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日が傾いてきた。 そろそろ夕食の準備を始めよう。昼にもらった、釣り立ての新鮮なアジ3匹。まずは一匹をクーラーバッグから引っ張り出し、まな板の上に。 ビクトリノックスでウロコを取って行く。はらわたを出し、三枚におろし、そして皮を剥ぐ。 皮を剥ぐのがなかなか難しく、美しい刺身にはならないが、これもご愛嬌だ。店のおばさんに分けてもらった醤油をシェラカップに入れ、おろし生姜を付けて口に入れる。 うーん、美味い!ビールをグビリ、刺身をつるり。夕暮れ近い瀬戸内の景色を眺めながら、新鮮なアジの刺身とビールを堪能。アッと言う間に、一匹分の刺身はなくなった。 つづいて、2匹目も同様に刺身にし、これまたべろりと胃に収めた。***次はアジの塩焼き。流木を集めて、火を熾す。 しばらく待って熾き火になったころを見計らい、焼き網をセット。 網が焼けたところで、アジを載せ、パラパラと塩を振る。ジュー、ジュワジュワ! プチ、プチ、プチ ジュワー あー、たまらんなあ! この音、この匂い!網に載せたまま、醤油をタラリ。 ハフハフ、美味ーい。アジを分けてくれた釣り人のおじさん、本当にありがとうございました。 おいしくいただきました。***食事の後は、再び流木を足し、焚き火を眺めながらビールを飲む。 さすがに、Tシャツと短パンでは少し涼しい。 焚き火の温かさがありがたい季節になってきた。 これからが、本格的なキャンプツーリングのシーズンだ。ちろちろと燃える小さな焚き火を前に、独りだけの静かで贅沢な時間。 久し振りの柱島。 いつもと違う浜で過ごす夜は、やはり新鮮である。テントに潜り込み、ヘッドランプの明かりで読む本は、本棚の奥から引っ張り出してきた『宇宙船とカヌー』 超有名な物理学者の父と、手作りカヌーを選んだこれまたその世界では有名な息子。 何度読んでも良い本だ。***金曜日の朝。夜明けとともにテントから這い出し、バーナーでお湯を沸かしてコーヒーを飲む。 ケータイで天気予報を確認。 今日も晴れの予報だ。朝食は、レトルトの親子丼と、みそ汁。 食後、浜辺で寝転がり、コーヒーを飲み、『宇宙船とカヌー』の続きを読み、ゆったりと過ごす。***道具を片付け、9時前に出艇。せっかくなので、少し遠回りにはなるが柱島の東側を北上し、昨日と合わせて柱島を一周して帰ることにした。東側に出て、鞍掛島、黒島、浮島、頭島を左手に眺めつつ漕ぎ進む。しばらくすると、端島が見えてきた。 ここにも何度か訪れたことがある。 小さな集落と商店、美しい浜がある静かな島だ。漕いでいると、目の前で一匹の魚が飛び出した。 よく見ると、なんと小さな『飛魚』! 太平洋や日本海で何度も見たことがあるから、間違いない。 小さな羽を広げて、海面すれすれを飛翔していく。へー、瀬戸内にも飛魚がいるんだなあ。再び漕ぎ出し、数年前に次男とキャンプした浜の前を通り、小柱島へ到着。海峡横断の前に岬の手前で少し休憩していると、石を積んだ運搬船が南に向けて下って行く。操舵室のおじさんも見えるくらい、小柱島のすぐそばを通りすぎる。 するとその操舵室のおじさんが、こちらを見て手を振ってくれた。 私も手を振り返す。今日もなかなか良い出だしではないか。***岬から漕ぎ出すと、北側に柱島水道を南下してくる大型の船が見えた。うーん、どっちに進むのかなあ? 私が目指す進行方向は北東なのだが、大型船の動きが分からないので、しばらくは北上して様子を見ることにした。その大型船は、徐々に左に船首を振っている。 こちらも、右にバウを向けて慎重に近づいて行く。小さな島ほどもある大型船を無事にやり過ごし、黒島へ到着。 小さな浜で一休み。浜辺に座り、お茶を飲み、行動食のアンパンを齧る。再び漕ぎ出し、昼前には、出発地点の浜に無事到着。 今日は、20kmほどのパドリング。 帰りには、平日で人が少ない温泉にゆったりとつかり、潮抜きをした。***今回も天気に恵まれ、久し振りに柱島に渡ってキャンプツーリングを楽しむことができた。 予定外の、新鮮なアジのフルコース?も堪能したし、満足な旅であった。
September 29, 2006
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仕事の区切りが良かったので、金曜日の有休に一日追加して、木曜、金曜で柱島にキャンプツーリングに行く事にした。***倉橋島のいつもの浜で、シーカヤックに荷物をパッキング。 さすがに平日だけあって浜は静かだ。柱島までは、直線距離で10km弱の島渡り。 荒れると途中でエスケープできないルートなので、天気予報はしっかりチェックしてある。 パッキングを終え、10時前に出艇した。海は穏やか、風もほとんどなく、順調に漕ぎ進む。 黒島を通過。小柱島の東端を目標に、周囲をワッチしながら進んで行く。 そう、この柱島水道は、大型船舶の航路となっており、要注意なのだ。小柱島まで1時間。 柱島の港までは、1時間15分であった。 なかなか良いベースだ。***柱島の港のそばに、釣り船が出ていた。『こんにちは。 釣れますか?』 『うん、アジが釣れる』 しばらく見ていると、次から次へと大きなアジがあがっている。『どこまでいくん?』 『倉橋から漕いで来たんですが、今日は、柱島でキャンプしようと思ってるんです』 『キャンプかあ』『おー、そうじゃ。 キャンプなら食事用に魚をやろうか?』 『えー、いいんですか?』 『ええよ』『ありがとうございます。 じゃあ、せっかくなんでいただきます』 『3匹でええか?』 『充分ですよ!』 『生きとるのと、締めたのとどっちがええ?』 『じゃあ、締めた奴をいただいていいですか?』『ほら! 氷も入れといたけえ。 塩焼きにして食べんさい』 『本当に、ありがとうございました!!!』思わぬ収穫。 ありがとうございました。 これで今日の夕ご飯のおかずが決まった。 アジの刺身にアジの塩焼きだあ!***いただいた魚をコックピットに収めると、バウを南に向けた。 今日の宿泊予定地は、柱島の南の浜。 フェザークラフトK-1を使った瀬戸内横断の時にチェックした浜。以前、当時小学生だった次男とキャンプツーリングに来た時は柱島の北側の浜に泊ったので、今度は別の浜を選んだのだ。カヤックを浜にあげ、しばし休憩。 青い空と、刷毛で掃いたような白い秋の雲。 最高の天気、最高の平日有給休暇である。浜のすぐそばには、柱島のすぐそばで爆沈した戦艦陸奥の慰霊碑が建っていた。 まずはそこに、お参り。そして集落に買い出しへ。 畑に囲まれた、静かな島の道を歩き、港へと向かう。港の前は、家や商店が軒を連ねている。 商店に入り、目当ての品を探す。刺身を食べるための醤油と、アジを焼くための塩、ビール、などなど。醤油が、大きな瓶しかないようだ。 『スミマセン、醤油の小さい瓶はないですか?』 『えー、そこらに無い?』『ああ、今ちょうど切らしてるみたいじゃねえ』 『そうですか』仕方なく、塩とビール、パンを買って帰ろうとしたら、『少しでよかったら、醤油を分けてあげるよ』と、店のおばさん。『ありがとうございます。 少しでいいですから。 助かります』今日は、親切な人にたくさん巡り会えるなあ。別の商店で氷も購入し、再び狭い道を歩いて浜に戻る。 静かな島時間。浜で昼ご飯を食べ、テントを張り、荷物を片付け、買ってきた氷でビールとアジを冷やす。 そしてゆったりと景色を眺める。夕方、アジを焼く網がないことに気付き、散歩を兼ねて再び集落に向かった。 途中、神社にお参りし、一晩お世話になることの報告と、航海の安全を見守っていただけるようお願いする。昼とは違う道を通って港へと向かう。急斜面に寄り添うように立ち並ぶ家々。 その家と家とを結ぶ狭くて急な坂と階段。 高台からの眺望は、島、島、島。行き交う人とは挨拶を交わす。 『こんにちは』 すると、向こうも『こんにちは』と返してくれる。宮本常一の『わたしの日本地図』に載っている柱島の写真と、それほど大きく変わっていないことに驚く。 地方(じかた)の街は、昔の面影がないところも多いのに。 うれしい反面、複雑な思いも。でもやはり、こんな静かな場所が、瀬戸内に残っていてくれることを願っている。***昼に買い出しをした商店で、焼き網と、これも忘れていたアジの刺身用のおろし生姜を買い込む。まだ暑い。 ジュースを買い、港の近くの日陰で出入りする船を眺め、時に船から話しかけられた漁師さんと話しをし、そしてiPodの音楽を聴きながら、のんびりと時間をつぶす。いいねえ。 やっぱり島はいい。***日が傾き、浜に戻る。クーラーバッグから、いただいたアジを出してみる。 うーん、やっぱり新鮮だ! 目が違う。3匹だからなあ、2匹を刺身で、1匹を塩焼きかなあ?まずは、刺身からいくとするか。 こりゃあ、たまらんなあ!(つづく)
