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■商品名:スリールームナイロントートバッグ レディースバッグ 軽量 通勤 通学 黒 マザーズバッグ エコバッグ A4 雨【RCP】★YK605★bfd-36【P】■レビュアー:☆まりこと☆〜♪ ※投稿時■レビュー内容似たようなナイロントートがたくさん出ていますが、まずはどんな物か使い心地が知りたかったので、一番コスパが良いこちらを選びました。色はライトグリーン、ダークピンクと迷いましたが、グレージュにしました。表地はシックな色で、中は落ち着いたピンク。これからの季節に丁度良い色合いで良かったです。ポケットも多く、バッグインバッグを使用してもまだ細々とした荷物が多い私にはありがたい作りです。観劇に行… もっと詳しく見るナイロンバッグなんて、ちょっとスーパーに・・・って感じでお洒落じゃないと思っていました。でも、いろいろ工夫されたお洒落な物が出ているのですね~先日購入したナイロン×レザーのバッグとはまた違ったタイプのナイロンバッグ。マチがもう少しあっても良いかなとも思いますが、全体的なバランスを考えるとこのくらいが妥当。それにしても、手頃なお値段で似たようなバッグがたくさんあるので、どれにしようか目移りしちゃいますね。
2015.08.29
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電通四季劇場 海 で公演中の『アラジン』を観てきました。四季の会会員でありながら、もうずっとその恩恵に与っていませんでしたが、何年かぶりに会員先行でチケット確保してみました。来年前半のチケットまで完売状態の公演ですから、会員特典を利用しない手ははない。今回は2階1列目、観やすい席でした。さて、『リトル・マーメイド』もそうでしたが、ディズニーにあまり興味のない私。ディズニー版の内容は全く知らずに行きました。ディズニーって本当に舞台演出が見事ですね。美女と野獣に始まり、ライオンキング、リトル・マーメイド。(アイーダは観てなかった)それぞれに異なった魅力がありましたが、アラジンは一言でいえばイリュージョンあっちを見ていればこちらを見逃し、という感じで一度では全部を見きれていないと思います。一番好きなのは、ジーニーの登場・退場シーン。煙と共にスムーズに出て来るのがお見事。舞台に丸い穴が開いたのが見える時もあり、ここから出て来るなとわかるのですが、それでもあまりにスムーズに出て来るので、それだけに拍手したくなる。退場する時も、床がスーッと回ってサーッと消えていく、その速度が丁度良い。空飛ぶ絨毯は、もう少し舞台全体を飛び回ってくれると良かったかな。まあ、安全性もあるのでしょう。宝塚だと、クレーンを使って空中に上るシーンでは安全ベルトをしているのですが(ちょっと笑えるがジェンヌの安全第一ね)、アラジンの空飛ぶ絨毯にはそういうものは見えなかったので、動きはゆっくりで割と単調にせざるをえないのでしょう。演出はかなり「日本版」になっているのだと思います。閉じ込められた洞窟の中で、ジーニーがランプから出てきてアラジンに本物のランプの魔人だと分からせるシーンで、ジーニーが「ちょっと懐かしいナンバー」みたいな事を言って出てきたのがこれまで四季で上演してきたナンバー。ディズニーものだけでなく、他のナンバーも入っていましたので。このシーンってファンサービスだよね。ジーニーの台詞も今どきの話題が満載でした。ジーニーが観客に語りかけるシーンがたくさんあります。今日の観客は私も含め、あまりノリが良いとは言えなかったけれどジーニーの対応はなかなかなものです。四季はあまりアドリブを好まないはずだったと思ったのだけれど。ということは、観客のノリまで含めて台詞が出来て上っているのか?・・・とも思ったけれど、プログラムを見てみるとジーニーには自由度の高いアドリブが求められる。と書いてあったので、見るたびに違う芝居になっているのかもしれません。そういった事もあり、この舞台はジーニーが歌に芝居に踊りにと、三拍子揃った芸達者でなければ務まらないと思います。<本日の主なキャスト> ジーニー:道口瑞之 アラジン:島村幸大 ジャスミン:三井莉穂 ジャファー:本城裕二 イアーゴ:酒井良太 カシーム:萩原隆匡 オマール:山下啓太 バブカック:白瀬英典 王(サルタン):石波義人ジーニー:道口瑞之96年入団とのことですから、どこかの舞台で観ているかもしれません。が、観ていたとしても多分アンサンブルだったのではないかな。お名前に記憶がないのですが、この方もの凄い力量をお持ちの方です。四季の台詞回しって、滑舌よくはっきりと、という感じで、あまり喜怒哀楽が言葉に表れにくいと近頃は感じていますが、道口さんは、そんなしゃべり方の中でも、台詞だけで感情表現が出来る方です。饒舌でコミカル、時に可愛くなっちゃって、常に惹きつけられる。ダンスもガンガン踊るし、マイム的な動きもお上手。そして歌が良かった~1997年『エビータ』チェ・ゲバラで物凄い存在感だった芝さん。あの時の芝さんを彷彿とさせるわ!と思ったほど、道口ジーニーは歌も迫力がありました。このジーニーが観れただけでも、行って良かった。他のキャストもそれぞれに魅力的でしたが、どうしてもジーニーに食われた感があります。その証拠に(?)、カーテンコールが何度かありましたが、最後の最後に、ジーニーが一人で出てきた時に、それまでとは熱気が異なった、ワ~ッという歓声があがり一気にスタンディングオベーション!四季版のCDとレコーディング風景とキャスト・インタビューのDVDが限定で出ていたので買ってきました。ウキウキして、ブックレットを見てみると、あらぁ・・・今日見たキャストとは違うキャストがほとんど。確かに、今日は各役のファーストクレジットの人は少なかったけれど舞台収録ではなく、スタジオ収録のようなので、役替わりで収録とか、ボーナストラックに付けてくれるとかしてくれても良かったのに。道口ジーニーではなくて残念。こうなると、やっぱりもう一人の滝山ジーニーも観たくなるけど、1年待ちだしねえ・・・
