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中国の弁護士資格を持つかたとお昼ご一緒した。私「日本の弁護士資格は取らないのですか?」彼「外国で生まれ育った人で、日本の弁護士資格を持つ人を私は知らない。」私「何が問題なのでしょう?」彼「日本語です。」私「そんなに日本語できるのに、ですか?」彼「択一は通る可能性はある、しかし論文を通る可能性は皆無だ。」私「自己啓発のためにちょっとチャレンジしてみようかと」彼「あなたなら日本で育ったのだから出来るでしょう。」私「・・・ちょっと違うと思うのだが」山は高いに越したことはない?中国国籍が人的用件である中国の弁護士資格を持ち続ける彼は帰化したくても出来ないそうだ。
2006.03.31
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火曜日の講演会参加者にお礼メールを差し上げたら、8割の方から返信メールを頂き、内容も好意的なものでした。(返信のない2割が反省しないといけないところでしょう〉少しだけ支障のない範囲で内容をご紹介させていただきます。・昨日は、数々の貴重なご体験を聞かせていただき、勉強になりました。本当にありがとうございます。・これから連絡を取り合い、いろいろなお話しが出来ればと思っております。・新たな案件でご相談させていただくかもしれませので、その節はよろしくお願いします。・今後特許や意匠に関わる案件で、お世話になる可能性も御座いますので、宜しくお願い申し上げます。・相互協力できるところからはじめませんか?・興味深いお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。・いろんな形で、協業できれば、幸甚です。今後とも、よろしくお願いします。・人柄に触れ、仕事だけでなくお友達になりたいと思いました。・またお会いして頂いて、情報交換でも出来たらと存じております。・いろんな意味で面白かったです。御礼申し上げます。来週会社訪問させていただくところも2社出来ました。中国ビジネスへの熱いものを肌で感じた講演会でもありました。
2006.03.30
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中国国内からの債権回収のご依頼も頂くようになった。債務者が日本に居住していることをつきとめた債権者は取引の経緯書をメールで送信してくるのだ。もらった資料に基づき、債務者の身辺調査や財産調査を行い、回収可能かどうかを洗い出す。あとは内容証明書送達から始まり新たな借用書を公正証書化出来れば御の字である。裁判になればもちろん弁護士に依頼するのも仕事のうちだ。
2006.03.29
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初のライブ(講演会)を大阪産業創造会館17階で行なった。お題は「中国ビジネスの表と裏」。1.内モンゴル自治区満洲里市進出・日系企業としては第1号2.契約書3.酒と女とお金4.通訳者の功罪5.法治意識広々とした会場で、20人ほどのオーディエンスもとても熱心に耳を傾けていただき、何とか1時間お話できた。早朝勉強会のメンバーで高槻のYさんと三田のMさんも応援に駆けつけてもらえけっこう心強かったです。Yさんには講演中の録音や写真撮りまでしていただきありがとうございました。懇親会の中華もみんなでおいしく食べることが出来、なんとも開放感に浸っている今、この時です。さらに専門性を高めることで中国市場を取り込んで行きたい。
2006.03.28
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一日中大阪に居た日でした。大阪入管の申請が午後4時で締め切られるので大急ぎで駆けつけ、何とか10分前にたどり着いた。あと10分しかないのに受付には50人近い人が列を作っている。「何じゃこれは?」フロアーの中にはさらに50人以上の人が待っているのだ。すごい人だ。さすが大阪。結局受け付けてもらうまでに50分ほど並び、受理してもらうまでさらに30分かかった。でも東京はこれの3倍の込み具合だと聞く。そろそろ東京進出も視野に入れる時期かも。明日はいよいよ講演の日。
2006.03.27
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何か春が駆け足でやって来ているような感じだ。双子を連れて六甲アイランドのテニスコートに向かう前に支払が滞っている依頼者宅を訪問。玄関先での修羅場をやり過ごし、新たに借用書を巻かせて、その場を後にした。1時間遅れでコートに着くや、プレーヤに変身。準備運動不足がたたったのか左足を少しねんざし、右足の甲がつってしまった。「くわばら・くわばら」である。講演会まであと2日です。