September 28, 2006
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朝、体育館に敷いたシュラフの中で目覚める。 天気は良いが、少し風が強いようだ。時間を確認し、シュラフを片付け、朝食のパンを食べ、朝のスタッフミーティング。 どんな一日になるのか、楽しみだなあ。***ミーティングを終えると、会場設営の最終準備。 日よけのテントを立てたり、スピーカーをセットしたり、参加賞を運んだり。次は、初心者向け体験教室の準備だ。 メインのインストラクターをされる方と一緒に、パドルやPFDを運んだり、流れを打ち合わせたりで時間が過ぎて行く。そのうちに受付も始まり人が増えてきた。 あーこれから本番だなあという実感がわいてくる。***開会式を終え、10時にはシーカヤックマラソンのスタート。10時半からは、担当する初心者カヤック体験教室! 受付スタッフ3名、インストラクター2名で、12時半まで、30分刻みで計4回の体験教室をやるのだ。まずは1回目。 大人から小学生のお子さんまで、8名の方が参加して下さった。 あー、よかったー。集まっていただき、まずは挨拶。 PFDを着け、カヤックのフットレストを調整してもらった後は、パドルを渡して陸上での漕ぎ方講習。みんなの前で、メインのインストラクターがやって見せ、私は一人一人を廻ってパドルの持ち方や、漕ぎ方をアドバイスする。次は海へ。 1回目の体験教室はお子さんが多く、カヤックも初めての方ばかりなので、みんなワクワクドキドキしているようだ。 皆さんをしっかりと見守れるように、先に海に出る。***全員が浜を離れ、パドルで漕ぎ始める。小学生の女の子。 始めてなので、なかなかまっすぐに進めない。 周囲を確認しつつ、その子のカヤックに近づき、『右を漕いでみようか』、『パドルをもう少し自分の方に回してみようか』などなど、教えてあげる。その子に、『どう、楽しい?』と聞くと、その時はちょっと不安そうな顔をしていた。パドリングが始めてのお父さん達も、次第に慣れてきたようだ。そのうちに、子供達もパドリングのコツが分かってきたみたいで、最初に不安そうにしていた女の子も、まっすぐ進めるようになり、自分の曲がりたい方向に曲がれるようになってきた。『すごいねえ、上手くなったじゃない!!!』 と声をかける。 『どう、楽しい?』と聞くと、『うん、すごく楽しい!』と笑顔で応えてくれた。 あー、良かったあ。他の子供達も、お父さん達も、みんなが楽しそうだ。 笑顔が良いねえ。 よかった、よかった。***それにしても、子供達を見ているとその上達の速さに驚かされる。大人だと、パドルの持ち方がどうだとか、角度がどうだとかいろいろ考えてしまうところを、おそらく彼ら/彼女たちは、自分が漕いだ時の反応を体で感じ、感覚的にではあるが確実に学習を重ねているのだろう。30分の講習が終わる頃には、お父さんよりも早く漕ぎ進める、とてもきれいなパドリングになっているのだ。HORIZONさんのブログにも書かれていたが、パドリングスキルが上達するには、素直であることが大切なんだなあということを実感させられた。 俺もこれから素直になろう!!!***30分の時間が来て、浜に戻る。 皆さん、楽しかったと言っていただけた。 『お疲れさまでした、そして、ありがとうございました。 また機会があったら、ぜひシーカヤックに乗ってみて下さい!』人に喜んでもらえる事が、こんなにうれしい事だったとは。 うーん、ボランティアスタッフとして参加させていただいてよかったなあ。***2回目、3回目も無事に終わり、本日最終の体験教室。この回の参加者の方々は、少しでも漕いだ事のある経験者ばかりだったので、しばらく様子を見た後にメインのインストラクターと相談して、近くの浜にまで足をのばす事にした。この回も皆さんに喜んでいただき、初心者向けの体験教室は無事終了!休憩無しの4回連続、計2時間のサポートだったが、疲れたというよりは、喜んでいただけた充実感でいっぱいだ。***閉会式、昼食、片付け。地元で始めての大きなシーカヤックイベントだったが、スタッフとして参加させていただく機会をもらって本当に良かったと思う。これからも、瀬戸内にシーカヤック文化が広がり、その文化が深まり、さらには地域の方々にもシーカヤックが認知されて行く事を願っています。