2015.08.28
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■商品名:[通勤通学にオススメ カーヴィーラインA4対応トートバッグ|DB|LX||]【2015SS】【Re】◆入荷済■レビュアー:☆まりこと☆〜♪ ※投稿時■レビュー内容ファスナーで開閉、A4サイズのノートが楽に入ることを購入条件として、高校生の娘にピンクを購入しました。届いた品は思っていたよりも素材感が安っぽく、色も若干蛍光色っぽい気がしましたが、実際に娘が肩にかけてみると気になりませんでした。開口部が大きく開き、ノートの出し入れも楽に出来ます。学生が持つにはお値段的にも妥当なところだと思います。 もっと詳しく見る長女はどこに行くにも、必ずA4のノートやテキストを持ち歩きます。今まで使っていたトートバッグがくたびれてきたので、新しいのが欲しいと探していました。開口部がファスナータイプでA4が楽に入ることが絶対条件。でも、どちらかというとファスナーよりマグネット仕様の物が多いんですね。条件に合って、お値段も学生が持つのにふさわしい物。となると、探すのが意外と難しかった。やっと本人も納得してポチッとしました。届いた品は、若干素材が安っぽい気がするし、色もちょっと蛍光色より?でも肩にかけてみると、意外としっくりして良い感じ。もう少し深い色をイメージしていたけれど、学生だし逆にこれくらいで良かったみたいです
2015.08.28
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本日2度目の更新です。昨日シアター・クリエで観劇の後、キャトルに寄ったらもう販売されていました2015年8月26日発売予定 北翔海莉 「Applause HOKUSHO Kairi ~MUSIC PALETTE~」(CD)みっちゃん(星組トップスター 北翔海莉)の新CD。26日発売ってなっていたので、次に行くときに買おうと思っていたのですが、二日前でもキャトルにはあるのですね。ラッキ~北翔海莉の星組トップお披露目を記念したアルバム。TAKARAZUKA SKY STAGEの歌番組『MUSIC PALETTE』で歌ったナンバーや、ディナーショーMUSIC PALETTEの音源から本人が選曲。北翔海莉の安定感のある、心地よい歌声が楽しめる一枚。(商品説明より)とあるだけあって、どの曲も良い「ニコライとガブチョフ」は春風美弥さんと。雪組バージョンとは、また違った味わいです。OMAKEとして、『風の次郎吉』からも、ちょこっとところで、トップお披露目本公演『ガイズ&ドールズ』とっても評判が良いようですね。トップ二人の歌唱力の高さ、センスの良さは勿論のこと、紅さん以下主要メンバーも適材適所のようで、私は東京公演まで待つようですが、今から楽しみさて、雪組『星逢一夜』の新人公演舞台写真も出ていました。チギちゃんに勝るとも劣らない、めっちゃ美しい、かなとくん(月城かなと)の写真を手に入れてまいりましたそして、子ども時代のかなとくんは、これまた可愛いですほんのちょっぴり口をとがらせて、足をぶらぶらさせてるの。うう~ん、持ち歩きたい可愛さです。
2015.08.25
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昨日、シアタークリエで公演中の『貴婦人の訪問』を観てきました。詳しい内容はほとんど知らず、HPにあるストーリーのみ読んでおきました。それによると・・・億万長者の未亡人となったクレア(涼風真世)が財政破綻寸前の故郷、ギュレン市に戻ってきた。人々は、かつての恋人アルフレッド(山口祐一郎)がクレアに財政援助を頼んでくれることを期待していた。そして、クレアを迎える晩餐会。大々的な市への援助を約束したクレアだったが、多額の寄付金と引き換えにある条件を提示する。それは―「アルフレッドの死」。クレアの目的は? そして、家族や友人が、アルフレッドに対して下した決断とは―(東宝HPより)さて感想。正直、登場人物の誰一人として、共感できる人がいませんでした。強いて言えば、最も人間らしい煩悶をしていた校長のクラウスくらいでしょうか。クレアとアルフレッドの妻マチルデも、部分的には気持ちが理解できるかな。メインキャストはどなたも実力者ばかりで、一人一人見れば、皆さんハイレベル。音楽も良いしコーラスも迫力あるのですが、作品としては好きになれない。何というか、救いがないのですわ。山口さん演じるアルフレッドについては、残念ながら全く共感できません。どれだけ自己中心的な奴なんだ!こんな奴とは絶対に結婚したくないわい!!と思いました。なんでこんな役・・・って感じ。財産目当てで雑貨屋の娘マチルデと結婚するため、妊娠中の恋人クレアを捨てる。それも普通に(普通ってどんな?って聞かないで)捨てるのではなく、お腹の子の認知を巡って法廷で偽証、しかも友人二人にも偽証させ、クレアを羞恥のどん底に突き落とす。