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滝の上流と下流間の陸送に使用された蒸気機関車↑(2008年4月14日、チャンパサック、ラオス)メコン川の滝の一部↑(2008年4月14日、チャンパサック、ラオス) ラオスが抱える第2の問題点は、ラオスには海が無いということです。メコン川が活用できるのではないかと思われるでしょうが、メコン川は、ラオス南部に大きな滝があり、船の航行を妨げています。第2次世界大戦までは、フランスが、滝の下流と上流を結ぶ鉄道を敷いて荷物を運んでいましたが、非効率でした。ラオスから荷物を運び出すためには、陸路でタイまたはベトナムまで運ぶ必要があります。タイも、ベトナムも距離的には近いので、距離そのものが大きなハンデイになることはありませんが、実際には、税関をスムーズに通れない、予期しない手続きや支払いが必要となるなど簡単にはいきません。(続く)【Bon appétit !】 Landlocked countries are cut off from sea resources such as fishing, and more importantly, have no access to seaborne trade, which makes up a large percentage of international trade. Thus, coastal regions tend to be wealthier and more heavily populated than inland areas. In the case of Laos, this disadvantage is strikingly apparent, as Laos is the only landlocked country in the whole of Southeast Asia.(https://asiafoundation.org/2008/08/27/in-laos-land-linked-not-land-locked/)
2020.10.31
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機織り↑(2007年7月8日、ビエンチャン)絹織物↑(2007年7月8日、ビエンチャン) 私は、3年間ラオスに住んでいましたが、政治の話をする人はほとんどいません。ラオス人にとって自分が外国人だからでしょうか?注意して見ていると、仲間内でも政治の話はしません。1975年の革命直後から、政府の言論統制にはすさまじいものがあったようで、政府のスパイが至るところに紛れ込んでいるという話があります。極親しいラオス人が語るところによれば、ラオスは、密告社会になっているということで、誰が仲間で、誰が敵かは、わからないのだそうです。また、5人組制度のようなものがあり、お互いを監視する監視社会になっているのだそうです。平和な日常生活からは想像できないことでありますが、ベトナム戦争の大きな後遺症となっています。 ラオスが抱える第2の問題点は、ラオスには海が無いということです。(続く)【Bon appétit !】 The policy objectives of both the Lao communist government and international donors remain focused toward achieving sustainable economic growth and poverty reduction, but restrictions on freedom of expression and association are a source of concern.(https://en.wikipedia.org/wiki/Human_rights_in_Laos)
2020.10.30
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米軍が残したロケット弾(?)↑(2007年7月1日、ナムグム・ダム湖、ラオス)道端の熱帯魚売り↑(2007年8月18日、ビエンチャン、ラオス) ベトナム戦争による負の遺産は、不発弾だけではありません。ベトナム戦争の時、ラオスは二分されました。北ベトナム、ホーチミン側についた人々と、アメリカ、CIA側に着いた人々に分かれたのです。その確執が後遺症となっています。現在のラオス政府はホーチミン側の人々です。アメリカ側に着いた人々はその多くが、1975年の終戦の年にラオスから逃げ難民となりました。逃げるときにメコン川を渡り切れずに命を失った人が多かったと聞きます。ラオスに取り残された人々は、一定の地域に閉じ込められています。私がラオスに滞在した2007-2010年頃は、ビエンチャン県とシェンクワン県の一部地域でラオス民主化を掲げて反政府活動を行っていましたが、情報が統制されているため彼らの活動や生活に関してはわかりませんでした。人民革命党の一党独裁体制に反対する発言を行った人は、即座にラオス政府に拘束されているという話も聞きますが、真偽のほどは確かではありません。(続く)【Bon appétit !】 Along with the Hmong and other highland peoples a large number of lowland, ethnic Lao, crossed the Mekong River into Thailand. Between 1975 and 1995, the number of Laotians refugees, including both Hmong and lowland Lao, totalled 360,000. Most of the lowland Lao fleeing their country were urbanized and educated; many were former employees of the U.S. government. They were housed mostly at Nong Khai Refugee Camp just across the river from Laos. Between 1975 and 1997, 183,907 ethnic Lao were resettled worldwide.(https://en.wikipedia.org/wiki/Indochina_refugee_crisis)
2020.10.28
