『9割がバイトでも最高の感動が生まれる
ディズニーのホスピタリティ
』
(福島文二郎、中経出版、2011/11、1300円)
本日が第3回。最終回です。
(第1回は こちら )
=============================
『9割がバイトでも最高の感動が生まれるディズニーのホスピタリティ』
3
(p142~最後まで。
・
以降の 太字
は本の内容。
顔マークのあとの 緑文字
は僕の個人的コメントです。)
・企画・開発担当者の「 思い 」を伝える
→ すると、
「そんな思いが込められているのか」
「よし、みんなで一生懸命売ろう」
などと 商品に対する愛着や誇りが生まれ、
モチベーションも上がってくる。
商品開発でも新規プロジェクトでも、立ち上げの時期が
一番エネルギーがありますね。
だんだん、そのエネルギーが薄れていってしまう。
ディズニーは創業者のウォルト・ディズニーの理念を
繰り返し従業員に思い起こさせることをしていますが、
それ以外にも、企画・開発担当者の「思い」をつたえることを
本当に大事にしているようです。
熱い思いは伝染し、チームが一体となって前進する力となりますね。
例えば、今は当たり前のようにある「学校」ですが、
これも、世界で初めて「学校を作ろう!」と思った人の思いを知れば、
その思いを今に生かそうという気持ちになるかもしれません。
・・・「学校」を初めて作った人は誰だか、知りませんけれど。(^^;)
・最初はぎこちなくても 笑顔で明るく 挨拶
を交わしていると、
自然にコミュニケーションもとりやすくなってくる。
そして、チームワークもよくなり、
居心地のよい職場になってくる。
これ、シンプルですけどかなり効果がありますね。
今の職場は今年度ある先生が率先して挨拶をされ、
他の職員にも呼びかけられて周りも次第にするようになったので、
雰囲気が ぐ~っ! と、よくなってきました。
「大きな声でげんきに挨拶!」
これって、あなどれません。
荒れた学校やしんどい職場でも、
これだけなら何とかがんばってできそうじゃないですか?
これが突破口となって、けっこう劇的に変わってくる、
ということもあるようです。
僕が初めて就職した民間の会社でも、
すごく元気に挨拶する方がおられました。
あの方はこの効果を知っておられたのかな。
今は独立して社長をされています。(^^)
・ディズニーでは ゲストに対して
「いらっしゃいませ」
と挨拶しない。
「いらっしゃいませ」と挨拶した場合、
挨拶を返すことはむずかしい。
ディズニーのキャストは、
「おはようございます」
「こんにちは」
「こんばんは」
の3つを使い分ける。
この3つの挨拶に対しては、
必ずといってよいほど、ゲストも挨拶を返してくる。
☆挨拶がゲストとコミュニケーションをとるきっかけになる。
○やさしい 笑顔
、
○
親しみのある 挨拶
、
○
相手の存在を認める アイコンタクト
、
○
相手が不快に思わない 身だしなみ
★まず、基本があり、
そこから「ホスピタリティ」が生まれる。
=============================
職場環境改善に、とても役立つ本です。
職場でディズニーの研修会とかあったら、いいだろうな~。
もし学校がディズニーランドだったら、来るのをいやがる子はいないでしょうね。(^0^)
↓記事がお役にたてましたら、クリックいただけるとうれしいです。
ブログ王ランキング
『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終… 2021.01.18
「コミットメント」と「覚悟」 ~野口𠮷… 2018.12.09
パソコン教室「わかるとできる」の名物先… 2018.12.08
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments