニシウス・ディニスの右足のシュートはバーを超えてしまい、72分にも、敵陣右サイドでのスローイングからウェズレイからバイタルエリアでパスを受けたビニシウス・ディニスのシュートは、ゴール右に外れてしまうが、今治優位の流れが続き、V・ファーレンは5-4-1のブロックディフェンス対応からのカウンターで活路を見出そうとする。V・ファーレンは、77分に、左サイドでのカウンターから、ドリブルで敵陣左ハーフスペースまで上がったジェズスからパスを受けた松本がゴール中に切れ込みながら放った右足のシュートは今治GK立川の正面を突いてしまう。優位な流れを活かしたい今治は、80分に得た弓場の左CKに、ゴール前にフリーで飛び込んだ加藤が頭で合わせて、ゴール左隅に流し込んで、今治がようやく1-1と同点に追いつく。同点に追いつかれたV・ファーレンは、86分に、右WB翁長から岡野に、ボランチのピドゥカからチグロンに替え、今治も同じく86分に、アンカー梶浦から三門に替えて、両チームともチャンスをうかがう。ロスタイムに入り、今治は、弓場の右CKに、加藤が頭で合わせるも、バーを超えてしまう。結局、1-1で終了。【システム】(V・ファーレン長崎)3-4-2-1(右から)GK 後藤DF 照山、新井、江川MF 翁長(86分 岡野)、山口、ピドゥカ(86分 チグロン)、笠柳(78分 米田)シャドー ジェズス、澤田(56分 松本)FW Eジュニオ(56分 山﨑)(守備時はハイプレス時は3-4-3または4-3-3、ミドルプレス時5-2-3、リトリート時5-4-1)(FC今治)3-1-4-2(右から)GK 立川DF 大森、ダニーロ、加藤アンカー 梶浦(81分 三門)MF 梅木(70分 近藤)、新井(60分 ビニシウス・タンキ)、安井(45分 横山)、弓場FW ビニシウス、持井(60分 ウェズレイ)(守備時は前半はプレス時は5-3-2基調、リトリート時は5-4-1)【まとめ】 V・ファーレンは、前半は両サイドを基点とした攻撃から先制でき決定機を作ったが、後半はパスミスが多発してしまい、今治の両サイド攻撃によりディフェンスが後手に回ってしまい、同点に追いつかれてしまった。GK後藤の再三の好セーブもあり、ドローに持ち込んだ。前半に複数得点できればV・ファーレンのペースに持ち込めただけに、ミスにより流れが変わってしまったのが痛かった。今治は、前半は前線からのプレスがかからず苦しい展開が続いたものの最小失点で凌いだことが大きかった。後半は横山やビニシウス・タンキの投入により両サイド攻撃が活性化して、試合の流れを変えることができ、幾度の決定機を作ることができた。しかし、勝利には至らず、プレイオフ進出に向けては痛いドロー。#vvaren#fcimabari#V・ファーレン長崎#FC今治#V・ファーレン長崎 vsFC今治#Jリーグ
2025.10.25

2025年J1第34節ガンバ大阪vs柏レイソルの試合をパナソニックスタジアム吹田で観戦。5-0で柏レイソルの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈ガンバ大阪〉3-4-2-1システム攻撃では、3バックディフェンスラインとボランチ安倍、鈴木との連携したビルドアップから、右WB岸本と左SB黒川が両サイドを高く張った上、右サイドは岸本と右シャドー満田、左シャドー宇佐美、左サイドは黒川と宇佐美に、それぞれボランチが連携して両サイドを攻撃の基点としてポジションチェンジを頻繁に行ったうえ、バス交換によりボール保持して、時にバイタルエリアに落ちるFWヒュメットや満田らへのクサビのパスを交えつつ、ハーフスペース、更には両ポケットへの進出を狙って攻めていく。守備では、プレス時は5-2-3を基調として積極的にプレスをかけ、リトリート時は5-4-1のブロックディフェンス対応をしていく。