September 24, 2006
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快晴の土曜日。 この週末は、蒲刈で始めてのシーカヤックイベントが行われる。 地元でのイベントという事で、私もボランティアスタッフとして参加させていただける事になった。担当は、準備、片付けと、初心者向けシーカヤック体験教室のサポートである。***昼過ぎ、蒲刈の県民の浜に到着。 瀬戸内横断隊でもご一緒したKさん、Mさんも来ている。 聞いてみると、Kさんはシーカヤックマラソンに参加されるようだ。 Mさんは、お客さんとともにシーカヤックマラソンの監視役を努めるらしい。早速手伝いを開始。 荷物の積み込み、運搬、セッティング。しばらくすると、『遠くから来る人を、駅まで迎えに行ってもらえませんか? ついでに買い出しもお願いしたいんですが』との事。『いいですよー』ということで、やはりボランティアで来ていたライフセーバーの大学生と一緒に、買い出し&お迎えに行く。***頼まれた買い出しを済ませた頃、ケータイに電話が入った。 『すみませーん、電車が遅れているみたいで、○○時○○分頃到着になるようですー』 えー、まだ一時間もあるじゃん!!!まあ、なんだかんだといっても仕方ないということで、近くの海岸に行って時間をつぶす。 ライフセーバーの仕事の事、資格に関する話し、大学の事、シーカヤックでの旅、瀬戸内横断から日本海北上の話しなどなど、息子に近い年齢の彼と様々な話しをして、あっという間に時間は過ぎて行った。***そろそろ時間という事で駅に行き、待っていたKさんをピックアップ。蒲刈に戻る車中で話しをすると、サラリーマンでありながら、海外も含めてオーシャンカヤックの様々な大会で活躍されている有名な方である事を知る。 うーん、スゴイ。ケータイに連絡が入ってきた追加の買い物も済ませ、蒲刈に戻ると、もう夕方。Kさんから、『風呂、行きませんか?』 仕切っている担当の方に聞いてみると、今日の準備はほぼ終わったという事なので、『じゃあ行きましょうか』海の見える風呂につかり、海外での大会の事、カヤックのイベントの事、仕事のことなど、情報交換と四方山話し。 汗を流して、さっぱりさっぱり。 あー、気持ち良い!***夜は交流会。バーベキューで、参加者の方、スタッフの方と話しをし、楽しい一時を過ごす。遠くから来られたKさんとも話しが弾む。 共通の知人の話し、小さい手漕ぎや帆船で遠くまで航海していた昔の日本の海人/漁師達のこと、日本海北上の旅で出会った人達の事。 お互いの地元のロケーションやシーカヤックの状況に付いて。そして、どんな考え方、こころざしで人生を過ごしているか。 お互いに家族持ちのサラリーマンでありながら、なぜ週末や休みを自分の目標に向けて時間を使っているのか、などなど。一緒にしては申し訳ないくらいレベルは違うし、年齢もかなり離れているのだが、自分の生き方に対する基本的な考え方が共通していることがわかった。やはり人は年齢じゃない。 洋之助君がそうだったように、Kさんのように若くても、会って話しをするだけで、自分の人生に良い影響を与えてくれる人も居る。シーカヤックをやっていて良かったと思う事の一つは、全国あるいは世界の様々な人と知り合える事である。 本当に世界は広い。 凄い人が沢山居るものだ!ジョンダウド、ダグラスシンプソン、内田隊長、洋之助君、瀬戸内横断隊のメンバー、そして今回のKさんなどなど。様々な人と話しをする事ができ、彼らから影響を受け、自分の経験を積み、結果として今の自分がある。 また彼らの影響で、そして失敗や反省から未来の自分に向けて目標を常に再設定し、チャレンジしていく。本当に、シーカヤックに出会えて良かったと思う。 幸せである。 ***交流会が終わり、体育館で二次会。 二次会を途中で抜け、本番に向けてスタッフの打ち合わせ。明日は初心者向け体験教室。 サブインストラクターとはいえ、どうなるのか楽しみだ。せっかくだから、人がたくさん来てくれるといいなあ。 どきどき、ワクワク!
