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子どもたちをみていると、なんとも楽しそうですね。僕も、この仕事が楽しくて仕方がないのですが、彼らの「楽しさ」は、そういう「楽しさ」とはまた違うような気もします。きっと、彼らなりにいろいろと悩んだり苦しんだりしていることもあるでしょう。けれども、こうして明るく談笑している彼らを見ていると、その明るさと同じくらい彼らの未来も明るいのだろうと思えてなりません。さて、本日より先日の全国模試の解答を返却しています。算数が97点だったCちゃん。「嬉しい」気持ちと「あとひとつ正解すれば100点だった」という悔しい気持ちの両方が、表情に表れていました。満点に近い点数をとるようになると、点数じたいはけっして悪くなくても、「あと~点で満点だったのに・・・」という、別の悔しさがでてきます。そして、この悔しさが、いっそうがんばりに磨きをかけていくので、さらにどんどん力がついていきます。まさにプラスのスパイラルですね。ひとりでも多く、この領域に達しさせてあげたいと思います。
2008.01.31
今年になってから、自分で新たな習慣づけをいくつかやっています。そのひとつが朝読書です。朝起きてからお昼までに本をまるまる一冊読んでしまおう・・・・という企画です。読んでいる本は、やはり教育関係や経営関係の本が中心です。こういう本は、ある程度速く読めますので、1日1冊のペースで大丈夫な感じです。これが文学作品だと、味わって読みたいので、そんなペースでは読まないと思いますが・・・。もともと本は好きなのですが、読むジャンルと時期がけっこう偏っていたりします。自分のこれまでを思い返してみると、本をたくさん読んで時期は、いろいろなことが何かと好調で、本読んでいない時期は、何かいろいろなことがうまくいかなかったような気がします。だから・・・というわけでもありませんが、やはり子どもたちには本をたくさん読んで欲しいと思います。開智塾の子どもたちはまだ良いほうですが、今の子どもたちの国語力の無さには時々閉口させられます。これでは、国語どころか、数学の文章題や証明問題だって、つまづいて当然です。「国語力をつけるには読書が一番。」というのは、ある意味正解で、ある意味不正解なのですが、本を読んで「損をする」ってことは、まずありません。スポーツで汗をかくのと同じように、読書で脳に汗をかかせてあげてください。特に、中学生と比べてまだ時間のある小学生には、強烈に読書を薦めます。読書でしか味わえない独特の快感を知れば、きっとみんな本の虫になると思うんですけれどね。
2008.01.30
今日の小学6年生の授業は、「素数」です。もちろん、いきなり素数の定義なんて持ち出してもつまらないです。まして、好奇心旺盛の小学生です。ちょっと工夫するだけで食いつきが全然違ってきます。僕はおもむろに素数を板書していきます。「さて、ここでクイズです。ここに書かれた整数はある共通点があります。その共通点をあててください。」この一言で、子どもたちの目はきらきら輝きだすんですね。そして、答えが分ったときの子どもたちの表情はなんとも言えません。ニヤリというか、なんというか。この表情を見るために、この仕事をしているかもしれない。そんな気さえします。
2008.01.29
月曜日の美濃校自習室を埋め尽くす中1生とその緊張感・・・・。これって、何度かこのブログでも御紹介した授業前の風景です。英語の暗記テストのための最後の確認をここでやって、授業開始直前になるとおもむろに各自の教室へ移動していきます。みんなが塾に入ったばかりのときは、この時間はみんなの談話タイムだったのですが、だんだんこんな雰囲気ができあがってきました。欲を言えば、もうそろそろ、「暗記テストの準備は万全だから、確認作業をしなくても平気だよ!」と、言ってくれるようになるといいんですけれどね。もちろん、そしたら、この集中力をもって、もっと他の勉強をやってもらうわけですが・・・。授業が終わり、自習している子達も徐々に家に帰っていく時間帯のことでした。中3のSくんが、今日の自習課題を終わらせて家に帰る準備をしはじめました。ひととおり準備が終わったSくんは、自分が使っていた机の上のゴミを綺麗にしてくれました。「S君、ありがとうね。」と、僕が声をかけると、「うん、オレの消しゴム緑色だから、消しカス目立つから・・・」と、ちょっと照れ隠しな言葉がまたいい感じに僕の胸に響きました。