(相手CK時はゾーン主体でマンマークを加味)〈柏レイソル〉3-4-2-1システム攻撃では、3バックディフェンスラインとボランチ戸嶋、中川との連携したビルドアップから、右サイドは右WB山之内、左サイドは左WBジエゴがサイドを高く張った上、右サイドは右CB原田が右ハーフスペースや右サイドに移動しながら右シャドー小泉、山之内とのコンビネーションを形成し、左サイドはジエゴと左シャドー小屋松と中川とのコンビネーションを形成して、時に4-1-2-3や3-1-3-3システムに可変しつつ、バイタルエリアに落ちるFW垣田らへのクサビのパスを通して、ハーフスペースやクロスのは有効活用、更には両ポケットへの進出を狙って攻めていく。守備では、プレス時はマンツーマン気味の5-2-3、リトリート時は5-4-1基調でブロックディフェンス対応していく。(相手CK時はゾーンを主体でマンマークを加味)【得点】 7分 小泉(柏レイソル)14分 中川(柏レイソル)19分 ジエゴ(柏レイソル)51分 ジエゴ(柏レイソル)73分 細谷(柏レイソル)PK【退場】なし【警告】90+2分 原川(柏レイソル)【試合の流れ】(前半)ガンバ、レイソルとも3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。まずチャンスを作ったのはレイソルで、まず4分に、敵陣右サイドでの展開から、右CB原田のクロスは味方に合わなかったものの、続く7分には、同じくボール奪取後の右サイドでの展開から、右WB山之内のスルーパスに、右ポケットで反応した右シャドー小泉がドリブルで中に仕掛けながら、左足でゴール左隅に流し込んで、レイソルが1-0と先制する。先制したレイソルは、続く11分に得たボランチ戸嶋の右CKから、敵陣右サイドからの小泉のクロスに、左WBジエゴが頭で合わせるも、ガンバGK一森の正面を突いてしまうが、すぐさま立て続けて、追加点をあげる。レイソルは、まず、14分に、ビルドアップから、敵陣右ハーフスペースにいた小泉のクロスに、ペナルティエリア左にいたジエゴが反応してクサビで落としたボールを、ペナルティエリアに進出したボランチ中川が冷静に右足でゴール右隅に流し込んで、レイソルが2ー0と突き放し、更に19分にも、左シャドー小屋松の左CKから、再度敵陣左サイド奥にてパスを受けた小屋松がそのまま対面のガンバ右WB岸本を交わして左ポケットまで進出しながら出したグラウンダーのクロスに、ゴール前にいたジエゴが反応して、左足でゴール左隅に流し込んで、レイソルが3ー0と更に突き放す。レイソルは、ビルドアップから、右サイドは右CB原田が右ハーフスペースや右サイドに進出して小泉や山之内とのコンビネーションにより、ガンバの5-4-1ブロックディフェンスをずらして有効なスペースを作などして、試合を優位に進めていく。これに対して、ガンバは、レイソルの有効なパスを交換による攻撃に対してプレスがかからず、5-4-1のリトリート対応を余儀なくされるとともに、攻撃時のビルドアップ時も、レイソルのプレスによりボール奪取される場面が続き、局面を打開できない。その後は、レイソルは、36分に、バイタルエリアにてクサビのパスを受けたFW垣田のミドルシュートはゴール右に外れてしまう。ガンバは、43分に、ようやくバイタルエリアにてボランチ鈴木から縦パスを受けた右シャドー満田の右足のシュートは、レイソルGK小島の正面を突いてしまう。 ロスタイムに入ってもレイソルの攻勢は続き、45+3分に、敵陣右サイドでの展開から、小泉からペナルティエリア右で反応した山之内が中に切れ込みながら放った左足のシュートは、ゴール右に外れてしまうが、前半はレイソル3-0とリードして終了。(後半)レイソルは、FW垣田から細谷に替えて後半に臨む。(ガンバは後半開始時は選手交代なし)後半は、まずシュートチャンスを作ったのはガンバで、48分に、バイタルエリアにてボランチ安倍からクサビのパスを受けたFWヒュメットのミドルシュートはバーを超えてしまう。しかし、試合の流れは相変わらずレイソルのペースで、51分に、敵陣左サイドでの展開から、左ハーフスペースにいた中川から横パスを受けたジエゴがそのままペナルティエリア内に仕掛けながら放った右足のシュートは、GK一森の手を弾きながらゴール左隅に吸い込まれて、レイソルが4-0と更に突き放す。