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爆弾の殻を活用した植木鉢(手前)、倉庫の柱(奧)(2007年12月1日、シェンクワン、ラオス)不発弾の爆発で足を失った人のための義足を作る(2009年6月9日、ヴィエンチャン、ラオス) ベトナム戦争の時に、ラオスが戦場になっていたことを知る人は少ない。しかも、大量の爆弾がラオスに投下されています。ラオスに投下された爆弾の量と、ベトナムに落とされた爆弾の量のどちらがどれだけ多いかご存知でしょうか?実は、ベトナム戦争中にラオスに投下された爆弾の量は、ベトナムに落とされた爆弾の量より多い。ベトナムには100万トンの爆弾が投下されました。これに対して、ラオスには200万トン超の爆弾が投下されました。200万トンという量を想像できるでしょうか?これは、毎日548トンの爆弾が10年間にわたって一日も休むことなくラオスに投下され続けたことになります。当時を知る人は、常に爆弾が降っているので外に出ることはできなかったと言っていました。歴史上これだけの爆弾を受けた国民はラオス人を除いて存在しません。また、ラオスにはクラスター爆弾が本格的に使われました。クラスター爆弾は1個の親爆弾が爆発すると中に収納されている数千個の子爆弾が広い範囲にばらまかれるというものです。しかも、子爆弾は不発弾になる率が高く、それが、今でもたくさんラオスに残っているのです。不発弾による死亡事故は後を絶たず、年に300人ほどの犠牲者が出ています。(続く)【Bon appétit !】 Forty years after the end of the Vietnam War, cluster bombs and other explosives leftover from the war continue to claim, on average, one new victim a week in Laos. Laos was not fighting in the Vietnam War, but the U.S. conducted about 600,000 bombing missions over the country, with an aim to cut supply lines to North Vietnam. As a result, Laos is the most heavily cluster-bomb polluted country on earth.(https://www.hi-us.org/laos_protecting_10_000_people_from_cluster_bombs)
2020.10.27
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空爆されたお寺跡↑(2007年12月1日、シェンクワン、ラオス)ホーチミンルート近くの家の軒先↑(2007年9月26日、サワナケート、ラオス) ラオスは桃源郷だと私は思いますが、それでも様々な問題を抱えています。 その一つは、ベトナム戦争の負の遺産です。 ベトナム戦争の負の遺産には3つあります。不発弾、民族間の対立、物言わぬ国民の3つです。 不発弾は今でもたくさん残っています。年間300人が爆発事故により被害を受けています。ラオスには世界で最も多くの不発弾が眠っています。不発弾のために農作業にも出られない地域がいまだに残っています。日本のNGOもラオスで地雷除去を行っていますが、まだ8,000万発は残っています。数百年たっても除去作業は終わりそうもありません。 ベトナム戦争の時に、ラオスが戦場になっていたことを知る人は少ない。しかも、大量の爆弾がラオスに投下されています。ラオスに投下された爆弾の量と、ベトナムに落とされた爆弾の量のどちらがどれだけ多いかご存知でしょうか?(続く)【Bon appétit !】 The actual fighting in Laos involved the North Vietnamese Army, U.S. troops and Thai forces and South Vietnamese army forces directly and through irregular proxies(代理)in a struggle for control over the Laotian Panhandle(細長い地域). The North Vietnamese Army occupied the area to use for its Ho Chi Minh Trail supply corridor(ホーチミンルート)and as staging area for offensives into South Vietnam. There was a second major theater of action on and near the northern Plain of Jars(ジャール平原).(https://en.wikipedia.org/wiki/Laotian_Civil_War)
2020.10.22
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山岳地帯の子供たち↑(2007年9月21日、ルアンパバン、ラオス)山の恵み↑(2008年3月28日、ルアンパバン、ラオス) 「1つ目は、貧困層の人が、自然の恵みであるキノコや蟻、小魚などを採ってきて、米を持っている村人と物々交換する。子供が森の中で木の上にある蟻の巣などを蟻に噛まれながら取っている姿がこれである。 2つ目は、自然の恵みを、村の市場や、道路わきに並べて販売して現金収入を得て、そのお金を使って米を購入する。道路わきに店を広げてキノコやタケノコ、果物等を売っている姿がこれである。 3つ目は、村の富裕層に日雇いしてもらい、現金又は米を手に入れる。子供を背負った母親でも可能な作業がこれである。」 その後、ある村の村長からも同様の話を聞きました。貧困層がタケノコやキノコ等の自然の恵みを持ってきたら、拒否はできず、必ず米と交換することになっているということです。それは、昔からの慣習で、そうすることによって、母親と赤ちゃんだけの世帯のように労働力がない貧困層も、村の中で生活していけるというのです。同様に、貧困層が日雇い仕事をしたいと言ってくれば、日雇い仕事を与えなければならないという暗黙の義務があるということです。 ラオスで活動しているNPOの人からも同様の話を聞いたことがあります。「貧困層は、土地がないことから貧困になっているのではなく、労働力がないことから米を作ることができない。それで貧困層から抜け出せない。新たに世帯を持つたりして労働力が確保できれば、土地は村から分け与えられるので土地はネックではない。 労働力が無い貧困層は、村内の米を持っている世帯に日雇いして米や現金を手に入れる。日雇いすると1日米4kgあるいは現金2~3ドルになる。」(続く)【Bon appétit !】 