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昨日は日本一を記録したという気温の中、気軽に引き受けた仕事のため、私は高速を飛ばしていた。入道雲を横目に見ながら「気軽に」引き受けたことを早くも後悔し始める。その距離、片道110キロ余り。しかも仕事が終わるのは夜9時。飛ばしに飛ばして帰宅は10時半過ぎ。「ただいま~」…と、台所に、ここでは見慣れないカゴが。一足先に帰ったダーリン。「バァが持ってきたみたいよ~」えぇ~これは玄関にあったカゴ。玄関が涼しいので、玉ねぎやじゃがいもをいっぱい入れて置いている。これ、結構重いよ・・・気になって量る…8キロ「バァ、これ運んできたん?」「うん、まがる(邪魔になる)けん」すごい力さすが伊達に食べていない。今日もモリモリよく食べる。来客があって、その都度おやつを食べているが食事時には「さぁ食べよ」と躊躇ない。たまには力も使わないとね午後からはダーリンの姉が訪ねてくる。最近編み物に熱中しているという義姉にオーダーしていたバァの夏物首巻きを届けに。自転車で10分ほどのダーリンの実家に住む義姉がバァに会いに来たのは2度目。30分ほど過ごして、いとまを告げる義姉にバァはとてもとても名残惜しそうにし、その様子に思わず胸が詰まった私もこうして祖父母や両親に慈しまれてきた。孵らないのに今日も卵を温め続ける烏骨鶏たち。無償の愛はとても尊く切ない。
Jul 30, 2008
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猛暑、この時期を表すのにふさわしい。風のよく通る我が家でも、昼には室温でさえ30度を超えるエアコンなしでは、干からびてしまうバァの体への悪影響を『猛暑>エアコン』と判断してほぼ1日中エアコンを入れている。エアコンの中では、気持ちよさそうによく眠る。その寝顔は、天使・・・は言いすぎだが、ちょっとしたぬいぐるみバァ自身、快適度を『家>デイサービス』と判断したのか今日のデイは、お迎えが来ようという段になって「やっぱり行かん」そして、気持ちよさそうに眠る。寝るばっかりなのでお腹は減らないかなーと思ったら「腹減った」しっかり食べる。食べて寝る、これこそ、人間の基本いただき物のメロンを切って出す。「こりゃ、うまいたまげた」「うん、おいしいねー」「ウン、こがなうまいスイカは食べたことない 初めてじゃ」えす、スイカ・・・確かに赤肉だがそういえば、青肉しか食べさせたことないかも。「バァ、これはメロンよ。メロン、言ってみて」「メロン」「はい、合格」そうしてまた一眠りしたバァは今度はどんな夢を見たのか「この船には他に誰が乗っとるんじゃ」そう、ここは豪華客船
Jul 29, 2008
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今日は土用の丑。・・・と多くのブロガーがこう書き始めたに違いない今日。ウチにも登場「国産うなぎ」今年はあちこちでうるさいくらいに「国産」と謳い、お陰で「国産」の値が高騰それでも、うなぎ好きのバァに、と・・あ、いや正直に言おう。うなぎ好きの自分のため、1ヶ月近くも前から予約。延喜寿しのうな重。今日はダーリンも私も早めの帰宅。3人揃ってうなぎで乾杯「バァ、相撲見た?」ダーリンが問う。「えぇ~相撲があったんか 惜しいことした、見ざった(見なかった)」ええぇぇぇ~バァ、その真に迫るリアクションは何?「きょ、今日、一緒に見たじゃん」「いいや、見とらへん」ありゃぁ、とか言ってたじゃん・・・と思ったがまぁいい、些末なことだうまいうなぎで気持ちよく一杯やろう・・・と思ったら、好きなはずのうなぎにバァの触手があまり動いていない。今朝「バァ、今晩はうなぎよ」そう告げると、満面の笑みで「ほうかー買うてくるんか」楽しみにしてたのでは結局、ダーリンのビールの当てに、と出したいただき物の崎陽軒のシュウマイをパクパクパクパク、7個も食べウチで初めて採れたゴーヤで作ったゴーヤチャンプルを食べ、うなぎは少しだけ食べた。まぁいい、食べたいものをおいしく食べれば・・・にしても、バァの「好物」は時を選び、ちょっと読めないことがある。私とダーリンは舌鼓を打ちつつ、うな重完食。ダイエットへの道は遠く険しい
