掃除道
~会社が変わる・学校が変わる・社会が変わる』
( 鍵山秀三郎
/ 亀井民治
、PHP文庫、2007、540円)
ぼくが読んだのは定価1300円でしたが今では文庫化されているようですね。(^。^)
「掃除のやり方」を事細かに解説してくれるほか、
写真もついています。
掃除のノウハウのことも学べますが、
それ以上に、「掃除」を徹底する(本当に徹底します!)ことにより、
荒みがなくなり、地域や学校・会社がすばらしいものへと変わっていく事実が
述べられています。
僕はこの本を読んでいると、汚れが気になりながらもほっておくということができなくなり、ついにいつもはほっている汚れた壁や、洗面台・風呂の床・トイレまわりをきれいにするべく行動しました。掃除の後は心がすっきりし、行動するエネルギーがさらに湧いてきます。
「掃除は心を磨くこと」というのは、まさにそうですね。
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
自動車用品販売のイエローハット創業者・ 鍵山秀三郎
。
彼の掃除道の波は、今や日本を越え世界中に広まりつつある。
いったい掃除にはどんな力があるのだろうか?
本書は、 掃除を毎日続けるだけで、赤字企業が黒字になり、荒廃した学校が甦り、
犯罪までもが減少したという実例を基に、
掃除が持つ力と、掃除の方法を丁寧に解説した
ものである。
掃除の驚くべき威力
を、あますところなく紹介した感動の体験記。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 掃除の変遷
/第2章 掃除の基本と心構え
/第3章 「日本を美しくする会」誕生
/第4章 掃除で何が変わったか-企業経営編
/第5章 掃除で何が変わったか-学校教育編
/第6章 掃除で何が変わったか-地域社会編
/第7章 掃除で何が変わったか-海外編
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ちなみに、タイトルに引用した「掃除は感動の心をはぐくむ」というのは、本書(文庫版でない方)のp72に出てくる筆者の言葉です。
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感動の心を育む
(p72より)
・人が手と足と身体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。
・生きるということは、感動することだ。
・自分の力を出し惜しみしている人に感動することはありません。
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「 感謝の心 」についてもその次に述べられています。
実は大きく5つあり、
(1)謙虚な人になれる
(2)気づく人になれる
(3)感動の心を育む
(4)感謝の心が芽生える
(5)心を磨く
の5つがこの個所で書かれています。
「なぜ、トイレ掃除か」に対する筆者の考えの部分です。
僕は掃除を面倒がってなかなかやらないたちなので、
そういう自分を反省して、「きづいた時にすぐ掃除」を
励行したいと思います。
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