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サクランボの花サクランボの実があちら此方で、美しい赤い実を付けています。こちらでは鳥がせっせと啄んで、熟して人の口に入ることはなさそうです。サクランボは「桜ん坊」の意味です。別名セイヨウミザクラとも、桜桃(おうとう)とも呼ばれるバラ科サクラ属の落葉高木で、その果実をサクランボといいます。 果実は丸みを帯びた赤い実が多いが、品種によって黄白色や葡萄の巨峰のように赤黒い色で紫がかったものもあり、中に種子が1つあります。一般には「初夏の味覚」であります。サクランボの実は夏の季語ですが、近年では温室栽培により1月初旬の出荷も行われています。正月の初出荷では贈答用として約30粒程度が入った300グラム詰めで3万円から5万円程度で取り引きされ、赤い宝石と呼ばれています。サクランボは有史以前から食べられていました。桜桃の一種である甘果桜桃(セイヨウミザクラ)はイラン北部からヨーロッパ西部にかけて野生していました。古代ギリシア時代に栽培されていた記録が残されています。また別の品種である酸果桜桃(セイヨウスミノミザクラ)の原産地はアジア西部のトルコ辺りです。紀元前65年にイタリア半島へもたらされたといいます。また中国では、五経の一つである「礼記」に記述があることから、3000年前には既に栽培されていたことがうかがえます。日本に伝えられたのは明治初期で、ドイツ人のガルトネルによって北海道に植えられたのが始まりだとされています。その後、北海道や東北に広がり、各地で改良が重ねられました。 中国原産の品種に中国桜桃(シナノミザクラ)・唐実桜(カラミザクラ)があります。これは江戸時代に清から伝えられ、西日本でわずかに栽培されていました。この木材が家具、彫刻などに使われて、暖地桜桃とも呼ばれています。「桜桃」という名称は中国から伝えられたもので、英語ではチエリーですよね。さくらんぼの品種は全世界で1000種を超えると言われています。現在日本で経済栽培されている品種は約30種類ぐらいだそうです。■桜桃(さくらんぼ)の民間療法虚弱体質にさくらんぼ酒を作り、毎日寝る前にさかずき1杯飲むと効果があります。腎臓病にさくらんぼの柄には、実よりも利尿作用を促進する成分が多く含まれており、煎じて飲むと腎臓病に効果があることが知られています。また、この煎じ汁は、回虫駆除にも効果があります。痛風にアメリカの民間療法では、さくらんぼが痛風に効果があるといわれています さくらんぼの日さくらんぼの一大産地である山形県寒河江市が「日本一のさくらんぼの里」をPRするために6月20日を「サクランボの日」と制定しました。同市では、毎年さくらんぼの種とばし大会などの行事が行われます。
2007.05.25
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2006年 秋撮影柑橘の原種は3000万年前のインド東北部のアッサム地方近辺を発祥とし、様々な種に分化しながらミャンマー、タイ、中国等へ広まったとされます。日本の文献で最初に柑橘が登場するのは『古事記』『日本書紀』であります。日本の代表的な果物であり、冬になれば炬燵の上にミカンという光景が一般家庭に多く見られますが、テレビを見ながら手で剥いて食べられるということで、今 アメリカなどでは TV orange とかいうそうです。今の季節は、みかんの花が芳香を放ちながら一斉に咲いています。甘い柑橘ということから漢字では「蜜柑」と表記されます。古くは「みっかん」と読まれましたが、最初の音節が短くなって、「みかん}になりました。柑橘の名産地であった中国浙江省の温州に因んでウンシュウミカンと命名されましたが、今では日本原産種と推定されて、鹿児島県原産であると言われています。欧米では「Satsuma」「Mikan」などの名称が昔から有ります。ウンシュウミカンは農学博士の田中長三郎が文献調査および現地調査から鹿児島県長島(現鹿児島県出水郡長島町)が原生地との説を唱え、1936年に当地で推定樹齢300年の古木(第二次世界戦争中に枯死)が発見されたことからこの説で疑いないとされるようになりました。