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年末のスマトラ沖の地震による大津波にはその恐ろしさを再認識させられた。日本は昔から津波被害の多い事が有名で、津波という言葉が世界共通語とは。 日本語が世界に通用するのは嬉しいことだが、もっとよい意味の言葉が普及して貰いたいものだ。逆に外国語が日本に流通するのは大変な勢いで、日本のある学者は、外来語の氾濫を「日本人が外来の事物に対して旺盛な好奇心を持っていることの表れである。」とし、またある学者は「一種の植民地的な現象だ。」と見ている。日本の知識分子の中には、習い覚えた英語・フランス語の語彙を、そのまま日本語に交ぜて使いたがるという傾向がある。それによって並の者とは違うんだ!」ということを誇示しようとするのである。聞いた人は、よく解らなくても、たずねるのはバカにされそうで工合が悪い。このようにして、本来使わなくてもよい外来語が使われるという現象は外来語増加の一因となっているのである。外来語は時にはまた、特殊で奇妙な働きをすることがある。例えば銀行の「ローン」がそれだ。日本の金融資本は収益増を目指し、様々な名目で庶民向けの貸し付けを行っている。「住宅ローン」「カード・ローン」「消費者ローン」など様々な“新商品”がある。戦前の日本人は「借金」を不名誉なことと感じていた。だが、戦後そうした考えを変える人が多くなり、借金も「財産のうち」とみなすようになった。金融資本は、この心理を利用して金を貸し出したが「借金」という言葉を使わずに、「ローン」という清新な感じの外来語を用い、客に一種の錯覚を起こさせて、自分は借金しているのではないと思いこませることに成功した。このように外来語は時として霊妙な機能をも発揮するのだ。日本の外来語は確かに軽佻、浅薄、時にはわかりにくいといったマイナスの一面もあるが、全体としてみればプラスもある。語彙を豊富にし、清新な語感をもたらし、表現力を豊かにするといったことがそれだ。1977年、日本で流行した「ルーツ」ということばはこうした意味で日本語の中に定着した一例であろう。これはアメリカの黒人作家が書いたベストセラー「ルーツ」の影響である。ここでいうルーツは「起源」もしくは「祖先」の意味だが、それらを包括して広い意味で使われるようになった。外来語は余計な説明を付け加えなくても、言おうとすることを生き生きと表現することができるようになる働きもしてくれるのである。一方日本語を学ぶ外国人も韓国、中国、オーストラリアその他で増加し、日本の理解者も増加してきたのはよいことだが、まだ国連などで公用語になっているのは英語・フランス語・スペイン語、中国語、アラビア語の6つ。日本語はドイツ語と同様にまだ入ってない。 公用語にするためには、日本語をもっと簡易なものにすることが必要かも。例えば、外国人に対しての教育として文法や発音の多少のミスには目をつぶり、通じればよいとする。 また、私たちは漢字の書き間違えなどを人前ですると大きな恥をかいたと考えるが、漢字も読めれば、横棒の1本の過不足などは気にしないなどの意識を改革するともっと容易に日本語が広まるのではないかと思う。
2005.01.29
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夏に猛威を振るったサルモネラ、腸炎ビブリオをはじめとする細菌による食中毒が一段落し、 秋空が広がる10月に入った頃から新聞紙上を賑わす食中毒があります。代表的なものは生ガキによる、ノロウイルスの集団食中毒です。カキの中腸腺に蓄積されたウイルスがヒトの小腸で増殖して引き起こされる急性胃腸炎です。ノロウイルスによる急性胃腸炎は食品によるほか、水を介する場合やさらに人→人で伝播し、主に小児や老人で流行することが明らかになってきました。同じ生のカキを食べても、食中毒になる人とならない人がいます。このような不思議な疫学的事実は昔から知られていましたが、その理由についてはよく分かっていません。(O型の人は罹りやすいとか?)ノロウイルスを含む食品などを摂取した後1-2日の潜伏期間を経て、急性胃腸炎の症状が現れる。この潜伏期間は、他の細菌性の感染型食中毒に比べると短い部類にあたり、多くの場合、嘔吐、下痢、腹痛が見られ、微熱を伴うこともあります。