2006.03.26
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神戸空港の開港にともない、ポートアイランドに、店舗総面積約3万8千平米の日本最大級となるホームセンターがオープンした。オープンしたのは新潟県を中心にホームセンターを運営し「一店舗巨大主義」を標榜する「アークランドサカモト株式会社(本社:新潟県三条市)」の「ホームセンター ムサシ」だ。日本製のA4コピー用紙2500枚で925円。A4クリアホルダー100枚で795円。洗剤花王ビーズ199円などなど。文具だけで5000円ほど買ってしまった。午後に日本人配偶者からの急な相談が入るが、永住申請を受任。
2006.03.25
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母に「日本が野球で世界一なったで~。すごいなあ。」と言うと。母は「で、優勝セールはどこでいつからするん?」と聞いてきた。「ん?そんなんないで。」母「価値ないな~」とあくまでバーゲンに生きがいを求める人なのである。
2006.03.24
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第12回早朝勉強会のテーマーは入管実務。事務所始めてちょうど1年。得てきた経験を90分で参加者にお伝えしたかったのですが、結果としては半分も行かなかったのかな?在留資格認定申請の勘所は扶養者の生活の安定度だ。在留資格変更申請のポイントは資格の要件をきっちり把握すること。在特取得願いのキーは愛だ。これだけではよくわからん?参加された人には伝わったかな?!
2006.03.23
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3月度中国ビジネス交流会中国ビジネス交流会3月例会のご案内講演「中国ビジネスの表と裏」2006年3月度の中国ビジネス交流会(第22回)の詳細が決定しましたのでご連絡いたします。今回は泣き寝入りしないための契約書作成等でご活躍中の李 進華 様にご講演いただきます。 <記>開催日: 2006年3月28日(火)場 所: 大阪産業創造館17階時 間: 19:00~21:10(受付18:45~)参加費: 事前申込2,000円 (事前申込は3/27 16:00迄) ※当日、中国情報誌を1冊お持ち帰りいただきます。 ※事前申込の無しで当日参加2,000円 ※当日参加の場合は雑誌の配布はありません。ご了承下さい。内 容: ●主催者挨拶(19:00~19:05) ●ご講演:「中国ビジネスの表と裏」 講師:李国際法務行政書士事務所 代表 李 進華 さん (19:05-20:10) ●質疑応答(20:10-20:20) ●参加者の自己紹介&PRタイム(20:20-20:30) ●参加者間での交流タイム(20:30-21:10)主催: 中国ビジネス交流会参加資格: 中国とのビジネスに関わっておられる方 中国ビジネスに関心のある方定員: 30名 定員に達した時点で受付は終了いたします。その他連絡事項:交流会終了後に懇親会を開催。※当日キャンセル・欠席の場合も参加費はお支払いいただきます。尚、ご参加に際しては下記をURLよりお申し込み下さい。http://china.wablog.com/256.html ふるってご参加ください
2006.03.23
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不当に解雇されそうだと言う相談が在日中国人からあった。解雇予告が30日前にされておらず、その分の平均賃金を払わないのであれば、労働基準法第20条に抵触し、不当解雇の恐れがあるので、労働基準監督署に行き、相談することをお勧めしました。在留資格の更新権限をちらつかせ、不当に外国人の人権が侵されている現状はまだまだ氷山の一角も現れていません。------------------------------------------労働基準法第20条(解雇の予告)使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少くとも三十日前にその予告をしなければならない。三十日前に予告をしない使用者は、三十日分以上の平均賃金を支払わなければならない。但し、天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となつた場合又は労働者の責に帰すべき事由に基いて解雇する場合においては、この限りでない。2.前項の予告の日数は、一日について平均賃金を支払つた場合においては、その日数を短縮することができる。3.前条第二項の規定は、第一項但書の場合にこれを準用する。
2006.03.22