2008.01.28
全国模試がほぼ終わりました。で、その後、細心の注意を払いながら添削をしています。あらためて、開智塾の子達のレベルの高さを感じざるを得ません。この全国模試は、もちろん僕が茨城にいたころからやっているので、過去に教えた子達の成績がだいたい思い浮かぶわけです。ふつう、塾でがんばっている子たちでも、40点台から60点台というのがあたりまえのテストなんですが、開智塾では80点台や90点台がふつうに出てくるんですよね。100点なんて点数もあったりして、ふつうの塾ではなかなかお目にかかれない結果です。しかし、それもある意味当然なのかもしれません。開智塾の子達の勉強量は、ふつうの塾とは比較にならないほどやっています。また、それだけ勉強に力を注げるような環境作りをしてきています。高い平均値の中で、残念な結果を記録している子もいないわけではありません。「あと少しで100点だったのに・・・」という、別の意味で残念だった子も少なからずいます。「子どもたちの成績は、塾の成績でもある。」と、よく業界では言われます。もっともっと高みを目指して、みんなと、勝ち上がっていきたいですね。
2008.01.27
「最近、私じゃんけんに強くなろうと思って握力つけているんだ・・・・」とは、中3のTちゃん。Tちゃんは、成績トップクラスのひとりですが、ときどき、わざとこんなふうに、常識から外れたことを言って、楽しみます。当人はいたって真面目に語るのですが、もちろん、その当人もじゃんけんと握力が無関係であることは百も承知。だからこそ、この常識をずらした会話が楽しめるのでしょう。まわりを煙に巻く感じが楽しいんですよね。誰も傷つけないジョークですしね。こんなTちゃん、「今回の岐阜新聞テスト、がんばった感あるよ~。」と、いって、最新の結果を見せてくれました。おお!たしかに、がんばっていますね。数学にいたっては100点です!本人が、「がんばった」という実感があって、なおかつ、それが結果にも表れる・・・という、こんな感じがやはり理想ですね。ほかのみんなも負けていられません。小学生と中学1年生、2年生は今日から全国模試です。学校の成績や進学に影響がある試験ではありませんが、日本全国の同級生と実力比べができる意義はけっして小さくありません。やがて、好むと好まざるとにかかわらず、全国のみんなと勝負をしなければなりませんし、社会に出れば、同級生だけでなく、そして、全国どころか全世界の人たちと、勝負しなければならないんですからね。自分の勝ちパターンを見出すこと・・・。受験勉強を通じて手に入れられるとても大切なことだと思います。あなたは、自分の勝ちパターンが見えていますか?ちなみに、じゃんけんでの勝ちパターンは握力ではなく・・・・(以下省略)
2008.01.26
今日、小関先生の開智塾での最後の日になりました。出会い・・・は、別れの始まりでもあります。出会った瞬間から、別れの時までカウントダウンが始まる。一期一会という言葉は重みがありますね。塾とは、人と人が出会う場です。しかも、お互いに自分の全存在をかけて触れ合っていく場所です。そんな場所から産み出された時間というのは、ほんとうにいつも鮮やかに輝きつづけます。それだけに、何年この仕事を続けていても、「別れ」だけは、ぜんぜん慣れないんですね。いつも、胸が詰まる思いで、卒業生を送り出します。今日は、同僚(というか、僕からすれば先輩ですが)を送り出したわけですが、やはり同じ気持ちです。だからこそ、今、こうして一緒にいる時と縁を大切にしていこう。あらためて、そう思いながら、手を振り去り行く小関先生を見送りました。
2008.01.25