Hunting, fishing, and gathering traditionally play an important role in the household economy, although as the population has increased and wild areas have been degraded, access to these resources has gradually deteriorated. Homemade rifles are used to hunt small deer, wild pigs, and small game such as squirrels and birds; fish are caught with a variety of nets, traps, or hooks. Bamboo shoots, mushrooms, fruit, medicinal or culinary roots, and leaves are gathered in the forest according to the season.(https://en.wikipedia.org/wiki/Laotian_society)
2020.10.20
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石灰岩のタワーカルスト↑(2007年7月22日、バンビエン、ラオス)洗車風景↑(2007年7月22日、バンビエン、ラオス) 森から得られる自然の恵みで、きのこや小動物、野草等が手に入りますので、森はセーフティーネットとなっているということはできますが、米は手に入りません。 「村に行くと、労働力がなく、赤ちゃんとお母さんの二人暮らしの世帯があるけど、彼らもお米を食べている。自給自足で現金のない生活をしているのに、どうして米を食べることができるのか?」とある時、ラオス人に聞いてみた。 彼女はよくわからないという答えであったが、誰かから聞いてきたのか、次のような話をしてくれました。 「どの村にも、貧困層は存在する。貧困層は、赤ちゃんとお母さんの二人暮らし世帯が多く、米作のような重労働をするだけの労働力がない。そうした彼らが米を手にするためには、3つの方法があり、これらがセーフティーネットになっている。 1つ目は、貧困層の人が、自然の恵みであるキノコや蟻、小魚などを採ってきて、米を持っている村人と物々交換する。子供が森中で木の上にある蟻の巣などを蟻に噛まれながら取っている姿がこれだ。(続く)」【Bon appétit !】 Vang Vieng has become a backpacker-oriented town, with the main street featuring guest houses, bars, restaurants, internet cafes, and tour agencies. Attractions of the town include inner tubing and kayaking on the Nam Song River, which, until 2012, was lined with bars selling Beer Lao and Lao-Lao, and equipped with rope swings, zip lines, swimming and diving into blue lagoon, and large decks for socializing.(https://en.wikipedia.org/wiki/Vang_Vieng)
2020.10.19
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屋台で売られている炒ったカナブン、カメムシ、タガメ等↑(2008年5月24日、ビエンチャン)コオロギの素揚げ↑(2008年10月25日、ビエンチャン) ラオスでは、虫も日常の食料となっています。日本人も、イナゴ、カイコの蛹、蜂の子、ザザムシなどを食べていますので、親近感はあるのではないでしょうか。 ある日、ラオス農林省の食堂へ行きました。私は、ラオス農林省を職場としているので、この食堂は時々利用しています。いつも数種類のおかずが置いてあり、そのなかから、好きなおかずを注文します。おかずの中には、カイコの蛹や、蟻の成虫と蛹を使った料理が普通にありますので、昆虫食に弱い人は、おかずの内容をよく確認していから注文しないと、驚くことになります。私も、この食堂を利用し始めた頃、始めて昆虫食と出会った時には驚きました。 ラオスでは、甲虫類、カメムシ類、蝶や蛾の類等いろいろな虫を食べます。お祭りの時など、屋台で、こがね虫やカメムシを炒ったものが、スナック菓子のように売られています。祭りを見物しながらポリポリ食べるのだ。世界遺産の街ルアンパバンから車で40分程北に行った所にある川沿いのレストランで、コオロギの素揚げを出されました。イナゴの佃煮は日本にいた時に食べたことがありましたが、コオロギは、どうも食べる気がしません。特に、おなかの部分がやわらかそうで躊躇してしまいます。知人から、小海老の唐揚げと同じだと聞かされていました。確かに、見た目は、小海老の唐揚げに似てなくもないです。勇気を出して一匹だけ食べてみます。「うまいっ!!」驚きの味。コオロギがこれほど美味しいとは、想像もつきませんでした。確かに、小海老の唐揚げのような感触であり、驚いたことに、味まで小海老の唐揚げです。是非ご賞味あれ。 国連食糧農業機関(FAO)では、昆虫養殖業の発展に取り組んでいます。今後人口が増えて、食料が不足する事態に備えて、昆虫食を今のうちに広めていく必要があると考えているからです。ラオスは昆虫食先進国の一つとして、2010年からFAO主催の会議が開かれ、養殖技術の発展、食用昆虫規格の整備の在り方などに取り組んでいます。(続く)【Bon appétit !】 The percentage of the population of Lao PDR that regularly consumes insects is among the highest in the world. Recognizing that edible insects provide many health, nutrition, environmental and livelihood benefits, recent efforts have been made to build upon these traditions and increase awareness and appreciation of the benefits of edible insects. FAO is pleased to have supported these efforts, particularly through the Sustainable insect farming and harvesting for better nutrition, improved food security and household income generation in Lao PDR Project (TCP/LAO/3301), implemented from 2010 to 2013.(http://www.fao.org/3/a-i3749e.pdf)
