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2026.08.19
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3月17日に環境省が公表した「第5次レッドリスト(鳥類及び爬虫類・両生類)」の解説版である第5次レッドデータブックにハマシギが絶滅危惧Ⅱ類と区分され掲載されています。
身近な探鳥地、谷津干潟でのハマシギの個体数を整理してみました。
(1)ハマシギの個体数
守屋(2018)およびモニタリングサイト1000(2025)にハマシギについての報告があります。
モニタリングサイト1000の2016年冬期の個体数は約30,000羽と最も多く、越冬種の60-70%を占めていたと述べています。あわせて、「谷津干潟周辺にはかつて3000~4000羽のハマシギが飛来しており、谷津干潟が保護区に指定されるきっかけともなった鳥」と記しています。
モニタリングサイト(2025)の報告には、2023年冬期のハマシギの個体数は5196羽とあります。
2つの報告を比較すると、2023年冬期の個体数は2016年に比べ50.6%となります。
(2)谷津干潟のハマシギに着目すると
石川(1993)は、谷津干潟で1988年5月3日と8月22日のに行った調査では、ハマシギの個体数が5月は3457羽、8月は3羽と報告しています。モニタリングサイト(2025)に報告されている谷津干潟のハマシギの個体数は2023年春が1500、秋が5羽、冬が305羽と記されています。
(参考:レッドデータブック概要)
環境省(2026)は、「モニタリングサイト1000シギ・チドリ類調査2004-2017年度とりまとめ報告(2020)では、(中略)最大個体数指標を算出し、2000年を基準値1.00とし、2007年時点で、平均1.18(春期1.08、秋期1.32、冬期1.15)、2017年時点で、平均0.60(春期0.39、秋期0.83、冬期0.57)。継続して春期・秋期とも減少傾向が見られている」と報告しています。
(引用)
石川 勉.1998.東京湾の渡り鳥.pp246.
守屋年史.2018.極北のハマシギ訪ねて三千里ハマシギの現状と保全のためにできること.
バードリサーチニュース2018年3月.
環境省自然環境局生物多様性センター.2025.
2024年モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査2023年度総括報告書.
環境省(編).2026.第5次レッドデータブック
:絶滅のおそれのある日本の野生生物 鳥類.環境省.東京.911pp.
(写真)
1枚目:成鳥夏羽、2014年5月4日谷津干潟
2枚目:夏羽から冬羽に移行中、2016年9月3日三番瀬
3枚目:第一回冬羽に移行中と思われる個体、2015年9月19日三番瀬















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最終更新日  2026.08.19 18:06:04
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