症状の始まりは突発的に起こることが多く、夜 床についていたら突然腹の底からこみ上げてくるような感触がきて吐き気を催し、吐いてしまうことが多い。しかもそれが一度で終わらず何度も激しい吐き気が起ったり吐いたりして、吐くためにトイレを離れられないといったことも起き、吐き気が収まった後は急激且つ激しい悪寒が続きます。これらの症状は通常 2、3日で治癒し、後遺症が残ることもないそうです。患者が増える冬は、インフルエンザの流行シーズンと重なって「今年の風邪は腹に来る」などと思っていたら、実際は感染性胃腸炎の場合が少なくないと言われます。 通常、ウイルスについての詳細な研究を行うには、適切な動物培養細胞を探して感染させ、ウイルスを増殖させることが必要ですが、ノロウイルスについては実験室的に増殖させる方法がまだ見つかっていません。 このため、検査や治療方法に対する研究が他のウイルスと比べて遅れているのが現状です。国立感染症研究所は「法的に届け出義務がないのは、ノロウイルスで毎年患者はたくさんでるが、2、3日すれば治っているのが一般的だからと。今年の罹患者数は平年並みで、すでに感染症胃腸炎は全国で約8000人で、その内75%がノロウイルスと見られています。今回のように7人もの死者を出した福山のケースはむしろ特殊事例だ」と指摘されています。 厚労省によれば、感染症胃腸炎の死者数は2003年で約1400人にのぼるが、ノロウイルスが原因で亡くなったという報告例は1999年と2002年の女性各1人の計2人だけです。2003年は死者はゼロだったのが、今冬の死者はすでに現在14人です。 感染症としてはSARSをはじめ、鳥から人に感染する新型インフルエンザの登場の可能性を指摘されていますが、対策は色々考えられています。だが「今回の福山のケースは油断していたとしか思えない」(中原教授)のが実情で、深刻な感染症に対し不安は尽きませんね。
2005.01.21
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小正月小正月(こしょうがつ)とは、旧暦一月十五日のことで元日を大正月と呼ぶのに対してこのように呼ぶ。 年神や祖霊を迎える行事の多い大正月に対し、小正月は豊作祈願などの農業に関連した行事や家庭的な行事が中心となります。松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、女正月という地方もあります。「小正月」の行事には、昔から営々と農耕を営んできた日本ならではのものがたくさんあります。 一月十五日は、お正月最後の行事として小豆粥をたきます。この粥を福茶粥とも言います、これを神前に供え熱いうちに戴くが、福をとばすから決して吹いてはいけないことになっています。また大地の豊作を祈るために、木に餅花(もちばな)や繭玉(まゆだま)を飾る風習があります。 餅花は、柳、竹などの細い枝に、餅を玉のようにつけて飾ったもので、赤色、緑色、白色などの餅玉をまるで花が咲いたように木にならせた、とてもあでやかで美しいものです。これは、江戸時代の始め頃からあったといわれ、餅の形を実った稲穂になぞらえて、その年豊作を祈ったものだといわれています。もともとは、この小正月の方が正月だったのですが 1873年(明治6年)の新暦導入と五節供の廃止令から、農耕行事として残ったものが小正月となりました。左義長(さぎちょう)といって、正月に行われる火祭りの行事があります。地方によって呼び方が異なりますが、日本全国で広く見られる習俗です。ただ東京だけは、江戸時代に火災予防のために禁止されて以降 廃れました。1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を三四本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼きます。その火で焼いた餅を食べるとその年の病を除くと言われています。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われています。とんど焼き、どんと焼きとも言われるが、これは唐土(とうど)がとんどと訛り、さらにどんとと転化したのではないかと思われます。とんどを爆竹と当てて記述する文献もあります。これは燃やす際に青竹が爆ぜることからつけられた当て字でしょう。子供の時、「どんど」で暖を取る大人に混じって,薩摩芋などを焼くのがこの上ない楽しみでした。
