『ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法』
(ディズニー・インスティチュート、日本経済新聞出版社、2005、1400円)
この本の読書メモの続きです。
(第1回は こちら 。)
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『ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法』
6
(p97~:4章「感動を体感してもらう空間づくり」より。
・以降の太字部分は、本の内容。
顔マークのあとの 緑文字
は僕の個人的コメントです。))
・観客をその世界に引き入れるには、
セットの細部ひとつひとつが物語を支えなければならない。
・「背景が本物のように見えなければ、
とうてい受け入れてもらえないだろう」(ウォルト・ディズニー)
・矛盾ひとつ、その場所にそぐわないものがあるだけで、
すばらしい経験の瞬間が消え去ってしまう。
・無愛想な従業員がいたら、すべてが台無し。
★ 細部に、徹底的に注意を払う
。
やっていることは、それだけ。
1:お客様を知る
セットをつくりはじめる前に、だれが使うのかをきちんと理解する。
2:ゲストの気持ちになる
お客様の視点で評価する。
3:人とアイデアの流れを整理する
セットを物語と考え、その物語を順序どおり整理して話してみる。
4:”目を引くもの”をつくる
”視覚の磁石”(ex.パークの中心に位置する「シンデレラ城」)
5:視覚リテラシーを使う
セットを通じて情報を伝える
6:過負荷を避け、わくわくする気持ちにさせる
7:一度にたくさんの話をしない
8~10:略
・五感すべてに訴えるデザイン
これは、いわゆる「ユニバーサルデザイン」の考え方にも
近いのかな、と思います。
・オンステージとバックステージを分ける
・キャストに休息をきちんと与えるのは大切。
・キャスト用食堂や休憩所で、自社の映画や音楽が流れることはない。
・キャスト全員がメンテナンス要員
・キャストがパーク内のゴミを拾わなかったり、
修理が必要な部分に気づかずに通り過ぎるようなことは、
けっしてない。
(p132まで)===============================
続きは、また次回。
次章は「ディズニー・マジックは入口から」です。
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