ヘルスメーターを買いました。関・美濃に来てからというもの、食べるものが美味しいことをいいことに、何も考えずに食生活を送っていたところ、どうも最近からだが重い気がしたからです。10代のころは、身体測定の結果はいつも「やせすぎ」でした。それほど運動をしているわけでもないのに、食べても食べても太らないのは、体質的なものもあったようです。「ダイエット」・・・・・などという言葉は、僕のとってはまったく縁の無い言葉・・・・なはずでした。恐る恐る・・・・しかし、どこか「余裕だ!」という気持ちでヘルスメーターに乗ります。このヘルスメーターは体重だけでなく、体脂肪率や体内年齢までデジタル表示してくれます。結果は・・・・・恐ろしいことになっていました。体脂肪率はなんと、「肥満」域にまで達し、体内年齢は、実年齢よりも11歳も上の数値でした。さすがの僕もちょっと食生活や運動量を意識しないとダメなようです。ふだん、子どもたちには、学校の成績表やテストの結果、校外模試の結果などを、塾に持ってきてもらうように指示しています。正直言うと、ふだん、彼らと接していれば、こういった結果を見るまでも無く、およその成績はわかります。しかし、僕らが、それでも、子どもたちに成績をもって来させるのは、その行為を通じて、子どもたちに自分の成績を常に意識させるためにやっているのです。「自分の事は自分がいちばんよくわかっている・・・・」というのは、ある意味あたっていますが、それゆえに、人間は、自分に都合が悪い自分の情報からは目をそむけ始めます。成績が良くない子たちほど、自分の成績を認識しておらず、それゆえに、自分がいかに危機的状況にあるかを認識していません。だから、さらに成績は下がり続ける・・・・という悪循環にはまってしまいます。まるで、僕の体脂肪率のように・・・・・。ちなみに、この話しを聞いたMくん。「え!?先生、11年後に死亡しちゃうの!?」死亡じゃなくて脂肪です。どちらもうれしくないけれど。
2008.01.24
「宿題を出す学校の子どもたちのほうが成績が良い。」という、誰でもわかると思えるようなことが、昨年4月に実施した全国学力テストの分析結果の中で、文部科学省が報告しています。http://www.47news.jp/CN/200801/CN2008012301000466.htmlしかも、驚くことに、有識者らから「都合の良い部分だけを抜き出している」との批判も出ているとのこと・・・・。「宿題を出す学校の子どもたちのほうが成績が良い。」現場で子どもたちと日々かかわっている僕らや学校の先生からすれば、とてつもなくあたりまえの事実が、おそらく、いろいろな「事情」があって、こういう議論になってしまうんだと思います。難しいですね。開智塾では、宿題をきっちりと出します。なぜなら、それが成績を上げる必要条件だからです。私塾なので、そういった方法論に御賛同いただいている方に通ってきていただいているので、いろいろな意味でやりやすいのは確かですね。
2008.01.23
他の先生に言われて気がついたのですが・・・・えんぴつやシャーペンは利き手で持ちますよね。消しゴムも、とうぜん利き手で持つものだと思うのですが、そうでない子たちがいます。これだけ長い年月この仕事をしてきて、こんなことに気がつかなかった自分が恥ずかしいです。一見、筆記用具と消しゴムを持ち替える必要が無いので、速そうに思えますが、もちろん、そんなことはありません。利き手でないほうの手で消しゴムを使うと、紙がくしゃくしゃになって非常に消しづらいです。紙は汚くなるし、作業も遅くなるし、良いことはありません。もちろん、利き手でもっている筆記用具をいったんおき、利き手で紙を押さえながら消せば良いのですが、そういう子は、最初から利き手で消しゴムを使います。こういった習慣は、かなり長い時間をかけて形成されているので、なかなか直すのが難しいのが実情です。本人が、そのことで、不利益を被っていると実感しない限りは・・・・。少しずつ、そのことを自分で気付くような流れを作ってあげなければと思っています。
2008.01.22
「先生、この単語どういう意味?」彼はmidnightという単語を指していました。「まず、ここだけ見てみようか。これはわかるよね。」「うん、nightは『夜』って意味だよね。でも、midnightって何だろう・・・。」「midってのは、『真ん中』って意味なんだよ。日本語でも言うよね『ミディアム』とか『ミッドフィールダー』とかさ。」「うん、うん。」「だから、midnightは「真夜中」という意味だよ。」と、ここまで説明すると、彼は大爆笑をしだしました。「何そのダジャレみたいなの・・・」あの・・・・・それは、「ダジャレ」じゃなくて、「論理」って言うんですが・・・・。