更には納屋から突き落とし(ここはクレアとアルフレッドの見解に食い違いあり)、子どもは流産、クレアは二度と子供が出来ない体になり足も不自由になる。こんな過去があるにも関わらず、大富豪の未亡人となって何十年ぶりに街へ戻ってきたクレアに、「僕が愛しているのは昔も今も君だけだ。妻を愛したことはない」なんてぬけぬけとほざくんですよ。どういうこと?どの面下げて言うんだい!!って思うじゃないですか。更に、街の人々の人間性が変わってしまっても、変わらず彼を愛していた妻マチルデが「私を愛してくれたことは一度もなかったっていうの?」と聞くのに対し、嘘でもいいから「君もクレアもどちらも愛していた」くらい言えないの?クレアに対する懺悔の気持ちもあるのかもしれませんが、あまりに思い遣りがないわ。街から逃げ出そうとする時も、家族はほっぽって自分だけ逃げ出そうとするし。死を目前に突き付けられ、追い詰められた状況下で、他人(妻だけど)への思い遣りなんて持てないよ!ってところなんでしょうかね。いずれにしても、全くいいとこ無しですわ。アルフレッドに対してはキャラクター設定も納得いきませんでした。若い頃のアルフレッドは生気に満ち溢れた感じがしましたが、中年(壮年?)アルフレッドは動作も話し方も全く頼りなく、どこでこんなキャラに変わったんだろうと思うくらい、同一人物とは思えなかった。これは演出の問題なのかな。クレア(涼風真世)は、ドスが効いた声と杖をついて不自由に歩く姿もあって、アルフレッドより年配にも思えました。ライトが当たると白髪にも見える金髪~銀髪なヘアのせいもあったかもしれません。アルフレッドへの恨み憎しみ、でもまだ燻って消えない愛。アルフレッドにそのまま寄り添ってしまうのか・・・と思うとグッと頭をもたげて「死んでっ」と復讐神へと変貌。本当はどうしたかったのか。アルフレッドを初め、自分を陥れた街の人々に自分を思い出させ、悔いて跪かせて、泣き縋らせたかったのか。クレア自身も分からなかったかもしれない?涼風さんは宝塚男役トップスターでしたが、私のイメージではあまり男男していなかった。一番印象に残っているのが『ミー&マイガール』のジャッキーだからかもしれない。でも今回はドスが効いた低い声で、元男役の良さが出ていました。久々にカッコいい涼風さんを観ました。アルフレッドの妻マチルデ(春野寿美礼)、こちらも世代は違えど元宝塚男役トップスター。こちらは元男役ということを全く感じさせない、夫思いの優しい妻でした。それだけに、最後の審判での変貌ぶりが怖かった。直前までは普通の恰好だったのが、ついに街の人々のようにリッチなドレスに着替えて登場。この時点で、彼女の決意が現れています。しかし、最後の最後に意思表示をする直前の表情が怖い。にっこりと、優しそうに、嬉しそうに、そして晴れやかに笑うんです。そして、アルフレッドの有罪に対して、同意の手をピシッと挙げるんです。最後まで信じていた夫に「一度も愛していたことはない」と突きつけられた真実。これまでの結婚生活が、全て偽りの幸せだったと宣告を受けた彼女のアルフレッドへ復讐。狂気のように泣き叫ぶのではなく、にっこり笑って復讐するところが怖い。市長でありアルフレッドの友人マティアス(今井清隆)、同じくアルフレッドの友人であり警察署長のゲルハルト(今拓哉)。この二人は反吐が出るほど最低の男でした。若き日に、アルフレッドに頼まれて、クレアを陥れる証言をしたのがこの二人。にも関わらず「もう何十年もたっているんだ、そんなことは忘れているさ」なんて言ってのけ、アルフレッドに「過去の罪であっても償わなければならない。偽証罪だ」と言い放ち死に追いやる。どの舌が言うの、その台詞!!あなた達二人も全く同じでしょうが、恥を知れ恥を!!唯一人間らしい判断力と罪悪感を持っていたのが、アルフレッドの友人で校長のクラウス(石川禅)。彼だけは、変貌していく街の人たちが間違っていると理解しているんですね。変わりたくはない、変わってはいけないんだと自分に言い聞かせているけれど、己も皆と同じ弱い人間で、いずれは悪の心に負けてアルフレッドを追い詰めるであろう。そうなることが分かるからこそ、苦悩している。彼が歌う「悪が勝つだろう」が一番共感出来て、素晴らしかった。といった感じで、すっきりしないのですわ。カーテンコールではかなりの方がスタンディング・オベーションでしたが、どうしても私はそこまでの気持ちになれませんでした。さて、涼風クレアを観ていて、誰かを連想させるなあと感じました。それは、宝塚前宙組トップスター 凰稀かなめ。私特に凰稀さんに思い入れはありません。私のイメージでは、凰稀さんは明ではなく、陰かつ静な美しさの人なのです。(といっても、トップになってから3作しか観ていない者のイメージですが)『1789』のアントワネットに決まっているけれど、そちらよりクレアの方がピッタリ嵌る気がするのです。勿論、あと20年くらい経ったら・・・ですけれど。
2015.08.25