Jul 24, 2008
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ウチにはパキラが2本ある。1本は幹だけがしっかり伸びて私の背を越した大木。もう1本は10センチくらいのミニ観葉植物を買って珍しく枯らすことなく私が世話して1メートル近くになったもの。どちらも、さすが私、というくらいに葉の茂りはいまいちそのミニパキラ。これには2本の枝があって両方とも枝がムダにひょろりと伸びてその先端に葉が付いている。それでもその不恰好なパキラを私なりに大事にしていた。2、3日前のこと。ふと見ると、その枝が1本しかないな、な、なんで辺りを捜索すると、折られた1本の枝が床に落ちている書き忘れていたが、このミニパキラバァのいる居間の窓辺にある。あーーーパキラはノーマークだった一応聞いてみる。「バァ、この木折ったん?」「うん、まがるけん」まがる・・・この辺りの年寄りは邪魔になることをそういう。そっかー邪魔だったかこの日、ニャン2号が家出。ニャンが勝手に開けないようにストッパーをしている窓のストッパーが外れてる「バァ、ネコ、外に出してやったん?」心当たりがないのに疑われたときは「ワシは知らんぞー」と、語気を荒げるバァだが、そのときは「知らん」とだけポツリと言った。あやしいまだ足のむくみがあってちょっと心配だが退屈時間を有効に過ごしているよう「さあ、お昼ご飯にしよか」「飯はまだ食わんぞー」「え?なんで?」「まだ戻らんけん」ニャンが?・・なわけないか・・。そう言って、ダーリンを待つ、健気なバァの夏の一日。
Jul 22, 2008
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ここ数週間、なぜかデイサービスの朝になると「行かへーん」というバァ。私としては施設に不満もあり、バァも行きたくないなら渡りに船、と他の施設の体験もお願いし、施設の変更を本格的に検討していた。ところが、当の本人。たいていのことには「わからん」というのにいざ施設の変更について確認すると「慣れたところがええ、他には行かん」そう主張なさる結局、今までの施設のまま、「デイサービスに行ってみよか」今朝久々にそう答えた。行くと決めるや軽い戦闘モード。いつもは1時間も2時間もかけて食べる食事も右手にスプーン、左手に箸を握り箸でスプーンに載せ載せ食べる。おぉ速いそしてお迎えの来る30分以上も前ににこやかに「ほな、行ってくるのー」玄関に向かう。その足取りも軽やかまぁ楽しそうに出掛けるのだからよしとしよう。今回は入浴もオムツ換えも特に問題なし。本人も楽しく過ごせたよう。楽しかったなんていわないがおかしいと思うことははっきり伝えてこのままこの施設で様子をみることに。夜はtabirinさんから届いた有名店の「ひなどり」で乾杯tabirinさん曰く「うっちゃん、こっちゃんが食べられないように」そうそうバァが狙ってたんだったバァにはこのおいしいひなどりで満足してもらおう
Jul 16, 2008
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いくつになっても、母は子がかわいい。それは世の常。義母の通っている陶芸教室の展示会があるという。「バァ、見に行くかい?」「ウン行く」即答。と約束したのは、もう何週間も前。その日が近づいたので、2、3日前からその旨お伝えしていたら、「あれ、行くんは明日だったか」1日に何度も尋ねる。楽しみにしてるんだ昨日、日曜日バァはゆっくり昼前まで寝て、3人で出掛ける会場はデパートの展示スペース。昼頃まで会場当番という義母と落ち合って一緒にランチをしようと計画。