2008.01.21
最近は、「勉強」に関するHow toものがお気に入りで、何冊か購入して読んだりしています。そういった本はたいてい、塾の本棚においてありますので、興味がある人は手にとって読んでみてください。こういった手の本は、どちらかといえば、社会人むけのものか、大学受験むけのものが多いのですが、おもに中学生を対象に書かれた本を見つけたので、さっそく塾の本棚においておきました。樋口新一 著『中学生の最短・最速勉強法―必勝受験マニュアル 』http://www.amazon.co.jp/gp/product/4876476993どんな本でもそうですが、情報はある程度取捨選択してくださいね。ぜんぶ、受け入れるのも良し。一部だけ受け入れるのも良し。まったく拒否するのも良し。l大事なことは、自分の意志で情報を取捨選択することです。もし、ある本で述べられていることが、すべての人にとって、最高の方法であれば、他のこういった本は出てこないことになります。ところが、現実はそうではありません。次から次へとこういった本が登場してきます。それは、どんな素晴らしい本でも、人がそれぞれ個人個人でまったく違う存在であるがゆえに、その人にとって「最高」「最良」ということが、異なるからなんですね。そして、どんなことでもそうなのですが、苦しいことをするときは、自分の意志で決めたことでないと、苦しみがさらに大きくなるからです。みなさんの勉強における試行錯誤の一助になればいいなと思います。
2008.01.20
寒い日が続きます。寒い日が続きます。風邪をひく人も増えています。そんな中、自転車通塾のSくんは完全防備。みんなに、「Sくん、それでコンビニ入らないほうがいいよ。まるで、テロリストだよ。」と、言われると、「おれも、そう思う。」と、Sくん。どっと笑いが起きます。外は寒いですが、塾の中はこんな暖かな笑いに満ちています。今日はセンター試験初日。塾生たちは無事実力を発揮できたでしょうか・・・・。英語や日本史の問題を見る限り、やはり基礎的な問題が多くを占めています。そうなると、勝負を決めるのは「確実性」。「穴を作らない。」「ミスをしない。」という技量をどれだけ磨けるか・・・・ということでしょう。みんなが塾でやってきた、小テスト&追試の繰り返しがこの力を十分に身に付けさせてくれたはずです。良い知らせを待っていますからね。
2008.01.19
「すごい人に話しを聞こう」企画第2弾いかがでしたか?夜遅い時間になってしまったので、参加できる人に限りがあったのですが、それでも、関校の一番大きな教室がいっぱいになりました。しかも、みんな授業のときより真剣(?)な表情だったような気が・・・(笑)。なかなか接点を持つことができない「すごい人」なわけですが、一方で、あんなふうに高校生や中学生の子どもたちと気さくに話してくれるわけで、「すごい人」というのは、じつは、案外「雲の上の別世界の人」ではないということを、みんなには知ってもらいたいな、と思います。つまり、君たちみんなも、目指していく方向と場所を定めて走り続ければ、やがて、「すごい人」と、他の人たちから言われるような大人になれるということなんです。開智塾のみんなは、そこへたどり着くだけの実力をもち、努力をしていると思います。あとは、ひたすら「続けること」。継続のみが力なり・・・・です!ん?どこかで聞いたことありますね・・・・・まぁ、いいか。
2008.01.18
今週は、3学期の暗記テスト第1週です。残念なことですが、講習明けは、どうしても不合格者の数が増えます。というのは、暗記テストは量が多いので、毎日のように準備勉強をこなしていくペースを維持しなければならないのにもかかわらず、講習の間の暗記テストの空白期間からそのペースへ復帰できない子どもが少なからずいるからです。よく「お正月気分が抜けきらない・・・」と、言いますが、まさにそんな感じです。気持ちの切り替えという問題なんだと思うのですが、子どものうちはなかなか難しいんですよね。子どもたちにとって、時間とは無限にあるもので、どう使ってもかまわない・・・・みたいな感覚がありますから。僕ら大人は、自分の肉体の衰えに、人生とは残り時間が減り続けるだけなんだという事実を、つきつけられます。まぁ、そんな大げさなことを言わなくても、日々の膨大な仕事量をこなす中で、ちょっとした時間の無駄が、後日の仕事を非常に厳しいものにしてしまうことを、経験的に知っています。子どもたちに、「中途半端な時間の過ごし方をしないこと」を、伝えるのには、それとは逆の「集中して充実した時間」を経験させ、その結果を目に見える形にしてあげることが大事なのだと思います。まだ、緩みかかってエンジンがかかっていない子たちを、もっと引き締めていくつもりです。