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8月ももう残り10日なんですねえ。まだ夏休みの宿題も終わっていないのに、おまけに休み明けに期末テストもあるのに、毎日毎日部活動で、朝早くから夕方遅くまで家に居ない娘。本当にそれで良いのかい!! と喚き散らしている母まりことです。それはさておき、いつもうっかりしていて忘れがちなのが敬老の日。遅くなっちゃったけど~、なんてこともしばしばです。なので今年は早々にネット予約いたしました今年はこれ 全国有名百貨店デパ地下約40店舗展開中湯葉 豆腐 梅の花 送料込 人気 和風 食材 詰め合せ シュウマイ 湯葉揚げ 生麩 胡麻豆腐敬老の日 ギフト 歳暮 内祝 配送日指定可湯葉 豆腐 梅の花ちょっとずつセット≪冷蔵≫≪送料込み≫(※ただし、温度帯が異なる商品をご注文の場合は、別途送料がかかります。)【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_メッセ入力】実店舗が我が家の近くにあるので、以前は時々食べに行っていましたが、実家から連れていくには車でもかなり距離があるので、老齢の父を連れて行くのはちょっと困難。ということで、豆腐料理店『梅の花』の詰め合わせにしました。私は生麩田楽が好きで、食べに行った時には帰りに買ってくるほど。あー、久しぶりに自分でも食べたくなっちゃった。
2015.08.22
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新国立劇場 中劇場で本日千秋楽だった中山優馬 主演『ドリアン・グレイの肖像』を観てきました。この公演は、大阪、福岡と回り、9月にまた東京に戻ってくる、しかも各会場2日から長くて一週間という忙しい公演です。出演者もスタッフさんも大変だろうなあ。公演に先立ち、原作を読んでおいたので(よろしければ感想はこちら)、内容はバッチリです。舞台道具はいたってシンプルですが、ドリアンの肖像画が想像以上の大きさでビックリ。しかも胸像ではなく、ほぼ顔のみで、口をあけて笑っているのも意外でした。美術館で観るような、ちょっと取り澄ました感じの肖像画を想像していたのですから。原作でヘンリーとドリアンが散歩する森も、一枚の絵に木が数本描かれていました。場末のドラッグ酒場や劇場も、肖像画を隠し、小物を置く程度。大きい劇場での公演にしては、本当にシンプルですが、その分、肖像画が変化していく様子が全面的に強調されていたように思います。どうやってあんな変化を出しているのだろうと思ったところ、プログラムによると「ダブルフェイス・トランスルーセントドロップ」という手法だそう。継ぎ目のない布地の表と裏から別な絵を描き、証明の当て方で変化を出しているとのこと。なるほど、凄い効果的な演出でした。お芝居はといえば、原作を読んで自分なりのキャラクター設定が出来ていたため、えーこのキャラちょっと違うでしょ、と思うところがありました。そこは解釈の違いなので構わない。皆さん熱演されていました。ただ、申し訳ないのですが、どうしても受け入れがたいシーンもありました。ここに書くと苦情殺到するかもしれないので(って読者そんなにいないけど)書きませんけれどね。また、第2幕は全体的に、話の運びが駆け足になっていました。シヴィルの弟ジェームズの死に方も原作とは異なって(原作通りだとシーンが増える)いました。ドリアン:中山優馬彫りが深く日本人離れした面立ちは、美貌のドリアンにぴったりでした。若さを前面に出した登場シーンから、己の若さと美しさに目覚め傲慢になっていく。心ならずも自分が原因となってシヴィルを死に追いやった悔い、バジルを殺害してしまい、どんどん精神不安定になり退廃的、狂気的になっていく様を大変熱演されていました。ヘンリー:徳山秀典全く存じ上げない方で、一切色眼鏡無しで観ることができたと思います。長くて皮肉屋で小難しいことばかり言う、技術的に大変な役だと思いますが、滑舌よく演じられていました。私が描いているヘンリーよりもずっとエネルギッシュな感じではありました。ドリアンやバジルに、結構ガンガン押しで行くんですね。原作を読んで私の中で出来上がっていたヘンリー像は、もっと飄々とした皮肉屋なのです。大分イメージと違うヘンリーではありましたが、それはそれで面白かった。バジル:金すんらこの方、劇団四季に長く在籍されていたので、多分何度か観ていると思います。でも四季での役柄とは大分違うタイプのキャラクターなので、新鮮でした。あのはっきりと喋る台詞回しは、四季独特のものが出ているのか、バジルとしての解釈なのかどっち?この役は原作者のオスカー・ワイルド自身とも思える役で、芸術を愛しているが為、また私的なドリアンへの愛も含んでいるかのような役。個人的にはもう少し柔らかい話し方でもいいように思いました。シヴィル:舞羽美海待ってました!みみちゃん宝塚退団後の舞台としては、これまでにも何本か出演されていますが、残念ながら私は観られなかったので、退団後の生みみちゃん初観劇です。原作を読んだ時から、この役はみみちゃんにピッタリだ!と思っていました。天才的女優で、原作では17歳だったはず。劇中劇でシェークスピア作品のヒロインを幾つも演じていますが、やっぱり水を得た魚といった感じです。女優としての芝居をしている時の声音と、初恋を知った17歳のシヴィルの時の声音。可愛らしら、愛らしさは宝塚時代となんら変わりなく、且つ舞台育ちの貫禄がありました。台詞回しの発声が良い。出番は、ほぼ一幕目だけでしたが、存在感がありました。ジェームズ:仲田拡輝この方も全く存じ上げず(ジャニーズJr.とのことですが、私そちら方面疎いので)真っ新な気持ちからの感想です。良い意味で裏切られました!「ストプレをやってみたいと思っていた」とプログラムに書いてありましたが、発声が良く、舞台向きの方だと思います。姉思いで、カッとなりやすい性格の若者~中年オヤジまでを好演していました。久しぶりにみみちゃんを観て、ルンルンの気分で帰ってきました。この舞台を観て、11月の『ダンス・オブ・ヴァンパイア』が益々楽しみになりました!
