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ここ数日間、多くの方々からお心づくしのものを頂きました。あらためて、この場でお礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。本日をもって、開智塾における中村の授業はすべて終了しました。ほんとうに、みなさんにはお世話になりました。1年強という短い期間でしたが、僕にはとてもすてきな時間になりました。じつのところ、これで開智塾における授業が終わりということに、まったく実感がわいていません。さて、2学期の授業をどうしようか・・・・と、考えている自分がいることに気がつきます。茨城の塾に勤務していたとき、塾をとりまく状況に大変な危機感を覚え、とにかく何か突破口が無いかと、全国の塾を巡っていました。そうして、聞き及んだのが「岐阜の関というところに、すごい塾がある。」という話しでした。何ヶ月も岩田塾長と杉山先生のブログを夢中で読み続けました。「やはり、実際に見させてもらおう!」そう考え開智塾の門を叩いたのが一昨年の冬でした。そのときの衝撃はおそらく一生忘れられないと思います。広々としたちょっとおしゃれな空間に、凛とした空気があり、そこで子どもたちがものすごい真剣さで勉強をしている。それでいて、子どもたちの表情や目はとても穏やかで、自然な感じ。自分が、長年なんとなくイメージしていた「理想像」が、そこに<実際の状況として存在していた>のです。ごくごく自然な流れで、その春には僕は開智塾の教壇に立たせてもらっていました。当事者としてかかわる開智塾には、外部から見ていただけではわからないことを、たくさん学ばさせていただきました。とくに、子どもたちのものすごいガンバリと、それを支えてくださっているおうちの方々のご苦労は、僕が想像していた以上のものでした。文部科学省の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、岐阜県が上位に入ってくる理由も、とてもよくわかるような気がしました。「開智塾を地元の茨城にもって帰りたい!」という思いと、「開智塾の子どもたちをずっと教えていたい!」という思いが、両立しないのはわかっていながらも、このふたつの思いは、開智塾にいればいるほど、大きくなっていったのでした。こうして、この日を迎えられたのは、開智塾にかかわるすべての人たちのおかげです。開智塾にかかわるすべての人たちからいただいたものは、僕の中にあふれていて、それは、どんなに他の人たちに分けても消えていかないものです。これから、茨城に帰る途中で全国の塾をまわって行く予定です。開智塾にかかわるすべての人たちからいただいたものを、全国におすそわけしていく旅でもあります。そして、その種を、地元の茨城で大きく育て上げて、花を咲かせたいと思っています。茨城・・・といっても、東京まで電車で30分のところです。近辺へお越しのさいには、お気軽にお声をかけていただければと思います。
2008.08.29
今日は僕にとって関校での最後の授業となりました。とは言え、それは僕の事情であって、子どもたちにはとりあえず関係のないことです。普段どおりの授業を淡々とやるのが、開智の子たちにはふさわしいと思うので、いつもどおりカッチリと授業させてもらいました。それでも、授業が終わった後、いろいろな子達が集まって、「これからのこと」などいろいろと話しをしてくれました。彼らの歩いていく先に、ふたたび、僕の歩む道と交差することが、あるいはあるかもしれません。そんなことが起きたら、いいですね。開智の子達からは大切なものをたくさんたくさん頂きました。それを、何らかの形で、お返しできるような「これから」を歩いていきたいと思います。
2008.08.28
こうして、開智塾の子どもたちとふれあっていることができるのも、数えるばかりの日数になってきました。中2の英語の時間、「先生、これ『次の日、本文を英文になおしなさい。』って書いてあるけれど、なんで今日やっちゃだめなの?」と、聞かれました。「そんなことあるか!?」と思いながらテキストに目を落としてみると、たしかにそう書いてあります・・・・・・!?いえいえ!書いてあったのは、『次の日本文(にほんぶん)を英文になおしなさい。』でした。本人も含めて、クラス中に明るい笑い声が響きます。こういうとき、開智の子たちは、ほんとうにきれいな笑顔をします。しかも、それが、どの学年の、どのクラスでもです。その「開智流」笑顔を、日本全国に伝えられたら・・・・と、思うのは大げさでしょうか?