2020.10.18
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乾季に現れる川岸のトウモロコシ畑↑(2009年1月11日、ビエンチャン)雨季は川底に沈む河川敷内にある畑↑(2010年1月1日、ビエンチャン) 乾季には、川の水位が下がり、川の周辺には陸地が現れます。川の上流から流れてきた腐葉土等の栄養を含んでいる土地です。従いまして、乾季になると村人たちは、これらの土地に様々な野菜等を植えます。トウモロコシ、葉物野菜、ナス、トマト、サツマイモ等。これも自然の恵みの一つであり、この土地は村人のセーフティーネットです。護岸工事は、川の周辺に現れる陸地をコンクリートで固めてしまいますので、これらの肥沃な土地を村人から奪ってしまうことを意味します。 サワナケート県に行った時のこと、モーターグレーダが往復しながら、道路工事が行われていました。村人が説明してくれました。 「先日の洪水で、この道路の上を水が横切って流れたために、道路がえぐられてしまった。そのために、道路を直しているのだ。この辺り一帯は毎年のように洪水がある。」 「洪水が起こることが分かっているなら、堤防を作って洪水が起こらないようにしたらいいのではないか」と聞きますと、 「堤防を作ったら、肥沃土が運ばれなくなる。それに、川沿いの広大な土地が農地として利用できなくなる」という返事が返ってきます。 洪水もセーフティーネットです。洪水は日常頻繁に起きていて、洪水を前提にした営みが成り立っています。(続く)【Bon appétit !】 Dam construction is growing in developing tropical countries. Among Southeast Asian countries, Laos, in particular, is relying heavily and strategically on the export of energy from existing and planned hydropower dams for its economic welfare. But the twin tales of its hydropower projects on the Bolaven Plateau have damaged its reputation for environmentally sound and safe development.(https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0169555X20301938)
2020.10.17
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タヌキ飛び出し注意↑(2020年10月13日、さいたま市)横たわるタヌキ(?)↑(2020年10月7日、さいたま市) 道路上にタヌキのような動物が横たわっています。 近づいても動きません。 おそらく死んでいるのだと思いますが、どこにも傷がありません。 タヌキ寝入りだといいのですが。 タヌキ飛び出し注意の標識をどこかで見かけましたが、タヌキにとっては命がけの道路横断です。 I wonder if the dead animal on the road is a raccoon dog or not. I hope you always take care of the raccoon dog's leaping out to the road.【Bon appétit !】 In Japanese slang, tanuki gao ("raccoon dog face") can refer to a face that looks like that of the animal, or a person's facial expression of feigned(偽りの)ignorance. By contrast, kitsune gao ("fox face") refers to people with narrow faces, close-set eyes(寄り目), thin eyebrows, and high cheekbones. Of Japanese noodles, the words "tanuki" and "kitsune" designate two varieties of the udon or soba dishes. Neither contain any of those meats. Tanuki udon/soba contains flakes of fried tempura batter (天ぷらの衣), while kitsune udon/soba contains fried tofu.(https://en.wikipedia.org/wiki/Japanese_raccoon_dog)
2020.10.16
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蜂の子など↑(2009年8月6日、ルアンパバン、ラオス)カブトムシ↑(2007年9月21日、ナンバーク郡、ルアンパバン県) 米はラオスの主食ではありますが、仮に米が手に入らないとしても、食べるものには事欠きません。米以外に豊富な食べ物が存在しています。ラオスには自然の恵みがあります。 ラオスの食卓に上がる食べ物は、森から得られる。きのこ、木の葉、木の幹、木の実、タケノコ、マンゴーやバナナ等の果実、はちみつ、野生動物、爬虫類、鳥、蟻やコオロギ等の虫。森には川や池があり、魚、海老、蟹、ウナギ、ドジョウ、カエル、タニシ等。道端の草や木の葉も料理の具材となります。 雨季作米の収穫は10月に始まります。年によっては、備蓄していた米の在庫が収穫前に無くなってしまうことがあります。ところが、自然はうまくできていて、この時期は、ナマズ、フナ、カエル、タケノコ、きのこ等自然の恵みが豊富になる季節と重なります。これらの自然の恵みがふんだんにありますので、米が無くなっても飢えることはありません。また、陸稲の収穫は雨季作米の収穫より早めに始まりますので、米不足の安全弁になっています。(続く)【Bon appétit !】 