2008.01.17
緊急イベントのため、確実にみんなに見てもらうためのお知らせボードをつくってみました。とは言え、塾にあるものを再利用しているので、新たに購入したのはイーゼルだけです。まぁ、しかし、これがどれも、まさにこのためにあったと言わんばかりにぴったりなので面白かったです。効果の方も抜群で、教室に来るすべての子どもたちが見入ってました。もっとも・・・・見て欲しいのは、ボードではなくて、その内容ですからね、よろしくおねがいします。夏だったら、さらにこの下の段に観葉植物を置くのですが、さすがに寒くてかわいそうなので、やめにしました。こんなふうに、小さなことから、大きなことまで、日々いろいろと新しいことを考えています。こうしたら、子どもたちのためになるだろうな・・・・いやはや、こういうのはどうだ!?と、考えているのはとても楽しいものです。そして、そのいくつかがこんな感じで実現できていくと、さらに喜びは大きくなります。小回りの効く規模の塾だからこそ、アイディアとスピードでも、勝負したいですね。
2008.01.16
「さぁ、3学期最初の暗記テストだよ。準備はいいかな?」そう宣言して授業を開始しようとすると、「先生、今回はダメだぁ。ぜったい追試だぁ。」おっと、NGなセリフですね。「あのさ。『ダメだ』ってわかったのは、今日、昨日の話しじゃないでしょ。そのことに気がついているならどうしてもっと早く対策しないの?」と、いつものお説教攻撃を始めると、「まぁ、『諦めが肝心』って言うじゃないですか!」この言葉、大嫌いです。少なくとも、輝かしい未来が待っている10代の子どもたちが、いちばん言ってはいけないセリフのひとつです。「じゃぁ、お前は『生きる』ことも諦めるのか?どなんにがんばっても、やがて死ぬ運命にある命だぞ。『諦める』とか『めんどうくさい』とか、そういう言葉を口にするなら、『生きる』意味なんてものも吹っ飛んじゃうじゃないか!」と、「熱く」言い聞かせます。うーん、こういうことは何度と無くこの子達は僕の口から聞いているはずですが・・・・。やや釈然としない気持ちですが、暗記テストを始めます。そして、その結果は・・・・・・あれ!?合格です。これはどういうことでしょう?「諦めが肝心」と言った子は、なぜかニヤニヤしています。ははーん、これはいっぱい喰わされましたね。おそらく、子どもたちは、僕の反応を予測した上で、あえて、NGワードを口にしたようです。そういえば、僕が「熱く」いつもの語りをしているとき、その子は、うなづいて聞いていました。僕も子どものころ、先生がいろいろと「熱く」語るのを聞いているのは結構好きでした。その経験が、この仕事に僕を導いたと言っても過言ではないと思います。僕らは「知識」だけを子どもたちに伝えるわけではありません。「知識」を伝えるという行為を通じて、「熱い」何かを伝えたい。親から子へと受け継がれていくような何かを。そもそも、受験で問われる「知識」は、過去に生きた人々の汗と血潮の結晶なんですから。
2008.01.15
じつはちょうど1年前のこの日だったんですね。僕がはじめて開智塾を訪れたのは・・・・。ネットで「岐阜の関市にすごい塾がある・・・・」という噂を聞きつけて、ほとんど「突然」訪れたのでした。そして、僕は開智塾と開智塾のみなさんに一目ぼれをしてしまったわけです。ふと、冷静に考えてみると、今こうして僕が開智塾にいるということは、なんだかとても不思議な気分になってきます。そして、あのときの自分の驚きと感動を思い出すと、開智塾のみんなにとっては、「当たり前」と思っていることが、じつは、とても「すごい」ことなんだということを、あらためて再認識させられます。まるで、ふらっとコンビにでも立ち寄るかのように、塾にやってきて自習室で黙々と勉強していく子どもたち。このことひとつとっても、「すごい」ことです。でも、「すごい」に上限はありません。きっと、世の中にはもっと「すごい」塾があって、「すごい」子どもたちがいるかもしれません。いや、いなくたっていいんです。ただ、ひたすら高みを目指して自分を成長させていく・・・・そんな彼らの傍らに、僕が伴走できていればいいな・・・・そう、思います。