2015.08.18
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昨夜からの断続的な雨。 少し前から、また雨の音がしています。 テレビでは豪雨や突風、 それも竜巻らしき突風と言っています。 停電もあったとか… 皆さんのところは大丈夫でしたか? 我が家では、次女が部活の大会でした。 戸外スポーツなので、途中中断を挟んで行われたそう。 クタクタになって帰って来ましたよ。 明日もまだ天候は荒れ模様のよう。 はーっ… 舞羽美海ちゃん出演の『ドリアン・グレイの肖像』を観に行くのだけれど、 あまり荒れないでほしいわぁ。 でも私、雨女なんですぅ…
2015.08.17
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一泊二日で行ってきた初・大劇場観劇。観劇は午後の部だったので、午前中からムラ入りしほぼ一日宝塚の世界に浸ってまいりました。ムラってすごいですねゲートをくぐって建物のエントランスに着いたら興奮して、普段写真に撮られるのが好きではない私には珍しく娘に「ママの写真撮って!ちゃんと上の文字も入るようにね!」と、写真をせがんでおりました。まずは「宝塚歌劇の殿堂」に。2階は殿堂入りスターとスタッフの紹介。娘たちは古い方達には興味を示さないかと思ったのですが、意外にもじっくりと見ていました。大地真央さんの手形が他の方の手形に比べて、随分と小さいことに驚いていました。3階では17日まで海外公演展を開催中。当時の写真は勿論、パンフレットや個人所有の品などが展示されていて、浜木綿子さんのスプーンコレクションに娘たちは沸いていました。スターの手形では、娘が桂ちゃん(元雪組トップ 音月桂)の手形に手を合わせて満足気。勿論写真も撮りましたよ蘭とむさん(元花組トップ 蘭寿とむ)の手形と、娘のお友達の手がピッタリ嵌りビックリで、フィナーレ大階段体験ですよ!「羽!羽背負って!写真撮るから」と言う私に「えーっそれだけはあり得ない!!」と拒否していた二人ですが、係りの方が「まずはシャンシャンだけお持ちになってお写真撮りましょう」と。それくらいなら、とシャンシャンを持った二人。あ、シャンシャンは丁度、前回の雪組公演でトップ二人が実際に使った物とのことで、チギちゃんのを娘が、みゆちゃんのをお友達が持ちました。シャンシャンを持ってしまうと、係りの方の指示通りに動く二人。足をちょっと出して、身体の向きはこちらへ、等にも素直に動いていました。そして、「じゃあ次は羽を背負ってみましょう」との声にも、「ありえない」と言っていたことなどすっかり忘れて、ウキウキと背負う二人。すっご~い!係りの方、誘導上手ですわお蔭で、思い出に残るとても素敵な写真が撮れました。でも、顔隠してもその写真載せたら怒られると思うので、写真UPはなし。更に、「お母様も真ん中へ入られて、お撮りしますから」と言われ、最初はいえいえと言っていたものの、結局私も真中に入って写真を撮ってもらいましたわ。ちと恥ずかしかったけれど、撮ってもらって良かった!公演展示では、『ルパン三世』のメインキャラの衣装が展示されていて、娘はそちらもたくさん写真に撮っていました。現役トップスターのほぼ等身大(?)写真パネルでは、組順に並んでいるので、チギちゃんとみっちゃんがお隣通し。その間に立って、二人にはさまれた写真を娘に撮ってもらいました。「ママ、顔デカッ」って娘に言われたけど、いいもん殿堂の後はキャトルに行き、思い思いの物を購入。宝塚ホテルレストラン「フェリエ」で昼食。レビューランチを頂きました。こちらはオードブルお腹がいっぱいになったら、今度はレビューショップへ。東京ではキャトルしかないので、品数もそんなに置いていないけれど、ムラはレビューショップもたくさんあって、自分用に、お土産にとどれにしようか迷いまくった挙句、いっぱい買っちゃっいました。宝塚ファンにとっては、暑い(or寒い)中、大混雑のテーマパークに行くよりもずっと楽しい、夢のような場所ですね。さすが本拠地、規模が違うよまるで違うムラのお近くの方が羨ましいそして劇場内で
2015.08.15
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宝塚大劇場で公演中の雪組公演『星逢一夜』『La Esmeralda』を観てきました。そう、大劇場デビューでございます。いや~凄いですねムラ。さすが本拠地、楽しいのなんのって。でも、ムラの感想はまた後でにして、公演について。初日感想からとても評判がよく、日が経つごとに更に絶賛の感想が増える一方のこの公演。東京公演まで待たなくてはと思っていた矢先、何にもイベント予定が入っていなかった我が家でしたが、娘とお友達を連れての旅行が急遽決まったことから、どうせ行くならムラに。と、嬉しい誤算で大劇場デビューとなりました。身分違いの悲恋、幼馴染との対立、涙ダダ漏れタオル必需。