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2026.10.02
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(渡り性の変化)
バードリサーチ(2024)は、冬鳥が繁殖するように冬鳥だったのに留鳥に変化していると報告しています。具体的には、1970年代に実施された繁殖分布調査および1980年代に実施された越冬分布調査の結果を見ると、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ミサゴ、オオタカ、ハヤブサ、ハクセキレイが冬鳥から留鳥、ヒクイナが夏鳥から留鳥に変化していると述べています。
(1)冬鳥から留鳥に変化した鳥
冬鳥から留鳥に変化した鳥たちを見ると、カワウ、サギ類、ミサゴといった大型の魚食性の鳥とハヤブサ、オオタカなどの鳥類食の猛禽類が多いという共通点があることを記しています。これらの鳥は、農薬の生物濃縮が強く悪影響を及ぼすとされる食性をもつ鳥で、全世界的に減少し,その後の使用規制により個体数が回復してきている鳥であり、日本でも繁殖するように変化してきたと述べています。
(2)夏鳥から留鳥に変化した鳥
夏鳥からの変化が見られた鳥では、ヒクイナやサンショウクイ(含むリュウキュウサンショウクイ)は温暖化の影響の可能性があると指摘しています。
(身近なフィールドの一例として手賀沼とその周辺地域の変化)
・カワウ:1990年以前では観察記録がほとんどなかったものが、1991年から2000年までの間で沼上空を移動する群れが目撃され、2000年以降沼の水面に滞在するようになっています。
・オオタカ:1995年以降に沼と沼に隣接する地域で姿が観察されるようになりました。
・ヒクイナ:1980年以前は繁殖期に稀に姿または鳴き声が観察されるったが、2020年以降では留鳥に変化しています。
・サンショウクイ:2006年5月に柏市南部で鳴きながら移動する姿が目撃され、2020年に入り冬から春先の間で鳴いて移動する姿が観察されています。しかし、2024年以降は観察記録が途切れています。
(引用)
バードリサーチ.2024.冬鳥が留鳥に 日本の鳥の渡り性変化.
バードリサーチニュース.2024年3月.
https://db3.bird-research.jp/news/202403-no1/
(写真)
1枚目:ヒクイナ、2022年2月9日手賀沼、2枚目カワウ、2026年9月8日手賀沼、















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最終更新日  2026.10.02 17:37:25
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