2005.01.14
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正月の7日に七草がゆを食べると1年間健康に過ごすことができると、昔から言い伝えられています。 君がため春の野に出て若菜(七草)摘む わが衣手にゆきはふりつつ ・・・・・・・【 光孝天皇 】・・・・・・ 百人一首でなじみ深いこの歌に出てくる若菜とは春の七草のことです。 正月七日に行われる春の七草にまつわる風習は古代中国から伝わる年中行事で、日本では平安時代に普及しました。七草粥について セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ、春の七草。現在のように粥にして食べる様になったのは室町時代以降。鎌倉時代には既に現在の七種が七草となっていたらしいが、その時代は粥ではなく羮(あつもの。汁)だったらしい。旧 正月七日(旧正月は初春である)の行事であるから、「七草を摘む」ことも可能であったが、現在の正月では、まだ七草も育っていないかな?。1900年代は10%を切った行事も、スーパーで「七草セット」を売り出した最近は50%台に回復してきたそうだ。初春の 野 は、スーパーに立場を譲ってしまった。さあ スーパーで「七草粥セット」(300円ぐらい)でも買ってこようか。
2005.01.07
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あけましておめでとうございます。 今、除夜の鐘が聞こえてきています。鐘を打つ数はお寺によってまちまちですが、108個というのが一般的。これは煩悩の数だとも、四苦八苦(4x9+8x9=108)だとも言われています。正式には、一つ鐘を打つ度に合掌し五体投地して仏に感謝しながら行ないます。「門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」 の歌は一休の作「去年今年(こぞことし)貫く棒のごときもの」昭和24年に高浜虚子が作ったものですが なにか禅問答の感じです、皆様でいろいろと考えてみましょう。-------------除夜の鐘を聞きながら、初夢を見ることにしましょう。 お正月に見る夢を初夢といい、その夢の内容で1年を占う夢占いというのが古くから行われていたのですが、さて具体的にいつ見る夢を初夢というのかについては3通りの説があります。 ・1日起きるまでに見る夢 ・1日に寝てから2日に起きるまでに見る夢 ・2日に寝てから見る夢 初夢に良い夢を見るためのおまじないとして昔から知られているのは なかきよのとをのねぶりのみなめざめ なみのりぶねのをとのよきかな (長き世のとをの眠りのみな目覚め波乗り船の音のよきかな) という回文(上から読んでも下から読んでも同じ言葉)を書いた物を枕の下に敷くというもの。 もうひとつは悪い夢を食べてくれるという獏(ばく)の絵(ってどんなのだろう)。或いは「獏」という字を書いた紙を枕の下に敷いて寝るというものです (^_^)。また、初夢に縁起がいいものは一富士・二鷹・三茄子ということになってます。富士とか鷹というのは威勢がよくていいですが、茄子というのは不思議ですね。そうして清々しく起きれば近くの山などに登って初日の出を拝もうという方も多いと思います。中でも富士山の人気は高いですが、各地に「○○富士」という別名を持つ山も多く(約200)、そういう山もまたいいものですね。利尻富士 ・・ 利尻山 十和田富士 ・・ 十和田山富士浅間山 ・・ 月形山 日光富士 ・・ 男体山 諏訪富士 ・・ 蓼科山 都の富士 ・・ 比叡山 讃岐富士 ・・ 飯野山 天草富士 ・・ 高杢島 etcそうしてお屠蘇と言えば、薬草を酒に漬けたものですね。酒は百薬の長というのは、漢の時代に税収を増やすために言い出したようです。くれぐれも飲む時は、税金の払いすぎに気を付けましょうね。
2005.01.01
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