2008.01.14
来週末はセンター試験に加えて私立高校の入試も始まってきます。いよいよ受験シーズン突入ですね。関校の高3生は、次の授業がセンター試験の日程と重なってしまうため、明日14日に振替授業を行います。センター試験で狙われそうな単元を集中してやる予定です。ふと、自分のセンター試験の時のことを思い出してしまいました。僕はのび太くんやサザエさん並みに「ドジ」なので、センター試験でもいろいろと失敗しました。まず、信じられないことに、受験票に写真を貼るのを忘れていたことに会場についてから気がつきます。いえ、写真を貼るということを、会場で気がついたというほうが正しいでしょうか。ただ、慌てませんでした。まぁ、そういうドジには慣れていたから・・・というのもありましたが・・・・。すぐに会場の担当者に申し出て、その場でポラロイド撮影してもらい、事なきを得ました。試験当日のトラブルは、決して無いとは言えません。トラブルに対しては、とにかくすぐ会場の係員に連絡をするようにしてください。係員の人たちもある意味プロですから、たいていのことは解決してしまいます。あれやこれや心配せず、「何かあったら係員に」の気持ちで、ドーンと構えましょう。そうすれば、いらぬ心配で実力を出し切れない・・・・ということも無くなるはずです。Good Luck!
2008.01.13
「先生、なんか寒気がする。」そう、中3のA子ちゃんが体調不良を訴えます。「無理しなくていいよ。」と、こちらは応えるのですが、「でも、がんばる・・・・」と、言って、授業をうけていきました。「辛かったら、すぐ言うんだよ。」という言葉にうなずきながら、結局最後までがんばりました。体調が悪いときは、どうしても、頭脳の働きだって鈍くなります。ふだんのA子ちゃんだったら苦戦しないような問題も、いまひとつ切れ味がありません。そのことは、本人が一番わかっているので、よけいに苦しいはずです。風邪の季節を迎えて、体調不良によるお休みが増えています。どの程度体調が悪化したらお休みのかの判断は難しいと思います。もし、体調が優れなくても塾にがんばってきているときは、一言僕らに声をかけてください。たいがいの体調不良は見ていればわかりますが、ごくまれにあまりそういったことが表面に出ないお子さんがいます。大事な身体ですから、遠慮なく相談してくださいね。何はともあれ、予防が一番です。風邪の予防は、うがいと手洗いの徹底。寝るときはマスクをすると喉を痛めません。お試しあれ。
2008.01.12
全国レベルの部活と勉強との両立で悩み、先学期の期末テストでは苦戦を強いられたうえに、手術入院で冬期講習に参加できなかったYさん。今までは、「もう少し勉強に力をいれようね。」という話しをしても、「え、でも部活が・・・・」という答えが返ってくることが多かった彼女。復活初日の理科の授業の計算問題でいきなり苦戦します。小学校のときに習う「割合」の理解が完全であれば、苦労する単元ではありません。しかし、「割合」は、多くの子達にとって鬼門になっています。小学校レベルの問題であれば、やりようによっては、理解していなくても問題が解けます。そこで、「もう終わり!」にしてしまう子があまりにも多く、その結果、中学校に入って、さまざまな局面ででてくる割合の概念に苦しむことになります。Yさんのとなりで、同じ中学の子が、スラスラ問題を解いていきます。自分とその子の間にできてしまったとてつもなく大きい差を目の当たりにして、Yさんの目は涙で潤んでいました。悔し涙は成長の証です。自分ができないことに気付きながら、そのことをいろいろと理由付けして(=言い訳して)、それを克服する努力から逃げようとする子は、悔し涙なんか流さないからです。Yさんは、授業の後も残って問題を解いていきました。今までは、わからない問題があっても「時間だから。」と言って帰宅してしまったYさん。「ここだけは丸にして帰りたいんです。」と、言ってがんばりました。「OK!できているよ。」という僕の声にYさんに最高の笑顔を見せて帰っていきました。