発見された木は接ぎ木されており、最初の原木は400~500年前に発生したと推察されます。●温州みかん日本独自の品種で、皮がむきやすく、種も無くて食べやすいのが特徴です。ひとくくりに温州みかんといいますが、収穫時期や産地により、多くのな品種があります。一般的にそれぞれの県名や特産地名をつけて◯◯みかんと称してブランド化していて、千葉県以西の温暖地で広く栽培されます。 語呂合わせとして「愛は静かに」というのがあります。「愛」が愛媛、「は」が和歌山、「静か」が静岡で、代表的な生産地をそれぞれ表しています。●紀州みかん中国原産ですが日本にも古くから存在します。江戸時代にはみかんの代表で、紀伊国屋文左衛門が江戸に運んだのも紀州みかんです。果実は30g~40gで香りよく美味ですが、小粒なために明治中期以降は温州みかんに主役の座を明け渡しました。鹿児島や和歌山が主な産地です。■みかんの民間療法●焼きみかん中国医学では、加熱したみかんを食べると血行が促進され、風邪の症状・腰痛・冷え性・腰痛に効果があると言われています。ひき始めの風邪には、みかんを丸ごと網にのせて弱火で焼き、全体が黒くなったら、網からおろしてアツアツの果汁を絞って飲みます。しょうが汁を加えるとより効果的です。秋に外でバーベキューなどをした後に、食後のデザートとして、そのまま網の上でみかんを焼いて食べてみてはいかがでしょうか?以外においしくてクセになるかも。●みかんの皮の効果みかんの皮にはビタミンCのほかAやDも大量に含まれています。 皮を干した陳皮は漢方では薬として用いられ、風邪、のどの痛み、せき、たん、胃のもたれ、吐き気、口臭、腹痛、下痢、乳房のはれなど幅広い効用があるとされています。家庭で作る場合は、皮を洗ってよくワックスを落とし、刻んだものを1週間干して乾燥させます。これを細かく刻んで砂糖といっしょにお湯で溶いて服用すると、風邪に効果があります。●手が黄色くなっちゃったみかんを食べ過ぎると皮膚が黄色くなります。これは柑皮症といって、カロチンが汗と共に排出されて皮膚の脂肪を着色するためです。もちろん健康上何の問題もありません。食べるのをやめると自然に色が取れます。カロチンは体内で、ビタミンAに変わります●みかんの皮の利用法1~木の床などの艶出しにみかんの表皮には艶を出す成分が含まれています。昔はみかんの皮を煮立てた水で床などを拭き、木に艶をだしました。●みかんの皮の利用法2~入浴材にみかんの皮の成分は入浴材としてからだを暖める作用があり、冷え性、リウマチ、神経痛、風邪の予防、美肌などに効果があります。日本で最も消費量の多い果実でしたが、近年の総務省の家計調査では一世帯あたりの購入量においてバナナに抜かれて二位に転落しています。ミカンダイエットを大々的に報じた「発掘!あるある大事典II」2006年10月22日放送分において、ミカンの血糖値抑制効果を示すグラフが提示されましが、後にこのグラフは改竄されたものであった事が報告されました。実際の測定結果では血糖値に目立った変化は見受けられず、ミカンダイエットの効果は疑問であるとされています。
2007.05.18
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花水木 (ハナミズキ)・別名(アメリカ山法師(ヤマボウシ))開花時期 4月中旬 ~ 5月中旬 英名はdogwood、これはハナミズキの皮の煮汁で犬のノミ退治を行ったことによります。樹皮や根皮を用い、整腸や強壮に効果があります。今から百年ぽど前の一九○九年,さくら移植を発案した人は,当時のタフト大統領夫人とシドモア女史でした。この米婦人の話を聞いた”タカジアスターゼ”の高峰譲吉博士が水野総領事や高平大使と相談し,日本から桜を寄贈することとしました。尾崎行雄氏が東京市長のころで苗木二千株を送りましたが,虫がついていたのでサンフランシスコで全部焼き棄てられました。それから二年間農事試験所で細心の注意の下に苗を育て,明治四十五年二月,染井吉野一千株と八重ざくら,香ざくらなど十種二千株を送りました。