Lao PDR is a country rich in biodiversity. They provide indispensible benefits for the rural poor as agro-biodiversity is a source of food, nutrition and income. In the area of forestry, for instance, some non-timber forestry products such as animals, bamboo shoots, fruits, greens, honey are sold in local markets and some are traded internationally. Additionally, non-wood forest products, including edible insects, provide 60 per cent of the monetary income of rural villages. An estimated 40 percent of protein consumption derives from fisheries, making it the main source of animal protein.(http://www.fao.org/laos/fao-in-laos/laos-at-a-glance/en/)
2020.10.15
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メコン川で憩う(対岸はタイ)↑(2007年8月16日、ビエンチャン、ラオス)カオプン(そうめんのような米粉麺)↑(2007年7月21日、バンビエン、ラオス) 私は、米の緊急援助よりも、流通体制の整備、米価格情報の整備、米備蓄制度の整備が必要であると考えています。 ラオスには飢餓がないとは言っても、地域ごとにみれば、米不足は存在しています。これは、ラオスにおける米不足というよりは、米の偏在の問題です。すなわち、米の国内流通の問題です。実際、ラオス全体における米の需給状況をみると、供給が需要を上回っています。米の在庫量も統計上は年間需要量の半分くらいは存在していることになっています。 また、ラオスの場合、気候的にはいつでも米を生産することができますので、水さえ確保できれば、早ければ米不足から120日程度で米が供給されることになります。実際、乾季作米は、米不足の際の安全弁になっています。雨季作米が主として自家用の米を作っているのに対して、乾季作米は市場出回り用となっていて米不足により米価格が上がると作付けが増える傾向にあります。 米はラオスの主食ではありますが、仮に米が手に入らないとしても、食べるものには事欠きません。米以外に豊富な食べ物が存在しています。(続く)【Bon appétit !】 Rice production is dominated by the rainfed lowland system and is still predominantly for subsistence, with only a small proportion marketed and even less exported. However, the cultivated area and especially the yield of both rainfed and irrigated rice have been increasing, contributing to the achievement of rice self-sufficiency at the national level.(https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-981-15-0998-8_5)
2020.10.14
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たくさんの蜘蛛の巣↑↓(2010年10月13日、見沼代用水東縁、さいたま市) たくさんの蜘蛛の巣が水滴を付けて、朝陽の中で輝いています。 自転車で何度も通っている道ですが、これほどはっきりと蜘蛛の巣が見えたことはありませんでした。 まさに、蜘蛛の巣天国です。 蜘蛛の種類に詳しければ、とても興味深いのではないとかと思います。 私が知らない蜘蛛も見かけますが、多くの蜘蛛の巣には、ジョロウグモが陣取っています。 Cobwebs glanced in the sun with morning dew. These are masterpiece of Nephila or the golden silk orb-weavers.【Bon appétit !】 Spider silk is a protein fibre spun by spiders. Spiders use their silk to make webs or other structures, which function as sticky nets to catch other animals, or as nests or cocoons to protect their offspring, or to wrap up prey. They can also use their silk to suspend themselves, to float through the air, or to glide away from predators. Most spiders vary the thickness and stickiness of their silk for different uses.(https://en.wikipedia.org/wiki/Spider_silk)
2020.10.13
