昨日(8月14日)、水害被害にあった佐用町にボランティアに行ってきました。
同じようにボランティアに関心のある人がたくさんいると思います。
ただ、まったく経験がないと、二の足を踏んでしまうことってけっこうないですか?そこで、「ボランティアと言っても、特別なことはなくて、たとえばこういうことをするんですよ」と安心してもらうために、体験記を簡単に書いておこうと思います。
よかったら、ぜひ読んでくださいね。(^0^)
佐用町ではまだボランティアを募集しています。
神戸からは ボランティアバス
が出たりもしているようです。
団体でまとめていく方が向こうも助かりますし、
別々の車で行くより渋滞回避になります。
個人が交通費を出さなくてもいいというメリットも。
もし近くでこういった取組があるようでしたらぜひ利用されてはと思います。
参考▼ 【台風9号】ボランティア140人、バスで現地入り(産経ニュース)
僕の場合は自分の車で、 中国自動車道 を使って行きました。
佐用IC で下りました。
佐用町内は、ボランティアの方の車や、災害支援車が乗り込んでいることなどから、
一部の道路はわりと混み合っていました。
(一般車は佐用町内に行くのを自粛してくださいという表示が出ています。)
ボランティアセンター
は、 佐用町の社会福祉協議会
のある場所にあり、
広めの駐車場があります。
(電話でお聞きしたところでは、 佐用高校
もボランティアセンターとして
機能されているようです。)
ボランティアセンターでは、まず自分の名前等を登録します。
個人の場合は、待合室である程度人数が集まるまで待ちます。
僕の場合は他に2人の人と一緒になり、計3人で行動しました。
係の方から説明を受け、「 泥の除去 」の仕事を請け負いました。
スコップ や デッキブラシ を貸してもらい、僕の車に3人が乗り合わせて移動。
「昨日もボランティアとして活動しました」という方と一緒だったので心強かったです。
道中、川沿いの道を通りました。
道路が泥だらけになっていたり、
橋が流されていたり、
線路が途中からなくなっていたり、
家のものが積み重ねられて家の前にまとめて出されていたりしました。
やはりニュースなどで知っているだけよりも現地で肌で感じられることの方が大きかったです。

▲道路はところにより、まだかなり泥が残っていたりしました。 こういう泥が、民家や店の中や、ありとあらゆるところにまだまだ残っているのが
そのときの状況でした。
▲橋にはかなりいろいろなものがひっかかっていました。
▲流されている橋も多く、鉄橋なども破壊されたり、流されたりしていました。
目的地では、1階が水浸しになり、大量の泥がまだ残っている状態。
1階の床をひっぺがし、その下にたまっている泥をすくいだす作業。
泥の中から、本が出てきたり、鏡が出てきたり、眼鏡が出てきたり・・・。
そこの方のお話では「 履き物が全部流された
」そうです。
1階に置いてあったものは「 冷蔵庫までなくなった
」とのこと。
非常に驚きました。
家の中の作業のほか、家の外の 溝掃除 もしました。
なかなかの力仕事でしたが、大変親切にしていただき、大変気持ちよく作業させていただきました。
ボランティアに行った僕たちの方がお世話をされているような感じで、恐縮しました。
作業は途中、休憩をはさみながら、16時前には終わりましたが、
ボランティアはどこも16時に終わることになっているので、
帰りがかなり渋滞しました。
かなりの数のボランティアの方が活動されていたのだと分かります。
以上で体験記を終わります。
こういう肌で感じたことは、災害についての貴重な生の情報として
2学期にぜひ学校の子どもたちに伝えておきたいと思います。
(写真を撮るのも、本当はあまりしない方がいいと思うのですが、
子どもに伝えるときにあったほうがいいという思いから、
個人のところではない公共の道路や川の写真だけ撮らせてもらいました。)
なお、このブログの情報はあくまで個人的な経験による
断片情報なので、もしボランティアに行かれる場合は、佐用町のボランティアセンターなどが出されている
公式で正確な情報を参照されますよう、お願いします。
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