特に幼児教育ではかなり取り入れられているのだとか。
具体的にどうやって学ぶのか、気になりますよね?
マンガの中ではもちろん具体的な授業場面も描かれています。
たとえば、算数。
(マンガの中では「エポック授業」として紹介されています。)
日本の標準的な教え方は、「1+1=」とかですよね。
対応する答えが、ひとつしかない。
ところが本書で紹介されている教え方は、
リスさんがどんぐりを見つける、というお話の中で、絵と一緒に
「6個のどんぐりは、いくつといくつに分けられますか」
という問いがなされ、
「6=2+4」
「6=3+3」
などの式が示されていました。
(p46)
本書の最後の「エピローグ」でも、
・無限の可能性に目を向ける「逆向きの足し算」は、シュタイナー教育のあり方そのものを象徴する実践
(p210)
と書かれています。
右辺と左辺を逆にするだけで、いろんな可能性があることに子どもが気づけるなんて!
「こんな単純なことで!」と、魔法のように思いました。
この本を読むと、僕たちが普段よく使う言葉の使い方に関する気づきも、生まれました。
まねをしたいからまねるのであって、それは、自由なものであるはずです。
強制からは、学びは、生まれません。
ほんとうに、今の授業というやつには、もっと音楽などの芸術の要素が必要な気がします。
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