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素敵なピアノの音に触れて、思い出したことがありました。くろも小学校低学年の頃、ピアノを習っていたことがあります。1年に一度くらい、ピアノの調律師が来て、くろのピアノを調律してくれました。その作業を一部始終、飽きずに眺めていたのを覚えています。その調律師がくろに話してくれた話です。ドイツのベーゼンドルファーというピアノのメーカーがあるんだよ。そのピアノの音は、魂がこもっているんだよ。ピアノはみんな工場で作られる。普通は品質検査をしてそのまま出荷されるけど、ベーゼンドルファーは違うんだ。専属のピアニストが、できたばかりのピアノをずっと弾く。すると、急に音に魂がこもる瞬間が来るんだ。音が急にガラッと変わって、生きた音に変わる。ピアノが自分の意志を持って歌いだす。そんな瞬間が急に訪れるんだよ。100時間以上弾いてもその瞬間が訪れないピアノは、また工場に戻され、調整しなおすんだよ。そして、魂のこもった音を出すピアノだけが、出荷されるんだよ。子供心にも、とっても心惹かれる話でした。魂がこもったその瞬間、ピアノの音って一体どんな風に変わるんだろうか。その瞬間を聞いてみたい、強く思いました。大量生産と芸術性、工業製品と職人魂、その両者が交じり合う瞬間、一体なにがこの世に生まれるのか。その瞬間に立ち会ってみたいという夢は今もずっとくろの中にしまってあるんです。
2006年07月27日

SOSO、こと、重松壮一郎さんのピアノ演奏会に行ってきました。ピュアな音がさざなみのように空気を震わせ、次第にそれが大きなうねりとなって押し寄せてくるような、とても気持ちよくて不思議な音楽でした。「水滴のダンス」という曲では実際に水滴がはねる様子が目に見えるようでした。「祈り」という曲では弾く前に深くお祈りをしている姿が印象的でした。深く瞑想しながらピアノを弾くその姿はまさに祈りそのものだった気がします。「息をして」という曲を弾くとき、「僕にとって生きるということは、ピアノを弾くことです」とおっしゃっていました。本当にそうなのだろうなぁ、と思いながら聞かせてもらいました。ピアノは、1920年製のスタインウェイでした。奇跡的に戦火をくぐりぬけ、皆の要望によって修理が行われ、よみがえったピアノだそうです。疲れた心が、さざなみの中にゆっくり溶けていくような、心地よいひと時でした。また、聞きに行きたいと思います。
2006年07月25日

数日前、突然かかってきた電話「アロハ、傳次郎です。 今度原宿でイベントやるから是非来てねー」佐藤傳次郎さんは、以前ひょんなことで知り合った、世界的に有名なサーフィン写真家です。傳次郎さんの写真は神がかっているとしかいいようのないパワーにあふれています。あのレジェンドサーファー、ジェリー・ロペスともお友達です。アメリカ国籍を持っていて、いつもはハワイに住んでいます。海の日の今日、原宿でのイベントは、伝次郎さんの写真のスライドショーと、生演奏のウクレレとフラダンスのコラボ、そして、傳次郎さんが撮影した35分のショートムービーに、KAZZさんが超々カッチョイイギターやジャンベを、映像に合わせて生演奏してくれました。(今日はKAZZさんにCDにサインをしてもらって、 マジ、嬉しかったっす。)外はあいにくの雨でしたが、雨の中を通る車の音が、まるで波の音のように聞こえ、最高に気持ちのいい空間と時間を味あわせていただきました。無性にハワイに行ってみたくなりました。伝次郎さんが何十年も見つめ続けてきた波をこの目で見てみたい。何十年、いや、何世紀も同じように繰り返され、寄せては返す波。でも、一つとして同じ波はない。神の力が宿った波との一期一会。そんな出会いをしてみたくてたまりません。DENJIRO SATO exhibition『MAKANI PILI』写真展は、原宿のKDDIデザイニングスタジオにて、7月20日まで、毎日夜8時までやっています。
2006年07月17日
すっげぇ夕立が降りました。明るい空を黒い雲がどんどん消していって、雷鳴がとどろき、ポツ ポツ ポツ・・・ンンンザァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!と雨が降り出しました。くろが住んでいる部屋は5階なのですが、下の商店街を、色々な人が、傘をさしている人も自転車に乗っている人も、頭にハンカチをのせた人も、スーパーの袋を下げた人も、みんなすんごい勢いで走っていきました。人間なんて、いつもエラそうだけど、ちょっとした水滴にも耐えられないのだなぁ、おーいーぞ、いーぞ、走れ走れーダッシュだ人間!!なぁんて、ちょっと楽しい気分で、雨にも当たらず、エアコンの効いた部屋からビール片手にずぶぬれの人たちを眺めている自分は一体何様・・・?なぁんて、書いているうちに夕立はもう終わってしまいました。窓を開けると、外は涼しい風が吹いています。人間たちもゆっくり、気持ち良さそうに歩いています。もう一本、ビールをあけました。酔いが程よく回ってきました。ひさしぶりに、家でのんびりするのも、いいものです。
2006年07月15日