たまには義母にも親孝行させてあげよう。並ぶ作品を一生懸命見るバァ。「これよ」と義母の作品を示すと熱心に見つめている。「上手やね」「ウン」そしてランチ。エビ好きのバァは大きなエビの載った天丼をチョイス。大きなエビと格闘しながらじっくり天丼に向かう。それはちょっと量が多いぞ、と途中「残してもええんよ」と声をかけるも「食いよるんじゃ」と逆ギレ。そうして2時間近くかけてほぼ完食お疲れさま。ちょっとショッピングもして帰ってからのバァは、朝までぐっすり畑では、順調に野菜が育つ。今日の収穫のうち、これはキュウリ。ゴーヤに隣接した苗からの収穫。お父さんがゴーヤなのか、かなりゴーヤ似。他のきゅうりと比べると大きさもゴーヤサイズ今年初めてのセミの抜け殻も発見。今年ももうそんな季節
Jul 14, 2008
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今日のおやつは好物のとうもろこし。一生懸命かぶりつくバァの図はなかなかに頼もしいookinahituji3さんに教えてもらった足湯を夜に朝にと試し、koalakoalaさんのアドバイス通り足にクッションを当てて寝させたら、立てないくらいに痛がっていたひざが治った血行不良だったよう。椅子から立ったり座ったりももう自分でできる。なんて早い復活几帳面なバァは、ポロポロこぼしたとうもろこしの粒が気になるらしい。椅子から下りて床にしゃがみこんで拾っている。・・・・と思ったら次に見たときには、そのまま床にゴロンと横になっていた起こそうと駆けよったが、近くまで行って思い直す。私も隣で床にゴロンと横になった。ここ、台所の床はヒンヤリして気持ちいい。バァと床に向き合って寝たままで、とりとめもなく話す。バァは、すぐ手の届くところにあった野菜カゴからキュウリを取りだす。「これ食うたらここで寝たままでもええのう」な、なんて不精な「ワシは3本は食える」微妙なサバイバル「ここで寝よったら、 帰ってきたらビックリするかのう」そうダーリンのことを言いながらバァはいたずらっ子のようにイヒヒと笑った。・・・あたりから私には記憶がない窓から入る風も気持ちよくて、ついウトウト。案の定、帰宅したダーリンは台所に倒れている2人を見て大いに驚いた夕飯時にバァはご機嫌な様子で赤ワインを3杯といってもお猪口大の小さなワイングラス。そして今マイブームなのはこれパッケージのかわいさに一目惚れしたのがビンゴバァもお気に入り夕飯を完食した上にワインのあてに軽くつまむ。
Jul 11, 2008
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「アイタタタタイタイイタイ」バァの声が聞こえる。今朝、突然バァはひざが痛いと言い出した。ひざは元々ウィークポイント。ちょうど昨日いただいたばかりの湿布をひざにぐるりと貼ってやる。「おぉ、直ったわい」ウソばっかりそして・・・やっぱり直ってなかった夕方にはオムツを換えるときにも「イタタタそろりとやれぃ」足は痛いが、口と頭は絶好調夕飯前に入れ歯を入れる。「ありゃこれ、よその人のじゃ」ウチによその人の入れ歯があるか「バァ、それ、上下逆よ」「おぉ、こうか」「違うっつーの」「違うっつーのか、イヒヒ」「バァ、ご飯どこで食べる?テーブルまで歩ける?」「天井で食う」ほほぅ足の方は、食事中くしゃみが出ても「ハックション、イタイ」という始末。ダーリンが調査に乗り出すバァの足を触ってダーリン、「こりゃいかん、足がパンパンに張ってる」そして件の「アイタタタタイタイイタイ」バァの声にも負けず、1時間あまりかけて、ダーリンが丹念にバァの足をマッサージ。徐々に赤みが差し、足が柔らかくなってくる。「ちょっと足動かしてみて」マッサージリハビリイタタまたマッサージリハビリイタタ当の本人はとっくに嫌気がさしているがスパルタリハビリ師は許してくれないさらにリハビリが1時間ほど続いた。痛みがだいぶん治まり、足が動くようになってようやく解放され、バァはベッドに。お2人さん、お疲れさま2、3日前からつけ始めたエアコンが悪かったのか。急に暑くなって、あまり動かなくなったのがいけなかったのか。あと半年で95歳。まだまだ足にもがんばってもらわないと。
