きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2011.12.08
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カテゴリ: よのなか(社会)

乙武洋匡さんのツイッターが本になりました。

おもしろいです。(^^)

ツイッターの魅力はこういうところにあるんだなあ、と初めてわかりました。


『オトことば。』
、文藝春秋、2011/11、1000円)

字がでかくて 文字数が少ないのでサクサク読めます。

ツイッター感覚で。(笑)

============================
『オトことば。』
読書メモ ロゴ
(乙武さんのつぶやきより。他の方へのレスの場合アリ。
緑文字 は僕の個人的感想です。)

・「 暗い子 」って、言葉が悪いよ。
 正確に言うならば、
 「 自分を表現するのが苦手な子
 だと思うんだ。

 でも、そこをすくいとってあげるのが、
 まわりにいる大人の役目。
 きっと、それを面倒くさいと思う人間が
 「明るい子バンザイ」と言うのだと思う。

 でもね、教室に貼られてる教育目標には、
 堂々と「明るい子」とか書かれてるんですよ。
 公教育が、そんな価値観の押しつけしていいのか
 って本気で思う。
 いいじゃん、暗い子。  俺は好きだよ!

大笑い 最後の「俺は好きだよ!」に救われます。
  こういうセリフを聞くと、乙武さんのこと、好きになっちゃうなあ。 

  僕も「暗い子」だった時期があります。
  ほとんどしゃべらない子だったの。

  「それもアリ」と許される社会・学校って、大事だと思います。

  教師は常に自戒しないといけませんね。
  「自分の価値観を押し付けているだけではないのか」って。
  それを思いすぎると、何もできなくなってしまうけど。

  客観的に、いろんな角度から「言葉」を検討するって、大事です。

  乙武さんはそれができてる。
  尊敬します。

・この先、他人から得た答えで生きていくの?

大笑い 「生きるってどういうことでしょうか?」の問いに答えて。

   乙武さんは自分でも書かれていますが、
   ツイッター上の質問に、けっこう突き放すような回答をされています。

   「自分のことは自分で考える」ということを
   大事にされているからこそですね。

・障害のある人とない人が、
 共に学ぶべきか、それぞれ意見の分かれるところだと思う。

 でも、そのことを考える前提として
 絶対に忘れてはならないのは、
 学校を卒業した後の社会は、
 障害者用と健常者用の2つに分けられていないということ。

みんなが生きるこの社会は、ひとつしかない ということ。

・(「アメリカでは どうして
障害者への心理的垣根 が低いんですか?」 に答えて)

 「 物質的なバリアフリー が実現されている」

 →「子どもの頃から、街や学校で障害のある人とふれあう機会が多い」

 →「 出会っても、特別な存在だと感じない

 ・・・・・・という影響は大きいように思います。

びっくり 「アメリカでは障害者への心理的垣根が低い」
   ということを、まず知りませんでした。
   勉強になります。

・「背が高い」って、ただの身体的特徴を指す言葉だけど、
 たとえば背が高いことを気に病んでいる女の子には、
 使うべきじゃない。

 でも、だからと言って、誰も「背が高い」 という言葉を
 「差別用語だ」とは言わないよね。

 言葉とは、そうして相手との関係性によって選び、
 口にするものだと思うんだ。

・障害者だって、一律じゃない。

 言葉に無頓着な人もいれば、
 傷つきやすい人もいる。

 差別用語って、
 そんな当たりまえの前提を無視した決めごとのような気がして、
 僕は好きじゃない。

 一人ひとり、目の前の相手を見て、感じて、
 言葉を選ぼうよ。

 そんなの、相手が健常者だって、障害者だって、同じだよ。

・やはり、 先駆者 という存在が必要なんだと思う。

 障害を笑いのネタにすることがタブーとされている社会で
 あえてそれをすれば、風当たりも強くなる。

 でも、僕は今後も発信し続けていこうと思う。
 身体障害をたんなる特徴のひとつとして捉えてもらえるような
 社会にしたい
から。

 ”自虐”と感じるのは、
 障害を”負”と捉えているから。
 だから、「これ、笑っていいのかな」と
 ためらいが生じてしまう。

 障害をネタにしたギャグに「あはは」と笑えるようになる社会。
 それこそが究極のバリアフリーだと思っている。

 だから、これからもつぶやかせてください。
 くだらない140文字を。

スマイル 「先駆者」として、信念を持って行動されていることがよくわかります。

   僕は、何でも笑いのネタにする、というのには
   少し慎重な意見を持っていますが
   『「障害」を単なる特徴のひとつとして捉えてもらえるような社会にしたい』
   この思いには、とても共感します。

============================

乙武洋匡さんの本はけっこう読んでいます。

どれも、「読んでよかった」と思える本ばかりでした。

有名なのは『五体不満足』ですが、その後たくさんの著書を出されています。


『五体不満足完全版


『だいじょうぶ3組』 (小説)/ 乙武洋匡


『だから、僕は学校へ行く!』 / 乙武洋匡


『希望 僕が被災地で考えたこと』 / 乙武洋匡

 ▼ブログ記事  乙武洋匡『希望 僕が被災地で考えたこと』

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Last updated  2011.12.08 23:25:08
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