一緒に御蔵に行った親友、ピンキーが捉えたナイスショット!でもこれ、多分威嚇ですね・・・。イルカは顔がもともと笑っているようにできていて、「キャー、イルカちゃんがこっちむいて笑ってくれたぁ!」なんてはしゃいじゃう人も多いけど、イルカが本気で人間を襲ったら、人間なんてひとたまりもありません。ジャック・マイヨールも言ってました。一度だけ、イルカが自分の心臓を狙って突っ込んできた時、本当に死を覚悟したそうです。オスのイルカたちが群れでくんずほぐれつしている時は、気が立っているので、あんまり近づかないほうが得策のようです。 (これもピンキーが撮りました! 小魚みたいにイルカが群れてます。 イルカじゃないみたい。 すごかったなぁ。)
2006年07月11日

1本目のダイブでいきなり キターッ!3頭のイルカとしばらく泳いだ後、まだ「ピーピー」という鳴き声がするので、海の中で待っていたら、10頭以上の群れが来て、みんなの周りをグルグルと回り始めました。ホント、すごかった。その後も、立ち泳ぎしているイルカとずっと見つめあっちゃったり、 ウミガメ(アオっぽいけど、やっぱアカかなぁ?)と遭遇したり、(肩についている白いものは全部フジツボです)かなり楽しめました。まだ小さな子供とそのお母さんがゆっくり泳いでいたり、若いオスのグループが集団で激しく絡み合っていたり、(交尾の練習だと考えられています)いろいろな生態が見られました。トビウモもすんごく飛びまくっていて、向かい風をつかまえるとすごく高くまで飛ぶんです。イルカ船に乗ったくろたちの頭上を飛び越えていきました。あんなの、初めてみた。ちなみに、御蔵でドルフィンスイムするなら、「とおや」、お勧めです。もう3年連続でお世話になってますが、久雄さんのガイドは毎回どんぴしゃです。しかし今回、くろの不注意でボート上で足をとられ、後ろ向きに海に落っこち、前から痛めていた首を強打し、大変なことになりました。寝返りも自分ではうてず、一晩中、激痛に苦しみました。一時は本気でヘリを呼んでもらおうかとも思いましたが、まぁなんとかフェリーで帰ってきました。まじ、死ぬかと思った・・・楽しくも苦しかった週末でしたが、また来年もイルカに会いに行くぞー!!!
2006年07月10日
ちょっと天気は悪いですが、これからイルカと泳ぎにいってきまーす!いっぱい遊んでくれるといーなー
2006年07月08日

Keithがウチに遊びに来たので、せっかくなのでみんなを呼んで飲みました。"Hey, life is once. Ya, you gotta do what you wanna do."こんな当たり前のことなのに、Keithに言われるとビンビンくるのは何故だろう。心がユーコンに飛んでいく・・・クマが、オオカミが、ムースが、カリブーが、サケが、俺を手招きしている・・・この頭を自然の中で生き抜くために働かせ、この手を道具として、工具として酷使し、この足を獣道を追うためにすり減らしたい金儲けがうまいやつより、言葉が巧みなやつより、ムースを一発でしとめる男、太い薪を一発で真っ二つに割る男がエライそんな世界で俺の人生の勝負を、勝負をかけてみてぇよ チクショーめP.S.またまた彫っちゃいました最近連続で彫りすぎて、気づくと朝、という日が多く、大変なことになってます。Keithのクリンギット族での名前、”Mountain bird”(山鳥)と”Keith”(キース=喜巣)を組み合わせてみました。山鳥喜巣、Mountain bird's nest of joyMay your nest be filled with joy and laughter, Keith!
2006年07月05日

またひとり、職場からかけがえのない人が旅立ちました。その人は、くろが最も尊敬する人の一人です。「男がカッコイイというのは、どういうことなのか」皆、その人の背中を見て、学んできました。その人が我々の心の中に残してくれたものがあまりに大きくて、どうお礼を言っていいのかもわからない人です。失うことによって得られるものがあると最後におっしゃっていました。くろは、その人を職場から失うことにより、「覚悟」をいただいた気がします。その方が皆に残した遺産があまりに大きく、皆の心にまいた種があまりに多いため、それをどう継承していけばいいのかも分かりませんが、とにかく、くろも頑張っていこうと思います。心をこめて彫りました。これからもずっとずっと、くろに力を与えてください。一生、追い越せない男であり続けてください。本当に、ありがとうございました。
2006年07月02日
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