普段子役は別なジェンヌが演じるところを、この公演では本役が子供時代から演じ、それがかえって素晴らしい、とのことでしたが、噂にたがわずでした。前の幕が上がったばかりのシーン、暗闇の中を星をイメージしたライトのみが浮かび上がり、それがさあっと動き回る様は、とても綺麗で情緒がたっぷりでした。そのシーンだけで、ああ、この話は泣ける話なんだなぁって思わせる。三日月村の子供達は、どの子もみんなちゃんと子供に見える。長身の鳳翔さんでさえ、違和感なくちゃんと無邪気な子供でした。子役が演じるよりも、本役が子供時代から演じるほうがスムーズでいいと思いました。本役が出てきたときに、「待ってました~」と拍手ワーッパチパチッとなるよりも話が自然に流れていて、かえって静か~に盛り上がる気がしました。みそっかすと言われた側室の子が、藩の為に家を継ぐこととなり無邪気な子供時代に別れを告げ江戸へ赴き、将軍に気に入られる。しかしその為に、藩の民達とはどんどん隔たりが出来ていき、ついには一揆を起こす者と鎮圧する者として、命を掛けて対峙することとなる。しかもそこには、一人の女性を巡る複雑な思いが絡みあっている。晴興が(トップスター:早霧せいな)が、源太(二番手スター:望海風斗)に「一揆を止めさせることが出来るか」と聞く辺りからでした、タオルの出番は。どちらも引くに引けない、行きつくところまで行かなくては終わらない対決。結果、どちらも民の命を救うために自分を犠牲にする。主要メンバーが、誰も幸せになれないのに、観終わってモヤモヤ感はない。すごい作品だと思います。ショーはギラギラ&キラキラで、中堅どころまでそれぞれに見せ場があって良かった。個人的には、当然のことながら、かなとくん(月城かなと)に釘付け。軍服も良かったけれど、ギラギラのグリーンの衣装も、白い(銀?)衣装もカッコ良かった美人は何を着ても美しい!一人で銀橋渡っていて興奮です!それから咲ちゃん(彩風咲奈)。前回のルパンの時にカッコよくなったな~と思ったら、今回益々男らしさと色気がアップしていました。素直に、咲ちゃんカッコいいじゃん、と思いましたわ。娘も、「咲ちゃん変わったね~」と言っていました。あ、ちなみに宝塚初見の娘のお友達は、やっぱりチギちゃんが良かったそうです。その他もう少し細かい感想は、東京公演を観てからにしようと思います。ギラギラかなとくん
2015.08.14
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宝塚への一泊旅行の準備をしていたら、スーツケースにショルダーバッグと、結局あれもこれもと買い物をするはめになってしまいました。スーツケースは大中小いくつもあるのですが、蓋を全部開けなくても縦にしたままで、中の物が取り出せるものが欲しくて。ほら、新幹線の中で、ル・サンク(宝塚雑誌)やガイドブックを出し入れしたいじゃない。で、ショルダーバッグはこれの色違いを購入しました。【あす楽】【送料無料】【返品送料無料】※購入額3000円~イザック Y'SACCS ナイロン×レザー チューリップトート Mサイズ(SP.BEIGE)1.ナイロンベースで軽いこと2.中にも外にもポケットがたっぷり付いていること。3.A4サイズの雑誌が横にして楽に入れられること。この3つが決め手になりました。普段は化粧ポーチにパウダーとルージュくらいしか入れないのだけれど、雪組公演『星逢一夜』は涙なしには観れず、幕間に化粧直しが必須とのこと。そうなるとアイメイクやチークも直すかもと、初日はあれこれ詰め込んだバッグインバッグも入れるつもり。両脇には、日傘とペットボトルを入れられます。使い勝手が良さそうなので、そのうちSサイズも用意したいなあ。【あす楽】【送料無料】【返品送料無料】※購入額3000円~イザック Y'SACCS ナイロン×レザー チューリップトート Sサイズ(GRAY)
2015.08.12
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宙組公演『王家に捧ぐ歌』を観てきました。新トップ「まあ様」こと朝夏まなとのお披露目本公演。と言っても、別箱公演に大劇場公演とこなしているので、お披露目はとっくに済んでいる感じがしています。いきなり感想。ラダメス:朝夏まなと宙組を観るのは『風と共に去りぬ』以来。この時の朝夏さんは、スカーレットで観ました。この時の感想にも書きましたが、女役だったのでキーが合わなかったのか。登場シーンであまりに音をはずしていたので、ドン引き。手足が長くスタイルは良いけれど、歌はあまり、という印象ばかりが残っていました。が・・・申し訳ありませんでした御見それいたしました!!素晴らしい新トップさんでした。清々しくも堂々とした立ち姿。歌も声量があり、私の記憶にあるスカーレットとは、まるで別人でした。エジプトと他国の平和の為、一人の女性への愛を貫く為、我が身を滅ぼしてまでも信念を曲げない、崇高な男(だと思うわ)を熱演していました。