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大木の根本で遊ぶ子供たち↑(2007年7月12日、タンゴン、ラオス)オートバイで買い物↑(2007年7月5日、ビエンチャン、ラオス) 国連食糧計画(WFP)や国連食糧農業機構(FAO)は、しばしば、食料不足や飢餓問題を大きく取り上げています。 例えば、2011年3月に国連食糧計画(WFP)がラオスで米不足により11万人の人が苦しんでいるとの声明を発表しました。緊急に食料援助が必要としました。この記事を読んだ世界の多くの人は、ラオスでは11万人が飢えにさらされて、大変な目にあっていると感じたことでしょう。実際には、ラオスには飢餓がありません。このようなセンセーショナルな公表は、世界に警鐘を与えるという効果がありますので、一定の時期ごとに発表することは否定しませんが、はっきり言って食料援助の優先順位は低い。私は、食料援助より必要な援助があると考えています。 食料を援助するのだからいいのではないかという考えもありますが、食料援助の問題点は、ラオスの人々がこれまで築いてきた村人の知恵であるセーフティーネット(安全弁)の仕組みを壊してしまう可能性があることです。セーフティーネットとして、村内の貧富を超えた助け合いの仕組み、米不足に備えた備蓄、森を中心とした自然の恵みを活用する仕組みがあり、これらについては後述することにします。 私は、米の緊急援助よりも、流通体制の整備、米価格情報の整備、米備蓄制度の整備が必要であると考えています。(続く)【Bon appétit !】In recent years, Lao PDR ranked as one of the fastest growing economies in East Asia and the Pacific, but the benefits are not evenly spread across regions. Although the proportion of hungry poor fell from 33 to 23 percent in the last decade, the 2015 Global Hunger Index still defines the situation in the country as “serious”.(https://www.wfp.org/countries/lao-peoples-democratic-republic)
2020.10.12
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田植えの風景↑(2008年1月5日、ビエンチャン、ラオス)家族総出、料理の煙、手前は苗代↑(2008年1月5日、ビエンチャン、ラオス) ラオスでは、日本と同じように田植えの風景を見ることができます。苗代で作った苗を田んぼに植えていきます。この点、種もみを直接田んぼに播く直播が多いお隣のタイとは景色が異なります。田植えの時は、一家総出で行います。苗代で作った苗を片手で持てる位の束にして田んぼのあちこちに配置する人、田植えをする人、田んぼの一角で火をおこして食事を作る人等、多くの人が関わりながら田植えをしています。 ラオスの田植えは、密植が多い。密植にすると草が生えにくいので、草取りの手間が省けるという考えのようです。そういえば、田植え期と収穫期以外に農民の姿を水田で見かけることは少ない。 2007年頃から、幼苗1本植えもあちこちで目にするようになりました。苗を一本ずつ田に植えていく方法で、一本しか苗がないので、田植えが終わった田んぼを見ると、何とも頼りない感じがします。周りに助け合う苗がないので、苗に力が付き、生産量が増えるという技術です。田の水を落として根をしっかりはるよにしたり、また水を入れたりと、生育の管理をする必要があります。(続く)【Bon appétit !】 As rice is the main crop in Laos, Laotian farmers have a long history of growing rice using different techniques. In the lowland areas where farmers plant in paddy fields, the common technique is rice transplanting. Meanwhile, in the upland areas, farmers grow rice on the hills through direct-seeding, but since there is no irrigation in these areas, their crops are rain-fed. In both systems, the most demanding part of growing rice is labor. For the lowland farms, seed transplanting is labor-consuming, while for the upland farms, weeding, which is usually done by women, requires a lot of work.(http://asiapacificfarmersforum.net/laos-lfn-beautiful-wife-rice-cultivation-technique/)
2020.10.10
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パッチワークのような陸稲畑↑(2007年9月21日、ルアンパバン、ラオス)籾を稲穂からこそげとった収穫後の穂↑(2007年9月21日、ルアンパバン、ラオス) 化学肥料は投入しないところが多い。どうしてでしょうか?いろいろな答えが返って来ます。「洪水のおかげで常に土地が肥沃になっている。水牛の糞が肥料となっている。雨量が増えれば作付面積が増え生産量が増えるので、わざわざ肥料を使って土地の生産性をあげる必要はない。生活に必要な米を確保しているので、生産量を増やす必要がない。化学肥料を手に入れるために必要な現金がない。化学肥料を売る業者が近くにいない。」 土地作りに熱心な農家も見受けられます。ビエンチャンの郊外にある村は、村を上げて、化学肥料に頼らず、有用な微生物を使って土壌を改良しています。化学肥料や農薬に頼ることのない農業を行っています。 道路を走っている時のこと、山の斜面がパッチワークのように切り取られていることに気づきました。畑のように見えます。焼き畑の跡でしょうか。何かと思い、車を止めて、登ってみます。かなり急な斜面です。パーチワークの一片に到着します。やはり畑のようではありますが、ただ、背の高い草が生えているだけです。雑草が生い茂っています。良く見ると、一つ一つの草の穂に米粒が着いています。陸稲です。ラオスには、陸稲の生産も行われています。なだらかな斜面だけでなく、植林地の様な急斜面まで使って種を植えます。植えつけは、穴をあけそこに種モミを播く方法です。雨水を頼りに生産します。収穫の時も、穂を手ですいてモミを取るという手法。かなりの収穫もれがありそうです。現に収穫後の陸稲を見ると、穂にはモミが残っています。刈り残しも多い。雨季作水稲より少し早い8月頃から収穫できますので、雨季作米収穫前のつなぎ食料となります。陸稲の生産性は低く収量は水稲の3分の1に程度ですが、山岳地帯での貴重な食料です。(続く)【Bon appétit !】 Upland rice is grown as a subsistence crop under rainfed conditions with no fertilizer inputs. It has traditionally been grown under slash-and-burn systems with long fallows, which restore soil fertility and reduce insect and weed pressure. However, increasing population density and government policies aimed at reducing the area under slash-and-burn have reduced fallows to as little as two or three years between rice crops.(https://link.springer.com/article/10.1007/s11104-006-0049-5)