2008.08.27
どんなことだって、自分の望みをかなえようと思うのなら、「実力」と「運」が必要なのは言うまでもありません。世の中には、どんなに努力して「実力」をつけても、最後に、「運」が無くて結果が出ない・・・なんてことは、よくあります。例えば、恋愛なんて、その最たるものですよね。オリンピックを見ていても、「運」という要素は確実にあるということを感じざるを得ません。けれども、こと「勉強」に関して言えば、この「実力」と「運」の比率は、ほかのことにくらべると、特徴的なくらい「実力」の割合が高いと僕は思っています。つまり、「勉強」は、努力をすれば、したぶんだけ、かなりの高い確率で、成果として返ってくるという、極めてまれな営みなんです。このことは、「勉強」という営みにかかわる仕事を、僕が選んだ理由でもあります。努力している子は、成績が上がるし、努力していない子は、成績が上がらない。このシンプルな法則の中で、自分の望みのかなえ方を学んでいく・・・・・。それが、塾という場だと僕は思っています。
2008.08.26
ラスト一週間です。ラストスパートです。多くの科目が今週の前半には終わるはずです。そしたら、あとは「なおし」が終わっていないところのメンテナンスですよね。夏休み中でも、こまめに「なおし」を積み上げてきた人はよいのですが、たまりにたまっている人・・・・気をつけてくださいね。そういう人ほど、夏休み終了直前・・・・たとえば今週の後半あたりまで、なんのかんの言い訳しながら何も手をつけない人が多いので。今日あたりから、自習室の利用率が今までより一段と上がっています。日にちがたてばたつほど、自習室は混み合い、丸うちにも時間がかかってしまいます。せっかく、夏休みの中の多くの時間を講習に費やしたのです。それが、価値あるものになるかは、最後の仕上げにかかっていると言っても過言ではないと思います。いい終わり方をしましょうね。
2008.08.25
美濃校のUさんより「先生、ちょっと待っててくださいね。」シュコシュコシューグリグリ・・・・Uさんはそう言うと風船とポンプを取り出し、器用に風船を扱っていきます。そんな才能がUさんにあるなんてクラスメートも誰も知らず、みんな目が点・・・・。カラフルな風船たちは、みるみるうちに、美しい1輪のの花になったのでした。僕はとても涙もろいので、あつくなる目頭をおさえるのに必死でした。子どもたちがもっている才能を花咲かせるのが僕らの仕事です。でも、もう、こうして「花を咲かせてくれる」のです、開智の子たちは・・・・。こんな子達に出会えた僕は、ほんとうに、ほんとうに幸せ者です。
2008.08.22
ちょっとお盆休み疲れしている顔が見えます・・・・。どんなに子どもたちは元気でも、夏はやはり体には過酷な季節。うまく調整して、本調子に戻ってきて欲しいものです。最近聞いた話なのですが、電車やバスの運転手さんって、仕事中にトイレに自由に行くことできませんよね?どうしているのかと思いきや、「命を預かる仕事ですから、自分の体調管理も仕事です。運転中はぜったいにトイレに行かなくて済むように管理調整しています。」とのこと。人間も動物ですから、体調が悪いときもあれば良いときもあります。ただ、みなさんも大人になって、仕事をするようになると、体調が良いときだけでなく、体調が悪いときも、悪いなりに仕事をこなさなくてはならなくなります。体調が悪くならないような生活を普段から心がけること。体調が悪いときでも、なんとか底力をだせるような方法を身につけておくこと。これも、受験を通じて、大人になるまでに身につけて欲しいことです。なぜなら、あながたひとりひとりがかけがえの無い存在であり、だからこそ、病気であれ、何であれ、「あなたがいない」・・・・ということは、とても大変なことなのですから。
2008.08.21
朝晩の空気や光の加減など、明らかに秋の気配を感じられるようになってきました。夏休みが始まるときは、「長い夏休み!」と、思っていたのに、お盆があけると、もう残り日数も数えるほどになっています。やらなくてはいけないこと、終わっていますか?時間はたっぷりある・・・・と、思っているときはいつも、時間はたいてい足りない・・・・ということを、夏休みは教えてくれているような気がします。受験生にとっては、いよいよ直前の戦いである2学期が始まります。受験までの時間を「たっぷりある」と、考えるか、「わずかしかない」と、考えるかは、この夏休みに対する自分の感想と反省を参考にしてみるとよいかもしれません。自分の時間に対する「クセ」みたいなのがわかりますから。さぁ、あと10日!ぜったいに有効に使いましょうね!