September 23, 2006
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夜中に台風が通り過ぎ、朝起きると雨は上がり、南の空は明るかった。シーカヤックでキャンプツーリングに出掛ける予定だった週末は、台風の影響で残念ながらキャンセル。 二日続けて、うどんの『峰』に通った。 土曜日は妻と、そして日曜日は次男と。***妻を職場の近くまでクルマで送って行き、家に帰る。 今日は、めずらしく長男、次男の二人ともクラブの練習もなく、家でゆっくりするようだ。『おーい。 チョット早いけど、この休みに母さんの誕生日のお祝いをしないか?』 『うん、いいよ』『じゃあ、みんなでお金を出し合って、ちょっとプレゼントでも買いに行くか』 『OK!』というわけで、息子二人を連れて、デパートに買い物に行く事にした。***『どれがいいかなあ、あんたらにまかせるわ』 というと、二人でああでもない、こうでもない、やっぱりこれかなあ、なんて言いながら、選んでいる。 二人とも、妻がその品をどんな使い方をしているかを結構見ているようで、これが多く収納できないとだめだとか、この色が好きそうだとか、詳しくチェックしている。『やっぱりこれじゃろう』 ということで、店員さんに『すみません、これ下さい』デパートを出ると、近くのスーパーで夕食の食材も購入し、家に帰った。***昼食を食べると、私は散歩。 お供はいつもの iPod-nano。今日は落語を聞きながら、いつもと違うコースを歩く。 近くの山に登り、今度は海側に下って行く。 風は強いが、昨日の雨や風で空気が澄んで、四国まで見渡せる。 うーん、いいねえ!澄んだ秋の気配の濃い空気の中、落語を聞きながら、きれいな瀬戸内の景色を楽しむ快適な散歩。結局、今日は1時間以上歩いた。 Tシャツには、かすかに心地良い汗がにじんでいる。***家に帰ると、二人の息子達が夕食の準備を始めていた。 今日は、カレーの予定なので、二人に任せたのだ。夕方、クルマで妻を職場の近くまで迎えに行く。家に帰ると、カレーは完成しており、買ってきたお刺身も、パックから皿に移し替えられていた。 うーん、いいねえ。 なかなかきれいに盛りつけられているぞ。***『ちょっと早いけど、今日、誕生日のお祝いをする事にしたよ! 平日はみんな忙しいしねえ』 息子達が妻にプレゼントを渡す。***ささやかではあるけれど、家族で誕生日のお祝い。 台風で予定がおおきく変わった週末だったが、妻はプチサプライズイベントで喜んでくれたようだ。
September 18, 2006
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雨の日の楽しみの一つ。 せっかく家に居るのだから、海に漕ぎ出す時とは違って温泉に行ったり、B級グルメを楽しんだり。***今週末は単に雨が降るだけではなく、台風まで来るようだ。。。 天気に恵まれず、海に出る機会が少なかった今年を凝縮したような週末。せっかく家に居るので、前から気になっていた店に行ってみる事にした。うどん。 讃岐うどんはおいしいが、遠くてなかなか気楽に行く事はできない。 地元でもいくつか有名な店があり、サイクリングの途中で寄ってみたりするのだが、『峰』はまだ未体験。以前、テレビで見て気にはなっていたこの店を訪れる事にした。***今日は、調べておいた開店時間に入ったため、他のお客さんは居ない。 メニューを見て、店員さんに聞いてみた。『かやくうどんってどんなんですか?』 『肉やにんじん、タマネギを卵とじにしたもので、おいしいですよ!』『天ぷらは?』 『エビ天です』結局私は『天ぷらうどん定食』を、妻は『かやくうどん定食』を注文。待っている間に店内を見回すと、壁に海図のコピーが張ってあったりして、シーカヤッカーとしては興味をそそられる。***しばらく待っていると、『定食にはおでんが付きますが、なにがいいですか?』とのこと。 それではということで、おでんを見に行って、私は玉子、妻は厚揚げに。出てきたのは、おおきな器に入ったたっぷりのうどんと、おおきなおむすび、そしてからしが添えられたおでん。 うーん、かなりのボリュームだ。 うどんはもちろん、おでんからもほかほかと湯気がたっておいしそう!***一口食べて妻が、『あー、この麺おいしい』つるつると口に入れてかむとコシが、弾力があり、そこらへんのうどんとは違う。 出汁もほんとうに美味い。前に見たテレビ番組では、この店で麺を打っていた。うどんをつるつる、おにぎりをパクリ、おでんを頬張る。 うーん、すごい。 この値段でこのボリュームで、この味。まだまだ知らない穴場があるんだなあ。途中で交換して、かやくうどんも食べてみた。 うーん、これまたウマい。この店で、おでんをつまみにビールを飲み、酒を楽しみ、最後にうどんで締めるのも良いかも!!! 今度ぜひ夜に来てみよう。なんとか食べ終わると、満腹&満足というか、おなかいっぱい。 うー、ごちそうさまでした。でもこれでキツいなんて、やっぱり歳をとった証拠かなあ。。。 食べ盛りの息子達は喜ぶだろう。地元に、お気に入りの店がまた増えた。 雨の週末、地元の穴場の探検も楽しいものだ。