2020.10.09
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田植え風景↑(2007年7月12日、ビエンチャン、ラオス)田園風景↑(2007年7月22日、バンビエン、ラオス) お米の文化圏は東南アジア全体に言えることですが、ラオスもお米の国です。ラオスの挨拶では、「ご飯食べた?」と言う挨拶が頻繁に用いられます。ラオスでは、「食事をする」と言う時には、「キンカオ」という表現をしますが、この意味は、「キン」=「食べる」、「カオ」=「ご飯、お米」と言うことで「ご飯を食べる」と言う表現をします。日本語で、食事をするという時に「ご飯を食べる」と言いますが、ラオスの場合も、全く同様です。余談ですが、日本の文化として、「箸を使う」や「靴を脱いで家に入る」という特色がしばしば挙げられます、ラオスでも食事の時に箸は普通に使用しますし、家に入る時は靴を脱ぎます。また、「おこわ」を箸ではなく手で食べることに驚く人がいますが、日本でも、おにぎりやお寿司は手で食べますので、それほど驚くことではないでしょう。 米は、雨季の初め(5月頃)に田植えを始めます。その後、労働力に応じて、順次田植えを行っていきます。その際、品種を変えていきます。品種を変える理由は、異常気象による災害や病虫害からの危険分散です。収穫は、9月から1月頃まで順次行われます。乾季には雨が降らないため生産はできません。もちろん灌漑施設が整っていれば、乾季であっても米の生産は可能です。灌漑施設は田んぼ全体の1割くらいしか普及していません。乾季作の場合は、1月頃田植えを行い、3月から4月頃収穫を行います。灌漑施設を整えてまで乾季作米を作ろうとする人は少ないです。雨季作米で自家消費用の米が収穫できるからです。灌漑施設は、むしろ現金収入を得るための商品作物を生産に役だっています。日照り等の災害で雨季作米が不作となった時は、乾季作米の作付けが増えることとなります。(続く)【Bon appétit !】 Rice is the main crop grown during the rainy season, and under usual conditions, rainfall is adequate for rice production. However, if rain ceases to fall for several weeks to a month at a critical time in the rice growing cycle, yields will be significantly affected. Upland rice varieties, although adapted to a lower moisture requirement, are also affected by intermittent(断続的な)rains because farmers have no means of storing water in their fields.(https://en.wikipedia.org/wiki/Agriculture_in_Laos)
2020.10.06
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もち米を蒸す少女↑(2008年11月13日、サワナケート、ラオス)赤米のカオニャオ↑(2007年10月26日、ビエンチャン、ラオス) 食べるご飯の量は半端ではありません。女性も驚くほどたくさんの量を食べます。しかしながら、やせているラオス人女性が多いことから考えると、米と肥満は関係がないという真実が立証されているような気がします。一方で、よく考えてみると、中年の女性には、大柄な人が多いような気もします。さて、真実は何処に。 ラオスにおける一人当たりの年間米消費量は玄米換算で250kg程度。ただし、250kgといっても、250kgの米を直接食べているというわけではありません。この数値は、麺類や酒類に加工される米を含めてラオスで消費されている全ての米の量を人口で割った数値です。日本人の一人当たり年間米消費量は、玄米換算で65kg程度です。日本では、米ばかり食べていた過去最大の時でも150kg程度ですので、ラオス人の米消費250kgはかなり多いということができます。(注:日本の数値には餅や加工米飯は含まれていますが、その他米菓等に加工された米は含まれていないのでラオスとは消費量に含まれる米の内容が若干異なります。)(続く)【Bon appétit !】 Rice consumption per capita reached 271 kg in 2017 in Laos, according to Faostat. This is 1.40 % less than in the previous year. Historically, rice consumption per capita in Laos reached an all time high of 275 kg in 2016 and an all time low of 154 kg in 1988. When compared to Laos's main peers, rice consumption per capita in Cambodia amounted to 238 kg, 126 kg in China, 178 kg in Thailand and 216 kg in Vietnam in 2017. Laos has been ranked 1st within the group of 155 countries we follow.(https://www.helgilibrary.com/indicators/rice-consumption-per-capita/laos/)
2020.10.05