はい、今日を境に私も「まあ様」と呼ばせていただきます。アイーダ:実咲凛音みりおん、良かったねえ前トップとの時には何だか微妙な立ち位置の娘1でしたが、やっと本物の娘1になれたと実感しているのではないでしょうか。まあ様とがっつり組む、悲恋のヒロイン。逃亡の計画を決めたあたりからフィナーレまで、まあ様を嬉しそうに熱く見つめる眼差しは、みりおん自身の気持ちと一体なのかも。元々歌が上手だと言われていた彼女ですが、これまであまり歌わせてもらっていなかった印象。やっと本領発揮というところですね。ただ、随分痩せてしまったように思いました。そのためか、それとも初演が男役が演じた役だからなのか、思っていたよりも声量がなかったように思いました。フィナーレでまあ様がこれでもかというくらいに、みりおんをリフトしてクルクル回っていたので、太れないんでしょうけどね。以前、元雪組トップ娘役の舞羽美海ちゃんが、「男役さんの前では、申し訳なくって食べ物を口に出来なかった」と言っていました。みりおんも同じなのかも。でもーーー、あるTV番組でどこかの組の元トップ娘役さんは、男役さんと一緒にパンケーキを食べに行っていて、TV収録の集合時間に遅刻した。って言っていたけれどね、まあ、自覚の程は人それぞれですわね。話を戻して、あとは致し方ないことですが、衣装が地味なのが気の毒な役ですね。初演娘役トップ役のアムネリスがあまりにキラキラな衣装の為、どっちが娘1かわからないくらいになっちゃいますものねえ。『1789』のアントワネットとオランプの逆バージョンって感じですよね。ファラオ:箙かおる私この方を拝見するのは初めてかと。それともどこかの組で観ているかなあ・・・?いや、多分初めてだと思います。あまりの迫力ある歌声に、この人誰っ? 幕間に慌ててプログラムをめくりました。何といったらいいのか、今まであまり聞いたことないタイプのお声でベテラン専科さんだということに、大いに納得がいきました。アムネリス:伶美うらら出てきた瞬間、娘1かと思う、類まれな美女という設定があまりにピッタリな彼女何をどうやっても、この役を彼女に演じさせたいという劇団の気持ちが良くわかる。ほんっとに綺麗、しかもただ立っているだけでも力強い感じがする。ただ、課題の歌の評判がイマイチ、イマニ、イマサンだったので、見た目だけに惑わされてはなりませぬ。でも、歌ってみたら、あれ、声量もそれなりにあるし、それほどでもないじゃん、と初めは思ったのですよ、初めは。しかし・・・こと高音になるとあまりに声量が無さすぎ歌いやすいキーでは声を張り上げているけれど、感情をこめて歌うというにはまだまだほど遠い。あの美しさは娘1になるべき美しさだと激しく激しく納得するだけに、残念ですねえ。真風さんの隣にうらら嬢、美しい並びじゃないですかああ、もう少し、いやもっともっと、精進してくださいませ。他にも、真風さん、純矢ちとせさん、愛月さん、ずんちゃん(桜木みなと)あたりが目立っていました。ずんちゃん、今回の公演かなりいいポジションにいませんか?私の宙組の押しは、ずんちゃんなので嬉しいです今回2階席下手側だったのですが、フィナーレで2階席に挨拶をする際に、オペラグラス越しにずんちゃんとしっかり目が合ったと思い込むことが出来ました。
2015.08.11
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この夏、初めての宝塚大劇場での観劇が実現することになりましたきゃっ、もう一週間切ってますの。7月半ばに突然決まり、あわあわと、慣れないと言うよりも初めて自分で新幹線とホテルの手配をしました。旅行と言えば、結婚前は旅行会社に、結婚後は夫に任せきりで、私が出来る唯一のチケット取りは観劇のみ。という状況だったので、いやはや「初めてのお遣い」状態でしたなんとか、どれも手配で来て、「私でもやれば出来るものなのね~、私も出来る子だったのね」と言ったら、夫に苦笑いされました。さて、宝塚大劇場では、丁度贔屓組の雪組が、『ルパン三世』に続き素晴らしい!と評判となっている『星逢一夜』の公演中。東京公演までは先が長いな~(確保したのは9月後半と10月)と思っていたので、これはこれは急な事だったけれど、嬉しい誤算花の道であちこち寄って、宝塚の殿堂に行って桂ちゃんの手形見て~とか、心はすっかり夏休み気分になっております。でも、雪組で一番のお気に入り月城かなとくんが、声を潰しているとのこと。先日の新人公演でも苦しそうだったとか・・・観劇日までに、どれだけ回復出来ているか心配です。だって、今回は宝塚を初めて見るという人をお連れするのです万全な調子のお気に入りジェンヌさんを観てもらいたいじゃないですか。と思っていたら、今日また心配な情報が公式HPにアップされました。舞咲りんさんが、怪我により休演とのこと昨日、ショーのプロローグで転倒してそのままフィナーレまで出てこれなかったそうで、ショーだけでなくお芝居も休演ですから、重症なのかも・・・大丈夫なのかしら、心配です。