September 16, 2006
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山陰の秘湯、千原温泉! 静と動 、 スタティックとダイナミック雨の週末。 海に出る事ができないのはある意味残念ではあるが、とはいえ、毎週末にシーカヤックキャンプツーリングが一年中続いても、それはそれでたいへんである。そういう意味で、海に漕ぎ出す週末は『動/ダイナミック』であり、雨に降り込まれる週末は『静/スタティック』なのだと思う。サーフィンも、パドリングで沖に出た後は、大きな波を待つ『静かな/スタティックな時間』と、『波に後ろから押される動的な時間/ダイナミックな時間』があるそうだ。 その静と動とのコントラストが、サーフィンの面白さの一つだとか。たくさん海に漕ぎ出せる年もあれば、今年のように天候が外れの年もあるが、一年単位、数年単位、もしかしたら百年単位で考えると、静と動/スタティックとダイナミックでバランスが取れているのかもしれないなあ。***今週末はどんな予定? 平日の夕食時、いつものように家族に聞いてみた。 すると長男が、『日曜日は特に予定はないよ』えー!そうか。 『じゃあ、千原温泉にでも行く?』 と遠慮しながら聞いてみると、 『うん、行きたいけどねえ』 ということで、この日曜日は17歳になった長男と一緒に、山陰の秘湯である『千原温泉』に行く事にした。***今日は、休憩できる部屋も借りてゆっくりとする予定。 途中で弁当も買い、千原温泉に到着した。まずは、入浴。 あー、やっぱり気持ちいい!!! 最近は有名になり、湯船はほぼ満員である。それでも気持ち良くお湯に浸かっていると、『赤いクルマの方は居られますか?』 『はい、私です』 『ライトが点きっぱなしです!』 『えー』 というわけで、風呂に入ったまま、女将さんに鍵を渡してライトを消してもらう事になった。だが、それを切っ掛けに、近くで浸かっていたおじさんが話しかけてきた。***近くに住んでいる事、週末は混むので平日に一日おきに来ている事、切り傷や火傷などに効果があった事などなど、いろいろな話しを聞かせていただいた。そのおじさんが出て行くと、今度はその隣で入っていたおじさんが話しかけてくる。やっぱりこの雰囲気がローカルな温泉の楽しみだ!***約1時間の入浴後は、二階の部屋に上がり、休憩だ。今日は、読みかけの『ハワイイ紀行_池澤夏樹』を持参した。 静かな部屋に座布団を敷き、転がって本を開く。良い! この本は以前、馬島、牛島、佐合島あたりをシーカヤックで漕いだ時に、近くの古本屋で手に入れたものだが、ハワイのサーフィンの歴史や、ホクレア号のことなども書かれており、時間を忘れて読んでしまう。***昼前には。買ってきた弁当を、静かな部屋で長男とともに食べる。 部屋には、掛け布団と枕も用意されており、長男は『昼寝するから、風呂に入るときは起こしてね』いつの間にか静かな寝息を立てている長男と少し離れた場所で横になった私は、再び『ハワイイ紀行』***午後1時過ぎに長男を起こし、再び風呂に向かった。服を脱ぐと、ちょうど二人の男の人が出て来るところ。 ラッキー! 二人で独占だ!そんな状態も長くは続かず、小さな女の子を連れた人が入ってきた。 その後も徐々に人が増え、6人程で浴槽は満杯に。その時も、小さな女の子を連れて入ってきたおじさんに話しかけられた。 他にも人が居るのに、なんで俺なんだろう?40歳過ぎで、坊主頭、日に焼けた黒い顔で、おもいきり怪しいと思うのだが? 少なくとも私ならこんなオヤジには話しかけないね。 不思議、ふしぎ。***その人は、仕事柄(どんな仕事かは聞かなかったが)長めの休みが取れるとの事で、奥さんと、2歳前のその娘とで全国各地の温泉を巡っているそうである。 うーん、スゴイ。 やっぱり、どんな世界でも本当に好きな人で、のめり込んでいる人がいるのだなあ。***話しは弾んでいたのだが、どんどん人が増えてきたので、1時間になる前に息子と二人で風呂から出る事に。 再び静かな部屋に戻り、少し休憩して家路についた。高校二年生の長男と一緒に、久し振りの温泉。 日帰りではあったが、たっぷりと休憩して、彼も満足した様だ。***無人島へのシーカヤックでのキャンプツーリングは次男と。 神戸へのドライブは妻と。 そして千原温泉へは長男と。 家族みんながそれぞれ忙しいので、そろって遊びに行く事はできないが、いろいろと話しができて、楽しい時間と思い出を共有できたこの夏。うーん、良い思い出がたくさんできたなあ。 満足、満足。