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この日我が家はWBC一色でした(私だけかも)。久々に一球一打に集中しました。8回裏に1点差まで追い上げられたときは、正直ヤバイと思いましたがイチローのタイムリーと川崎の絶妙のベースタッチで完勝でした。小中高と野球少年だったので、日本が野球で世界一になれたのは最高の一言に尽きます。王ジャパンの次はジーコジャパン?スポーツでの国際化はもう何の違和感もありませんが身の回りに起こる外国人との交渉、国際結婚などにはまだまだ高くて厚い壁が立ちはだかっているようです。
2006.03.21
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中国企業と取引をされるとのことで富山から3名お客様が来られた。車で6時間、途中の渋滞にもめげずお越し下さったのだ。1月に続き2回目の来訪でもある。契約書における納期の算定方法、開発費支払時における注意事項、商品出荷時、船積み後、日本到着後の通関時の勘所など3時間近くお話させていただいた。少しでもお役に立てればよかったのだが。
2006.03.20
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午前中テニスして、午後大阪の梅田で新人行政書士の集いに参加した。行政書士会連合会・元会長の先生をお招きし、稼ぐためにどうするかを4時間にわたりお話いただいた。参加者は20名で元芸人、元スッチーや現役の病院の医者なども交じり、個性には事欠かないメンバーとなった。講演の内容は自分のターゲットとする顧客をいかに組織化し、自分の事務所をいかに組織化するか、この点に集約される。動きながら考える、まず求められるのはスピードある行動だ。初心に帰れた一日であった。明日は朝8時から夜8時までびっしり予定が詰まっている。有り難い事です。それぞれの顧客に満足してもらうために手は抜けない。
2006.03.19
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神戸中華同文学校の同窓会を開催した。当時の担任の先生(現在行政書士〉や恩師(現在同校の校長)もお招きしてホテルの静かな空間の中で思う存分話した。四半世紀を経て外見を変っても、小中学校と9年間過ごした同窓生とはやはり何か通じ合うものがある。皆40歳をとうに超え、今の職場や家庭にそれぞれの地位を築いているだが、そこに至るまでには言わないでもわかる悲哀をお互い感じ取れるのだ。これからの人生、まだまだいろいろあるはずだが、ともに歩める同窓生の存在は大事です。
2006.03.18
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神戸の生田署に中国人三人が連行された。一人は未成年者を雇用していたとのことで児童福祉法違反容疑、もう一人は街頭で客引きをしていたということで迷惑防止条例違反容疑。そしてもう一人はオーバーステイだ。ここまでならよくある話だが、問題はこの三人の複雑な関係にある。詳細は割愛せざるを得ないが。逮捕からの詳細な事情を刑事さんから聴取し、日本語が通じない家族や関係者に伝える。弁護士でないので逮捕後48時間は容疑者との接見もかなわず、国際行政書士として出来るところまでやる。明日の午前中は家族の事情聴取に警察署まで同行。お昼は神戸文化大ホールでコーラスミュージカルを子供たちと見、夕方は中学の同窓会。お天気であれば良いのに?PS.野球のWBC、日本奇跡の準決勝進出おめでとうですね。びっくりしました。まさかアメリカがメキシコに負けるとは。勝負とはこんなものでしょうか。
2006.03.17
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大阪府中小企業家同友会 北摂・新大阪支部の例会で10年来の不動産管理会社の社長が講演をすると言うので参加した。同友会に入るまでのこの社長は躁うつ病に悩んでいて、人に会えば愚痴を言ってたが、入会して8年、多くの人に教えられ、励まされてきたおかげで家業であった不動産管理業をここまで軌道修正したのだと言う。2LDK60平米で家賃13万円にしてもほぼ満室の秘密は、分譲マンション以上の質の賃貸物件を作ることだそうだ。そして滞納もない。その秘密は、家賃の入金を全てコンピューター化し、遅延者にはすぐ督促するそうだ。でも、督促されてもないものはないではないかと思うのだが?督促してすぐ払う秘密は、入居希望者を全てこの社長が面接して、ある程度入居者の性格やものの考え方を吟味しているからだそうだ。仲介業者が連れてきた入居希望者も例外ではない。昔の大家さんのように楽ではないのだ。
2006.03.16