2008.01.11
今日、中2のクラスで話したことです。僕の地元の茨城は私立高校の入試日程がかなり早く、お正月明けの今週から、入試がはじまります。したがって、茨城の中学2年生は入試まで1年を切ったこの日から「受験生」と呼ばれるようになります。「受験生」と呼ばれ始めると、彼らの勉強に対する意識が全く違ってきます。茨城県だけでなく、首都圏の高校入試はかなり熾烈な戦いになります。学区が廃止されているので、県立高校の一般入試でも4~6倍の倍率を勝ち抜かなければなりません。私立高校は、入試倍率は県立高校より低めになりますが、入試成績によって学費が違う!ので、みんな必死です。そういう彼らと、大学受験の時に直接対決をするわけです。負けたくないですよね?だから、中学2年生のこの時期から、高校受験までは、彼らに負けないくらいの勉強量をこなしてほしいのです。心配はいりません。少なくとも、開智塾で中学1年、中学2年を過ごしてきたのであれば、どんな中学1年生、中学2年生より、ハードな勉強量をこなしていることになります。今の段階では、開智塾の君たちのほうが有利な地点を走っています。ただし、これから、日本中の「受験生」たちが、君たちを猛追してきます。負けるな!
2008.01.10
とにかく、勉強は、「急がば回れ」です。いま、冬期講習テキストのなおし作業をがんばっている最中ですよね。できるだけ早く終わらせたい・・・・そんな思いからか、気持ちがあせって、丁寧さに欠ける解答を書いてくる子たちがいます。多くは、男の子たちなのですが・・・・。丁寧さに欠けるテキストに丸を入れていくのは、とても大変です。せっかく、「速く」解いても、丸うちの段階で、時間がかかってしまうので、トータルすると「遅く」なっているはずです。ここでも何度か書いているのですが、とにかく、「速く」終わらせたいのであれば、徹底して丁寧にやることです。字の丁寧さだけでなく、計算や途中作業を整理して明記しておくといったような丁寧さも必要です。整除作文問題で、使った単語を線で消すという作業すらやってこない人がいますが、論外です。こういう人ほど、正答率が低く、けっきょくやり直しを何度も繰り返すことになります。はじめは、「めんどくさい」と正直思うかもしれませんが、とにかく、やってみましょう。そのほうが早いということが、実感できると思いますよ。
2008.01.09
とつぜんですが、みなさん、上を向いてスキップしながら悲しいことを想像してみてくださいできましたか?僕はできませんでした。というか、できないんだそうです。これは、ある本に載っていたことなのですが、「悲しみ」の撃退法として、なかなか有効なようです。いつもは元気いっぱいで、授業も集中して聞いてくれている子が、あるときは、心ここにあらず、みたいな表情をしているときがあります。断言はできませんが、もしかしたら、学校や家で、ちょっと悲しいできごとがあったのかもしれません。そんなときに、こんな話しを何気なく授業中に織り交ぜたりします。
2008.01.08
冬休み最後の日ということで、小学生が開室前から教室の前でまっていてくれました。この子たち、さっそく冬期講習のテキストの直しに入ります。僕が美濃校へ移動するときもまだやっていましたら、ゆうに4時間以上は勉強しているはずです。やりますね!この子たちの解きなおした問題に丸をつけてあげると、「よっしゃ!あと○○○問!」と、つぶやいています。どうやら、友達どうしで、残りの問題数を競っているらしいのです。プリントならいざ知らず、講習用の薄いテキストとはいえ、本まるまる一冊の残りの問題数をカウントしているのです。いやはら・・・。これは、なかなか考えましたね。まだ3桁台ですが、逆に、だからこそ、確実に数が減っていくという感覚が、楽しいようです。どうせやらなければならないことなら、「楽しく」やったほうが良いに決まっています。終わらせたときの感動もひとしおでしょう。がんばれ!