何とは流れを変えたいガンバは、55分に、FWヒュメットから山下に、宇佐美からジェバリに替えて、ジェバリの1トップ、山下、満田の2シャドーで、ジェバリのポストプレーや山下のスピードのある突破を起点として反撃を試み、レイソルも同時にボランチ戸嶋から原川に、ジエゴから仲間に替えて、左シャドー小泉松が左WBに、仲間が左シャドーに配置され、更に64分には、左CB三丸から杉岡に替えて対応していく。ガンバは、67分に得た、バイタルエリアでのジェバリの右足のFKはバーを直撃してしまい、得点には至らない。 しかし、試合の流れはレイソルペースに変わらず、まず70分には、敵陣左サイドでの展開から、小泉からパスを受けた杉岡のシュートはGK一森の好セーブに阻まれてしまうが、71分には、敵陣右サイドでの展開から、パスを受けた原田がガンバ鈴木と対峙しながらそのままペナルティエリア内の右ポケットまでドリブルで仕掛けた混戦で、鈴木のハンドの反則により、レイソルにPKが与えられ、キッカーの細谷が冷静な右隅に流し込んで、レイソルが5-0と試合を決定づける。何とか反撃したいガンバは、83分に得た左CKを起点として、右ハーフスペースにいた山下のクロスに、右CB半田が頭で合わせるも、バーを超えてしまう。 その後、ガンバはジェバリをターゲットとしてクロスを多用するも、レイソルのディフェンスラインにことごとく跳ね返されて、レイソルが5-0と勝利。【システム】(ガンバ大阪)3-4-2-1(右から)GK 一森DF 半田、中谷、福岡MF 岸本(66分 奥抜)、安倍、鈴木(80分 美藤)、黒川(66分 初瀬)シャドー 満田、宇佐美(55分 ジェバリ)FW ヒュメット(55分 山下)(守備時はプレス時は5-2-3基調、リトリート時は5-4-1基調)(柏レイソル)3-4-2-1(右から)GK 小島DF 原田、古賀、三丸(64分 杉岡)MF 山之内、戸嶋(55分 原川)、中川、ジエゴ(55分 仲間)シャドー 小泉(77分 瀬川)、小屋松FW 垣田(45分 細谷)(守備時は前半はハイプレス時はマンツーマン気味の5-2-3基調、リトリート時は5-4-1)【勝負の分かれ目】レイソルが有効なビルドアップから、連動性の高いポジションチェンジからのコンビネーションにより、ガンバディフェンスの急所を突くハーフスペースへの進出などにより、ガンバのブロックディフェンスを完璧に崩せたこと。【まとめ】 レイソルは序盤から山之内、ジエゴの両WB、原田、中川、小泉の連動性のあるポジションチェンジにより有効なスペースを作り出して、ガンバのブロックディフェンスの無効化に成功して、確実に得点を重ねることができた。ディフェンス面でも、プレス時や1対1の局面で優位に立って、宇佐美、満田ら攻撃陣に仕事をさせなかった。まさしく首位戦線で戦うチーム力で、圧勝。ガンバは、序盤から、レイソルの前線からのプレスに苦しんだ上、リトリート時でも、レイソルの連動性のあるポジションチェンジにより、有効なスペースを作られてしまい、前半の大量失点で試合を決められてしまった。後半からのジェバリや山下らの投入も、得点には至らず、完敗。リーグ戦首位やタイトルを狙うチームとそうでないチームとの総合力の差が随所に出た試合。#reisol#gamba#ガンバ大阪#鹿島アントラーズ#ガンバvsレイソル#Jリーグ
2025.10.18

2025年J1第31節栃木SCvs福島ユナイテッドの試合をカンセキスタジアムとちぎで観戦。1-0で栃木SCの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈栃木SC〉3-4-2-1基調攻撃では、3バックディフェンスラインとボランチ藤原、吉野との連携したビルドアップから、右WB高橋と左WB川名がサイドを高く張り、右サイドは高橋と右シャドー中野、左サイドは川名と左シャドー棚橋に、ボランチが連携して両サイドを攻撃の基点とし、時にバイタルエリア等に落ちるFW太田のポストプレーを適宜利用しつつ、パス交換またはロングフィードを使って、ハーフスペースや両ポケットへの侵入を狙って攻めていく。守備では、ハイプレス時は福島の両CBに対して前線2枚がマークすることを起点とするマンツーマン気味の4-1-3-2または4-2-2-2、ミドルプレス時は5-2-3基調、リトリート時は5-4-1を基調としてディフェンス対応をしていく。