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夕方、ちょっとイケメンの不法滞在者が事務所に来た。日本人女性と結婚するので手続をしてほしいとの依頼だ。偽装じゃないですよねと聞くと「偽装です」と言う。当事務所は偽装の手続はしないと丁重にお断りをし、偽装の危うさを1時間ほど説明した。まず、その戸籍を売ってくれた日本人女性が途中で裏切らない保証はないと言うこと。次に、偽装だと共同生活しても愛がないのですぐに入管に見破られる。夫婦としてお互い知ってしかるべきことを知らないとそこでアウトだ。最後に当事務所の信用が地に落ちることだ。イケメンの彼には好きになれる日本人女性を見つけて本当の結婚を勧めてお帰り頂いた。
2006.03.15
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3月は留学生が就労もしくは投資ビザを求めて駆け込んでくる時期でもあります。その中にあんまマッサージのお店を開きたいと言う相談があった。早速、保健所に必要な用件を確認したが留学生のままだと開設者の要件を満たすのは難しいようだ。外国人留学生の夢の実現のためサポート出来ることは何か点検していきたい。
2006.03.14
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JR三宮駅前にある当事務所の看板を1年前に見た人が今朝電話かけてきた。1年前であればちょうど看板を出した頃と重なる。要件は同棲している女性が不法在留となり、その間にパスポートも有効期限が切れたので正式に結婚したいがどうしていいかわからず、ズ~と1年も悩んだ末、頭の片隅にあった看板の電話番号を回したというものだ。なんとも悩ましい話ではないか?
2006.03.13
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雨模様の中六甲アイランドのテニスコートまで車に子供を乗せて走る。やる気満々だったが雨の中、子供をそばで遊ばしてテニスをするもの気が引けたので今日はちょっと挨拶して帰ることにした。来週は嫁も連れて来よう。
2006.03.12
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あなたを変える超熟睡短眠法・藤本憲幸の中に〈起床テクニック7か条〉がある。1.二度寝をするな2.這ってでも起きること3.五感に大きな刺激を与えよ4.目覚めたときは”生かされてよかった”と思え5.眠った時間を即忘れよ6.体の筋肉を締めよ7.呼吸を止めよ詳細は本の中にあるのでしっかり読んで実践してください。早速明日の朝からやってみよう。4時起きにチャレンジです。
2006.03.11
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今月末に講演させてもらう詳細がハローチャイナで公表された。どこまで出来るかわからないが精一杯やるつもりだ。
2006.03.10
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香港にいたときは毎週日曜日にテニスをしていたので帰国してからずっとテニスサークルを探していた。自由参加できて、コートもさほど遠くなく、レベル的には中級ぐらいで、できれば誰か知り合いがいる方がいい、なんて勝手に都合の良いように考えていたのが、帰国して2年で見つかった。書士仲間が所属していて、六甲アイランドで週2回活動している。早速行ってみると、和気藹々でレベル的にもあってそうだ。次の日曜には子供たちも連れて行くとしよう。
2006.03.09
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楽天ビジネスの勉強会が大阪であった。尼崎のM氏も出席して熱心に何やらうなずいていた。ここ3ヶ月ほど熱心にやらなかったせいか、受注がなかった自戒を込めての出席である。見積もりだしても受注頂けないのは自分の実力を上げることも大切だが競合他社を良く観察することも肝要だ。事務所に戻って早速実践してみると2社から翻訳の依頼が舞い込んだ。勉強会は学んだことを実践して何ぼやね。
2006.03.08
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ホテルモントレ神戸で神戸ブランドクラブ主催による講演会があった。講師は中国弁護士でテーマは『中国への店舗開設とその後の運営』。中小企業の社長や市会議員など20人ほどの参加者が円卓を囲んでお話を聞き、そのまま食事に入ると言うあまり経験しないパターンだったのでかなり新鮮でよかった。製造業中心で進んできた対中進出は、中国がWTO加盟後にサービス業や流通業も外資に開放しおかげで、日系企業もこの波に乗っている。進出の際、製造業との大きな違いは、非製造業には税制優遇がないということ。講師の中国人弁護士は北浜の法律事務所に勤務しており、既に300社以上の対中進出をサポートしたとのこと。これからの当事務所のビジネスに大変強力な助っ人を得た日でした。