Jul 9, 2008
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『四国は梅雨明け』のニュース後、2日続けて雨は降ったがとうとうホントに梅雨明けか?そんな気持ちいい日曜日私は朝寝坊。ダーリンは、烏骨鶏のうっちゃん、こっちゃんを眺めながら、外で新聞を読み、優雅な朝のひととき2羽は、あちらこちらと虫を探し、最近は少々のことではビビらない。母は強しといっても、ここ3、4日卵を産んでいない。ここのところ、小屋の床下へもぐるのがお気に入りで、2羽が交互にもぐっているとか。ウマいエサでもいるのか午後からは、そんな2羽の様子を見にバァもダーリンと庭へ出て草を引く。畑のきゅうりやナスも順調家の中では、生まれたてのカマキリ発見なぜに、家の中で?とも思うがこの時期毎年見かける。体長1センチ足らず。そんなカマキリ撮影中の私のところにダーリンの声が届く。「たいへん、たいへ~ん」また事件か慌てて飛び出す私にダーリンは鶏小屋を指差す。「な、なに」「ちょっとこの板外してみて」鶏小屋はフェンス内からは床下に入れるが外敵の侵入を防ぐため外側には板が張ってある。「な、な、な、なに」おそるおそる外した私は目を疑ったそ、そこには・・・2羽は卵を産んでいた8個も。しかも、床下でこっそり産んで2羽が交互にそれを温めていたのだオスはいないので、決して孵ることのない卵たちをそのけなげさに愛おしくなってちょっと泣けたゴメンね、大事に食べるからね。すぐにミルクセーキを作って3人でいただく。無性卵とわかっててもちょっと心が痛む。そして今日ものどかに日が暮れる。今日の夕焼けは心に沁みる優しい色だった。夜はいただき物のカニ「バァ、ご飯ですよ~」声をかけると「おバァですよ~」そう返事が返ってきた。いただき物と採れたて野菜で豪華食卓「バァ、うまいかい?」「はい、おご馳走でおいしいでございますよ」
Jul 6, 2008
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ケガをして約1週間。月曜、バァは無事に抜糸。最近は病院に行ったり、必要な薬を飲むことはイヤがらない。エライ人に会うと「コケたんじゃ」と訴えてるので、もう外にでるのはイヤなのかと思いきや、どうしてどうして、バァは、みかんを2個握って玄関に立っていた昼休みに烏骨鶏の世話中のダーリンと一緒に、外でみかんを食べようと思ったらしい。そうして烏骨鶏を眺めながらみかんを食べて、1時間余りをすごす。立ち上がり際、ポツリという。「あいつ、食うちゃろか」えぇ~「烏骨鶏をシメてだれがシメるん」「ワシ、うまいぞ~」やっぱり、バァにはペットという概念はないらしいそんな会話が交わされていようとは露知らず2羽の烏骨鶏はエサ探しに余念がない。少し前までは、パンをやると喜んで食べていたが卵を産むようになって栄養が必要なのか今のお気に入りは「ダンゴ虫」庭で虫を探し探し食べる。初卵から都合6個の卵を産んだ。両方がメスなので、交互に産んでいるのか、いつか出産の瞬間を見てみたい。「くろーいのが、おらんのぅ」ふとバァが言う。よくぞ気づいたそう、ニャン2号が昨日から家出中。いつの間に出たのか、ヤツは忍者かと思っていたら窓が知らぬ間にちょっと開いていた家出しても、ほとんど敷地内にいる気の小さいニャン2号を探してたら最近あまりお目にかからないものに出会う。なぜだか、今は亡き私の祖母のことを思い出して懐かしさでいっぱいにニャン2号は先ごろ帰宅。もちろん、お風呂の刑に
Jul 2, 2008
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