そして、舞咲さんのパワフルな歌声が好きなので、とても残念です。黒塗りでガンガン歌うところ見たった。でも、何より身体が資本のジェンヌさんですから、時間が掛かっても、じっくり治して万全の状態で、明るい笑顔で戻ってきてほしいです。と言いつつ、東京公演には間に合ってくれるかな~と期待しています。8月はあれこれ観たい公演があって、まずは『王家に捧ぐ歌』先行抽選すっかり忘れていて、プレイガイドでなんとかとれたものの、A席隅っこでした。中旬以降に、舞羽美海ちゃん出演の『ドリアン・グレイの肖像』山口祐一郎さん出演『貴婦人の訪問』を観劇予定。あんまり入れると夫に「行き過ぎです」と言われてしまうので、どれも1回。9月、10月は比較的大人しく過ごすことにして、11月に備えます。なんと言っても、10月終盤から11月にかけては、星組トップコンビ大劇場お披露目公演『ガイズ&ドールズ』美海ちゃん&山口さん出演『ダンス・オブ・バンパイア』が控えてますからね~さ、旅行(一泊だけど)の準備しよっ
2015.08.07
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数日前、母の誕生日に合わせて、家族皆で劇団四季『リトルマーメイド』を観てきました。5月に一人で観に行って、舞台演出がとても良かったので、次は家族でと思っていたのです。席はS席だと良席を固めて取ることが出来なかったので、前回と同じでA席2階席のセンター。前回、舞台全体が良く見えて、他人の頭が全く気にならないことが判明したので、私はお気に入りの席だったのですが、背が低い母には若干手すりが邪魔だったようです。ごめんこの日のキャスト気になった&印象に残ったところだけ、キャストの感想を。アリエル:小林由希子申し訳ないけれど、ちょっとアリエル向きではないなあ、という感想につきます。とても落ち着いた声で、若々しさが感じられなかった。若いヒロインよりも、ちょっと年配の役の方が似合うのではと思いました。それから、水中での足の動きがイマイチ。前回の、三平さんはとてもきれいに泳いでいましたが、小林さんはちょっと動きが硬かったです。落ち着きすぎ、足の動きについての感想は、長女も同意見でした。歌は安定していたので、ちょっと年齢的に早いのかもしれませんが、「アスペクツ・オブ・ラブ」のローズとか、エビータのファーストレディになってからとかの方がしっくりくるのではないかしらと思いました。アースラ:原田真理前回もこの方でした。私としては青山さんで観てみたかったのが本音ですが、原田さんのアースラは絶品なので、これについては文句言わない。悪ーいおばちゃんの役ですが、あまりにはまっているので、なんか憎めない。今回も、主役二人と同じくらい大きな拍手をもらっていました。「タコが上手だったわね~、良かったわ~」とは母の談。タコ・・・? 一瞬なんのことかわからなかったけれど、ああ、アースラおばちゃんね。うんうん、歌も上手いしお芝居も上手。ラフィキやマダム・ジリーも演じていたとのことで、納得です。トリトン:芝清道観たかった~!! 芝さんのトリトン。すっごく期待していたのですよ。だけど、正直に言います。物足りない。相変わらず、とても渋くていい声なのに、声量が足りないと感じました。もっともっと、ビーンと張った素晴らしい声をお持ちじゃないですか!なのに何故? と思ってしまったのです。前回は村俊英さんで、お上手だけれど、やはり声量不足と感じました。一人ならまだしも、同じ役の二人に対して同様の感想を持ったということは、これは役者さんのせいではなく、演出がそういう指示を出しているのかしら?ユタの時に芝さん凄いね~!と言っていた長女ですが、「今回の芝さんは好みじゃない。 もっと声出せそうなのに、わざと押さえてるみたいな歌い方しているみたい」との感想を述べていました。ふむ、アリエルといい、感想が私と似ていて、親子って怖いと思いましたわ。セバスチャン:飯野おさみ前回は荒川務さんでしたので、これは元アイドル対決ですねえ(笑)それにしても、飯野さんはアラフィフならぬアラセブン(って言う?)。オペラグラスを使って観ると、確かにしわも増えたし大分老けたなぁと思いました。それなのに軽快さは昔通りで、良く踊るし良く歌う。さすが、元アイドルの底力ですねえ(←しつこいっ)。母と、「息が長い役者さんだよね~」と話しました。飯野さんが観れて良かった。84歳になった母、耳が不自由になった父を置いて、都心まで観劇にはなかなか出かけられません。観劇は、一昨年の宝塚月組全国ツアー『JIN-仁-』以来。「久しぶりに良いものを見せてもらったわ、ありがとう」と喜んでくれました。良かった、良かった。次は、雪組全国ツアーが割と近くの会場であるので、チケット頑張って取ってあげたいと思います。
2015.08.05
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