雪月花~北海道からの日記
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前回、母が癌に侵されていたことを書きましたが、その母が先週亡くなりました。緩和ケアの病院に移り、月が変わって今月の連休、早朝に電話があり「血圧がとても下がっている」のことで、家族で行きました。その時は持ち直して安心できたのですが、その3日後、私が朝から見守っていた日の夕方、駆けつけたうちの家族が来るのを待っているかのように、呼吸が止まり眠るように亡くなりました。父の時は本当に私ひとりで見送ったので、それに比べればまだよかったのかもしれませんが、呼吸が止まる次の呼吸に期待を寄せたり、息が詰まったような最後の母の姿が忘れられません。その後、自宅に帰ってきたのですが、葬式の日取りがいろいろな関係で延びてしまい、亡くなってから4日後にようやく通夜となりました。その間、一緒に部屋で最後の日々を過ごし、先日無事に葬儀を済ませることができました。翌日からは、早速年金や光熱などの手続きです。いろいろなところに電話をかけたり、ネットで手続きをしたりして、手間がかかります。そして、本日は7日間の忌引の最終日。日程がずれたせいか、なかなか手続きが終わりません。今週いっぱい休みをもらうことにして、明日も公共機関へ出かけてきます。人が亡くなって寂しい上に、いろいろな事をしないといけないので、精神的に参ってはいます。しかし、本州から駆けつけて1ヶ月以上在宅勤務していた長女の明るさに助けられていました。その長女も明日帰ることになります。どんどん人がいなくなって寂しくなりますね。そんな寂しさもありますが、母の家の片付けと手続きはまだまだあります。くじけてないでこれからもがんばっていかないといけません。今回もうちのカミさんには、本当にお世話になりました。結婚直後の祖母、昨年の父、今回の母と3人もの大切な家族に親身になって世話をしてくれて、周りの親戚に文句も言わずにいてくれました。誰もが「いい嫁だ」と言ってくれることにホッとしています。父は母もういませんが、そんな温かい家族に囲まれて、本当に幸せだなと感じています。寂しくはなりますが、また私も最後まで家族と生きていきたいと思います。
2025.11.12
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