(相手CK時はゾーンディフェンス)〈福島ユナイテッド〉4-1-2-3基調攻撃では、4バックディフェンスラインとアンカー由井と(時に)右MF城定、左MF狩野との連携したビルドアップから、右WG芦部、左WG樋口、FW矢島が頻繁にポジションチェンジしたうえ、右サイドは右SB安在と城定、左サイドは左SB松長根と狩野が連携して両サイドを攻撃の基点とし、バイタルエリアやハーフスペースに落ちる矢島へのクサビのパスを頻繁に狙いつつ、(時に)芦部と樋口が2トップとして振舞い(時に4-3-1-2システムへの可変?)、パス交換を主体としてハーフスペースやポケットへの進出を狙って攻めていく。守備では、プレス時は4-3-3基調、リトリート時は4-1-4-1基調(相手CK時はマンツーマン主体で、ゾーンディフェンスを加味)【得点】78分 太田(栃木SC)【退場】なし【警告】29分 藤原(栃木SC)37分 狩野(福島ユナイテッド)74分 平松(栃木SC)89分 當麻(福島ユナイテッド)【試合の流れ】(前半)栃木は3-4-2-1システム、福島は4-1-2-3システムにて、この試合に臨む。まず最初にチャンスを作ったのは栃木で、2分に得たボランチ藤原の右FKに、ゴール前に進出した右WB髙橋が頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまう。しかし、福島も7分に、サイドからのクロスに、ゴール前に進出したFW矢島が右足で合わせるも、栃木GK川田の正面を突いてしまい、続く10分にも、右サイドでのカウンターからCB當麻のフィードに、敵陣右サイドで反応した右WG芦部がペナルティエリア内に切れ込みながら放ったシュートはゴール右に外れてしまい、更に13分にも、右サイドでの展開から、芦部と右SB安在とのパス交換を起点とペナルティエリア内で横パスを受けた矢島のシュートは、またもやGK川田の正面を突いてしまい、14分にも、矢島のスルーパスにバイタルエリアで反応した芦部のシュートは、これもGK川田の正面を突いてしまう。福島は、ビルドアップから、矢島へのクサビのパスを基点として、芦部、左WG樋口とのコンビネーションを中心として攻撃を仕掛けようとする。これに対して、栃木は前線からマンツーマン気味のハイプレスにより対抗していき、徐々に試合の流れを引き寄せていく。栃木は18分に、右サイドでの展開から、高橋と右シャドー中野とのコンビネーションを起点として、バイタルエリアで横パスを受けた左WB川名のシュートは、福島GK上田にセーブされてしまう。途中は、高橋と川名の両WBがサイドの高い位置で張ったうえ、時にFW太田のポストプレーを利用しつつ中野、棚橋の両シャドーとの連携からチャンスをうかがう一方で、福島は前線3人を起点としたプレスで対抗しようとする。栃木は、まず33分得た藤原の右CKに、高橋がゴール前で頭で合わせるも、惜しくもゴール左に外れてしまい、次にGK川田のロングフィードに、バイタルエリアで反応した太田のシュートはGK上田の好セーブに阻まれてしまい、更に42分に得た藤原の左サイドでのFKに、ゴール前で中CB平松が頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまう。これら栃木の攻撃に対して、福島はリトリート対応を余儀なくさせられ、矢島へのクサビのパスにより活路を見出そうとするが、栃木の3CBによるタイトなマーキングにより有効な攻撃には繋がらない。一方、栃木も攻勢を続けるものの、崩しの場面での精度が足りず、前半は0-0で終了。(後半)栃木、福島とも選手交代やシステム変更なく後半開始。後半も最初にチャンスを作ったのは栃木で、46分に、バイタルエリアにいた太田のポストプレーに、同じくバイタルエリアで反応した棚橋の右足のシュートはGK上田の正面を突いてしまい、続く49分にも、バイタルエリアにてロングフィードに反応した太田のシュートはまたもやGK上田の正面を突いてしまう。