きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2010.01.12
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カテゴリ: 小学校

前に、給食セットをしまうように言ったとき、しまわなかっ子がいた。

今日、その子に、給食セットをしまうように言った。

文句を言いながらも、自分の席に行った。

僕は「しまいに行った」と思ったから別の用事をし終えてから、その子の席に行って声をかけた。

なにげないヒトコマだけど、ここにとてつもない大きなことが隠れている気がする。

=====================
僕は「しまいに行った」と思ったから
別の用事をし終えてから、その子の席に行って声をかけた。
=====================
のところ。

今までの僕なら、「しまいに行った」と思ったら確認することもせず、別の用事をして、そのままだった。

僕が今日したことは、
今さっき読んだ本の言葉を借りれば 存在承認 」だ。

今までは「言ったことをやらないかも。やらないだろうな」という
負のイメージを持っていたし、「言われたとおりにやりに行ったなあ」と思ってもその場限りで
思って終わりで、その子のところに行かなかった。

「きっと言われたとおりにやりに行ったぞ」と思い、
うれしくなって、そばまで行って、「やったね」と声をかける。

こんな ささいなことだけれど、
きっと 言った方も 言われた方も うれしい。

「あ、こういうのをめざしていたのかな」と ちょっと思った。

厳密には、こういうのをめざしている、と完全にイコールではない気もするのだけれど。

言ったとおりに子どもが動くことがうれしいというのは、教師の仕事としては、なんか違うという気はするのだけれど。

でも、きっとこれはコミュニケーションのカタチ。 言葉としての指示・命令とか、そのカタチにこだわるんじゃなくて、
それが一方通行ではなくて、相互に通じあったことを
お互いに確認できたことが、きっとうれしかったんだな。

そんなことを思った、今日のヒトコマでした。

(おまけ)
さっきまでお風呂の中で(!)読んでいた本。 存在承認 」のアプローチについて、詳しく書かれています。

具体的な事例が続くので、読みだすと、やめられなくなります。


子どもを伸ばす共育コーチング
 ~子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術』
石川尚子 岸英光 柘植書房新社 、2007、1700円)

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【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 『認められていない子どもたち』との新鮮な出会い
/第2章 『枠を作っている子どもたち』との前進しない対話
/第3章 『無気力・無関心を装う子どもたち』が
      自発的になる" 存在承認 "のアプローチ
/第4章 『"わからない"で片付けようとする子どもたち』が
      "自分で考え始める"アプローチ
/第5章 『本当は背中を押してほしい子どもたち』が
      一歩踏み出し"行動"を起こし始めるアプローチ
/第6章 『無限の可能性を持っている子どもたち』が
      未来に向かって"夢"を描き出すアプローチ
/第7章 『これからの世の中を変えていく子どもたち』からもらった感動
/第8章 『だからコーチングが大事!』
===========================

僕のブログの中で割と出てくる「 コーチング 」についての
具体的な実践事例の本です。

読んで下さって、ありがとうございます。
そのうえ、ブログランキングにも投票して下さるんですか。
なんとありがとうございます。
いえいえ、4つも押してくださらなくて結構ですよ。
(こんなのは「存在承認」とは言わない。たぶん)

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Last updated  2010.01.12 22:40:51
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