浅きを去って深きに就く

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March 20, 2016
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カテゴリ: 抜き書き
いろいろなことにおいて、あなたよりはるかに不完全な人が自信に満ちて生きているのは、自分に関する決断を自分に変わって誰か他の人にしてもらわなかったためなのである。

“逸物の鷹も放さねば捕らず”という格言がある。狩りでいろいろな獲物を捕る立派な鷹も、放さないでもっていては、何も捕らないということである。

自身のないあなたの周囲にはりめぐらされた関係は、あなたの能力を発揮する機会を奪っているのである。自分に関する決断を自分に代わって誰か他の人にしてもらうということは、自分の逸物の鷹をじっともっているようなものである。自信がないのではなく、自信を解き放たないのである。

“一升瓶に二升は入らぬ”という格言もある。自己主張のない人は、一升瓶のあなたに二升入ることを期待したのである。それもあなたのためにではなく、自分のために。彼にとって、あなたが一升瓶であることは都合がよいから、一升瓶のあなたに二升瓶であることを要求した。しかしあなたはその期待に負け、一升瓶の自分に肯定感がもてなくなった。しかし、もとはといえば、あなたが一升瓶であることが都合よかったのは、彼にとってなのであるあなたが一升瓶であることを非難するのは、彼自身が自分に満足していないからである。

自分に失望している人は容易に失望し、他人を非難する。このことは忘れてはならない。自分自身に失望した人の自己本位な感情や期待に負けて、あなたは自信を喪失しているのが、真の真相である。

自己主張のない人の期待は、本当は犬の遠吠えのようなものである。しかし自信のない人は、その犬の遠吠えに臆病にもふるえあがったということである。

自分は一升瓶、相手は犬の遠吠え。これを自覚することである。


【自信】加藤諦三著/三笠書房





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Last updated  March 20, 2016 04:09:50 AM
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とりと@ Re:問われる生殖医療への応用の可否(04/03) 面白い記事なんですが、誤字が気になる。
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