ポトマッグのさくらの御礼として大正四年から七年までの問に三回,北米特有の花水木(ハナミズキ)の白花,紅花の両種とカルミヤの苗が東京市に送られてきたのです。 このシドモア女史は非常な親日家で『人力車で日本を旅する』『へ一グ条約の命ずるごとく』など日本を紹介する著書を出しています。排日移民法の成立した時、アメリカに失望してスイスに渡り、ジュネーブの新渡戸稲造宅で昭和三年七十二歳で永眠、遺骨は横浜の墓地に葬られています。秋には葉がみごとに紅葉します。さらに、紅葉に勝って、果実が真っ赤に熟して、秋の日に映えます。花よし、葉よし、実よしと、三拍子そろった花木なのです。 その他にも花水木の天麩羅 花水木の花に衣をつけてサッと油に通したら出来上がり。花水木湯 花水木の花を湯船に浮かべて殿様気分。花水木酒 花水木の花を焼酎につけ込むこと1年。 かぐわしい香りの花水木酒の出来上がりです。滋養強壮、肉体疲労時の栄養補給に効果的。花水木油 どんな料理でもしつこさの残らない口当たりの優しい油です。 低カロリーで、ダイエットにも最適!花水木の4枚の花弁らしく見えるものは、じつはいくつもの花を包んでいる総包なのです。 中心に集まっている小さいものが本当の花です。おしべとめしべを持つ小さい花が集まっており、その周りの大きい包が美しくなっているのです。 残念なことに、ポトマックの桜に比肩できるほどの“花水木の名所”が日本には生れていませんね。
2007.05.11
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タンポポの花 菊(きく)科・開花時期は、 3/15頃~ 5/ 末頃。 種子の冠毛が丸く集まっているようすが「たんぽ」(綿を丸めて布などで包んだもの)に似ていることから「たんぽ穂」と名づけられ「たんぽぽ」になりました。よく見かけるタンポポは「西洋タンポポ」です。日本産のタンポポは萼片が反り返っていないので区別は容易です。そのようにして注意深く観察すると,我々の回りにあるのはほとんどが西洋タンポポであることがわかります。 日本タンポポ 西洋タンポポ 西洋タンポポはもともと明治初期の北海道開拓の際にアメリカ人が食用に持込んだものだといわれています。ごく普通に食べられていたようで、アメリカやヨーロッパの小説や絵本などには、よくでてきます。春に新しく伸びだした大きめの葉は、ほとんどアクもなく美味しく食べることができます。タンポポの根は深くざっと1~2mあるそうで、掘ることが出来ずに写真のように切れてしまいました。★タンポポの花 天ぷらにして食べられます。★タンポポの葉 一番普通なのは、タンポポサラダ。できれば春に伸びた新しい大きな葉を採って、ほかの野菜とまぜて、サラダにします。ザックリ切っても、手でちぎっても、何と混ぜてもお好みしだい。少し苦みがあって大人の味です。 お湯に通しておひたしやゴマあえにしても美味しく、バターいため、酢味噌あえもよいです。 ★タンポポの根のキンピラ まず大変なのは、タンポポの根を掘り取ること。まっすぐに深く入っていますので、簡単にはいきません。たいていはここで挫折してしまいます。土の柔らかい、掘りやすい所を見つけるのがコツですが、田んぼの畦や池の堤防などでは絶対に掘らないようにしてください。後は洗って、ゴボウのキンピラと同じように料理してください。 ★タンポポコーヒー まずタンポポの根をたくさん集めます。よく水で洗って、みじん切りに。広げて充分に乾かした後、焦げるまでフライパンで炒ってください。これでできあがり。飲む時は、紅茶のように熱湯を通すか、あるいは袋にいれて、煮だしてもいい。カフェインの入っていないコーヒーという感じだそうです。 ★タンポポは薬草 日本でも、また外国でも民間薬として使われているそうです。本当に薬効があるのかどうかは、よく知りませんが、本に書いてあることによれば、花が咲く前の根を干して煎じて飲むらしいです。薬効が有るとして、健胃、利尿、催乳、浄血、胆のう、肝臓 などをあげています。
2007.05.04
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