2008.08.20
お盆休み前、最後の授業になりました。お盆休みが明ける18日、19日は映画会です。長い休みがあると、どうしても人間、「楽な生活」中毒になってしまいます。「あー、塾に勉強しに行くのめんどくさいなぁ。」という感覚は、ある意味「ふつう」だと思います。そんなわけで、まずは「塾に行く」ことから、休み明けリハビリですね。「塾に遊びに行こう!」なら、イイですよね。という趣旨で18日、19日の映画会はぜひ来てくださいね。塾外のお友達も誘ってOKです。関校に遅くまで残っていた人たちは知っていると思いますが、すでに試写も終わり準備OKになっています。みなさんのお越しをお待ちしております。
2008.08.12
週末は、ほんとうに何年ぶりかにミステリーを読みました。きっかけは、昔の塾講師仲間が、ブログをはじめて、毎日一冊ずつミステリーを紹介していくということを始めたからです。読んだのは、米澤 穂信 『インシテミル』岐阜県出身の作家さんで、僕より少し年齢の若い人です。各所で評判が良かったので、手にとって読み始めたのですが、あまりにも楽しく、あっというまに読み終わってしまいました。自分の過去を振り返ってみると、小学低学年では江戸川乱歩、高学年で西村京太郎、中学で赤川次郎と、それなりにミステリーにはまっていた自分に気がつかされました。どんな本でもそうですが、とくにミステリーは、「はやく先が知りたい」と思うので、自然と速読力がついてくるような気がします。自分自身、江戸川乱歩を読み始めてから、小学低学年の時点で、1日で1冊読み終えることができるようになっていました。国語の問題を解かせていると、子どもごとに読む速度がまったく異なることに、あらためて気付かされます。たとえば、今日は小6選抜クラスでしたが、いちばん早い子が見開きの長文を読み終え、設問もほぼ解きおわっている段階で、いちばんゆっくりな子は、まだ本文の文章すら読み終えていませんでした。こうした差異は、中学になると、ある程度解消するので、必要以上にに心配することはありません。しかも、国語で問われるのは速読力ではなく、設問への正確な対応力ですから。ただ、速く読めることは、さまざまな意味で有利になるのも確かです。読むのが速い子達に聞いてみると、やはり、日常的に読書をしているという子がほとんどでした。ためしに、「ミステリーなんかは読むの?」と、聞いてみると、ほとんどの子が答えは"Yes"。速読力をつけるのに、ミステリーはうってつけななのかもしれない・・・・という思いを、さらに強くしたのは、やや強引でしょうか・・・・。
2008.08.11
僕は嵐を呼ぶ男なのでしょうか?今日は、美濃校勤務で、美濃地域が大嵐。わずかですが、物的損害もでるほどで、一部の子どもたちが怯えるくらいのひどい嵐でした。ただ、その嵐が去るとぐっと気温も下がり、ふと暦を見れば立秋をすぎていました。朝の通勤時には、とんぼの飛ぶ姿も見え、長いように思えた夏も終盤に差し掛かっていることを感じました。ここ数日は、お盆休み前の最後の授業になるクラスが多く、それぞれのクラスでお盆休み中の課題などを提示しています。良くも悪くも、完全に自分のペースでやらなくてはいけない時期です。うまく自己コントロールをして、お盆休み明けに「地獄」をみないようにしましょうね。
2008.08.08
以前も、この本をここで紹介したかもしれません。水野敬也『夢をかなえるゾウ』飛鳥新社昨年来からのロングセラーで、いまだに本屋さんの一コーナーを占領していたりします。いよいよドラマも放送されるらしいです。関校の本棚においておいたのですが、興味のある人たちが、ちらほらと拾い読みしているくらいでした。まぁ、今の子達は、ほんとうに本を読まないですからね。ところが・・・・今日、高校1年生の子が、この本をかばんの中に持っているのを見つけてしまいました。いわく、「塾の本棚で知っていたけれど、うちでお母さんが持っていたので借りた。」とのこと。しばし、この本の話しで盛り上がると、さっそく、関校の本棚から持ち出してきて、「先生、2,3日貸してください!」と、言ってきた子がいました。もちろん、OKです。この本を読んで、夢へ一歩ずつ歩き出せるか・・・・楽しみです。
2008.08.07