September 10, 2006
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先日、古書でみつけた『海の道』につづき、先週は、書店で『日本の宿』に出会った。 いずれも発行は八坂書房である。***『海の道(宮本常一編著)』には、江戸通いの船や、瀬戸内を行き交った船、江戸時代を中心とした船旅のことが書かれている。 この本には、普段私が漕いでいる、あるいは、これまでにシーカヤックで訪れた事のある海域や島、港、湊町も登場するため、瀬戸内を漕いで旅をしているシーカヤッカーにはオススメの一冊である。もちろん当時は、風まかせ、潮まかせの船旅ではあったが、時には漁船から生きた魚を手に入れて新鮮な昼食を楽しみ、夜は港町で遊び、景色を眺め、スケジュールに縛られないゆったりとした旅を楽しんでいた。***『日本の宿』 人はなぜ旅をするようになったのか? 宿はどのようにして生まれ、どのようにその役割を変えてきたのか?統一国家ができ、中央政府が成立すると、国を治めるために道をひらき、官名を受けた役人が旅をするため各地に駅を設けるようになった。 そうすると、その道をつかって貴族たちが湯治などを目的とした旅をするようになっていく。古墳をねぐらにする、簡単な一夜の仮の屋根を葺くだけなど、野宿が多かった一般庶民の旅。 宿がなかった時代は野宿で自炊するしかなく、重い食料を持ち運ぶだけでも大変だったようだ。『木賃宿』 この名称の由来も、この本を読んで初めて知った。 昔は、自炊があたりまえであり、自炊するための燃料である薪の代金から付いたとのこと。その後、旅をする人が増えるに従い生まれた民宿。 江戸時代の参勤交代が、宿場や宿の形態や発達に大きな影響を及ぼしたこと。 人よりも馬の方が宿賃が高かった事。 そして、木賃宿から『寅さん』がよく泊っていた商人宿や駅前旅館に至る歴史などなど。興味深い話しが多く書かれている。***どちらの本を読んでも、昔の旅はあまり時間に縛られる事なく、風や潮、そして気分まかせで、のんびりゆったりと楽しんでいたようだ。 もちろん、つらいことや危ない事も多くあったであろうが、それにしてもなんという贅沢な旅だろう。1年掛けて蝦夷と大坂を結ぶ長い航海をしていた北前船といい、瀬戸内の島から小さな手漕ぎの漁船で九州を越え、対馬や朝鮮半島まで漁に出かけていた漁師たちといい、昔の人々のスケールの大きさには、ほんとうに驚かされる。週末だけ海に出る家族持ちのサラリーマンシーカヤッカーでは、数ヶ月単位、一年単位のそのような長旅を実行することは望むべくもないが、雨の週末の一日、宮本常一の本を読んで気分だけでも昔の旅に思いを馳せ、これから自分がどのような海旅をしていくかをイメージしてみるのも、それはそれで楽しいものだ!
September 9, 2006
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土日で無人島キャンプツーリングのはずが、1時間半かけて漕ぎ着いた浜に先客があったため、急遽日帰りツーリングとなり、久し振りに家に居る日曜日。 二人の息子は、それぞれクラブの試合と華の研究会で朝から外出。 せっかくなので、妻と近くにドライブに出掛ける事にした。***ロードスターの屋根を開け、海沿いの道をドライブ。 目指すは、大芝島。空気は透明感を増し、すこし柔らかくなった日差しも、秋に一歩一歩近づいている事を教えてくれる。途中の安浦で、前から気になっていた船? をチェックするため、いったんクルマを停めた。 その船とは、いまは防波堤として第二の人生を送っている『コンクリート船 武智丸』第二次世界大戦中、鋼材不足から考え出されたコンクリート船。 建造された4隻のうち3隻が就航して瀬戸内海を航海し、さらには南方にまで行った事もあるという。 また、建造したのが土木会社だというのも、コンクリート船らしいエピソードである。 近寄ってみると、たしかに船だ。 それにしても、こんな船で南方まで航海した人々はどんな気持ちだったのだろうか?***再びクルマを走らせ、地方(じかた)と大芝島を結ぶ橋を渡る。海岸沿いの道を走っていると、干潮で砂州が海に向かって伸びているのが見えた。クルマを停め、歩いてみる。 幅は数メートルから狭いところでは数十センチほど、長さは数十メートルはあるだろうか。 砂州の先端では、おじさんとおばさんが釣りをしている。『釣れますか?』 