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2026.09.19
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2024年9月に先崎(2016)が報告したノビタキの秋の南下ルート追跡結果でロシア東部を経由して南下していることが示されていましたが、その後の調査で本州経由の新たな南下経路が存在することが判明しています。山浦(2026)により、本州経由の新たな南下経路についての報告がBIRDER2026年10月号に掲載されていました。報告を更新させてもらいます。

(新たな南下経路の存在)
山浦(2026)は、「北海道から直接大陸に渡る個体のほか、本州経由をとる個体もいることが新たに確認された」と報告しています。くわえて、「キビタキより少し早い9月下旬に繁殖地を離れ、11月下旬に越冬地に到着、春には2月下旬に越冬地を離れて4月中旬に繁殖地に到着」すると記しています。
(前回の調査報告)
先崎(2016)は、「10月初旬に繁殖地を発ち、直接大陸に渡り、沿海地方南部・ハンカ湖周辺に一時滞在した。その後、華北平原を通過し中国南部からインドシナ半島(ラオス、カンボジア、タイ、ベトナム)で越冬していた」、「北海道松前町白神岬と青森県龍飛崎では秋期を中心に渡りと思われる個体が見られることから、北海道と本州を渡る個体もいると思われる」と述べています。
(従来解説されていたノビタキの繁殖分布と越冬について)
吉井(1988)が「ユーラシア大陸中部・南部とアフリカ東部・南部に繁殖分布し、北のものは冬期に南方へ渡って越冬。日本では本州の高原や北海道の平地で繁殖し、中国南部からビルマで越冬」と報告していました。
(引用)
先崎理之.2016,本州を経由せず大陸に渡る石狩平野のノビタキ.
Bird Research News Vol.13 No.10.p1-2.
山浦悠一.2026.ロガー調査で見えてきたノビタキとキビタキの渡り経路.
BIRDER.第40巻.第10号.p66-67.2026年10月号.文一総合出版.
森林総合研究所・北海道大学・北海道立総合研究機構・人間環境大学.プレスリリース.2025年8月4日.
遠くの自然を守るには、近くの自然とのつながりが大切.pp1-5.
(写真)
1枚目:2025年9月22日、2枚目・3枚目:2025年10月13日いずれも手賀沼沿岸












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最終更新日  2026.09.19 20:18:14
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