本と映画と食事とあひる
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
【送料無料選択可!】星籠の海 THE CLOCKWORK CURRENT 上[本/雑誌] (単行本・ムック) / 島田荘司/著 昨日は、遠方まで花見に行って参りました。新潟はいろいろな桜があって見応えがありますね。夫と二人、新発田名物 ごままんじゅうと桜餅、おだんごをぱくつきながら花の雲を鑑賞しました。花の雲 鐘は上野か浅草か好きな句です。 さて、ちょっと前に読んだ本です。島田荘司の長編ミステリー『星籠の海』。ちょうど『天才探偵ミタライ』を観た後だったので楽しめました。私が島田荘司にはまっていたのは今から20年前。衝撃的なほどトリッキーな作風と社会批判、キャラクターのおもしろさに惹かれ、レオナがスピンオフした作品くらいまではついて行っていましたが、最近、ご無沙汰だったのです。 ドラマで御手洗と石岡くんの掛け合いを観て、また読んでみたくなりました。我ながら単純です。 ひとつの場所に流れ着く、複数の死体。世界に浸透していくあやしげな新興宗教。日本史のミステリー。様々な人間模様が織りなす、島田荘司ワールド。往年のような派手さはないですが、楽しめました。御手洗&石岡くんのファンなら楽しめる作品です。時系列としては国内での最後の事件ですかね。それにしても、この方の、ある種の女性嫌いは健在というか磨きがかかったというか、若い頃、よっぽどひどい目に遭ったのでしょうか??? それを言うなら私も、ある種の男性嫌いですが!気になります。 ところで、レオナの事件はどうなったのでしょうね。あれから、もっと大きな展開があったと匂わせるようなラストだったのですが、、、。
2015.04.13
コメント(0)