『ちいさいベラじゃがのお、それより仕掛けが海藻に引っかかって引っかかって』昔の学校跡地を利用した朝市を覗き、狭い島一周道路をのんびりと走る。 少し暑いが、オープン日和だ。対岸は、大崎上島、大崎下島。 先日シーカヤックで訪れた岡村島につながる橋も見える。 瀬戸内らしい景色。 再び橋を渡り、地方に戻った。 ちょうど昼前なので、今日の目的の一つである、ドライブイン『黒姫』へ。ここは、魚好きな両親が時々訪れるところで、魚料理がおいしいと言う評判を聞いている。私たちは初めての訪問なので、楽しみだ。妻は黒姫定食、私は刺身定食を注文。黒姫定食についている煮魚も、いずれの定食にもついている刺身もおいしい。 目の前に広がる景色を楽しみながら、食事をいただいた。食後は、安芸津の特産品の一つである、じゃがいもを売っているお店にいき、これまた今日の目当ての一つである『揚げたて じゃがいもコロッケ』、『じゃがいもアイスクリーム』をゲット。じゃがいもコロッケは、ホクホクとおいしい。 これは、夕食のおかず用にも追加購入。 じゃがいもアイスは、あっさりめの普通のアイスクリームといった感じである。 まあ、たしかにじゃがいもアイスといってどんな味を期待して良いのかはっきりとはわからないなあ。***日曜日の昼間のちょっとしたドライブ。 海沿いの道は、やっぱり気持ちいい。途中ですれ違うロードスターも、ようやくオープン比率が上がってきた。 もう秋近し。 オープンドライブが堪能できる季節がやってきた!
September 3, 2006
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土曜日の朝。 目指すは約10キロ先の無人島、大横島。 もう秋を感じさせる透明感のある空気と、刷毛で掃いたような白い雲、雲、雲。いつもの浜から漕ぎ出した。 今日のお供は、インチューンパドル。美しいシェープの、ナローブレードだ。穏やかな秋の瀬戸内を、複雑に行き交うフェリーに注意を払いながら漕ぎ進む。 ちょうど潮止まりの時間で、順調に進んで行く。インチューンパドル。愛用のアークティックウインドと比べて軽く、短く、シャフトが細い。 このことが、漕ぎ味に大きな影響を及ぼしていることがわかる。手の小さい私には、アークティックウインドのシャフトは少し太めであるが、このインチューンパドルは、私の手に丁度なじむ太さで漕ぎやすい。また、キャッチが良いのに加え、軽くて短めであるため、漕ぐピッチもアークティックウインドに比べて上げる事ができるので、スピードに乗せ易い。さらに、水に入れたとき、そして水から抜く時の抵抗が無いこと、水切れが良い事が気に入った。 しっかりと水を掴んで漕ぐと、ブレードを水から抜く時にバシャッと抵抗を感じる事もあるが、インチューンパドルではとても水の切れが良く、気持ちよく漕ぎ進む事ができるのだ。 これは、パワーフェイスにつくられている溝の影響/効果かなあ?***パドルの重さ。愛用のアークティックウインドはFRP仕様で長さもあるため、かなり重い方だ。 でも、重いのは必ずしも悪い事ばかりではない。丸一日漕ぎ続けるような時は、疲れてきてもパドルが勝手に漕いでくれるような感じになる。 そんな時は、パドリングするというよりも、パドルを海に差し込んで、そこを支点に自分を引き寄せて行くようなイメージ。とはいえ、一日に何千回、何万回と繰り返すパドリング。 軽い事は体への負担が少ない事は確か。ワイドブレードで短い超軽量パドルの漕ぎ味は、私にはどうしても合わないが、ナローブレードの軽量パドルの漕ぎ味は良い感じである。***いままでナローブレードといえば、275cmという長いパドルでゆったりとしたピッチで、それでもそこそこのスピードで漕げるものというイメージであったが、このパドルを使ってみると、短めのナローブレードパドルの可能性を感じる事ができた。 新たな世界が開けたような気がする。久し振りの大横島。 天気も良く、海も穏やかなのだが、なんだか浜の風景がしっくりとこない。 近寄ってみると、大型のテントが張られ、浜辺で寝そべっている人が見えた。 えー、先客あり!久し振りに無人島キャンプを楽しもうと思っていたのだが。。。がっくりしながらも、一旦、大横島の浜にフネを揚げた。 やっぱり、キャンプしている人達が居る。 他に良い浜はないしなあ。残念だが、今日の大横島でのキャンプは諦めよう。。。再びバウを北に向け、生野島へ。小さな浜で昼食のお弁当を食べ、出発地点の浜に戻った。残念ながら無人島キャンプツーリングとならなかった、実漕約3時間半の日帰りツーリング。もう、瀬戸内は秋の気配。
September 2, 2006
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