2008.01.07
勉強している子どもたちが、まるで天下の宝刀のごとく僕らにつきつけてくる言葉・・・・「そんなの、現実の社会では使わないよ・・・・。」しかし、それは、僕らから言わせてもらえば、「君たちの学力では、現実の社会で使うような知識と技術を身につけるには、まだまだ未熟だ。」ということになります。たとえば、今日、中3の受験対策日曜講座であつかった「場合の数・確率」の問題。先日まで取り扱っていた「円周角がからむ証明問題」よりは、ずっと現実の社会で使えそうな知識です。しかし、逆説的ですが、現実的であるがゆえに、要求される抽象的思考との乖離は大きく、みんなはそのギャップにたいそう苦しんでいました。そのあと、高1生から現代社会の質問を受けました。内容は、金融における信用創造にからむ話しでした。「銀行にお金を預けると、利息がついて返ってくる。」という、小学生でも知っている現実的なできごとが、「信用創造」という、きわめて抽象的な思考によって、実現しているというパラドクス。しかも、この「信用創造」を支えるのが、やはり高校数学でお馴染みの無限等比数列の和・・・・。学年が上がるほど、学んでいることと現実社会との距離は小さくなっていきます。しかし、それは同時に、要求される思考が、より高度に抽象化されていくことでもあります。まぁ、だから、勉強って、奥が深くて面白い・・・・・と僕は思います。この面白さ・・・・しっかり伝えたいですね。
2008.01.06
みなさんは、授業開始何分くらい前に塾に来ますか?今日、美濃校の高1のSさんは、な・な・・・なんと!10時間前!!!!に塾に来て勉強開始。「関校の人たちは、どれくらい勉強しているのかなぁ・・・・ネットが無いから勉強掲示板見られないし。」なんて話しもしながら、これだけの長時間しっかり集中していました。授業もあわせると12時間以上塾に滞在して勉強していたことになります。このがんばりには、ただただ敬服します。この12時間のあいだには、小学生も来れば、中学生も来ます。彼れらにとって、「がんばっている人を間近に見ることができる・・・・・」ということは、とても有意義なことだと思います。そうやって、みんなが成長し合える・・・・。それが、塾という場なんだと思います。
2008.01.05
時間割の関係で、本日より仕事始めとなりました。本年もよろしくおねがいいたします。さて、「新しい年」が始まったわけですが、考えてみると、1月1日が「新しい年のはじまり」である科学的根拠は何もないんですよね。そもそも、「1月1日」という言い方も、ある文化の中でのひとつの習慣に過ぎません。けれども、何の科学的根拠も無く、ある日を、「1月1日」とし、「新しい年の始まり」だとすることで、これまでの自分の生き様これからの自分の生き様を、見つめなおし、より大きく成長する機会とすることできるんですよね。「新しい年のはじまり」を、人間が恣意的に作り出したのには、そういう目的があったからではないかと思うのです。ですから、せっかくの「新しい年のはじまり」を、思いっきり有効活用しようではありませんか!「これまでの自分の生き様」「これからの自分の生き様」を、思いっきり見つめなおし、思いっきり大きく成長してしまいましょう。「新しい年」にこじつけて、「新しい自分」を目指す・・・・・そのための「新年」。さぁ、どんな飛躍を今年は目指しましょうか。
2008.01.04
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