ブログがネット上での表現手段のメインストリームになってから久しく、さらに細かいところに手の届くソーシャルネットワークも人気です。個人的なブログは思いのままつづられていることも多く、その人の心の内側の強い部分だけでなく、弱い部分も、あえて書き出すことで昇華しているなんてこともあるようです。自分の内側の弱い部分を吐露することというのは、そのことからくるストレス対策としても、効果が大きいそうです。ただ、ブログは世界のすべてのネットワーカーにオープンなので、思わぬ人に覗かれてトラブルになるなんて話も最近はよく聞くようになりました。そういったこともあるのでしょう。ブログから公開相手を限定できるソーシャルネットワークへ移行する人たちも多くなりました。むかし担当した子から、ブログを作ったというメールを頂くことがあります。そういう子たちのブログを読んでいると、担当した頃から変わらない部分もあるし、成長した部分もあり、読んでいてなかなか楽しいものがあります。一方で、そういう子たちの中にも、ブログから公開相手を限定するソーシャルネットワークへ移行していく子達も増えてきました。ほとんどの子は、僕にも読めるような設定にしてくれますが、なかには、「自分の弱さをみせていくのが恥ずかしくなったから。」といってきた子がいました。自分の弱さを吐露できる相手がいるということはすばらしいことです。と、同時に、自分の弱さを絶対に知られたくない相手がいる・・・・ということも、すばらしいことだなと思います。精一杯、背伸びをして、強がって・・・・・ということをやっていくうちに、それが、強がりではなく、ほんとうの強さになっていく・・・・・。ネット世界であろうと、現実世界であろうと、<成長する>というのは、そういうことなんだろうと思います。
2008.08.06
関校で中3の授業中、部屋の明かりがついたり消えたりしたかと思うと、とつぜん激しい雷雨になりました。ようやく待望の夕立です。関校の屋根は連日の猛暑でかなり高温になっており、そのため、自習室のエアコンがいっぱいいっぱいな感じだったからです。暑さにしても、涼しさにしても、自然の力にはかないませんね。かなり激しい雷雨で、一部の子達はきっと雷が苦手なんでしょう。気が気でない感じが伝わってきます。これが、小学生だと、勉強に手がつかなくなってしまう子もいるのでしょうが、さすが中3生です。こちらが、何事もないように授業を続けていますので、彼らも、いちおう、何事もおきていないように、授業に集中してくれます。この後、僕は美濃校へ移動したのですが、驚いたことに、あれだけ激しかった雷雨も、ほんとうに局地的な集中豪雨だったようで、関市の市街地を抜けるあたりでは、道路はまったく濡れていませんでした。やはり自然とは驚くべきものですね。
2008.08.05
今日、小6のI君が、「あー、もう夏休み半分すぎちゃったよ~。」と、嘆いてみせるのです。彼の勘違いかもしれませんが、もし、少し早めに意識をおいているのであれば、その心がけは正しいと思います。「7月中に夏休みの宿題を終わらせるぜ!」なんて、かっこいことを言ってた子がいましたが、もう8月です。その子は、宿題終わったんでしょうか・・・・。終わらせていれば、かなりイイ感じですよね。自分も子どもの頃、8月の声を聞くと、日にちの流れが妙に速くなったように感じたものです。長いようで、短い夏休み。とにかく、早め、早めで動けるといいですね。
2008.08.04
今日は美濃市の花火大会。昨年もそうでしたが、夏休みは通年授業以上に密度の濃いカリキュラムになっているので、「花火のためのお休み」みたいなことができません。今年は、高校生の授業が、この花火大会と重なってしまいました。しかし、ふたを開けてみると、「花火大会」を理由に休んだ子はひとりもいませんでした。授業がはじまり、しばらくすると、花火大会がはじまりました。花火の打ちあがる音を聞きながらも、授業は静粛にすすんでいきました。「そうかぁ、高校生くらいになると、花火にも飽きて興味ないのかな・・・・」と、思ったのですが・・・・大きな誤解でした。授業が終わった瞬間から、みんな携帯を取り出して、仲間たちと必死に連絡を取り始めたのです!じつは、花火大会に行きたくて仕方なかったんです、この子達は。でも、「いま」「ここ」で、自分が何をすべきかきちんと理解して、セルフコントロールしていたわけです。彼らは、僕に、花火よりも、大きく美しい、<なにか>を見せてくれました。感動です。
2008.08.01
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