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ティップカオに入ったカオニャオ↑(2009年2月6日、ヴィエンチャン)黒米のカオニャオ(左上)↑(2007年7月10日、ヴィエンチャン) そんなことを考えていたら、興味深いことに気が着きました。最貧国と言われるラオスですが、ラオスには飢餓がないということです。 ラオスの主食は、米。しかも、もち米。もち米を蒸して食すので、毎日おこわを食べているようなものです。ティップカオ(竹で編んだ蓋つきの入れ物)にカオニャオ(おこわ)を入れて持ち歩いたり保存したりします。レストランのご飯も同様な小さな入れ物で出てきます。とても美味しい。レストランによっては、うるち米のご飯だけで、主食であるカオニャオを置いていないところもあります。ラオスのうるち米は、粒が大きく、ある程度粘り気があります。日本の様な短粒種の米もみかけます。インドの長粒種の米のようにパサパサのものはありません。 ある時、ラオス人に尋ねたことがあります。「うるち米のご飯よりおこわの方が美味しいと思うけど、もち米は嫌いなの?」「もち米を食べると太るので、制限しているの。」 米を食べると太ると誤解している人が多く、ラオスでは、特にもち米を食べると太ると思っている女性が多いようです。 食べるご飯の量は半端ではありません。女性も驚くほどたくさんの量を食べます。(続く)【Bon appétit !】 Rice farming in Laos is the least commercialised within the Lower Mekong. Moreover, Laos has suffered the most from variability(可変性)in production due to the high incidence of droughts and floods. Rice production is dominated by the rainfed lowland system and is still predominantly for subsistence production of glutinous rice(もち米), with only a small proportion marketed and even less exported.(https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-981-15-0998-8_5)
2020.10.03
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江戸城天守台↑(2020年9月30日、皇居東御苑)天守復元模型↑(2020年9月30日、皇居東御苑) 江戸城天守は、日本史上最も高い天守だそうです。現在、実物の30分の一の模型が公開されています。高さは2m位あります。ということは、実物は高さ60mでしょう。 模型が完成しましたので、今度は、実物大のレプリカが建てられることになるのでしょうか? 楽しみです。 A miniature replica of the Edo Castle is on display in the East Gardens of the Imperial Palace. I hope they build a full-seized replica in the near future.【Bon appétit !】 The castle housed the Tokugawa shogunate from 1600 to 1868. During that time, the main tower was rebuilt three times. The Imperial Household Agency made a replica of the third version of the structure built by shogun Tokugawa Iemitsu. The model is about 1/30th the size of the real thing.(https://allabout-japan.com/en/article/9601/)
2020.10.02
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象との遭遇↑(2007年7月1日、ラオス動物園、ビエンチャン郊外)ボート上の若い僧侶たち↑(2007年7月1日、ナングム湖、ビエンチャン郊外) 知人のラオス人に次のように聞きました。 「ラオスの人々は、毎日、喜捨する。毎週、お寺に行って祈る。お寺にお供えする。お寺を改修する。出家する。女性の場合は子供を出家させる。なぜ、これほど一所懸命になるのだろうか?」 彼女は、「徳を積むため。そうすれば、来世で幸せになれる。ラオス人は幸せそうに見えるかもしれないけど、それだけではない。来世においても幸せになりたい。そのために、日々徳を積むことに没頭している。場合によっては、下等動物への転生もあるので、必死に徳を積んで人間として生まれたいのよ。」と答えてくれました。 今日のブログは、ラオス回想の25回目となりますが、ラオス回想1から今日までのブログで、ラオス人がいつも幸せそうにしている秘密に気付かれたことと思います。家族や友人を大切にして、人とのつながりを最優先事項にしていることがその第1の秘密です。第2の秘密は、「ボーペンニャン」の精神です。何があっても気にしない精神は幸せの源泉です。そして、3番目の理由として、信仰心がラオス人を幸せにしています。 どれも難しいことではありません。半世紀前の日本人なら、当たり前の生き方です。現在の日本人は、人との繋がりを失い、ストレスを溜め不満を口にして、信仰心なく生きています。ラオス人と真反対です。 そんなことを考えていたら、あることに気が着きました。(続く)【Bon appétit !】 Laos: Happiness Index, 0 (unhappy) - 10 (happy): For that indicator, we provide data for Laos from 2013 to 2020. The average value for Laos during that period was 4.81 points with a minimum of 4.62 points in 2018 and a maximum of 4.89 points in 2020. For comparison, the world average in 2020 based on 150 countries is 5.48 points.(https://www.theglobaleconomy.com/Laos/happiness/)
2020.10.01
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