2006.03.07
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先月23日風営法違反容疑で逮捕された元中国人は今日で勾留期限の10日が過ぎた。検察は供述に矛盾があるということでさらに勾留を10日間延長する。中国人である奥さんや友人は私を介して接見した弁護士と連絡を取ったり、情況を把握しようとするが、善意でやっているうちはいいが、お金の話をするとスッーと消えていくのだ。もっともっと自分の価値観を上げる努力をしなければいけない。さもなければ、こちらがスッーと消えることになる。
2006.03.06
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3月に入り突如として湧いてきた本の執筆話と講演の依頼話。そろそろアウトプットの必要性を感じていたのでどちらも快く引き受けた。こうして自らプレッシャーを背負い込むことで新たな道は開けるものと信じている。詳細は追々紹介します。
2006.03.05
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先日、確定申告するための準備として神戸税務署に行って来た。着いたのが4時45分ごろ。申告者はまばらだ。説明員の税理士か職員かが談笑している。空いている席に着くと優しそうな若い男性が近付いてきて丁寧にいろいろと教えてくれる。5時になろうとしたその時、おもむろに中年の職員が割り込んできた。「まず、解説書を読んでわからないところだけ質問してください!」「読むのが面倒だからきてるんやけど。」「そんな本音言うたらあかんわ。」「じゃどうしてそう追い立てるようなこと言うですか?」「職員は5時までですから」「はあ・・・・」この後どうなったかはご想像にお任せいたします。
2006.03.04
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大阪の漢方薬輸入会社に勤める中学時代の友人と卒業して初めて?会った。彼女はここに20年勤務しており、役職は課長。漢方薬といえば中国。冬虫夏草の原料を求めてチベットにも出張してしっかり高山病にかかったそうです。もちろん原料になりそうな草が育っているところであれば中国どこへでも出かけました。今では逆に中国の漢方屋さんが来日し、ゴルフのお相手をするとか。仕事が面白すぎて、未だに一人身が気になるところですが。寂しくないのと聞くと、両親と一緒に住んでいるから、とわかったようでわからない答えが返ってきました。
2006.03.03
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兵庫会の刑法WGは5回目の今日で最終回です。告訴状の書き方と相談の乗り方。法律的には刑法と刑事訴訟法が絡み合う。講師を勤めていただいた先生は元県警の刑事さん。だから、たとえ話がリアルすぎて逆に突っ込めない。たとえば、検察に告訴してもなかなか捜査しないわけを知り合いの検事さんに聞きに行ったところ、その検事が自分の引き出しを開けて見せてくれたのが山と積まれた告訴状の束。これでは進まんわ。飲み屋のつけを請求がある度に返す返すと言ってなかなか返さないのは詐欺になるのか?知らぬ間に誰かが銀行の窓口で自分の預金口座から現金を下ろしたら詐欺で訴えられるか?友人が買った宝くじの番号を細工して当選番号と思わせたら有価証券偽造になるか?などなど例は尽きないのです。明日は大阪で久々の営業。
2006.03.02
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詐欺事件で検察庁に告訴していた依頼人と神戸地方検察庁に出かけた。告発してもう1年以上経つが処分通知が届いてからは全く音沙汰なし。これに痺れを切らした依頼人が当事務所に駆け込んで来た。自分で何回進捗状況を聞いても捜査中の一点張りで全く埒が明かない。自分が女だからなめているのではないかと、怒り心頭だ。そこで、同行してみると、事務官と職員が対応しに出てくる。事務官「ご存知のように、今、宝塚市長の贈収賄容疑で検事も事務官も手が離せない。詐欺事件のような話はどうしても後回しになるので了解してほしい」と弁解しているのか、全く理由のならないことを言うのだ。検察への告訴を取り下げて、警察署に切り替えることも視野に入れなければ依頼者の利益は守れそうにない。
2006.03.01
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