栃木は、太田のポストと両サイドを基点とした右なコンビネーションを活かした攻撃により、福島のディフェンスラインを下げさせることに成功する一方で、ディフェンス時でもハイプレスを仕掛けようとする。これに対して、福島は、矢島へのクサビのパスから芦部、樋口とのコンビネーションを活用して、押し下げさせられたラインを上げるとともに、アンカー由井らがボール支配率を高めるために、パス交換により栃木のハイプレスを掻い潜って試合の流れを変えようとする。そして、最初に選手交代策に出たのは栃木で、60分に、左シャドー棚橋から五十嵐に替えて攻撃を活性化させようとする。栃木は、63分に、左サイドでの展開から、川名のクロスに、ペナルティエリア付近で反応した中野のシュートはバーを超えてしまう。これに対して、試合の流れを変えたい福島は、攻撃時に孤立してしまう場面が続く中、64分に、FW矢島から清水に、芦部から森に、左MF狩野から吉永に替える3枚交代策に出て、前線を(右から)清水、樋口、森を配置して、前線のコンビネーションと、清水と森の両サイドからの攻撃により反抗しようとする。福島は、66分に、敵陣右サイドでの展開から、右ハーフスペースでパスを受けた城定が中に切れ込みながら放ったシュートはGK川田の正面を突いてしまう。しかし、栃木は前線、中盤からのプレスで福島の選手に厳しく対応し、プレスからのボール奪取でチャンスを作って先制に繋げる。栃木は、72分に、バイタルエリアでのボール奪取を起点として、五十嵐がバイタルエリアから放った左足のシュートはバーを叩いてしまうが、78分には、敵陣左サイドでの展開から、川名の右足のクロスに、ゴールニア側にいた太田がマーカーを振り切ったうえ頭でゴール右隅に流し込んで、栃木が1-0と先制する。先制を許した福島は、84分にアンカー由井から針谷に、88分には、樋口から粟野に替えて、前線を(右から)粟野、清水、森を配置して両サイドを基点として攻撃を仕掛けようとするが、栃木は厳しいプレスにより福島の攻撃の芽を積むとともに、84分に、太田に替わって投入された矢野の有効なクサビのプレーなどで、終始敵陣で戦ってリスク回避して、栃木が1-0と逃げ切って勝利。【システム】(栃木SC)3-4-2-1(右から)GK 川田DF 大森、平松、木邨MF 高橋、藤原、吉野、川名(84分 福森)シャドー 中野、棚橋(60分 五十嵐)FW 太田(84分 矢野)(守備時はハイプレス時は4-1-3-2または4-2-2-2、ミドルプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1)(福島ユナイテッド)4-1-2-3(右から)GK 上田DF 安在、藤谷、當麻、松長根アンカー 由井(84分 針谷)MF 城定、狩野(64分 吉永)FW 芦部(64分 森)、矢島(64分 清水)、樋口(88分 粟野)(守備時はプレス時は4-3-3基調、リトリート時は4-1-4-1)【勝負の分かれ目】栃木が前線からの有効な継続したハイプレスから、両サイドを基点とした粘り強い攻撃により、福島のディフェンスラインを下げさせて先制できたこと。【まとめ】 栃木は、前半からマンツーマン気味のハイプレスが有効で、幾度もボール奪取に成功して、福島の粘り強いディフェンスラインに手を焼きながらも後半の土壇場に先制することができた。ただ、両サイド攻撃が有効に機能しながらも、崩しの時におけるクロスや縦パスの精度が高くなく、そのあたりが苦戦した要因で、その辺りを改善できれば、プレイオフ圏に入れると思える。福島は、前半、ビルドアップからのパス交換やフィードにより、栃木のハイプレスを掻い潜り、矢島のポストプレーを基点として攻撃を仕掛けたものの、崩しのところでの縦パスやクロスの精度が高くなく、また後半も、栃木のハイプレスに苦労してボール奪取されたうえ、ラインを下げさせられて決定機を作ることができなかった。失点過多については自陣でいかにボール奪取されないかが重要。#tochigisc#fukushimaunited#栃木SC#福島ユナイテッド#栃木SCvs福島ユナイテッド#J3
2025.10.12
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